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ACT2:妖魔王の旌旗
アースラの決断
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日は次第に高く昇っていく。
俺たちはとにかくできることから片づけるべく動き出した。マクガヴァンとレンボス卿の状態はカイルダインに常時監視させつつ、兵士たちは関所周辺の片づけを続行。
魔甲兵の残骸や擬竜の死体といった目方の大きなものは、マーガンディかカイルダインが持ち上げて離れた場所へ移動させ、穴を掘って埋める。
タラスには術の使用が可能になるまで、警護付きの部屋で睡眠をとってもらっていた。本人の申告では、霊力の回復にだいたい半日はかかるということだ。
いま警戒すべきは、妖魔王軍による再度の攻撃。兵士たちは作業のために広く分散しているし、各員の疲労も蓄積している。伸びきった陣容を端から崩していくのはごく容易に思える。
〈あれだけの打撃を与えたのです。向こうも立て直しには時間がかかるはずですが……まあ警戒だけは〉
(ああ、うん。あちこちに監視対象散らばっててお前も大変だと思うが、ここはよろしく頼むわ)
〈あ、佩用者が私を心配してくださっている……嬉しいです! あ、レンボス卿の状態は今のところ変化なし、じわじわと霊力が消耗していますので、明日にはもう一回、プール分の霊力を10ほど譲渡しなくてはいけませんね〉
妙に甲斐甲斐しい感じで会話に応じて呉れるカイルダインだが、このままではいずれにしてもジリ貧――そう思って一つため息をついたそのとき、変化の兆しが訪れた。
岩場に囲まれた山道に響く、金属質のかすかな衝撃音――
「今の、聞こえたか?」
〈はい。どうやら後方、つまり王国側からですが大型護令械が一械接近中のようです――っと、これは〉
「む? どうした」
王国側から、ということはまず味方のはずだ。カイルダインのこの反応は一体。
〈確認しました。あれは闘将械『サーガラック』。例の騎士姫、アースラ・ゲイルウィンの械体です〉
なんと。
今誰よりもこの場に必要だと思えた人物が、いともあっさりと到着――この時の俺には、それはまるで奇跡か何かのように思えた。
* * * * * * *
サーガラックとそれに随行する部隊が関所に着いたのは、正午まで間もない刻限だった。その一時間ほど前から岩陰や宿舎の中で陽光を避けていた守備兵たちは、泡を食って飛び出し、ぞろぞろと中庭に整列した。あたりはたちまち、最前線に似つかわしい喧騒と緊張に満たされていった。
「なんと、お主らもすでに、ここへ来ておったのか!」
カイルダインとマーガンディの二械を認めて、アースラが操縦籠から身を乗り出す。
「姫様」と一言叫んで駆け寄ったガラヴェインとしばし小声で言葉を交わしたあと、彼女は胸壁に駆け上った。
「帝国騎士、アースラ・ゲイルウィンである。兵士諸君、ここまでの奮戦と堅守、ご苦労であった!!」
小柄な体に似合わぬ大声で呼ばわる。
「これよりこの関所は妾が指揮する。だがまずは各員交代で休憩を取り、来るべき局面に備えるのじゃ! いったん整列を解き、散開せよ」
意外な措置にどよめく兵士たちをしり目に、彼女は配下の者たちに命じて、輜重械からいくばくかの物資を降ろさせた。
「医薬品はそこに置け。砂糖は厨房へ」
兵士たちのどよめきはやがて歓声に変わった。帝国騎士、という名号にはあまりなじみがない様子だったが、彼女が高貴の身分であることは隠しようもない。ましてやその背後にそびえるサーガラックが、並みの渉猟械などでないことは容易に知れる。
――この小さな関所に、四械もの護令械が会するとは……!
そんな声が聞こえてくる。それが現在の状況の異常さ、この後に起こるであろう事態の過酷さを暗示するものだと、果たしてどれだけの者が理解しているだろうか。
場がひとしきり落ち着くと、アースラは再び俺たちのところへ歩いてきた。
「とんだ強行軍だったが、どうやら間に合ったようじゃな、いろいろな意味で」
「はっ……」
うなずくガラヴェインの瞳には、何やら安堵の色が見て取れた。
「さてと。渉猟械マクガヴァンと佩用者レンボスだが。まずは診てみるか。降りてこぬ、返事もなし、となるといくつか考えられるが――」
「それなんですが」
俺は彼女に、カイルダインから聞いたレンボスの状態を大まかに伝えた。
「霊力が一つ……じゃと?」
色白の秀でた額に深い縦皺が刻まれる。胸の前で両手の指をきつく絡み合わせ、考え込む様子。
「なるほど、『霊力融合』か……」
彼女はそうつぶやいた。
「あるんですね、似た事例が?」
ガラヴェインは同様のケースを知らないと言っていた。だが、現象に固有の名前がある、ということは類型化されるだけの事例が過去に存在した、ということだ。
「うむ。護令械を駆って戦う騎士達にふりかかる災厄はいくつかあるが、その中でも、特に厄介なものの一つじゃ。事例はごく少ないし、ここ二百年ほどは記録がない。ガラヴェインが知らぬのも無理はないが」
適切な処置がとられない場合、その騎士と護令械は永遠に失われることになる――アースラはそう告げた。
――護令械は令呪錦に織り込まれた卦の作用によって、それ自体の霊力を備える。騎士が使う戦闘用護令械は、佩用者が修めた法術によって佩用者と械体の霊力が共鳴することで、はじめて各種戦闘動作を迅速に行うことが可能になる。
問題は、その共鳴が強すぎた場合だ。護令械に搭乗中、何らかの理由で佩用者の霊力が枯渇寸前まで低下した場合に、それは起こる。械体の固有霊力と騎士のそれが融合し、ひとまず騎士の生命は維持される。
だがその状態では騎士が自身の体を動かすことはできない。何か考えればその通りに、『械体が』動く。これは皮肉にも、優れた騎士にこそ起こりうる悲劇だ。
アースラの説明に俺はうなずいた。カイルダインの立てた推論とおおよそ一致している。
「無論、そのままでは騎士の肉体はいずれ死ぬ。人間は霊力だけでは生きられんからな。そして騎士が死ね時には護令械の霊力も完全に枯渇し、二度と戻らぬ」
「彼を救う方法は、何か――」
俺の問いを受けて、アースラはふっと微笑した。
「ヴォルター、お主はやはり妙な男よな。ためらいもせずに『彼を』救う方法と申すか」
「あ……」
そういえば忘れていた。彼女が今こうして辺境まで来ているそもそもの目的の一つは、護令械戦力を補充するためにブルゼンの保存護令械『モルドヴォス』の令呪錦を入手する、というものだったはずだ。
こういう局面で械体と騎士とどちらを優先するか。それは俺と同じ思考様式で解かれる問題ではないかも知れないと、気づくべきだった。
「すみません、俺は――」
「いや、よい」
アースラは手のひらを立てて俺をとどめた。
「たとえマクガヴァンを失うとしても、ここまでの戦いを経験した騎士を生かす方が、長い目で見れば王国のためになる。それに、戦力としてなら充分に埋め合わせのつく存在を、妾はいま目の前にしておるでな」
「そ、それは――」
どうやら自分たちのことらしいと気が付き、俺は頭にカッと血が上るのを感じた。アースラは再び胸壁へ駆けあがると、サーガラックの方へと走った。道を譲るのが間に合わずに数人の兵士が尻もちをつく。
「仮にマクガヴァンをとっても、渉猟械の令呪錦はしょせん『写し』にすぎぬ。勧請には使えんのだ」
そう言い切ると、彼女は胸壁から操縦籠へと飛び移った。
――総員、マクガヴァンから離れよ! 妾がレンボスを連れ戻す!
伝声管から彼女の声があたりにとどろいた。くぐもった詠唱の声とともに、サーガラックの頭部から伸びた双角が青い光を帯びて輝き始める。
――しゃがら ざざむ たたながたん! スカンダルガの大悲、ケイレスの叡智を我が手に与えたまえ! 霊魂は肉体を超越し、肉体ありてその全きを得るなり。我が魂魄を供儀として彼の者の霊と肉とを繋ぎ止めん!
サーガラックの腕が虚空へ伸ばされ、マクガヴァンの操縦籠を覆う鉄蓋にゆっくりとかけられた。
俺たちはとにかくできることから片づけるべく動き出した。マクガヴァンとレンボス卿の状態はカイルダインに常時監視させつつ、兵士たちは関所周辺の片づけを続行。
魔甲兵の残骸や擬竜の死体といった目方の大きなものは、マーガンディかカイルダインが持ち上げて離れた場所へ移動させ、穴を掘って埋める。
タラスには術の使用が可能になるまで、警護付きの部屋で睡眠をとってもらっていた。本人の申告では、霊力の回復にだいたい半日はかかるということだ。
いま警戒すべきは、妖魔王軍による再度の攻撃。兵士たちは作業のために広く分散しているし、各員の疲労も蓄積している。伸びきった陣容を端から崩していくのはごく容易に思える。
〈あれだけの打撃を与えたのです。向こうも立て直しには時間がかかるはずですが……まあ警戒だけは〉
(ああ、うん。あちこちに監視対象散らばっててお前も大変だと思うが、ここはよろしく頼むわ)
〈あ、佩用者が私を心配してくださっている……嬉しいです! あ、レンボス卿の状態は今のところ変化なし、じわじわと霊力が消耗していますので、明日にはもう一回、プール分の霊力を10ほど譲渡しなくてはいけませんね〉
妙に甲斐甲斐しい感じで会話に応じて呉れるカイルダインだが、このままではいずれにしてもジリ貧――そう思って一つため息をついたそのとき、変化の兆しが訪れた。
岩場に囲まれた山道に響く、金属質のかすかな衝撃音――
「今の、聞こえたか?」
〈はい。どうやら後方、つまり王国側からですが大型護令械が一械接近中のようです――っと、これは〉
「む? どうした」
王国側から、ということはまず味方のはずだ。カイルダインのこの反応は一体。
〈確認しました。あれは闘将械『サーガラック』。例の騎士姫、アースラ・ゲイルウィンの械体です〉
なんと。
今誰よりもこの場に必要だと思えた人物が、いともあっさりと到着――この時の俺には、それはまるで奇跡か何かのように思えた。
* * * * * * *
サーガラックとそれに随行する部隊が関所に着いたのは、正午まで間もない刻限だった。その一時間ほど前から岩陰や宿舎の中で陽光を避けていた守備兵たちは、泡を食って飛び出し、ぞろぞろと中庭に整列した。あたりはたちまち、最前線に似つかわしい喧騒と緊張に満たされていった。
「なんと、お主らもすでに、ここへ来ておったのか!」
カイルダインとマーガンディの二械を認めて、アースラが操縦籠から身を乗り出す。
「姫様」と一言叫んで駆け寄ったガラヴェインとしばし小声で言葉を交わしたあと、彼女は胸壁に駆け上った。
「帝国騎士、アースラ・ゲイルウィンである。兵士諸君、ここまでの奮戦と堅守、ご苦労であった!!」
小柄な体に似合わぬ大声で呼ばわる。
「これよりこの関所は妾が指揮する。だがまずは各員交代で休憩を取り、来るべき局面に備えるのじゃ! いったん整列を解き、散開せよ」
意外な措置にどよめく兵士たちをしり目に、彼女は配下の者たちに命じて、輜重械からいくばくかの物資を降ろさせた。
「医薬品はそこに置け。砂糖は厨房へ」
兵士たちのどよめきはやがて歓声に変わった。帝国騎士、という名号にはあまりなじみがない様子だったが、彼女が高貴の身分であることは隠しようもない。ましてやその背後にそびえるサーガラックが、並みの渉猟械などでないことは容易に知れる。
――この小さな関所に、四械もの護令械が会するとは……!
そんな声が聞こえてくる。それが現在の状況の異常さ、この後に起こるであろう事態の過酷さを暗示するものだと、果たしてどれだけの者が理解しているだろうか。
場がひとしきり落ち着くと、アースラは再び俺たちのところへ歩いてきた。
「とんだ強行軍だったが、どうやら間に合ったようじゃな、いろいろな意味で」
「はっ……」
うなずくガラヴェインの瞳には、何やら安堵の色が見て取れた。
「さてと。渉猟械マクガヴァンと佩用者レンボスだが。まずは診てみるか。降りてこぬ、返事もなし、となるといくつか考えられるが――」
「それなんですが」
俺は彼女に、カイルダインから聞いたレンボスの状態を大まかに伝えた。
「霊力が一つ……じゃと?」
色白の秀でた額に深い縦皺が刻まれる。胸の前で両手の指をきつく絡み合わせ、考え込む様子。
「なるほど、『霊力融合』か……」
彼女はそうつぶやいた。
「あるんですね、似た事例が?」
ガラヴェインは同様のケースを知らないと言っていた。だが、現象に固有の名前がある、ということは類型化されるだけの事例が過去に存在した、ということだ。
「うむ。護令械を駆って戦う騎士達にふりかかる災厄はいくつかあるが、その中でも、特に厄介なものの一つじゃ。事例はごく少ないし、ここ二百年ほどは記録がない。ガラヴェインが知らぬのも無理はないが」
適切な処置がとられない場合、その騎士と護令械は永遠に失われることになる――アースラはそう告げた。
――護令械は令呪錦に織り込まれた卦の作用によって、それ自体の霊力を備える。騎士が使う戦闘用護令械は、佩用者が修めた法術によって佩用者と械体の霊力が共鳴することで、はじめて各種戦闘動作を迅速に行うことが可能になる。
問題は、その共鳴が強すぎた場合だ。護令械に搭乗中、何らかの理由で佩用者の霊力が枯渇寸前まで低下した場合に、それは起こる。械体の固有霊力と騎士のそれが融合し、ひとまず騎士の生命は維持される。
だがその状態では騎士が自身の体を動かすことはできない。何か考えればその通りに、『械体が』動く。これは皮肉にも、優れた騎士にこそ起こりうる悲劇だ。
アースラの説明に俺はうなずいた。カイルダインの立てた推論とおおよそ一致している。
「無論、そのままでは騎士の肉体はいずれ死ぬ。人間は霊力だけでは生きられんからな。そして騎士が死ね時には護令械の霊力も完全に枯渇し、二度と戻らぬ」
「彼を救う方法は、何か――」
俺の問いを受けて、アースラはふっと微笑した。
「ヴォルター、お主はやはり妙な男よな。ためらいもせずに『彼を』救う方法と申すか」
「あ……」
そういえば忘れていた。彼女が今こうして辺境まで来ているそもそもの目的の一つは、護令械戦力を補充するためにブルゼンの保存護令械『モルドヴォス』の令呪錦を入手する、というものだったはずだ。
こういう局面で械体と騎士とどちらを優先するか。それは俺と同じ思考様式で解かれる問題ではないかも知れないと、気づくべきだった。
「すみません、俺は――」
「いや、よい」
アースラは手のひらを立てて俺をとどめた。
「たとえマクガヴァンを失うとしても、ここまでの戦いを経験した騎士を生かす方が、長い目で見れば王国のためになる。それに、戦力としてなら充分に埋め合わせのつく存在を、妾はいま目の前にしておるでな」
「そ、それは――」
どうやら自分たちのことらしいと気が付き、俺は頭にカッと血が上るのを感じた。アースラは再び胸壁へ駆けあがると、サーガラックの方へと走った。道を譲るのが間に合わずに数人の兵士が尻もちをつく。
「仮にマクガヴァンをとっても、渉猟械の令呪錦はしょせん『写し』にすぎぬ。勧請には使えんのだ」
そう言い切ると、彼女は胸壁から操縦籠へと飛び移った。
――総員、マクガヴァンから離れよ! 妾がレンボスを連れ戻す!
伝声管から彼女の声があたりにとどろいた。くぐもった詠唱の声とともに、サーガラックの頭部から伸びた双角が青い光を帯びて輝き始める。
――しゃがら ざざむ たたながたん! スカンダルガの大悲、ケイレスの叡智を我が手に与えたまえ! 霊魂は肉体を超越し、肉体ありてその全きを得るなり。我が魂魄を供儀として彼の者の霊と肉とを繋ぎ止めん!
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