おまさの歩 本郷将棋料理屋

白塚ゆき

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第五章 終いの競い

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   一

 もう一つの将棋の競いは、池田菊が大橋浪を降した。
 おまさの次の対戦相手は菊に決まった。
 さっそくかわら版ができた。
 本郷の八一屋には、十手も預かる末吉が届けた。
「いつもながらの名調子で」
 末吉は刷り物を渡した。
「もちろん、文案は不鳴不飛先生ですね?」
 受け取ったおたつが問うた。
「気を入れてつくったそうでさ。売れ行きも上々で」
 かわら版売りも兼ねている男が笑みを浮かべた。
「おれにも一枚くれ。代金は払う」
 一枚板の席の客が手を伸ばした。
 剣術指南の松橋新之丞だ。
「へえ。相済みません」
 末吉がかわら版を渡した。
 おまさとおたつは同じかわら版を読んだ。
 こんな文面だった。

 江戸のおもだつた女将棋指しによる競ひは、まづ初戦が行はれたり。
 組み合はせは、
 八丁堀はる 対 本郷まさ
 池田菊 対 大橋浪
 場所は今戸の慈眼寺なれど、日は違へてゐをり。
 まづ、おはるとおまさの一戦は、年若のおまさが健闘よろしく勝利を収めたり。十四歳にしてこの指し回し、後世畏るべし。
 続く、菊と浪の戦ひは、いづれも振り飛車の使ひ手にて熱戦となりしが、菊に軍配が上がりたり。
 この結果、終ひの競ひは、
 本郷まさ 対 池田菊
 となれり。
 その勝者はさらに、いや、これはまたのちの楽しみといふことで、終ひの競ひの報を刮目して待つべし。

「勝者にはさらに次の対局が待ち受けているかのような書きぶりだな」
 かわら版に目を通した松橋新之丞が言った。
「不鳴不飛先生は知ってるみたいですがね」
 末吉が言った。
「なら、今度見えたら訊いてみましょう」
 おたつが笑みを浮かべた。
「お待たせいたしました」
 ここでおまさが料理を出した。
 このところは、母のおたつの代わりに肴をつくることも多い。
「青唐辛子だな」
 松橋新之丞が小鉢を見て言った。
「はい、焼きびたしでございます」
 おまさが答えた。
 青唐辛子を金串に刺し、両面に焦げ目がつくくらいに焼く。
 これを煮汁につけ、味がしみるまで冷ましてやる。だし汁に味醂と醤油を加えた風味豊かな煮汁だ。
「うん、なかなかの美味だ」
 さっそく味わった武家が言った。
「ありがたく存じます」
 おまさはほっとしたように頭を下げた。


   二

 終いの競いの日取りが決まった。
 場所は前回と同じ今戸の慈眼寺だ。
「なら、勝手が違うが、今日は四間飛車だ。遠慮せず行くぜ」
 不成の銀次がそう言って、ぴしっと駒を打ち下ろした。
 いつもは居飛車だが、今日はおまさの稽古将棋だ。対戦相手の池田菊が得意とする四間飛車で迎え撃つ手はずになっている。
「よろしゅうお願いいたします」
 おまさは一礼すると、同じように角道を開けた。
「角を替えたくなるが、美濃みのに組まねえとな」
 十手持ちはそう言って角道を止めた。
 少し離れたところで、不鳴不飛が見物している。終いの競いの日取りなどの段取りを伝えたあと、茄子の揚げ浸しを肴に呑みはじめたところだ。
「終いの競いに勝ったら、また次があるんでしょうか」
 おたつがたずねた。
「まあそのあたりは先の楽しみということで」
 多芸多才の戯作者はそう言って茄子の揚げ浸しを口に運んだ。
 ほどよく揚げてからだしに浸し、削り節と大根おろしを添える。
小粋なひと品だ。
「てことは、先生はご存じってわけだ」
 不成の銀次が笑みを浮かべた。
「機が熟したら言うから。……おお、これはうまいな」
 不鳴不飛が表情をゆるめた。
 十手持ちの四間飛車に、おまさは父から教わった天空の城の駒組みで対抗した。
「こいつは厄介だな。穴がありそうでねえじゃねえか」
 不成の銀次が腕組みをした。
 それからは一進一退の攻防が続いた。
 天空の城の駒組は、敵の動きに乗じて返す刀で斬り返すのが常道だが、おのれから攻めることもできる。しばし考えてから、おまさは意を決して攻めを決行した。
 端攻めだ。
 飛車角香車、それに桂馬の利きを用い、歩を巧みに使って攻めをつないでいく。
「しまった。受けられると思ったんだがな」
 十手持ちが顔をしかめた。
「ここまで来たら、おまさちゃんの攻めが切れないね」
 見守っていた不鳴不飛が言った。
 数手進んだ。
「いや、こりゃ駄目だ」
 不成の銀次が駒を投じた。
「強いね」
 戯作者が感心の面持ちで言う。
「自信になりました」
 おまさがいい顔つきで答えた。


   三

 終いの競いの前夜は、前回と同じく、慈眼寺に泊まることになった。
 武家の出の池田菊は駕籠で今戸まで来るが、本郷からでは遠すぎる。世話人の不鳴不飛の計らいで、対戦の場でもある寺に泊まり部屋が用意された。
 精進料理はとてもおいしかった。ことに揚げ出し豆腐が美味だった。いずれ八一屋でも出すべく、つくり方を教わった。料理を担当する僧は、豆腐のつくり方から事細かに教えてくれた。
 将棋の競いは二度目だし、稽古もこなしてきた。詰将棋の書物も繙いた。やるべきことはやったから、あとは落ち着いて指すだけだ。
 前回と同じく内湯に浸かってゆっくりし、早めに床に就いた。
 明日の対局のことが気になって寝つきはあまりよくなかったが、それでも夜鳥よどりのなき声を聞いているうちにいつしか眠りに落ちた。
 明け方に見た夢はあいまいだった。
 また父が出てきてくれたような気もするが、はっきり思い出すことはできなかった。
 遠くで鶏がないた。
 もう朝だ。
 おまさは額に手をやった。
 熱はない。
 頭にまとわりついていた眠気が去った。
「よいしょ」
 小さな掛け声を発し、おまさは身を起こした。
 ふっ、と一つ息をつく。
 また鶏がなく。
 身の深いところから、気が湧いてきた。

 いよいよ、これから終いの勝負。
 落ち着いて、一手一手、気をこめて指さないと。

 おまさはおのれに気合をこめた。
 そして、立ち上がった。


   四

 対局の支度は整った。
 池田菊は駕籠で姿を現した。武家の女房らしく、落ち着いたたたずまいだ。
「本郷まさでございます。どうぞよろしゅうお願いいたします」
 おまさは緊張の面持ちであいさつした。
「池田菊です。こちらこそ」
 菊の口数は少なかった。
 こちらも緊張の様子がうかがわれる。
「いよいよ終いの競いとなりました」
 世話人の不鳴不飛が対局に先立って言った。
「と申しましても、ここが道の終わりではございません。対局に臨まれるお二人にとって心の圧しになってしまうことを懸念して、あえて申し上げなかったのですが、次の対局も実は決まっております」
 多芸多才の男はそう言って、立会人のほうを見た。
 大橋宗与だ。
 宗与がゆっくりとうなずく。
「あくまでも、今日の対局に勝たねばなりませんが、もし勝利を収めたならば……」
 不鳴不飛はそこで思わせぶりに間を置いてから続けた。
「御城将棋に上がり、将棋家の俊英と指していただきます」
 思いがけない言葉だった。
「御城将棋に?」
 菊の顔に驚きの色が浮かんだ。
 おまさも瞬きをした。
 まったく予期せぬ話だった。
「それに関しましては、わたしのような市井の者ではなく、しかるべきお役人が段取りを整えてくださることになっています。今日は目の前の勝負に気を集めてください」
 世話人が笑みを浮かべた。
「承知しました」
 菊が引き締まった面持ちで言った。
 おまさもうなずく。
「では、振り駒の支度を」
 不鳴不飛が若い僧のほうを見た。
 すでに時読み係と帳面係が持ち場についている。
 ややあって、すべての支度が整った。


   五

「振り駒の結果、本郷まさの先手番と決まりました」
 時読み係が告げた。
 隣には帳面係が控えている。
「砂時計の砂が尽きますれば、一手十の時読みとなります」
 緊張気味に続ける。
「双方ともに、最善を尽くして指してください」
 立会人の宗与が言った。
「はい」
 菊が答えた。
 おまさもうなずく。
「では、始めてください」
 世話人の不鳴不飛が身ぶりで告げた。
「お願いします」
「お願いいたします」
 二人の女将棋指しがていねいに一礼した。
 いよいよ終いの競いが始まった。
 先手番のおまさはすぐ角道を開けた。
 少し考えてから、菊も応じる。
 角換わりは相手が得意とする戦法だ。
 おまさは歩を突いて角道を止めた。菊がうなずく。
 それからは坦々と駒組が続いた。
 おまさは父から伝授された「天空の城」の陣形を目指した。
 菊はとくに動じる様子はなかった。江戸でも指折りの女将棋指しとして長く活躍してきた。さまざまな戦法や陣形に通じている。
 相手は飛車を四間に振り、しっかりと美濃に組んだ。おまさは飛車先の歩を交換し、飛車を一段目に構えた。
 ほっ、と一つ息をつく。
 ここまで組めればひと安心だ。飛車がすべるように動くから、下段に駒を打ちこまれる気遣いはない。
 端歩を突き合い、間合いを図る。
 やがて、駒組が煮詰まってきた。
 一手一手の重みが増す。
 菊の狙いは分かった。
 角の頭の歩を桂馬が支えているとはいえ、ここがおまさの陣形の泣きどころだ。その一点に駒の利きを集めて突破しようとしている。
 むろん、それはおまさも読み筋だ。狙われている筋へ飛車を回り、金を寄せて受けの態勢を築く。
 そして……。
 機は熟した。
 菊が焦点の歩を突いた。
 これは取るしかない。
 いよいよ、のっぴきならぬいくさが始まった。
 ここで中食の休みになった。
 おまさは大きな息をついた。


   六

 中食は蕎麦と細工寿司の膳を選んだ。
 寺方ゆえしょうのものは出ないが、なかなかに華やかな膳で食べでもありそうだった。
 だが……。
 将棋の指し手で頭が一杯で、半ばも食べることができなかった。味もろくに分からなかった。
 再開後は勝負どころになった。
 菊の攻めは力強かった。
 角頭に狙いを定め、駒得を狙う。
 おまさは防戦に努めた。
 たとえ当座は損になっても、返し技を掛けられるように必死に読みを入れた。
 砂は流れ落ちる。
 持ち時は着実に減っていった。
 難解な局面だった。
 手の流れがいくつもに枝分かれする。果たしてどの手が最善か、読むたびに答えがぐらぐらと揺れる。
 積んでは崩し、崩しては積み、おまさはさらに読みを入れた。
 そのうち……。
 昼なお暗い切通しの先に、明るい光が見えた。
 これだ、とひらめくものがあった。
 駒損になるが、終盤は駒の損得より速さだ。いかに敵玉に速く迫るか、それが勝負の勘どころになる。
 おまさは前かがみになった。
 髷に手をやり、簪を直す。
 そして、さらに読みを入れた。
 思い浮かんだ手順が正しいかどうか、いくたびも念には念を入れて読む。
「先手の持ち時が切れました。これより、一手十のうちに指していただきます」
 時読み係が告げた。
 菊の表情が少し変わった。
 先に時読みになったほうが明らかに不利だ。ほっとしたような顔つきだった。
「はい」
 おまさは芯のある声で答えた。
「一、二、三……」
 いよいよ時読みが始まった。


   七
 
 八まで読まれたところで、おまさは次の手を指した。
 ここからは決戦だ。
 もうあとには引けない。
 菊は受けて立った。
 局面がたちまちいくさ場と化す。
 おまさが読んだとおりの道筋に入った。
 思い浮かんだ勝負手を放つ。
 その手を見て、菊の表情が変わった。
 銀をただで捨てる強手だ。
 明らかに、読みには入っていなかったようだ。
 菊は長考に入った。
 おまさと同様に前かがみになる。両者の頭が触れかねない近さになった。
 砂が落ちる。
 菊の持ち時が乏しくなってきた。
 ため息をつく。
 読みにない手を指されて動揺していることが分かった。
「後手の持ち時が切れました。これより、一手十のうちに指していただきます」
 ややあって、時読み係が告げた。
 帳面係の筆が動く。
 菊は黙ってうなずいた。
 数手進んだ。
 形勢はいくぶんおまさに傾いた。

 六、七、八……

 時読みが進む。

 ここで、見えた。
 決め手の一手だ。
 おまさの指がふるえた。
 立会人の宗与が気づかわしげに見る。
 いくらか駒は曲がったが、どうにか九で着手できた。
 歩だ。
 おまさは菊の玉頭に歩をたらした。
 これで「詰めろ」になっている。
 容易に振りほどけない詰めろだ。
 さらに数手進んだ。
 ここまで来れば、もう終いが見えた。
 菊の姿勢が変わった。
 茶を啜る。
 そのしぐさで、相手の気持ちが分かった。
「……負けました」
 六まで時を読まれたところで、菊は駒を投じた。
 おまさは深々と一礼した。
 終いの競いに、おまさは見事、勝ちを収めた。 






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