【R18】えちえち・マジカライズ・サークル・H

くわっと

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5.一回戦終了

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舌が疲れたので休憩、とも思ったがそんな状態ではなかった。
休む暇もなく、
口に、
舌に、
脳に、
体に。
刺激が充足されていく。
両目を閉じ、赤ん坊のように僕の唇や舌を吸っている彼女は、絶え間なく僕を充足感を与え続ける。
何もしていなかったはずの両手が、自然と彼女の背中に伸びる。
せがむように、
欲しがるように、
僕は細い体を抱きしめていた。

「どうっ……しました?」

悪戯っぽい笑みを浮かべながら、彼女は問いかけた。
たぶん、僕の両手の位置が可笑しいのだろう。
どこか得意げに、見下ろしながら質問を続ける。

「さっきまでの余裕はどこへ行きました?随分と呼吸と心音が荒いようですが」

流石は淫魔、単純な体力回復速度は人間を凌駕しているらしい。
呼吸の乱れはどこかへ消え、性の乱れのみが残ってる。
まあ、その乱れは彼女たちにとっては通常なのだろうけれど。

言葉はそれまでと、足早に切り上げて彼女は僕の首元へと舌を伸ばした。
ざらりとした舌の感触と、合間に混じる呼吸の感触が心地よい。
時に優しく、
時に激しく、
長く、
短く。
舐めたり、
吸い付いたり、
甘噛みしたり。
短調な攻め、なんてことはなく、実に複雑性に飛んだ調子。
思考がほんわかとしていく。
知能レベルが10くらい下がった気がする。
……知能レベルってなんだよ。

「じゃあ、そろそろ大事な所、いきますね」

自分相手にノリツッコミをしている間に、彼女の宣言が通る。
僕には拒否権も拒否する動機もないので、当然なすがまま。
かたく膨らんだイチモツを、満足そうな笑みを浮かべながら、指で弄ぶ。
ーーかと思えば、すぐさま口へと一気に含んだ。
ねっとりとした、柔らかな温もりのある感触。
強く激しいながらも、抗い難い快楽が身体中を駆け巡る。

「ふふっ、可愛い……れすね」

僕のを咥えたまま、器用に言葉を紡ぐ。
れろれろと、舌で舐めあげられる。
先端を、
裏側を。
丁寧に、丁寧に。
優しく、慈しむように。
ゆっくりと味わうように。

この手の行為を過去の恋愛遍歴(僕の場合は召喚遍歴だが)と比べるのは良くない、と言われてるが、あえて言おう。
彼女の舌技、舌技(ぜつぎ)とでも言おうか、それは他の淫魔とは一線を画している。
無論、過去の彼女たちが拙かったというわけではない。
普通に一度とならず、幾度となく果てている。
だが、目の前の彼女はその上をいっているのだ。
つまり、それがどういうことかと言えばーー

「んん……っんんぅ、むむぅぅうう」

こういうことだ。
白い液体を口一杯(少しはみ出しかけているが)に、リスのように頬を膨らませた彼女は、どこか嬉しそうだった。
僕は自分のそれを舐めたことも飲んだこともないから、味などは知りようもないのだが。
しかし、彼女たちにとっては大事な栄養源的なもの。
それを口一杯に手に入れたのだ。
少女のような幼い笑顔を見せるのも、どこか分かろうというものだ。

「ご馳走さまでした」

ぺろりと口元を拭いつつ、彼女はぺこりと頭を下げた。

「お、お粗末様でした」

我がなら、上手いことを言えた気がする。
座布団を与えてくれる人間はいないが。

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