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第3部 恋するウサギはくじけないっ!
第18話 王様げぇむ ~よこたん、大勝利~編
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全員分の命令書を回収し終えた元気が、改めてその薄汚ねぇ口からペラペラと新・王様ゲームの概要を話し始めた。
「というワケで、改めてルール説明や。まず全員がこのアルミ缶の中に入っとる番号と王様に割り振られた割り箸を引く。んで、王様役がこの抽選箱の中から命令書を引いて、命令書に書かれていた番号の人間が命令を実行する。これでええかいな?」
「大体わかったのじゃ」
「猿野、御託はいい」
「さっさと始めようぜ?」
「……なんだかボク、無性に嫌な予感がしてきたよ」
覚悟完了させた俺たちはとは裏腹に、なんだか不安そうな顔を浮かべる、よこたん。
そんな彼女の不安を洗い流すかのように、芽衣のよく通る声が俺の鼓膜を震わせた。
「それでは第2回戦、いきますよぉ? せぇ~のっ!」
「「「「「「王様だぁ~れだ?」」」」」」
アルミ缶の中から引き抜いた割り箸に書いてあったのは……3番。
チッ、王様じゃないのか。
心の中で舌打ちをかましていると、俺の隣に居たよこたんが「あっ」と声をあげた。
「ボク、王様だ」
「では洋子。命令書を引いてください」
「う、うん」
芽衣に促されて、抽選箱の中におそるおそる手を突っ込む、よこたん。
そのままゆっくりと命令書を抜き取って、全員に聞こえるように言い放った。
「『3番が王様に【好きだ】と言う』……えぇっと、3番の人ぉ?」
「へいっ、3番です」
「えっ? ……えっ!? し、ししょーっ!? 3番ししょーっ!?」
俺が3番のクジを見せながら名乗り出るなり、急に顔を真っ赤にして狼狽し始める、よこたん。
途端に、横に居る芽衣とアマゾンから、殺意の迸った瞳で睨まれる。ヤダ、孕みそう……。
2人の視線の暴力に晒されながらも、俺はまっすぐマイ☆エンジェルよこたんを見つめながら、彼女の名前を呼んだ。
「よこたん」
「は、はひっ!」
「好きだ」
「ぷぎゃっ!?」
謎の悲鳴を残しながら、口をパクパクさせる爆乳わん娘。
相変わらず、からかいがいのある奴である。
……ところで芽衣ちゃん? さっきからチミの足が、机の下で俺の足をグリグリと踏んでいらっしゃるんですが、ワザとですか? そうですか?
俺にしか聞こえない声量で、16ビートの舌打ち地獄をBGMに、我が足の上で軽快なソロステップを奏でる会長閣下。
地味に痛いです……。
「あ、あの芽衣ちゃん? もしかして、怒ってます?」
「怒る? わたしが? 何故です? わたしは別に士狼が誰とイチャつこうが、構いませんし、興味もありませんから」
「いやでも……」
「怒っていません」
「……まだ何も言ってな――」
「お・こ・っ・て・い・ま・せ・ん(にっこり♪)」
「……はい」
俺は考えるのをやめた。
「では第3回戦、いきますよぉ? せぇ~の?」
「「「「「お、王様だ~れだ?」」」」」
妙に怖い笑顔でプレッシャーを発する生徒会長さまに臆したのか、全員慌てたようにクジを引きにいく。
「おっ、今度はワイが王様やな。命令は……え~となになにぃ?」
さっさと抽選箱から紙切れを1枚取り出した元気が、しげしげと命令書を確認しながら、言いづらそうに口を動かした。
「あぁ~……『1番と2番と3番が、今日履いている下着の色を発表する』
「むぅ……2番はワガハイじゃ」
「3番は俺だな」
「えっ!? うそ、1番っ!?」
1番のクジを胸元に抱きしめたよこたんが、何とも言えない声をあげる。
そんなよこたんの目の前で、全力のガッツポーズを浮かべるアマゾン。
さてはこの命令、おまえが考えたな? 最高かよ。
「チッ、しょうがないのぅ。ワガハイの今日の下着は『黒』じゃ」
「俺は『赤』だな」
何とも男らしく今日履いている下着を報告するうさみんに続くように、俺のセクシ~なパンツを世間様に向けてご報告する。
残りは我らが双子姫の妹君だけなんだが……何だか恥ずかしそうに「あの、そのっ!?」と口をモゴモゴさせるだけで、一向に下着の柄を発表しようとしない。
そして助けを求めるように、俺にその潤んだ視線を向けてくるが……すまんな、よこたん。悪いが諦めてくれ。
王様の命令はゼッタイなんだ。
「うぅ……。今日は『水色』……です」
顔を真っ赤にし、制服の裾をギュッと握りしめたよこたんの愛らしい唇が、そう口にした瞬間、アマゾンが静かに鼻血を吹き出した。
キリリッ! とした凛々しい表情のまま、鼻血を垂れ流すヤツの視線は、よこたんのお胸をロックオンしていて、なんとか制服越しにブラジャーが透けて見えないか苦慮しているようだった。
そんな我が友を前に、俺は1人、小さく肩を竦めてみせる。
まったく、この程度で鼻血を垂れ流すだなんて、アマゾンもお子ちゃまだなぁ。
「士狼? 鼻血を拭きなさい?」
「おっとぉ? 俺としたことが」
「つ、次いくよ! 次っ!」
何故か芽衣に湿った視線で睨まれながらも、よこたんに促されるように、クジに手を伸ばす。
「第4回戦、いくよ? せぇ~のっ!」
「「「「「王様だ~れだ?」」」」」
そろそろ俺も王様になりたいなぁ、と思いながらクジを引く。
4番だった。
やっぱり俺じゃねぇのかぁ~、と肩を落とし落胆していると、ギランッ! とアマゾンの瞳があやしく光り輝いた。
「キタキタキタキタッ! 三橋倫太郎の時代がキタ――ッ!!」
「……うるさいぞいデカブツ? いや汚物。黙ってはやく命令書を引かんか」
「すげぇツンツンしてくるんですけど、このロリっ娘?」
「だ、誰がロリっ娘じゃ!?」
元気越しにギャイギャイッ!? 騒ぎ出すうさみんを横目に、アマゾンが抽選箱に手を突っ込んだ。
そのまま、命令書の中身を読み上げ。
「令呪を持って命ずる!『4番と5番はこの場でキスをしろ』」
「4番って俺じゃねぇか!?」
「「ハァッ!?」」
芽衣とよこたんの素っ頓狂な声を聞きながら、4番と書かれた自分のクジをまじまじと見下ろす。
あぁ、白状するよ。
このとき、何も期待しなかったと言えば嘘になる。
芽衣やよこたん、性格はともかく、うさみんとキス出来るかもしれないと、胸が躍ったのは事実だ。
『おいおい、困ったなぁ。どうする?』とか、らしくもなく、だらしない顔でそう嘯きながら、彼女たちと不純異性交遊をする未来を想像していなかったかと問われれば、断じて否だ!
アクロバティックかつロマンティックに、俺と彼女たちの唇が創世合体し、幸せな明日へと歩み出す。
そんな燦々と光り輝く未来に、一瞬でも胸を高鳴らせてしまったせいだろうか。
「5番はワイやな」
本当に困ったことになった。
「はじめてぇ~の、ブチュー♪ 君とブチュー♪」
「おいバカ、アマゾン!? やめろ、はっ倒すぞ!?」
「ハァ……しょうがないのぅ」
ギョッ!? と目を見開くうさみんの隣で、元気がしぶしぶといった様子で、テーブルを乗り上げてきて――って、おいおいおいおいっ!?
「待て待て待て待て!? ナニにじり寄って来てんだ!? 止まれバカッ!?」
「せやかて相棒、王様の命令は絶対やし……」
「そうだぞ大神。おまえもさっさと腹くくって、チャッチャと猿野とドッキングしてこい。あとがつかえてんだぞ?」
アマゾンに煽られ、元気は再び俺の唇に特攻を仕掛けて――おい待て!?
お願いだから待ってぇっ!?
「ざけんなっ!? これが俺のファーストキスになるかもしれねぇんだぞ!?」
「大丈夫や相棒。ワイの初めてはもうマイハニーに捧げとるさかい」
「テメェは良くても、俺はよくないの! ちょっ!? 覚悟決めんな、ふざけんなっ!?」
瞳を閉じて、その厚ぼったい唇がゆっくりと俺の唇に近づいてくる。
えっ、うそ?
マジでする気なの、コイツ?
ヤツの不毛の大地と化した唇から逃げるように、周りに視線をよこすと、あまりの惨さに目を逸らすアマゾンと、殺意マシマシの瞳で俺を睨みあげる殺人鬼うさみんの姿が目に入った。
そして何故かハラハラしたように、座ったまま右往左往している古羊姉妹。
「うぅん、相棒……」
鳥肌モノの嬌声をあげながら、元気の唇が俺の唇を目指して、尊みラストスパート。
「ちょっ、待っ!?」と腰を浮かせる双子姫を尻目に、俺がノンケの世界から『いざサラバ!』しようとした、その瞬間。
「そこまでっす!」
――バァンッ!
と勢いよく俺たちの使っていた個室のドアが開かれた。
「というワケで、改めてルール説明や。まず全員がこのアルミ缶の中に入っとる番号と王様に割り振られた割り箸を引く。んで、王様役がこの抽選箱の中から命令書を引いて、命令書に書かれていた番号の人間が命令を実行する。これでええかいな?」
「大体わかったのじゃ」
「猿野、御託はいい」
「さっさと始めようぜ?」
「……なんだかボク、無性に嫌な予感がしてきたよ」
覚悟完了させた俺たちはとは裏腹に、なんだか不安そうな顔を浮かべる、よこたん。
そんな彼女の不安を洗い流すかのように、芽衣のよく通る声が俺の鼓膜を震わせた。
「それでは第2回戦、いきますよぉ? せぇ~のっ!」
「「「「「「王様だぁ~れだ?」」」」」」
アルミ缶の中から引き抜いた割り箸に書いてあったのは……3番。
チッ、王様じゃないのか。
心の中で舌打ちをかましていると、俺の隣に居たよこたんが「あっ」と声をあげた。
「ボク、王様だ」
「では洋子。命令書を引いてください」
「う、うん」
芽衣に促されて、抽選箱の中におそるおそる手を突っ込む、よこたん。
そのままゆっくりと命令書を抜き取って、全員に聞こえるように言い放った。
「『3番が王様に【好きだ】と言う』……えぇっと、3番の人ぉ?」
「へいっ、3番です」
「えっ? ……えっ!? し、ししょーっ!? 3番ししょーっ!?」
俺が3番のクジを見せながら名乗り出るなり、急に顔を真っ赤にして狼狽し始める、よこたん。
途端に、横に居る芽衣とアマゾンから、殺意の迸った瞳で睨まれる。ヤダ、孕みそう……。
2人の視線の暴力に晒されながらも、俺はまっすぐマイ☆エンジェルよこたんを見つめながら、彼女の名前を呼んだ。
「よこたん」
「は、はひっ!」
「好きだ」
「ぷぎゃっ!?」
謎の悲鳴を残しながら、口をパクパクさせる爆乳わん娘。
相変わらず、からかいがいのある奴である。
……ところで芽衣ちゃん? さっきからチミの足が、机の下で俺の足をグリグリと踏んでいらっしゃるんですが、ワザとですか? そうですか?
俺にしか聞こえない声量で、16ビートの舌打ち地獄をBGMに、我が足の上で軽快なソロステップを奏でる会長閣下。
地味に痛いです……。
「あ、あの芽衣ちゃん? もしかして、怒ってます?」
「怒る? わたしが? 何故です? わたしは別に士狼が誰とイチャつこうが、構いませんし、興味もありませんから」
「いやでも……」
「怒っていません」
「……まだ何も言ってな――」
「お・こ・っ・て・い・ま・せ・ん(にっこり♪)」
「……はい」
俺は考えるのをやめた。
「では第3回戦、いきますよぉ? せぇ~の?」
「「「「「お、王様だ~れだ?」」」」」
妙に怖い笑顔でプレッシャーを発する生徒会長さまに臆したのか、全員慌てたようにクジを引きにいく。
「おっ、今度はワイが王様やな。命令は……え~となになにぃ?」
さっさと抽選箱から紙切れを1枚取り出した元気が、しげしげと命令書を確認しながら、言いづらそうに口を動かした。
「あぁ~……『1番と2番と3番が、今日履いている下着の色を発表する』
「むぅ……2番はワガハイじゃ」
「3番は俺だな」
「えっ!? うそ、1番っ!?」
1番のクジを胸元に抱きしめたよこたんが、何とも言えない声をあげる。
そんなよこたんの目の前で、全力のガッツポーズを浮かべるアマゾン。
さてはこの命令、おまえが考えたな? 最高かよ。
「チッ、しょうがないのぅ。ワガハイの今日の下着は『黒』じゃ」
「俺は『赤』だな」
何とも男らしく今日履いている下着を報告するうさみんに続くように、俺のセクシ~なパンツを世間様に向けてご報告する。
残りは我らが双子姫の妹君だけなんだが……何だか恥ずかしそうに「あの、そのっ!?」と口をモゴモゴさせるだけで、一向に下着の柄を発表しようとしない。
そして助けを求めるように、俺にその潤んだ視線を向けてくるが……すまんな、よこたん。悪いが諦めてくれ。
王様の命令はゼッタイなんだ。
「うぅ……。今日は『水色』……です」
顔を真っ赤にし、制服の裾をギュッと握りしめたよこたんの愛らしい唇が、そう口にした瞬間、アマゾンが静かに鼻血を吹き出した。
キリリッ! とした凛々しい表情のまま、鼻血を垂れ流すヤツの視線は、よこたんのお胸をロックオンしていて、なんとか制服越しにブラジャーが透けて見えないか苦慮しているようだった。
そんな我が友を前に、俺は1人、小さく肩を竦めてみせる。
まったく、この程度で鼻血を垂れ流すだなんて、アマゾンもお子ちゃまだなぁ。
「士狼? 鼻血を拭きなさい?」
「おっとぉ? 俺としたことが」
「つ、次いくよ! 次っ!」
何故か芽衣に湿った視線で睨まれながらも、よこたんに促されるように、クジに手を伸ばす。
「第4回戦、いくよ? せぇ~のっ!」
「「「「「王様だ~れだ?」」」」」
そろそろ俺も王様になりたいなぁ、と思いながらクジを引く。
4番だった。
やっぱり俺じゃねぇのかぁ~、と肩を落とし落胆していると、ギランッ! とアマゾンの瞳があやしく光り輝いた。
「キタキタキタキタッ! 三橋倫太郎の時代がキタ――ッ!!」
「……うるさいぞいデカブツ? いや汚物。黙ってはやく命令書を引かんか」
「すげぇツンツンしてくるんですけど、このロリっ娘?」
「だ、誰がロリっ娘じゃ!?」
元気越しにギャイギャイッ!? 騒ぎ出すうさみんを横目に、アマゾンが抽選箱に手を突っ込んだ。
そのまま、命令書の中身を読み上げ。
「令呪を持って命ずる!『4番と5番はこの場でキスをしろ』」
「4番って俺じゃねぇか!?」
「「ハァッ!?」」
芽衣とよこたんの素っ頓狂な声を聞きながら、4番と書かれた自分のクジをまじまじと見下ろす。
あぁ、白状するよ。
このとき、何も期待しなかったと言えば嘘になる。
芽衣やよこたん、性格はともかく、うさみんとキス出来るかもしれないと、胸が躍ったのは事実だ。
『おいおい、困ったなぁ。どうする?』とか、らしくもなく、だらしない顔でそう嘯きながら、彼女たちと不純異性交遊をする未来を想像していなかったかと問われれば、断じて否だ!
アクロバティックかつロマンティックに、俺と彼女たちの唇が創世合体し、幸せな明日へと歩み出す。
そんな燦々と光り輝く未来に、一瞬でも胸を高鳴らせてしまったせいだろうか。
「5番はワイやな」
本当に困ったことになった。
「はじめてぇ~の、ブチュー♪ 君とブチュー♪」
「おいバカ、アマゾン!? やめろ、はっ倒すぞ!?」
「ハァ……しょうがないのぅ」
ギョッ!? と目を見開くうさみんの隣で、元気がしぶしぶといった様子で、テーブルを乗り上げてきて――って、おいおいおいおいっ!?
「待て待て待て待て!? ナニにじり寄って来てんだ!? 止まれバカッ!?」
「せやかて相棒、王様の命令は絶対やし……」
「そうだぞ大神。おまえもさっさと腹くくって、チャッチャと猿野とドッキングしてこい。あとがつかえてんだぞ?」
アマゾンに煽られ、元気は再び俺の唇に特攻を仕掛けて――おい待て!?
お願いだから待ってぇっ!?
「ざけんなっ!? これが俺のファーストキスになるかもしれねぇんだぞ!?」
「大丈夫や相棒。ワイの初めてはもうマイハニーに捧げとるさかい」
「テメェは良くても、俺はよくないの! ちょっ!? 覚悟決めんな、ふざけんなっ!?」
瞳を閉じて、その厚ぼったい唇がゆっくりと俺の唇に近づいてくる。
えっ、うそ?
マジでする気なの、コイツ?
ヤツの不毛の大地と化した唇から逃げるように、周りに視線をよこすと、あまりの惨さに目を逸らすアマゾンと、殺意マシマシの瞳で俺を睨みあげる殺人鬼うさみんの姿が目に入った。
そして何故かハラハラしたように、座ったまま右往左往している古羊姉妹。
「うぅん、相棒……」
鳥肌モノの嬌声をあげながら、元気の唇が俺の唇を目指して、尊みラストスパート。
「ちょっ、待っ!?」と腰を浮かせる双子姫を尻目に、俺がノンケの世界から『いざサラバ!』しようとした、その瞬間。
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