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王都がモンスターの大群に襲われた!?

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レイスとアイスを連れてギルドに来た。
中に入るとカレンたちがクエストを発注していた。
終わるまで待っているとこっちに気付き
「ユウキさんクエスト発注してきました。その子達は?」
「レイスとアイスだ。」
「ユーキさんなんすか?ロリコンっすか?」
「サン。俺はロリコンじゃない。純粋だからな。」
「でもユーさん獣人族大好きですよね?」
「それはそうだけどね。助けたんだよ。」
「師匠コイツら仲間?」
「師匠…。怖い……。」
二人とも俺の足にしがみついて隠れてしまった。可愛いから許す。
「大丈夫だ。みんな優しいし頼りになるから。」
「「そうなの?」」
「大丈夫ッスよ。このお姉さん達は優しいから。」
「ところでユウキさん説明よろしいのですか?」
「そうだな。」
近くにあった椅子に座り説明をした。


「そういう事でしたか。」
「ユウキ様は優しすぎるとも思いますがいいでしょう。そして二人をパーティーに入れると?二人は納得してるんですか?」
「師匠のパーティーに入って恩返し!」
「助けてくれた師匠…の…手助け…する。」
「お前らいいだろ?俺が守るし強くなるまでは。」
「それなら安心できますからいいですよユウキさん」
「良いっすよ!」
「ユーさんが信じているなら!」
「私もいいですよ。」
みんな納得してくれたのでクエストに行く事にした。
「クエストは何だ?」
「はい。少し強いですがクイーンサイクロプスの討伐です。」
「クイーンサイクロプスって何?」
「ユーキさん知らないんすか?サイクロプスには、それぞれの巣があってそこに居るクイーンサイクロプスってのが一体だけいるんですよ。この時期はサイクロプスの繁殖期なんすよ。だから討伐しなくちゃいけないんす。」
「なるほどな。強さは?」
「そうッスね?サイクロプス三体分ってところです。」
「結構強いんだな。」
「というわけでユウキさん行きますよ。」
「おう。」
昨日の門を抜けて草原を抜け森に入った。
すぐに見つかったもののサイクロプスの数が異常だった。
「50体はいますけどどうします?」
「少し待って。万物創生」
作成するスキル名

経験値パーティー共通
パーティーメンバー全員に経験値がいく

並列思考処理
たくさんの事を同時進行で考えて処理できる。

移行スピードアップ
ユキの移行が速くなる。

【移行完了しました。】
サンキュー。

「どうしたんですか?」
「何でもない。」
経験値パーティー共通スキル常時発動にしとかないと。


ピキンピキンピキンピキンピキンピキンピキンピキンピキンピキンピキンピキンピキンピキンピキンピキンピキンピキンピキン

うるさいな!
【マスターすごい量が来てます。】
「カレン撃て。防御結界!」
「はいっ?全員ぶっ飛びますよ!」
「大丈夫だ。結界張ってる!」
「よく分かりませんが信用します。
爆炎よ来い!全てを破壊する一撃
エクスプロージョン!」
キュイーンバゴォォォォーーン!
威力上がったな!
「グォォォォォォォォォ!!」
「うるせぇー。魔弾銃」
キュイーンバンバンバンバン
「お前らいつも通りな!」
「「「「はい!」」」」
「アタックアップ、スピードアップ」
ズババババァーン、スパッスパーン、
スドォォォォーーーーン、スパッスパッスパッ、
「キルブレード!」
ズババババァーンズババババァーン!
「いくっすよ。炎よ来い!敵を燃やし尽くせ!
フレイアナックル!」
ドゴゴゴゴゴォーン!
「風のごとく、敵を切り裂け!
ウィンドウブレイク!」
ズババババァーン!
「雑魚を一掃し終わったしクイーン探しにサン行くぞ。」
「うっす!」
「私たちはどうすれば?」
「レイスとアイス守ってて」
「分かりました!」
巣の中は岩場を削って作ってある。
「広いっすね」
「そうだな。」
「ギュルルルォォォォォォ」
「ユーキさんクイーンの鳴き声ッスよ!」
「これがクイーンの鳴き声か。」
ドスンドスンドスンドスンドスンドスン
「ギュルルルォォォォォォ」
「サン行くぞ!」
「うっす!アタックアップ、スピードアップ」
「炎よ来い!敵を燃やし尽くせ!
フレイアナックル!」
ズババババァーン!
「効いてないっすよ!」
バゴォォォォーーン!
「サン下がってろ!」
「うっす!」
「鑑定」

クイーンサイクロプス
Lv95
攻撃力500
防御力900

よわっ!いや、違う。俺が強すぎるだけだ。
【気付くの遅すぎますよマスター!】
ユキすまん!なら問題なく勝てるな。
【それは、もちのろんですよ!】
よし!
「魔弾銃」
キュイーンバンバンバンバン
手足を撃って動けなくしてから
「ライトニングスラッシュ!」
スパッーーーーーーーーーーン!
「すげー!流石ユーキさんッスね!」
「おう。」
巣から出てカレンたちと合流する。
「お疲れ様でした。しっかり倒しましたか?」
「おう。」
「ユーキさん凄いんすよ!俺の攻撃が通らないのにユーキさんの攻撃は通るんすよ!」
「流石ですね。ユウキ様」
「流石です師匠。」
「師匠………。最強………?」
「ユーさんは最強ですね!」
何かもういいや!
「そうかもな!」
そして俺らは王都に戻りギルドへクエストの報告して報酬を受け取ってギルドを出たら
ゴォォォーーーーン、ゴォォォーーーーン
ゴォォォーーーーン、ゴォォォーーーーン
ゴォォォーーーーン、ゴォォォーーーーン
「モンスターが来たぞぉぉーーーー!!」
王都の人達は王城の中へと逃げていった。
「まさか今日だったのか!」
「何のことですか?」
「お前らここで待ってろ!」
「何故ですか!私たちはパーティーですよ?」
「だからこそだよ!お前らは俺の家族同然だ!レイスとアイスを連れて王城に避難してろ!」
そんなことを喋っていると
「「「「「ユウキ!」」」」」
ケイ達とチェイス達がこっちに向かってきていた。
その後ろから物凄い勢いで走って来る人がいた。
「ユウキ!モンスターが来た。頼めるな!」
「もちろん受けますよ。国王俺の仲間を頼めますか?」
「もちろんいいだろう!」
「なら、お願いします。あと物凄い地鳴りがするかもしれませんが必ず王都を救いますので気になさらないでください。」
「承知した。仲間は任せたまえ!」
「よろしくお願いします!」
そう言って門へ向かった


門番の人にモンスターのいる方角を聞いて門から出た。
「千里眼」
数万体は居るけど全てをワンパンは無理だな。でも流星群を使うのにはいいか。
「防御結界!」
街全体と俺を結界の中に入れて
「凄くワクワクしてきた!いくぜ!
流星群!」
ヒューーーーヒューーーーヒューーーー
ヒューーーーヒューーーーヒューーーー
ヒューーーーヒューーーーヒューーーー
バゴゴゴゴォォォォォーーーーーーーーーーーーーーーーン
バゴゴゴゴォォォォォーーーーーーーーーーーーーーーーン
バゴゴゴゴォォォォォーーーーーーーーーーーーーーーーン

エグいなぁ。これはクレーターが出来ちゃうな怒られたらどうしよう?てか地鳴りしないな?
【結界の中は何も起きません。そして心配するのそこですか?】
だって怒られたくないじゃん。
【そろそろ終わります。】
結構降ったな。
「千里眼」
うわっ。あたり一面モンスターの死骸やらクレーターやらで凄いことになってるな。
モンスターはあと少しだな。殺るか!
「自動装備」
すげーー!一瞬で防具着れた。剣もしっかり作ったやつだな。
「雷魔法付属」
もうだいぶモンスターが近くに来た。
「モンスター共死ねぇーー!」
ズババババァーン、ズババババァーン
スパッスパッスパッスパッスパーン
「ライト装備ライトニングスラッシュ
レフト装備ライトニングスラッシュ!」
ズババババァーンズババババァーン!
「キルブレード!」
ズバババァーンスパーンスパーンスパーン
「ナンバーワンソード武器変形    弓」
スパッスパッスパッスパッスパッスパッ
「炎魔法付属」
これで火矢になるはず
ボッボッボッボッボッボッボッボッボッ
「ナンバーワンソード武器変形    剣」
あと10体位だな。
ズババババァーンズババババァーン!
【称号獲得(爆撃王、鬼神、真の魔王、
処刑人、神人)】
なにこれ?この称号おかしいだろ。
まぁいいか!
【マスターお疲れ様です。】
そうだな。あの量ホントに俺一人で倒したのか。自分でもびっくりだな。
【そろそろ戻りましょう。】
そうだな。
「防御結界    解」


王城に向かった。すると門の前で門番が俺を凄い凝視してきた。
「えっと。ユウキですが?」
「あっ!はい!応接室にてお待ちですよ」
「そうですか。ありがとうございます。」
なんであんなに見てきたんだろ?

「国王俺です。」
「ユウキか!終わったのか。」
「滞りなく終わりましたよ。」
「流石速いな。」
「そうすか?まぁちょっと色々やりましたから。」
ドタバタドタバタドタバタドタバタ
「こ、国王!草原の中央に直径1キロメートルの特大のクレーターが出来てます。」
「なんじゃと!ユウキよ。」
ビクッ
「はっ、はい!」
「説明い・い・か?」
怖すぎる。怒った国王怖すぎる。
「はい!えっとその…。モンスターが沢山いたので……………………………………。」
「そういうことか。ならばユウキに責任はないな。それをやらなくては王都が終わるところだったしな。」
「そう言っていただけると幸いです。」
「ところでユウキは何ランクなのだ?」
「ランクって何ですか?」
「ふぇぇーー?」
変な声が出た?
「んんっ。ランクを知らないとな。」
「はい。」
「ランクというのはG~XランクまであってXランクに到達したものは一人もおらん。」
「そうなんですか?」
「ユウキならそれを超えるかもしれんな」
「そうっすか。」
「ユウキよ。ステータス見せて貰ってもいいか?」
「えっとそれはちょっと。」
「いいから見せてみろ。」
「どんなステータスでも質問は受け付けませんからね。」
「分かった。」
「ステータス公開」

ステータス

Lv     250
体力          無理
攻撃力      無理
防御力      無理
魔力          無理
魔防御      無理
攻防御      無理

スキル
武術、剣術、弓術、獲得経験値二倍
気配察知、魔力増加、千里眼、鍛冶屋
無詠唱魔法、狙撃手、威圧、万物創生
自動回復、鑑定、自動装備、並列思考処理、経験値パーティー共通

魔法
ライトニングスラッシュ
ウォーターバイト
キルブレード(10連撃)
流星群
魔弾銃
防御結界
フルレザレクション

称号
神の加護、剣豪を超えし者、最強の武道家
龍殺し、神殺し、死神、殺戮者、最強鍛冶師、錬金術師、爆撃王、鬼神、真の魔王、
処刑人、神人

「なんだこれは?偽造か?」
「いや、俺のステータスですよ?」
「なら、明日また来てくれ。」
「はい。」
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