捕虜として捕まったけれど四天王に見初められました。人間でドS男だけど。

影津

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俺だけ逝かせる気だ

「カイも感じてくれているね」

 そりゃそうだろ。でも、しつこいぞ。乳首ばかり……

 「っんっうんぁ」

 朝になっちまうだろうが。

「っんっん」

 だ、駄目だ。下腹部までむずむずしてきた。無意識に自分の足をすり合わせる。早いぞ。こいつ、俺を先に逝かせる気なのか。

 自分だけ平静を装いやがって。俺ははじめから裸なんだから、ちょっとずつ脱いでじらすようなプレイもできないしな。卑怯な魔族め。

「次はどこがいい?」

「自分で決めろよ。睾丸でも押しつけてみたらどうだ? 俺の方がでかいけどな」

 胸元からすーっと降りてくる細い指。俺の内腿をなでる。俺の方から足を開いてやると、今頃リアムは貴族然としたブラウスを脱ぎだした。遅いっての。

 俺が毎晩裸で待つようになったのも、こいつがその気にならないから。

 俺が生贄でお前が俺を好きにする。ただそれだけなのに、なにを臆する?

 リアムの色白の胸板。魔族なだけあって、けっこうごつい。俺だって鍛えればあれぐらいいけるはずだ。こいつ、この見た目でひ弱な男を気取っているとか、マゾだろ。

 遠慮がちに俺に再び覆いかぶさってくる。ベッドに俺は押し倒される。

 リアムの胸に指を這わす。お前は触れるのはどうだろうか。冷たい。体温なんてないみたいに冷たい。この乳首を温めてやろう。

 リアムは、眉根を寄せる。感じろや、そこは。うわ、突然のしかかってきた。

 こいつの睾丸。柔らかい。肉厚。重いし。すり合わせてくる。

 答えてやらないと。こいつ、図体も大きいくせにそんな小刻みに動きやがって。もっと、大胆に来いよ。

「ふっ。んんぅ」

 いい感じに揺すってやると、リアムもハァハァと息をもらしはじめた。

 こいつの、男根がむくむくと力強く俺をベッドに押さえつけてくる。埋もれる。背中から埋もれる。

 思わず仰け反る。脳天に天使が舞い降りてくるような快感。光で眼前が明滅する。リアムの肉棒みたいな二つの角。舐めたい。しゃぶりたい。

「ああっ。んああっ」

 逝きそうになる。もうすぐ剥けちまうぞ。リアムは俺だけ逝かせる気だ。
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