【完結！】冤罪かけられて、流刑になったから流刑先の都市を最高にしたいと思います

第二章 魔術事変

騎士団結成

続けてリリアはこう言った

「やはり、近くに集落があると考えるほうが良さそうですね、しかもだいぶ大きな」

「はい、その可能性は高いと思います」

「私達も気をつけないといけませんね」

「はい、それでは失礼します」

「はい！また会いましょう！」

こうして、自宅に戻った。

「ただいま～」

「おかえり！」

アイが出迎えてくれる。

「グレイさん、都市経営どうします？」

「ああ…最近魔物の集落ができたそうなんだ、これからもこんなことが起こるだろうし…騎士団作りたいな」

「それいいですね！グレイさん！」

アイが賛成してくれる。よし、やってみようかな。

「とりあえず、夜に酒場に行って募集しよう……」

こうして、夜を迎えた。


ーーーー酒場ーーーー


「おっ！市長さんが来たぜ！」

みんなが俺を見る。

「みなさんこんばんわ～今日はちょっとお願いがあってきました」

「んんぅ……なんだぁ？」

ナガへも、マスターもいるようだ。

「えっと！最近魔物が増えてきたので、警備をする騎士団を作ります！」

「おおっ！いいじゃないか！」

「ありがとうございます！それで、皆さんの中の誰かに団長になっていただきたいのですが……」

すると、全員が手を挙げた。

「えっ？」

予想外だ……

「団長！やりてぇ！」

「絶対ぃ俺ぇがやぁるぅ！」

「じゃあ……ちょっと待って下さい！」

全員を座らせる。なんかすごいぞこれ……

「まず、一番まとめれそうな人を教えてください！」

俺がそういうと

「ナガへさんですかね…」

酒場のマスターが言った。そんなまとめ役うまかったの？

「おうよぉ！任せろよぉ！」

「ナガへがやるなら仕方ねぇ、諦める」

「あいつは地獄隊が来る前のリーダー的なやつだもんな」

酒場の人たちが言う。確かにナガへの信頼は絶大なようだ。

「じゃあ、明日午前11時、騎士団に入りたい人は俺の自宅前に集合してください！」

こうして、募集は終了した。


ーーー翌日ーーー


「起きて！グレイさん！なんかやばいぐらい人集まってるよ！」


ーーーー自宅前ーーーー


「おお！来たか！みんな！」

約40人ぐらいの人たちが集まっていた。

「こんなに集まったのか……」

「凄いね！」

そして俺は、騎士団に司令を出す。

「早速だが、魔物の集落の探索をしてくれ。時計を配るから一時間後に集合だ！」