紅茶と悪魔を【R18】

くわっと

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2.カフェでの日常・非日常

15.二人だけの世界【R18】

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「では……いくぞ」

その言葉とともに、浅井のおしべとセラスの舌が触れ合った。
植物のそれとは異なり、浅井のは硬く太くなっている。
その一物を、セラスは飴でも舐めるように、ちろちろと舌で弄ぶ。
言葉にし難い感覚が、全身を疾る。

「くぅつ……!」

「大丈夫か?慣れている感じを演出した私も悪いが、先も言ったように気に入った相手としか、していない……」

弁明の言葉を告げるも、彼女は合間に舌を動かす。
竿も玉も。

「故に、経験も……少ない」

亀頭の裏筋も、表側も。
ちろり、ちろりと舐めあげる。
愛おしそうに、
尽くすように。

「して欲しいこと……気持ちい場所があれば……ちゃんと言え」

いつもの口調で、奉仕を続ける。
舌先を器用に使って。

「……凄い……気持ち……いい、ですっ」

振り絞るように、浅井は感想を述べた。
述べるだけで、精一杯だった。
今にも何かが溢れ出そうな感覚。
だが、この快楽の海に1秒でも長く溺れていたい。
その思いから、浅井は堪えた。

「ならば良し。存分に、気持ちよくなってくれ」

セラスは笑顔を見せたかと思うと、一口に浅井のを咥え込んだ。
口内のねっとりとした感触が、直接伝わってくる。

「う、うぉ……あああ、あっ」

自分でもどうかしているような、気の抜けた声が漏れた。
それ程に、彼女の口淫は気持ち良いのだ。
温かい、唾液の感触。

「うぅ、なんろふぃう大きさ。顎が外れてふぃまいそうふぁ」

咥えたまま、セラスは言う。
浅井の一物を咥えたままの言葉は、舌足らずで幼さを混ぜ込んだ。
一矢纏わぬ、彼女の大人びた裸体に混ぜ込んで良い要素ではなかった。

「んんぅ、まふぁ、大きくなったふぁ」

ふふっと彼女は笑う。
そして嬉しそうに顔を綻ばせつつも、口は浅井のを咥え込んで離さない。
頭を前後に動かし、
舌を絡ませ、
じゅぱじゅぱと卑猥な音を響かせながら、
浅井を快楽の海に沈めていく。
クラシックの高尚な音色は、二人の耳には届いていなかった。
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