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ACT1:闘技場都市の支配者
勝利の刻印
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「ありがたい! ペイリス卿、あんたの分までこいつを殴ってやるぜ!」
ザインガルスの剣は、カイルダインの手には柄がやや細すぎた。極端に言えば野球のグラブをはめた手でテニスのラケットを握るような感じだ。だがこれがあれば、触手を切り払いながら欺陽槍のために霊力を温存できる。
次々と伸びてくる触手を切り払って前へ進む。だが、モルドヴォスは闘技場でのロランドを彷彿とさせる動きで攻撃をかわし始めた。時折放つリーチのあるジャブに、こちらの出足が止められてしまう。
「ちょこまかと……ッ! カイルダイン、俺の体が奴の攻撃に反応しても無視しろ。前進を止めるな!」
時間は俺たちに味方しない。早く勝負をつけなければ。
〈了解、奴の攻撃があたった場合はこちらで処理します〉
「ああ、任せる!」
――天河流れ落ちる果てより、その鉄門を開け、深海の牢獄!
その時、アースラの声が朗々と響いた。何かの詠唱のようだ。
〈ヴォルター! 妾(わらわ)も力を貸すぞ! サーガラックの秘力でやつを縛り上げてやる〉
〈ひ、姫様! それはサーガラックの霊力を……!〉
〈構わぬ! 今こやつを滅せねば、この後もない! 出し惜しみは無しじゃ!〉
ペイリスのうろたえた制止の声を、騎士姫は敢然とはね付けて詠唱を続けた。
――しゃがら ざざむ たたながたん! 大海をその肩に担いて、邪(よこしま)なるものよ膝を屈せ!
サーガラックの側頭部から湾曲して伸びた双角が、青い光を帯びて低く唸りをあげた。
「海 王 神 鉄 鎖 !」
アースラの声が詠唱の完成を告げる。サーガラックの角と同様の青い光がモルドヴォスの全身を覆い、その動きが凍り付いたように緩慢なものになった。
――グ、グオオッ!? ナンダコレハ!
(おお、これは驚異的です。モルドヴォスの械体には現在、深海底の水圧に匹敵する圧力がかかっています。佩用者の語彙で表現すれば、600気圧です)
なるほど。いわばサーガラック版の『完全械態』能力とでもいったものか。
〈今じゃ、ヴォルター!!〉
光の外側に伸びていた触手がなおもこちらを阻もうとのたうつが、長剣をふるってそれを斬り落とした。
「これで決めてやる! 食らえ、内側から!」
カイルダインの械体を屈みこませ、モルドヴォスの腰回りを覆う装甲の下方から、下腹部にあたる部分の内奥へと鉄拳を突き入れる。械体内で握った縦拳がちょうど熱晶石の真下へ達した瞬間に――
「欺陽槍ッ!」
邪神の体組織に埋め尽くされた装甲の内側で光槍が伸び、即座に反応して小爆発を起こす。
「ゴアァアアアアア!!」
モルドヴォスの械体が震えて悶え、ロランドの血も凍るような悲鳴がほとばしった。
だが、まだだ。まだ熱晶石に届いていない。操縦籠の映像面には、カイルダインが走査した内部状況が点滅する輝点《ブリップ》で表示され続けていた。
「欺陽槍! 霊力ギリギリまで生成し続けろ!」
(了解! えげつない攻撃、最高です佩用者!)
モルドヴォスの装甲内部で、邪神の組織が懸命に再生していくのが感じられた。だが太陽槍が次々と内部で爆ぜ、光と熱、衝撃に変換されて消えていくそのサイクルの中で、邪神の肉は次第に力を失い、屈していく。
そして数秒後、ついに光槍の先端が熱晶石を砕いた。数年かけて放出されるはずのエネルギーが一気にあふれ出す。
その熱は銅の沸点を超え、内部の配管が気化してモルドヴォスの全身が燃えあがる。カイルダインの手首を引き抜いて跳び退り、俺は燃え落ちる邪神の器を見守った。
蒸気と黒煙が噴き上がり、悪臭があたりに立ち込めた。上空を覆いつつあった花のような光の文様が薄れて消えていく。
(お見事です。他者の協力もありましたが、制限された条件の中でこのような効果を生み出すとは)
「ああ、何とかうまくいったな……欺陽内破弾とでも名付けとくか」
そんなやり取りのあと、カイルダインが不意に黙り込んでこちらへ思念を返さなくなった――
* * * * * * *
「凄い……」
理屈ではそうなると解っていても、実際に熱晶石を砕かれて燃え落ちる護令械を見るのは、初めてのことだった。周囲に充満した悪臭にむせながら、パキラはカイルダインを見上げ、快哉を叫んで拳を振り上げた。
「やったわ! ヴォルターが、カイルダインが勝った! 神械を詐称する邪神を滅ぼしたのよ!」
目に涙がにじむ。それは勝利の喜びと同時に、保存護令械が永遠に失われたことへの哀惜の想いも含まれたものだった。
そのパキラの前で、カイルダインの械体に変化が起きた。胸部を囲んで肋骨を模したように走る隆起したラインが、弾力を感じさせる動きで装甲から浮き上がり、指のように開いたのだ。
「あれは!?」
彼女の知識にそれを説明するものは存在しなかった。そして、モルドヴォスの残骸の上にはいつの間にか赤紫色の輝く靄のような塊が浮かび、それがカイルダインのほうへと引き寄せられつつあった。
(何が始まるっていうの……?)
* * * * * * *
カイルダインが静かに告げた。
(保存護令械モルドヴォスおよび領主ロランド・ナジに寄生、憑依していた存在を確認――邪神ガラ=ザダンの一部と認定。これを封印します)
ブゥン……
なにか不吉な感じを与える振動音とともに、操縦籠の映像面にはモルドヴォスからしみ出した赤紫の靄が映し出された。それが画面の両側から伸びた細い指のようなものに囲まれ、綿花から繊維を引き出すように吸い取られていくのが見える。
前方の映像面に、小さく囲まれた領域が表示された。ちょうどパソコンのウィンドウのような感じ。その中にこの世界の文字でなにか表示され、ゆっくりとスクロールしていく。
====================================
構造 88
知能 79
動作 80
出力 92
活力 67(+30)
装甲 1380
霊力 680(+225)
封印
□■■■■■■■
時宜:
解禁:共振拳
獲得:魂跡華100
====================================
カイルダインの現在の状態を示すものらしい。霊力と活力の上限が上昇し、封印が八個中一個――これは『施された』のか、それとも『解かれた』のか?
そして俺の目を打つ最下段二つの表示。
「共振拳?」
表示された文字はそう読めた。
(ガラ=ザダンの一部封印に伴って、完全械態の能力のうち一つが、正式に解禁されました)
なるほど。倒した相手の力を取り込むことで、より強力な敵に対応する能力を手に入れる、といった仕組みだろうか。
「共振拳……なんとなく語感で想像できるが、どんなものなんだ?」
(物理的な防御構造物――たとえば装甲や甲殻、肉そのものの厚み。そうしたものを無視し必要ならば粉砕し、分子レベルまで破壊する能力です。皮肉なものです、今回の戦いで使えていればもっと楽だったでしょう)
「はは。そりゃあ、ホントに皮肉だな……魂跡華ってのはなんだ? 最初に出会った時にも聞いたようだが」
(簡単に言えば、封印の報酬ですね。これを消費すれば、私はごくわずかですが奇蹟に類する現象を起こせます。解禁されていない能力を無理に使うとか、佩用者の負傷を一時的に消すとか)
「いや、ちゃんと消せよ」
(起きたことは完全には覆せないのです。それはそうとして、ちょっと痛いですよ。我慢してくださいね)
「お、おい、何を?」
いう間に、操縦籠の天井から再びあの細いビームが放たれ、俺の皮膚を灼いた。
「うわあああっ! いちちちちちちッ、またこれかよ!」
腹部、へそのやや上あたりに着衣を透過して鋭い光が何かを刻印しつつある。
(佩用者ヴォルター、あなたは私と共鳴して邪神の一部を封印しました。佩用者にもその事実が記録されます。邪神を完全に封印するまで順次に刻印が施され、私の能力が解放されていくのです。封印が完了するまで、もはや佩用者を変更することはできません――これからもよろしくお願いします)
「お、おう」
何やら、後戻りできない一歩を踏み出したような気もする。だが、この世界で目覚めた瞬間から、井出川准に戻ることはできなくなっていた。ならば、進むしかない。
「俺はこれから、何をすればいい?」
(ともあれ、旅を続けてください。その過程で必ず、邪神の手がかりやその影響で起きた凶事が、私たちの前に立ち現れることでしょう)
「わかった。ひとまず、パキラのところに行ってやるか」
アースラやペイリスの協力もあったが、パキラの助言がなければモルドヴォスを倒すことは難しかっただろう。カイルダインに立膝の姿勢をとらせ、俺は操縦籠のハッチを開いて、黒煙たなびく台地へと跳び下りた。
ほとんど同時に、赤金色の長い髪を背負った温かく柔らかなものが、俺を突き飛ばさんばかりにとびこんできた。
ザインガルスの剣は、カイルダインの手には柄がやや細すぎた。極端に言えば野球のグラブをはめた手でテニスのラケットを握るような感じだ。だがこれがあれば、触手を切り払いながら欺陽槍のために霊力を温存できる。
次々と伸びてくる触手を切り払って前へ進む。だが、モルドヴォスは闘技場でのロランドを彷彿とさせる動きで攻撃をかわし始めた。時折放つリーチのあるジャブに、こちらの出足が止められてしまう。
「ちょこまかと……ッ! カイルダイン、俺の体が奴の攻撃に反応しても無視しろ。前進を止めるな!」
時間は俺たちに味方しない。早く勝負をつけなければ。
〈了解、奴の攻撃があたった場合はこちらで処理します〉
「ああ、任せる!」
――天河流れ落ちる果てより、その鉄門を開け、深海の牢獄!
その時、アースラの声が朗々と響いた。何かの詠唱のようだ。
〈ヴォルター! 妾(わらわ)も力を貸すぞ! サーガラックの秘力でやつを縛り上げてやる〉
〈ひ、姫様! それはサーガラックの霊力を……!〉
〈構わぬ! 今こやつを滅せねば、この後もない! 出し惜しみは無しじゃ!〉
ペイリスのうろたえた制止の声を、騎士姫は敢然とはね付けて詠唱を続けた。
――しゃがら ざざむ たたながたん! 大海をその肩に担いて、邪(よこしま)なるものよ膝を屈せ!
サーガラックの側頭部から湾曲して伸びた双角が、青い光を帯びて低く唸りをあげた。
「海 王 神 鉄 鎖 !」
アースラの声が詠唱の完成を告げる。サーガラックの角と同様の青い光がモルドヴォスの全身を覆い、その動きが凍り付いたように緩慢なものになった。
――グ、グオオッ!? ナンダコレハ!
(おお、これは驚異的です。モルドヴォスの械体には現在、深海底の水圧に匹敵する圧力がかかっています。佩用者の語彙で表現すれば、600気圧です)
なるほど。いわばサーガラック版の『完全械態』能力とでもいったものか。
〈今じゃ、ヴォルター!!〉
光の外側に伸びていた触手がなおもこちらを阻もうとのたうつが、長剣をふるってそれを斬り落とした。
「これで決めてやる! 食らえ、内側から!」
カイルダインの械体を屈みこませ、モルドヴォスの腰回りを覆う装甲の下方から、下腹部にあたる部分の内奥へと鉄拳を突き入れる。械体内で握った縦拳がちょうど熱晶石の真下へ達した瞬間に――
「欺陽槍ッ!」
邪神の体組織に埋め尽くされた装甲の内側で光槍が伸び、即座に反応して小爆発を起こす。
「ゴアァアアアアア!!」
モルドヴォスの械体が震えて悶え、ロランドの血も凍るような悲鳴がほとばしった。
だが、まだだ。まだ熱晶石に届いていない。操縦籠の映像面には、カイルダインが走査した内部状況が点滅する輝点《ブリップ》で表示され続けていた。
「欺陽槍! 霊力ギリギリまで生成し続けろ!」
(了解! えげつない攻撃、最高です佩用者!)
モルドヴォスの装甲内部で、邪神の組織が懸命に再生していくのが感じられた。だが太陽槍が次々と内部で爆ぜ、光と熱、衝撃に変換されて消えていくそのサイクルの中で、邪神の肉は次第に力を失い、屈していく。
そして数秒後、ついに光槍の先端が熱晶石を砕いた。数年かけて放出されるはずのエネルギーが一気にあふれ出す。
その熱は銅の沸点を超え、内部の配管が気化してモルドヴォスの全身が燃えあがる。カイルダインの手首を引き抜いて跳び退り、俺は燃え落ちる邪神の器を見守った。
蒸気と黒煙が噴き上がり、悪臭があたりに立ち込めた。上空を覆いつつあった花のような光の文様が薄れて消えていく。
(お見事です。他者の協力もありましたが、制限された条件の中でこのような効果を生み出すとは)
「ああ、何とかうまくいったな……欺陽内破弾とでも名付けとくか」
そんなやり取りのあと、カイルダインが不意に黙り込んでこちらへ思念を返さなくなった――
* * * * * * *
「凄い……」
理屈ではそうなると解っていても、実際に熱晶石を砕かれて燃え落ちる護令械を見るのは、初めてのことだった。周囲に充満した悪臭にむせながら、パキラはカイルダインを見上げ、快哉を叫んで拳を振り上げた。
「やったわ! ヴォルターが、カイルダインが勝った! 神械を詐称する邪神を滅ぼしたのよ!」
目に涙がにじむ。それは勝利の喜びと同時に、保存護令械が永遠に失われたことへの哀惜の想いも含まれたものだった。
そのパキラの前で、カイルダインの械体に変化が起きた。胸部を囲んで肋骨を模したように走る隆起したラインが、弾力を感じさせる動きで装甲から浮き上がり、指のように開いたのだ。
「あれは!?」
彼女の知識にそれを説明するものは存在しなかった。そして、モルドヴォスの残骸の上にはいつの間にか赤紫色の輝く靄のような塊が浮かび、それがカイルダインのほうへと引き寄せられつつあった。
(何が始まるっていうの……?)
* * * * * * *
カイルダインが静かに告げた。
(保存護令械モルドヴォスおよび領主ロランド・ナジに寄生、憑依していた存在を確認――邪神ガラ=ザダンの一部と認定。これを封印します)
ブゥン……
なにか不吉な感じを与える振動音とともに、操縦籠の映像面にはモルドヴォスからしみ出した赤紫の靄が映し出された。それが画面の両側から伸びた細い指のようなものに囲まれ、綿花から繊維を引き出すように吸い取られていくのが見える。
前方の映像面に、小さく囲まれた領域が表示された。ちょうどパソコンのウィンドウのような感じ。その中にこの世界の文字でなにか表示され、ゆっくりとスクロールしていく。
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構造 88
知能 79
動作 80
出力 92
活力 67(+30)
装甲 1380
霊力 680(+225)
封印
□■■■■■■■
時宜:
解禁:共振拳
獲得:魂跡華100
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カイルダインの現在の状態を示すものらしい。霊力と活力の上限が上昇し、封印が八個中一個――これは『施された』のか、それとも『解かれた』のか?
そして俺の目を打つ最下段二つの表示。
「共振拳?」
表示された文字はそう読めた。
(ガラ=ザダンの一部封印に伴って、完全械態の能力のうち一つが、正式に解禁されました)
なるほど。倒した相手の力を取り込むことで、より強力な敵に対応する能力を手に入れる、といった仕組みだろうか。
「共振拳……なんとなく語感で想像できるが、どんなものなんだ?」
(物理的な防御構造物――たとえば装甲や甲殻、肉そのものの厚み。そうしたものを無視し必要ならば粉砕し、分子レベルまで破壊する能力です。皮肉なものです、今回の戦いで使えていればもっと楽だったでしょう)
「はは。そりゃあ、ホントに皮肉だな……魂跡華ってのはなんだ? 最初に出会った時にも聞いたようだが」
(簡単に言えば、封印の報酬ですね。これを消費すれば、私はごくわずかですが奇蹟に類する現象を起こせます。解禁されていない能力を無理に使うとか、佩用者の負傷を一時的に消すとか)
「いや、ちゃんと消せよ」
(起きたことは完全には覆せないのです。それはそうとして、ちょっと痛いですよ。我慢してくださいね)
「お、おい、何を?」
いう間に、操縦籠の天井から再びあの細いビームが放たれ、俺の皮膚を灼いた。
「うわあああっ! いちちちちちちッ、またこれかよ!」
腹部、へそのやや上あたりに着衣を透過して鋭い光が何かを刻印しつつある。
(佩用者ヴォルター、あなたは私と共鳴して邪神の一部を封印しました。佩用者にもその事実が記録されます。邪神を完全に封印するまで順次に刻印が施され、私の能力が解放されていくのです。封印が完了するまで、もはや佩用者を変更することはできません――これからもよろしくお願いします)
「お、おう」
何やら、後戻りできない一歩を踏み出したような気もする。だが、この世界で目覚めた瞬間から、井出川准に戻ることはできなくなっていた。ならば、進むしかない。
「俺はこれから、何をすればいい?」
(ともあれ、旅を続けてください。その過程で必ず、邪神の手がかりやその影響で起きた凶事が、私たちの前に立ち現れることでしょう)
「わかった。ひとまず、パキラのところに行ってやるか」
アースラやペイリスの協力もあったが、パキラの助言がなければモルドヴォスを倒すことは難しかっただろう。カイルダインに立膝の姿勢をとらせ、俺は操縦籠のハッチを開いて、黒煙たなびく台地へと跳び下りた。
ほとんど同時に、赤金色の長い髪を背負った温かく柔らかなものが、俺を突き飛ばさんばかりにとびこんできた。
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