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Main story
リセットリセットリセットリセット……
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腰に掛かる負荷によって覚醒。勢い良く上半身を起こして羽那子の肩を掴む。
キャッ♪ と声を上げた羽那子だが、俺の顔を見るや嬉しそうだった表情からだんだんと鬱陶しそうなものへ変わっていった。
「頼む話を聞いてくれ!」
俺が叫ぶと同時に目の前が真っ暗になり、俺の意識は下へ下へと吸い込まれるように沈み込んでいった。
腰に掛かる負荷によって覚醒。勢い良く上半身を起こして羽那子の肩を掴み押し倒す。
俺が口を開くと同時に目の前が真っ暗になり、俺の意識は下へ下へと吸い込まれるように沈み込んでいった。
腰には何の負荷も感じないが、意識が覚醒する。薄目を開けて周りの様子を窺う。
ベッドの傍に立ち、俺の顔を覗き込んでいる羽那子が見えた。
「羽那子、頼む聞いてくれ。羽那子に危害を加えるつもりはないんだ」
返事はなく、目の前が真っ暗になり、俺の意識は下へ下へと吸い込まれるように沈み込んでいった。
腰には何の負荷も感じない。意識は覚醒しているが目は開けず様子を窺う。
閉じた瞼の向こう側、日差しの中に浮かぶ影が動く。朝なのは間違いなく、影は恐らく羽那子で合っているだろう。
俺から口を開く事なく、そのまましばらく様子を見ていると、俺の意識は下へ下へと吸い込まれるように沈み込んでいった。
何度目だろうか。同じ事の繰り返し。今俺は意識があるのか、それともこれは夢なのか。判断が付かない。
ぼんやりしているのか、はっきりしているのか、どっちが上なのか、息を吐いているのか。
分からない。
分からない。
分からない。
腰に負荷を感じる。何かが上に乗っている。目を開けると、学校の制服を着た女の子が見下ろしていた。
「……誠太郎、おはよ♪」
「誰だよ!?」
「あれー? 名前変えてもダメなのか」
上半身を起こそうとすると目の前が真っ暗になり、俺の意識は下へ下へと吸い込まれるように沈み込んでいった。
「……朔太郎、おはよ♪」
「誰だよ!?」
「…………之貴、おはよ♪」
「誰だよ!?」
「…………鈴雄、おはよ♪」
「鈴井鈴雄はないだろ!?」
「だよねー」
「……伊千郎、おはよ♪」
「………………おはよう」
「前回から三日間空けてログインしたんだけど、どうかな?」
「ログインって何だよ。訳分かんない事言うなや」
「やっぱダメだなー、上手くキャラ設計出来てないんじゃないの?」
「何でダメだって分かるんだ? 俺はまだ何も言ってないぞ」
「だって今回選ばれたシナリオは記憶喪失シチュエーションなんだもん。
だいぶ前の回だけど、あたしがいっちゃんに刺された事あったでしょ? あの時と同じシナリオ。
ランダム決定でプレイヤーには決められないんだけどねー」
記憶喪失シチュエーション?
初めて羽那子が現れた時の話だろうか。いや、でも俺は本当に羽那子の事なんて知らなくて……。
「NPCが開発者の意図しない動作をする事ってあるんだね」
下手に身体を起こせばまた目の前が真っ暗になるような気がして、俺は身動きを取らず羽那子を見上げた格好のまま。
俺からは羽那子に何もする事は出来ない。
「うーん、どうしよっかなぁ。あたしでは何が原因で不具合が出てるか分かんないなー」
「NPCって何だよ、まるでゲームみたいな事言い出して」
「え? だってここゲームの中だもん。
で、君はNPC。ノンプレイヤーキャラクターで、このシミュレーションゲームの攻略対象キャラ。
名前はプレイヤーが自由に決められる」
いやいやいや、俺は羽那子が現れる前から伊千郎という名前で……。
「しっかり作り込まれてるからね、NPCにも過去の記憶が作ってあるんだよね。
その分プレイヤーとのやり取りで色んな表情を見せたり行動を変えたり、ゲームに深みが増すって評判なのね。
プレイヤーの行動や会話によって無数のエンディングがあるんだよ。
まぁあたしはバッドエンドしか見た事ないけど……」
ゲームの世界?
俺がNPC?
作られた過去?
何なんだよ……。
「さて、とりあえずもう一回リセットかけるか。
じゃあね、次また『君』とあったら、その時はそのままシナリオを進める事にするね」
目の前が真っ暗になり、俺の意識は下へ下へと吸い込まれるように沈み込んでいった。
キャッ♪ と声を上げた羽那子だが、俺の顔を見るや嬉しそうだった表情からだんだんと鬱陶しそうなものへ変わっていった。
「頼む話を聞いてくれ!」
俺が叫ぶと同時に目の前が真っ暗になり、俺の意識は下へ下へと吸い込まれるように沈み込んでいった。
腰に掛かる負荷によって覚醒。勢い良く上半身を起こして羽那子の肩を掴み押し倒す。
俺が口を開くと同時に目の前が真っ暗になり、俺の意識は下へ下へと吸い込まれるように沈み込んでいった。
腰には何の負荷も感じないが、意識が覚醒する。薄目を開けて周りの様子を窺う。
ベッドの傍に立ち、俺の顔を覗き込んでいる羽那子が見えた。
「羽那子、頼む聞いてくれ。羽那子に危害を加えるつもりはないんだ」
返事はなく、目の前が真っ暗になり、俺の意識は下へ下へと吸い込まれるように沈み込んでいった。
腰には何の負荷も感じない。意識は覚醒しているが目は開けず様子を窺う。
閉じた瞼の向こう側、日差しの中に浮かぶ影が動く。朝なのは間違いなく、影は恐らく羽那子で合っているだろう。
俺から口を開く事なく、そのまましばらく様子を見ていると、俺の意識は下へ下へと吸い込まれるように沈み込んでいった。
何度目だろうか。同じ事の繰り返し。今俺は意識があるのか、それともこれは夢なのか。判断が付かない。
ぼんやりしているのか、はっきりしているのか、どっちが上なのか、息を吐いているのか。
分からない。
分からない。
分からない。
腰に負荷を感じる。何かが上に乗っている。目を開けると、学校の制服を着た女の子が見下ろしていた。
「……誠太郎、おはよ♪」
「誰だよ!?」
「あれー? 名前変えてもダメなのか」
上半身を起こそうとすると目の前が真っ暗になり、俺の意識は下へ下へと吸い込まれるように沈み込んでいった。
「……朔太郎、おはよ♪」
「誰だよ!?」
「…………之貴、おはよ♪」
「誰だよ!?」
「…………鈴雄、おはよ♪」
「鈴井鈴雄はないだろ!?」
「だよねー」
「……伊千郎、おはよ♪」
「………………おはよう」
「前回から三日間空けてログインしたんだけど、どうかな?」
「ログインって何だよ。訳分かんない事言うなや」
「やっぱダメだなー、上手くキャラ設計出来てないんじゃないの?」
「何でダメだって分かるんだ? 俺はまだ何も言ってないぞ」
「だって今回選ばれたシナリオは記憶喪失シチュエーションなんだもん。
だいぶ前の回だけど、あたしがいっちゃんに刺された事あったでしょ? あの時と同じシナリオ。
ランダム決定でプレイヤーには決められないんだけどねー」
記憶喪失シチュエーション?
初めて羽那子が現れた時の話だろうか。いや、でも俺は本当に羽那子の事なんて知らなくて……。
「NPCが開発者の意図しない動作をする事ってあるんだね」
下手に身体を起こせばまた目の前が真っ暗になるような気がして、俺は身動きを取らず羽那子を見上げた格好のまま。
俺からは羽那子に何もする事は出来ない。
「うーん、どうしよっかなぁ。あたしでは何が原因で不具合が出てるか分かんないなー」
「NPCって何だよ、まるでゲームみたいな事言い出して」
「え? だってここゲームの中だもん。
で、君はNPC。ノンプレイヤーキャラクターで、このシミュレーションゲームの攻略対象キャラ。
名前はプレイヤーが自由に決められる」
いやいやいや、俺は羽那子が現れる前から伊千郎という名前で……。
「しっかり作り込まれてるからね、NPCにも過去の記憶が作ってあるんだよね。
その分プレイヤーとのやり取りで色んな表情を見せたり行動を変えたり、ゲームに深みが増すって評判なのね。
プレイヤーの行動や会話によって無数のエンディングがあるんだよ。
まぁあたしはバッドエンドしか見た事ないけど……」
ゲームの世界?
俺がNPC?
作られた過去?
何なんだよ……。
「さて、とりあえずもう一回リセットかけるか。
じゃあね、次また『君』とあったら、その時はそのままシナリオを進める事にするね」
目の前が真っ暗になり、俺の意識は下へ下へと吸い込まれるように沈み込んでいった。
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