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イタズラ開始
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「これで正常なら勃起したらどうなるわけ? つーか侍みたいとは思ったけど、股間に仕込み刀ぶら下げてるとか」
想像を超えた兵藤の下腹部に、慶はここまでに至る疲れも吹き飛び若干興奮気味だった。
ゲイである慶は多くのイチモツを目にしてきている。大きさが自慢の男とベッドを共にしたこともあった。それでも兵藤の股間に勝てるモノは見たことがない。まさにキング、兵藤ならば殿様サイズとでも言うべきか。
慶はごくりと、何度目かの唾を飲み込む。
兵藤とどうこうなるつもりは全くない。だが純粋に男として、この股間がどこまで成長するのか興味があった。大きいものに憧れを抱くのは、男のさがなのだ。
慶は兵藤の様子を確認する。気持ち良さそうに眠る兵藤は規則的に寝息をたてており、起きる気配はまるでない。
「酔っ払ってるし……ちょっとくらい悪戯しても大丈夫、だよな?」
全然大丈夫じゃないだろうと慶の良心が訴えかける。だが好奇心には勝てない。
慶は恐る恐る兵藤の股間へと手を伸ばし、下着の上からそれをやんわりと握った。
熱い。酒を飲んで体温が上がっているのだろうか。それはやけに熱を帯びているように感じた。更に特筆すべきなのは、そのどっしりとした重量感だ。今までの股間にはない重みと迫力が兵藤のモノにはある。
「はー。すっげーもん持ってるな、コイツ。堅物にこれは宝の持ち腐れだろ」
実際に兵藤が童貞なのかは分からないが、性格上、性に奔放ではないだろう。排泄行為でしか使用していないとしたら、それは実にもったいない。
股間を握られているにも関わらず、兵藤は目を覚ます素振りがまるでなかった。これならばもう少し悪戯をしても平気かと、慶は緩く刺激を与え始める。
本人の意識はないのにも関わらず、そこはぴくりと反応した。じれったくなるほど緩い愛撫だというのに、ソレは慶の手の中でぐんぐんと成長し、存在感を増していっている。泥酔状態では勃ちにくいと聞くが、兵藤には関係ないようだ。
「それにしても、すごい」
慶は思わず真顔でそう呟いてしまう。
手の中のモノが完全状態か分からないが、現時点で相当の大きさと重量を感じる。凄まじき暴れん棒だ。男として完全敗北なのだが、悔しさなど微塵も感じない。圧倒的過ぎて畏怖の念すら抱いてしまう。
「いいもん見させてもらったわ……」
慶は手を合わせ、兵藤の股間に向かって讃えるように拝んだ。間抜けな光景なのは慶も自覚していたが、手を合わせずにはいられないほど、ソレは神がかっていたのだ。
満足した、と慶は何事もなかったように、眠る兵藤に布団をかけてやろうとする。だが慶が布団をかける前に、異変は起きた。
想像を超えた兵藤の下腹部に、慶はここまでに至る疲れも吹き飛び若干興奮気味だった。
ゲイである慶は多くのイチモツを目にしてきている。大きさが自慢の男とベッドを共にしたこともあった。それでも兵藤の股間に勝てるモノは見たことがない。まさにキング、兵藤ならば殿様サイズとでも言うべきか。
慶はごくりと、何度目かの唾を飲み込む。
兵藤とどうこうなるつもりは全くない。だが純粋に男として、この股間がどこまで成長するのか興味があった。大きいものに憧れを抱くのは、男のさがなのだ。
慶は兵藤の様子を確認する。気持ち良さそうに眠る兵藤は規則的に寝息をたてており、起きる気配はまるでない。
「酔っ払ってるし……ちょっとくらい悪戯しても大丈夫、だよな?」
全然大丈夫じゃないだろうと慶の良心が訴えかける。だが好奇心には勝てない。
慶は恐る恐る兵藤の股間へと手を伸ばし、下着の上からそれをやんわりと握った。
熱い。酒を飲んで体温が上がっているのだろうか。それはやけに熱を帯びているように感じた。更に特筆すべきなのは、そのどっしりとした重量感だ。今までの股間にはない重みと迫力が兵藤のモノにはある。
「はー。すっげーもん持ってるな、コイツ。堅物にこれは宝の持ち腐れだろ」
実際に兵藤が童貞なのかは分からないが、性格上、性に奔放ではないだろう。排泄行為でしか使用していないとしたら、それは実にもったいない。
股間を握られているにも関わらず、兵藤は目を覚ます素振りがまるでなかった。これならばもう少し悪戯をしても平気かと、慶は緩く刺激を与え始める。
本人の意識はないのにも関わらず、そこはぴくりと反応した。じれったくなるほど緩い愛撫だというのに、ソレは慶の手の中でぐんぐんと成長し、存在感を増していっている。泥酔状態では勃ちにくいと聞くが、兵藤には関係ないようだ。
「それにしても、すごい」
慶は思わず真顔でそう呟いてしまう。
手の中のモノが完全状態か分からないが、現時点で相当の大きさと重量を感じる。凄まじき暴れん棒だ。男として完全敗北なのだが、悔しさなど微塵も感じない。圧倒的過ぎて畏怖の念すら抱いてしまう。
「いいもん見させてもらったわ……」
慶は手を合わせ、兵藤の股間に向かって讃えるように拝んだ。間抜けな光景なのは慶も自覚していたが、手を合わせずにはいられないほど、ソレは神がかっていたのだ。
満足した、と慶は何事もなかったように、眠る兵藤に布団をかけてやろうとする。だが慶が布団をかける前に、異変は起きた。
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