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第六章 次の相手
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川開きが終わった。
江戸の夏を告げる催しだが、今年はあいにくの大雨で呼び物の花火もなかった。
それでも、かわら版は何か材を採って出す。ほかにさしたる事件もなかったとあって、将棋の終いの競いの話題が思いのほか大きく採り上げられた。
「なかなかの売れ行きで」
かわら版売りで下っ引きの末吉が、日に焼けた顔に笑みを浮かべた。
「ずいぶん書いてくださって、ありがたいことで」
先に目を通していたおたつが言った。
「わたしのことを?」
おまさが胸に手をやった。
「おう、不鳴不飛先生の力作で」
末吉が言った。
「なんだか読むのが怖いかも」
と、おまさ。
「なら、わたしが読んであげるよ」
おたつが刷り物を軽く振った。
「なら、お願い、おっかさん」
おまさが笑みを浮かべた。
「はいよ」
のどの具合を整えると、八一屋の女あるじは、やおらかわら版を読みだした。
江戸じゆうを沸かせし女将棋指したちの競ひは、つひに終ひの一戦を迎へたり。
片や、池田菊。
つとにその将棋の才を称揚されてゐたる武家の女房なり。初めの競ひでは、大橋浪を破り、終ひの競ひに駒を進めたり。
片や、本郷まさ。
本郷の将棋料理屋、八一屋の娘にて、いまだ十四の若さながら、いまは亡き好棋家の父、政吉から手ほどきを受けし棋才をめきめきと伸ばしてゐをり。初めの競ひでは、年上の八丁堀はるを倒し、こたびの晴れ舞台に立てり。
運命の一戦の舞台は、前回と同じく、今戸の慈眼寺なり。立会人は重鎮の大橋宗与、時読み係と帳面係も抜かりなく支度を整え、いよいよ決戦の火蓋が切られたり。
「ずいぶん長いのね」
おまさが口をはさんだ。
「こっからが山場で」
末吉が笑みを浮かべる。
ここで便利屋の大造もやってきた。
冷や酒と鱚天を注文し、ともにかわら版の続きを聞く構えになる。
「では、山場に」
おたきはそう言うと、またかわら版を読みだした。
池田菊は振り飛車、ことに四間飛車を得意とせり。これに対し、本郷まさは亡き父政吉が編み出せし面妖なる戦法にて迎へ撃てり。
六六に角を飛び出せし、六五の歩をば七七の桂が支へるかたちなり。二枚の銀とあいまつて、さながら天空に城を築くがごとき構へとなれり。
一見すると危うさうなれど、飛車が下段を滑るやうに動き、存外に受けに強い構へなり。
駒組は熟し、つひに戦ひが始まれり。菊もおまさも一歩も譲らぬいくさは延々と続きたり。
先に持ち時が切れしはおまさなり。一手十のうちに指さねばならぬ。数を読まれるたびに心の臓が口から飛び出さんばかりとなれり。
さりながら、ここからのおまさの奮闘は見事なりき。危ういところで鬼手を見いだし、俄然、いくさを優位に進めたり。
そのうち、菊の持ち時も切れたり。手に汗握る勝負は、つひに決着せり。
勝ちを収めしは、十四歳の娘将棋指し、本郷まさなりき。
晴れて江戸の女将棋指しのてっぺんに立ちしおまさには、いづれさらなる晴れ舞台が用意されん。善哉[よきかな]善哉。
「良く書いてもらったな」
大造が笑みを浮かべた。
「ありがたいことで」
おまさは頭を下げた。
「で、『さらなる晴れ舞台』って何でえ。まだ競いがあるのかい」
便利屋がたずねた。
「そいつぁ聞いてねえんですがね。不鳴不飛先生はたぶんご存じで」
末吉が答えた。
「ご存じだからこそ、こうお書きになってるんでしょう」
と、おたき。
「まあ、そのうち分かるだろうな」
大造はそう言って、冷や酒をくいと呑み干した。
おまさは小さくうなずいた。
二
次の対戦相手がだれか、分かる日がやってきた。
その日、本郷の八一屋へ足を運んだのは、戯作者の不鳴不飛だけではなかった。大橋宗与も弟子を伴って駕籠でやってきた。
客は座敷に上がった。
「ようこそお越しくださいました、宗与先生」
おたつがやや緊張気味に出迎えた。
「久しぶりに、おいしいものをいただきに」
宗与が柔和な表情で言った。
「本日はいい茄子が入っておりまして、煮物や天麩羅などにしようかと」
八一屋のおかみが言った。
「ああ、茄子は好物だからね」
と、宗与。
「暑気払いには少し早いですが、素麺もお出しできます」
厨に入っているおまさが言った。
「では、締めにいただきましょう」
宗与は答えた。
「素麺なら、やつがれも」
不鳴不飛が手を挙げる。
「承知しました」
おまさが笑みを浮かべた。
「ただし、その前に大事な話が」
戯作者は坐り直した。
「厨はわたしがやるから」
おたつが右手を挙げた。
「では、そちらに」
おまさは座敷に上がった。
話の前に、酒と肴が出た。
今日は宗与の好物の茄子づくしだ。
まず出たのは揚げびたしだった。
さっと揚げた茄子をだしと醤油と味醂で煮て、仕上げに糸がつおをふんだんに添える。思わずほっこりする肴だ。
「おいしいね」
宗与の白い眉がやんわりと下がった。
「では、そろそろ話の本丸に」
不鳴不飛が段取りを進めた。
「そうだね」
宗与は箸を置いて坐り直した。
「このたびの江戸の女将棋指しの競い、改めて棋譜を検討してみたが、力を出したね」
おまさに向かって、宗与が言った。
「いえ、たまたまいいところに指が行ってくれただけで」
おまさは控えめに言った。
「いや、たまたまじゃないね。正直言って、女将棋指しとしてすでに名のある者には太刀打ちができないのではないかと思っていた。その考えは甘かったね。実に堂々たる指し回しだった」
宗与はそうほめてくれた。
「ありがたく存じます」
いくらか上気した顔で、おまさは頭を下げた。
「やつがれも並べてみたけれども、力強い将棋でしたな」
不鳴不飛が言った。
「十四のか弱い娘さんだが、将棋はずいぶんと線が太い。これは持って生まれた才というものだろう」
宗与はそう言うと、冷や酒をくいと呑み干した。
「あまりほめると天狗になりますから」
おたつが言った。
「いや、この子はそういう増上慢とは無縁だろう」
宗与がおまさのほうを手で示した。
「わたしより強い方はたくさんおられますから」
おまさは控えめに言った。
「その『強い方』の一人とまた対戦してもらうことになりそうでね」
不鳴不飛が笑みを浮かべた。
「また強い方と」
おまさの表情が引き締まった。
江戸の女将棋指しの競いを勝ち抜いたが、それで終いではなかった。
次なる相手が待ち受けていた。
「それはどなたでしょう」
待ちきれないとばかりに、おたつが問うた。
少し間を置いてから、宗与が答えた。
「わが将棋家の俊秀だよ」
将棋界の重鎮はそう伝えた。
三
時の老中は将棋好きだった。
おのれでもたしなむが、強い将棋指したちの対局を間近で観ることを無上の喜びとしていた。
江戸の女将棋指しの競いの話は、老中の耳にも届いた。
勝ちを収めたのが十四の娘だということも知った。
面白い。
ぜひともその戦いぶりをこの目で見たきもの。
老中はそう考えた。
幕閣の中枢を占める者の望みだ。ただちに膳立てが整えられた。
さすがに将棋家の家元が出てくるわけにはいかない。万が一、十四の娘に負けたりしたら、面目丸つぶれだ。
そこで、傍流ながらも将棋の才がある若者に白羽の矢が立てられた。
名を大橋宗秀という。
稽古将棋や棋書の執筆、詰将棋づくりなどにも精を出しているらしい。
「宗秀は有為の青年だよ」
宗与が言った。
血のつながりは濃くないが縁者の一人だ。
「その方と、わたしが」
おまさは瞬きをした。
「ご老中がお喜びになる組み合わせだろうからね」
宗与が笑みを浮かべた。
「できることなら、やつがれも観戦したきものですが、さすがに無理筋でございましょうな」
不鳴不飛が残念そうに言った。
「観戦できれば、かわら版も出せますものね」
天麩羅を揚げながらおたつが言う。
「そうなれば、願ったり叶ったりだったんですが」
戯作者は未練ありげに言った。
「ならば……」
酒をまた少し啜ってから、宗与が言った。
「帳面係ということで入る手はありましょう。わたしの弟子ということにすれば、どこからも文句は出ぬはず」
将棋界の重鎮が言った。
「本当ですか。それでしたら、懸命につとめますので、ぜひともよろしゅうに」
不鳴不飛が頭を下げた。
「帳面を二つ置いて、片方を将棋、片方をかわら版の下書きにすれば、はかどりましょう」
宗与はそんな知恵まで出してくれた。
「ありがたく存じます。そうさせていただきます」
やや上気した顔で、不鳴不飛が答えた。
茄子天が揚がった。
末広がりの八の字が美しい仕上がりだ。
「どうぞ、先生」
おまさが宗与に皿を出し、天つゆを添えた。
「おお、来たね。まだ日取りは決まっていないが、研鑽につとめなさい」
宗与が言った。
「はい。恥ずかしくない将棋を指せるように、日々励みます」
おまさは引き締まった表情で答えた。
「その意気だ」
笑みを浮かべると、宗与はからりと揚がった茄子天に箸を伸ばした。
四
おまさの研鑽は続いた。
棋書を読み、棋譜を並べ、詰将棋を解いた。行灯に火をともし、おまさは遅くまで将棋盤に向き合った。
前回と違って、次の大橋宗秀は得意戦法が分からなかった。対策の立てようがないから、おのれの力を上げるしかない。
便利屋の大造が相手を買って出てくれた。その後力の差が開き、おまさとは角落ちの手合いになったが、それでも市井では強者だ。
「角落ちでも楽させてくんねえな。強くなったな、おまさちゃん」
大造はそう言って指し手を進めた。
「いえ、まだまだです。強い方はたくさんおられますから」
おまさはそう言って歩を打った。
どの駒で取っても悩ましい垂れ歩だ。
「嫌らしい手を指すなあ」
大造が苦笑いを浮かべた。
垂れ歩、継ぎ歩、たたきの歩。
おまさの歩使いには一段と磨きがかかってきた。
「しょうがねえや、銀で取るか」
大造が着手した。
結局、これがしくじりだった。おまさの攻勢が続いた。
「うまく指しやがるなあ」
便利屋が感心したように言った。
一見すると細そうな攻めをつなげて勝ちに導いていく。その呼吸をいつのまにかおまさは会得していた。
決め手はやはり歩だった。
王の頭をたたいた歩を取れば詰む。
かと言って、逃げても一手一手だ。
受けはない。
「いやあ、参った。負けだな」
大造は駒を投じた。
「ありがたく存じました」
おまさはていねいに一礼した。
「強[つえ]えや。将棋家でも充分、太刀打ちできるぜ」
大造は太鼓判を捺した。
五
次の対局の日取りが決まったのは、それからまもなくのことだった。
おまさは八一屋で常連の松橋新之丞と指していた。
手合いは二枚落ちだ。
飛車と角の大駒をどちらも落とすから、上手にとっては厳しい手合いになる。剣術指南の松橋新之丞も踏み込みのいいなかなかの指し手だ。
「勝負どころだな」
容子のいい武家が腕組みをした。
二枚落ちの二歩突っ切り定跡から健闘している。この手合いなら、新之丞にも充分に勝機がある。
おまさはさほど間を置かずに着手した。
初めに見えた手を信じて、どんどん進めていく。これも勝負術だ。
「強いな」
渋く笑うと、新之丞は少し考えてから歩を取った。
冷や酒を啜り、つまみの揚げ蕎麦をぽりっとかむ。
蕎麦を揚げて塩を振っただけの肴だが、これが酒に合う。
おまさはぐっと気を集めた。
稽古将棋でもゆるめてはいけない。
むろん、ゆるめなければならない客もいるが、新之丞さまは違う。
ここは真剣勝負だわ。
おまさはさらに踏みこんだ。
そのうち、詰みが見えた。
天の岩戸が開き、まばゆい光が差しこんできたかのように、一条の光が差しこんできた。
少しだけ駒音が高くなった。
「読み切ったか」
新之丞が笑みを浮かべた。
「はい」
おまさは包み隠さず答えた。
「ならば、指すまでもないが、詰みまで学ばせてくれ」
剣術指南の武家はそう言って駒を動かした。
以下は流れるような手順だった。
最後は合い駒が利かず、新之丞の玉はきれいに詰みあがった。
「参った」
武家が潔く投了した。
そのとき、のれんがふっと開き、客が入ってきた。
戯作者の不鳴不飛だった。
六
「十日後の辰の日でよろしいですね?」
不鳴不飛が訊いた。
「はい。あの、御城へ行くんでしょうか」
おまさは不安げに問うた。
「いや、その後、ご老中から話があって、御城将棋と言ってもそれに準じるもので、お屋敷の書院で対局を行うことになったので」
つなぎ役をやっている戯作者が答えた。
「ご老中のお屋敷で?」
おまさが問うた。
「そのとおり。御城の一角を使うのは憚られるということで」
不鳴不飛が答えた。
「そうもそうだな。一人は若い娘でもあるし」
松橋新之丞が言った。
「迎えの駕籠が来るんでしょうか」
おたつでたずねた。
「おのれの足で登城するわけにはいくまい」
松橋新之丞が笑った。
「六つどき(午前十時ごろ)に駕籠が来るので、それに乗っていけばご老中のお屋敷に。帳面係のやつがれも一緒に行くので」
不鳴不飛が言った。
「少々ほっとしました」
おまさは胸に手をやった。
「その日のうちに対局を?」
おたつがさらに問うた。
「ええ。夜戦になったら、また駕籠で」
世話人が答えた。
「対局は正装ですね」
おまさが引き締まった顔つきで問うた。
「それはもちろん、御城将棋に準じるものなので」
世話人が答えた。
「これで段取りが決まったな」
新之丞が笑みを浮かべた。
「あとは気張るだけで」
世話役が言う。
「力の風を送ってやろう。精一杯気張ってこい」
武家がさわやかな笑顔で言った。
「はい」
おまさは力強くうなずいた。
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