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アギトとヒメ
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●●●
「ああっ! がっ! うっ! ぐっ!」
「ふーっ! ふーっ! ふーっ!」
断続的に聞こえる破裂音に近い打ち付ける音、興奮した男の呼吸、男女の間に何が行われているか考えるまでもない。ただ一つ、幼さの残る少女の声は、嬌声とは言い難い苦痛を帯びた声であった。少女はその見た目にそぐわない豊満な胸を男の激しい責めで揺さぶられながら、激しく腰を打ち付けられれていた。
「もう、すぐっ、終わりだっ!」
「あっぐ、嫌っ……くううっっ!」
少女は絶頂を迎える男……いや少年によって、これ以上ないほど腰を引きつけられ、最奥に精を解き放たれるのだった。少女が嫌がったのはその力任せの引き寄せが、ただ苦しかったのだが……。
「ふぅっ! ふぅっ! ふ――――っ。早く1人で戦えるようになれ。そうしたらこんな事をする必要もなくなる。その時はパートナーとして扱ってやるよ」
(ああ……『嫌』の意味を履き違えてる……)
少女は、この様にして肌を合わせる関係になった少年と、余り想いが通じていないのを寂しく思いながらも、身体を重くする程の酷い疲れから、あっさりと眠りの中へと引き摺りこまれて行くのだった。
●●●
「眠ったか……」
少年は固く絞った濡れタオルを用意すると、自身が汚した少女の身体のを丁寧に拭っていくのだった。乱暴に情欲をぶつけている割には大事にしているようにも見えるのだが、肝心の少女は眠ってしまっていて、自分がどの様に扱われているかなど知る由もない。
「………………物好きな女だ」
少年は独り言ちながら自身の身支度を済ませると、二人の住んでいる場所から周囲を警戒しながら慎重に抜け出すと、念入りにカモフラージュを施して、何処かへと抜けだしていく。
少年が出掛ける一方、少女は少しばかり前の出来事の夢を見ていた。少年とこの様な生活を始めるきっかけになったその日のことを……。
~~◆◇◆◇◆~~
修学旅行でスキーに来ていた彼女達は、どういう理屈が働いたのか突然異世界へと転移させられた。教諭達は別のペンションで纏まっていたために分断され、こういう時にこそ頼るべき大人が居ない状況で、普通ならパニックになる所だったが、こう言ったストーリーが巷に溢れていたためか、ごく一部の普通の感性の持ち主以外は特に混乱に陥ることもなかった。
ただし、彼女等の置かれた状況はとてもまずく、衣食住全てが足りているとは言い難かったのだ。住に関しては、クラス単位で泊まっていたペンションごと転移してきていたため、そのまま住むことができたものの、水道などのインフラは使えるわけではなく、食料や衣料に関しても自分達の所持する分以上の物は無かった。動物を狩るという選択肢もあるのだが、生息しているのは普通の動物だけでなく、異世界と判断した理由ともなったどう見ても危険な生物やら奇妙な生物やらも跋扈していたのだ。
更に問題とまでは言えないが、一つ不可解な事が起きていた。それは彼女達の名前だ。お互いの関係性や、誰がどういう性格をしていたか等の細かい事まで覚えているのに、自身の名前も互いの名前も何一つ思い出すことができなかった。それ故、彼女達はお互いに名前を付け合ったり、自分で名乗ったりして名前を決める必要が出てきていた。もっともこれはお互いの関係性やキャラクター性というべきものの認識が失われていなかったため、自称でも付けられた名前でも、余程変なものでもない限り問題は起きなかった。彼を除いては……。
彼は当初、余り素行の良くない4人組に『クライ』と言う名前を付けられたものの、頑として突っぱねて自分を『アギト』であると呼称し、1人ペンションの外へと出て行ってしまった。怪物たちが跋扈する異世界に1人出て行った彼の事を皆すぐに諦めた。元々記憶に残る彼も、特に誰かと交流を持とうとはしていなかったのも影響していただろう。結局、彼は次の日に帰ってきた……獲物を手にして。彼はこの異世界の中にあって、大きな鹿を仕留めて帰ってきたのだ。クラス全員の胃を満たすには十分ではあったが、何日も持つわけではなく、結果彼は狩り担当ということになった。
少女の方はというと、正に学園のアイドルそのものだったので、誰ともなく『ヒメ』と呼んだのが定着した形だ。小柄ながら大きな胸、くびれた腰、そしてなんと言っても人目を惹かずにはいられない端正な顔立ち。モデルや芸能人のスカウトもあっただとか、他校の男子生徒からの告白は絶えないだとか、付いて回る噂は数えきれなかった。……勿論水泳の授業などでは、同クラスの男子が非常に羨まれたりしていた。
アギトは自分なりにこの異世界の事を調べていたようで、自分達には何らかの力が備わっており、ちゃんと育てればこの世界で生きていくのは難しくないと説いた。その言葉に皆が浮足立つも、現状、アギト1人いれば食料の問題は解決しているし、そもそもアギトは色々なことができた。……できすぎた。それ故に、皆が良い様にアギトを利用し、使い、それが当然かのように振る舞った。クラスでも極僅かの生徒は、その状況を心苦しく思ってはいたものの、未だ能力の発現は無く、こんな状況下では力の無い人間の言葉が力を持たない事も分かっていた。だからだろうか、アギトはこう言ったのだ。
「俺は好きに生きる。お前等も勝手に生きろ」
と。ここでもまた、クラスメイト達は好き勝手な事を言うのだが、およそ人を押し留めるための言葉とは言えず、彼の翻意を促すには至らなかった。アギトは何人かにメモを渡すとそのままペンションを後にした。……その後をヒメが追いかけてくるとは思わずに。
~~◆◇◆◇◆~~
「あの時のなんとも言えない表情、今思い返しても面白かったなぁ」
浅い夢から覚めたヒメが、クスクス笑いながらふとそんな事を独り言ちる。彼女は異世界に転移してからとても不安だった。親兄弟に会えない事、大人が居ない事、今はまだ理性的ではあるが何時崩壊するか分からない事、その全てが不安だった。彼女は見た目の良さや豊満な肢体を持つ事から、周囲の視線に晒されて生きてきた。子供の頃は、不釣り合いな胸の大きさに男子の目が集中し、大人でさえ厭らしい目で舐め回すように見てくることさえあった。時にはスカウトの声も掛かることがあった。しかし休日は家族と一緒に居るようにしていた彼女は、家族によってガードされていた。だが家族の居ない登下校時はその限りではなく、スカウト所か度々連れ去られそうになることもあった。ただ、できるだけ一人で居ないようにしていた彼女は最悪の事態を避けられていた。最初、自分の周りに誰かしら人が集まるのは、皆の好意であると思っていた彼女は守られている事を頼もしく思った。しかし聞いてしまったのだ……。
「あんたあの娘とよく一緒に居るよねー? 引き立て役ー?」
「バカ言わないで。そんな役割やるわけ無いでしょう? あの娘さぁ、よくスカウトとか来んのよねぇ。絶対にオッケーしないけど」
「ああ! 私も一緒に居た頃、遭遇したよ! ……え? しょっちゅうなの?」
「そうなのよ。なんか目を付けてんでしょうね。……だ・か・らぁ、お目当ての娘をゲットできなかったスカウトの目が、つい横に居る私に向かっちゃってもぉ……良くない?」
「おこぼれ狙いかよww ウケるww」
「それがさぁ……1年先輩の~~さん。読モになったじゃん?」
「ああ、うん。……え!? まさか……」
「そのまさか。ちょっと話す機会があったから、詳しく聞いたんだよねー。そしたらさー、正におこぼれ狙いが功を奏したんだって言ってたわー。……だから期待してんのよねぇ」
「おま、ちょ、それ混ぜろよー」
「あはは、おう良いぜ。ただしちゃんとしてこいよー? オメーの何時もの格好じゃアウトだろ」
「あっはっはww いwえwてwるw」
「ああ!? 何処がアウトなんだよ!」
この時、たまたまトイレに入っていたヒメは凍りついていた。彼女達はともかく頼りにしていた先輩までがそんなつもりであったのだと。……それ以来、彼女は人を信じる事を止めた。だからといって1人になる事も無かった。単に割り切ったのだ。彼女達は私を利用する、なら私も彼女達を利用する、と。
今の学校に入ってからも、周りの目には変化がなかった。男子生徒は勿論、男子教諭までも同じ目をしていた。ただ二人、同じクラスになったアギトと、もう1人大きな体をしていた男子生徒を除いては……。
だからだろうか? あの時、ペンションから出て行く彼女がアギトを追いかけたのは。今は皆の理性が保たれているから無事なだけ。なら、せめて相手は自分で選ぼうと、転移されてきてからずっと思いつめていた彼女は、ある意味で思い通りに事を成せたと言える。
「ただ……なぁ。もうちょっとこう、ロマンチックの欠片でもあれば良いのになぁって思うんだよねー……」
その事だけについては少しご不満のようである。
「だって……さあ、お互い初めてだったんだしさぁ……」
そんな風にボヤいて、彼女はその時の事を思い出すのだった。
「ああっ! がっ! うっ! ぐっ!」
「ふーっ! ふーっ! ふーっ!」
断続的に聞こえる破裂音に近い打ち付ける音、興奮した男の呼吸、男女の間に何が行われているか考えるまでもない。ただ一つ、幼さの残る少女の声は、嬌声とは言い難い苦痛を帯びた声であった。少女はその見た目にそぐわない豊満な胸を男の激しい責めで揺さぶられながら、激しく腰を打ち付けられれていた。
「もう、すぐっ、終わりだっ!」
「あっぐ、嫌っ……くううっっ!」
少女は絶頂を迎える男……いや少年によって、これ以上ないほど腰を引きつけられ、最奥に精を解き放たれるのだった。少女が嫌がったのはその力任せの引き寄せが、ただ苦しかったのだが……。
「ふぅっ! ふぅっ! ふ――――っ。早く1人で戦えるようになれ。そうしたらこんな事をする必要もなくなる。その時はパートナーとして扱ってやるよ」
(ああ……『嫌』の意味を履き違えてる……)
少女は、この様にして肌を合わせる関係になった少年と、余り想いが通じていないのを寂しく思いながらも、身体を重くする程の酷い疲れから、あっさりと眠りの中へと引き摺りこまれて行くのだった。
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「眠ったか……」
少年は固く絞った濡れタオルを用意すると、自身が汚した少女の身体のを丁寧に拭っていくのだった。乱暴に情欲をぶつけている割には大事にしているようにも見えるのだが、肝心の少女は眠ってしまっていて、自分がどの様に扱われているかなど知る由もない。
「………………物好きな女だ」
少年は独り言ちながら自身の身支度を済ませると、二人の住んでいる場所から周囲を警戒しながら慎重に抜け出すと、念入りにカモフラージュを施して、何処かへと抜けだしていく。
少年が出掛ける一方、少女は少しばかり前の出来事の夢を見ていた。少年とこの様な生活を始めるきっかけになったその日のことを……。
~~◆◇◆◇◆~~
修学旅行でスキーに来ていた彼女達は、どういう理屈が働いたのか突然異世界へと転移させられた。教諭達は別のペンションで纏まっていたために分断され、こういう時にこそ頼るべき大人が居ない状況で、普通ならパニックになる所だったが、こう言ったストーリーが巷に溢れていたためか、ごく一部の普通の感性の持ち主以外は特に混乱に陥ることもなかった。
ただし、彼女等の置かれた状況はとてもまずく、衣食住全てが足りているとは言い難かったのだ。住に関しては、クラス単位で泊まっていたペンションごと転移してきていたため、そのまま住むことができたものの、水道などのインフラは使えるわけではなく、食料や衣料に関しても自分達の所持する分以上の物は無かった。動物を狩るという選択肢もあるのだが、生息しているのは普通の動物だけでなく、異世界と判断した理由ともなったどう見ても危険な生物やら奇妙な生物やらも跋扈していたのだ。
更に問題とまでは言えないが、一つ不可解な事が起きていた。それは彼女達の名前だ。お互いの関係性や、誰がどういう性格をしていたか等の細かい事まで覚えているのに、自身の名前も互いの名前も何一つ思い出すことができなかった。それ故、彼女達はお互いに名前を付け合ったり、自分で名乗ったりして名前を決める必要が出てきていた。もっともこれはお互いの関係性やキャラクター性というべきものの認識が失われていなかったため、自称でも付けられた名前でも、余程変なものでもない限り問題は起きなかった。彼を除いては……。
彼は当初、余り素行の良くない4人組に『クライ』と言う名前を付けられたものの、頑として突っぱねて自分を『アギト』であると呼称し、1人ペンションの外へと出て行ってしまった。怪物たちが跋扈する異世界に1人出て行った彼の事を皆すぐに諦めた。元々記憶に残る彼も、特に誰かと交流を持とうとはしていなかったのも影響していただろう。結局、彼は次の日に帰ってきた……獲物を手にして。彼はこの異世界の中にあって、大きな鹿を仕留めて帰ってきたのだ。クラス全員の胃を満たすには十分ではあったが、何日も持つわけではなく、結果彼は狩り担当ということになった。
少女の方はというと、正に学園のアイドルそのものだったので、誰ともなく『ヒメ』と呼んだのが定着した形だ。小柄ながら大きな胸、くびれた腰、そしてなんと言っても人目を惹かずにはいられない端正な顔立ち。モデルや芸能人のスカウトもあっただとか、他校の男子生徒からの告白は絶えないだとか、付いて回る噂は数えきれなかった。……勿論水泳の授業などでは、同クラスの男子が非常に羨まれたりしていた。
アギトは自分なりにこの異世界の事を調べていたようで、自分達には何らかの力が備わっており、ちゃんと育てればこの世界で生きていくのは難しくないと説いた。その言葉に皆が浮足立つも、現状、アギト1人いれば食料の問題は解決しているし、そもそもアギトは色々なことができた。……できすぎた。それ故に、皆が良い様にアギトを利用し、使い、それが当然かのように振る舞った。クラスでも極僅かの生徒は、その状況を心苦しく思ってはいたものの、未だ能力の発現は無く、こんな状況下では力の無い人間の言葉が力を持たない事も分かっていた。だからだろうか、アギトはこう言ったのだ。
「俺は好きに生きる。お前等も勝手に生きろ」
と。ここでもまた、クラスメイト達は好き勝手な事を言うのだが、およそ人を押し留めるための言葉とは言えず、彼の翻意を促すには至らなかった。アギトは何人かにメモを渡すとそのままペンションを後にした。……その後をヒメが追いかけてくるとは思わずに。
~~◆◇◆◇◆~~
「あの時のなんとも言えない表情、今思い返しても面白かったなぁ」
浅い夢から覚めたヒメが、クスクス笑いながらふとそんな事を独り言ちる。彼女は異世界に転移してからとても不安だった。親兄弟に会えない事、大人が居ない事、今はまだ理性的ではあるが何時崩壊するか分からない事、その全てが不安だった。彼女は見た目の良さや豊満な肢体を持つ事から、周囲の視線に晒されて生きてきた。子供の頃は、不釣り合いな胸の大きさに男子の目が集中し、大人でさえ厭らしい目で舐め回すように見てくることさえあった。時にはスカウトの声も掛かることがあった。しかし休日は家族と一緒に居るようにしていた彼女は、家族によってガードされていた。だが家族の居ない登下校時はその限りではなく、スカウト所か度々連れ去られそうになることもあった。ただ、できるだけ一人で居ないようにしていた彼女は最悪の事態を避けられていた。最初、自分の周りに誰かしら人が集まるのは、皆の好意であると思っていた彼女は守られている事を頼もしく思った。しかし聞いてしまったのだ……。
「あんたあの娘とよく一緒に居るよねー? 引き立て役ー?」
「バカ言わないで。そんな役割やるわけ無いでしょう? あの娘さぁ、よくスカウトとか来んのよねぇ。絶対にオッケーしないけど」
「ああ! 私も一緒に居た頃、遭遇したよ! ……え? しょっちゅうなの?」
「そうなのよ。なんか目を付けてんでしょうね。……だ・か・らぁ、お目当ての娘をゲットできなかったスカウトの目が、つい横に居る私に向かっちゃってもぉ……良くない?」
「おこぼれ狙いかよww ウケるww」
「それがさぁ……1年先輩の~~さん。読モになったじゃん?」
「ああ、うん。……え!? まさか……」
「そのまさか。ちょっと話す機会があったから、詳しく聞いたんだよねー。そしたらさー、正におこぼれ狙いが功を奏したんだって言ってたわー。……だから期待してんのよねぇ」
「おま、ちょ、それ混ぜろよー」
「あはは、おう良いぜ。ただしちゃんとしてこいよー? オメーの何時もの格好じゃアウトだろ」
「あっはっはww いwえwてwるw」
「ああ!? 何処がアウトなんだよ!」
この時、たまたまトイレに入っていたヒメは凍りついていた。彼女達はともかく頼りにしていた先輩までがそんなつもりであったのだと。……それ以来、彼女は人を信じる事を止めた。だからといって1人になる事も無かった。単に割り切ったのだ。彼女達は私を利用する、なら私も彼女達を利用する、と。
今の学校に入ってからも、周りの目には変化がなかった。男子生徒は勿論、男子教諭までも同じ目をしていた。ただ二人、同じクラスになったアギトと、もう1人大きな体をしていた男子生徒を除いては……。
だからだろうか? あの時、ペンションから出て行く彼女がアギトを追いかけたのは。今は皆の理性が保たれているから無事なだけ。なら、せめて相手は自分で選ぼうと、転移されてきてからずっと思いつめていた彼女は、ある意味で思い通りに事を成せたと言える。
「ただ……なぁ。もうちょっとこう、ロマンチックの欠片でもあれば良いのになぁって思うんだよねー……」
その事だけについては少しご不満のようである。
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