転生した姫君だけど クーデターで下働きな幼女です とほほん

抱きしめて・・おううう

木陰でそっと　二人が話していた

「アドラ兄さん」「ああ、リアスか」

「彼は・・アラヌスは酷い状態です　拷問を受けてます」「・・・・・」


「‥今はまだ、それでも身体に障害が残るような酷い目にはあってませんが」

「そうだな　時間の問題かも知れない」


「彼、アラヌスは頑固な処があるから　そういう気の廻し方の演技は出来ないから」

「ふりだけでも　奴らに従うそぶりをしてくれれば」


「アドラ兄さん　私は・・」

「彼が殺されてしまうかも・・」リアス　彼の瞳から涙の雫が流れ落ちる


「・・兄さん　私はどうしたら　アラヌスは大事な幼馴染でもあるのです」

零れ落ちる涙の瞳を拭う兄アドラ

「リアス」兄、アドラはそっと弟リアスを抱きしめた



「き、きゃああ！きゃあああ」
思わぬ眼福に束の間の幸せ・・なリエッタ姫な私

「きゃああ！泣いている眼鏡美人ちゃんが抱きしめられたわ！」

「そ、そうですわね　あの・・絵になる二人ですわ」
ちょっと、いやかなり顔が赤いメイドちゃんことレナ

「そうよね　そうよねええ　うふふっ」