異世界転移。理性と本能と暴虐と

むげんかい

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暴力の行き場

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今までのクラスはある意味特殊な部類であった。圧倒的強者が居て、それ以外が従う状況にあったため、見方によっては極平和なものだったと言える。そもそもモラルだの理性だのが機能するのは、圧倒的大多数の人間がより安全な生活を営むため、順守すべき法の下に置いてのみである。それぞれの目が、法は守るべきであると、互いが互いを律するからこそ意味をなし力を持つ。
では人の目の及ばない所で、極限状況におかれた男女がどうなるか? 想像に難くない蛮行が繰り広げられる可能性は極めて高いだろう。仮にそれが雪崩によってもたらされた遭難であったなら? 後に救助されるであろう状況なら、最終的に自身の犯した蛮行は後々白日の下に晒され処断されることとなるため、踏み切るものは少ないだろう。それが船舶の事故による遭難なら? 時間経過と共に蛮行に及ぶリスクは高まるだろう。……では、異世界なら? 助けが来る可能性は? 殆ど無い。元の世界に戻れる可能性は? 分からない。分からないという時点で、可能性は0も同じである。0ではないかも知れないが、わからない時点ではあると信じたい0%であるのが現実だろう。

ここで別のクラスの話をしよう。極めて普通のクラスである。品行方正な生徒が居て、普通の生徒が居て、素行不良の生徒が居る。パワーバランスは平均的だが、品行方正な生徒達は暴力をふるうことになれておらず、普通の生徒達は事なかれ主義を貫き、そして素行不良の生徒は自らを戒める何者も存在しないことをこれ幸いと好き放題し始める。その行為は暴力に始まり、次いで逆らう者の1人をターゲットに絞り、見せしめとして公開暴力に及ぶ。こうして彼らは更なる権力を主張していく。クラスのほぼ全員が逆らう気力を無くした頃、彼らの欲望は次の段階へと進むのだった。

「おいレッド。そろそろ女を犯ろうぜ?」

頭頂部を青く染めた男子生徒が、髪全体を赤く染めた男子生徒、レッドに次は女にしようと駄々をこねている。不良グループでは割と毎日のように見られる光景であった。

「またそれかよブルー。ピアスがオッケー出すまで待ってろよ。この童貞が」

レッドはブルーの毎度の愚痴に、これまた毎度ブルーに返す言葉を掛ける。

「そのピアスはどうしたんだよ?」

「この前の見せしめの時、あのメガネ、結構抵抗してたじゃん? って、お前逃げたんだっけか。あン時ピアスの奴、噛みつかれてよぉ、その状態のまま壁にぶつけて引き剥がしたんだけど、なんかメガネの前歯が折れて腕の中に残ってたんだってよー」

ここで出てきた真面目組のメガネは、実際に付けられた名前はグラースなのだが、誰もそうは呼ばなかったりする。

「うげぇ……」

「んで今、抉り出しにトイレにこもって……あ、出てきた」

「くっそがっ! メガネの野郎」

腕に包帯を巻いたピアスと呼ばれる男子生徒が出てきた。顔にもあちこち絆創膏が貼られていて、少々痛々しい。もともと彼はあちこちにピアスをつけていたものの、彼らの言うメガネとの乱闘によって、幾つか引きちぎられたのだ。それからはピアスを外しているので、名前と齟齬が出ていたりする。

「災難だったなー」

「おー、ちゃんと治療したか?」

「お真面目チャン達の中に傷薬なんて要異してた奴が居たんでちょっとばかり助かったぜ。真面目にも使いみちがあんだな」

「ひゃははっ、ウケる」

「ウケねえよっ! ……んで、何の話してたんだ?」

「いやー、何時ものだよ。女と犯りてえって話」

「……犯るか」

「……マジで?」「マジで!?」

「丁度良いのがいるじゃねえか。地味な見た目だが、うちのクラスでは一番デカいのを備えた女がよ……」

「あー、そうだな。あいつが良いな」

「うひっ! マジか! うっほぉ! ギンギンになってきたー!」

「おい! ここで出すんじゃねえぞ!?」

「あー……俺も興奮してきたぜ。何せ一石二鳥、いや三鳥だからなぁ……へへっ」


~~◆◇◆◇◆~~


見た目は地味なものの、クラスでは一番の巨乳で6月生まれのジュノーは2つの点で不運であった。一つ、たまたまクラスでは一番目立つ胸部を誇っていたこと。一つ、付き合っている男子が例のメガネであったこと。仮にメガネが目立つ行動を取っていなかったら? しかしいずれ目をつけられていることには違いなかっただろう。扱いは多少変わったとは思うが……。

「な、何のようでしょうか?」

「テメエの彼氏が俺にここまで傷を負わせてくれたからなぁ」

「そ、それは……グラース君もボロボロにされたじゃ、ないですか……」

「グラース? ああ、あいつの名前だったか。メガネで良いんだよあんなのはよ! ま、そりゃあ別にどうでも良い。あいつの女であるおめえにも責任取ってもらおうと思ってよ」

不穏な空気にジュノーが体を強張らせる。生徒達も成り行きを見守っているが、これまでのことがあるので助けようとする素振りは見られない。

(ひひっ、調教は順調のようだな……)

その様子を見て、レッドは愉快そうに肩を揺すらせる。

「そ、そんなの……」

「……面倒臭ぇ。問答は必要ねんだよ。こいっ」

「あっ、いやっ! 放してっっ!!」

腕を捕まれ、ジュノーは必死に抵抗するが、知ったことかとばかりにピアスに引きずられていく。興奮したブルーがもう片方の腕も掴んだので、移動速度が上がった。そして……レッドは誰もついてこようとしないのを見届けてから二人を追った。


~~◆◇◆◇◆~~

●●●

「いやっ……! 放して……ぇっ!」

「ちっ。おい、手伝え」

「おう」「おー!」

ピアスは暴れるジュノーを床に組み敷くと、腰の辺りで馬乗りになった。レッドとブルーはジュノーの両側で、それぞれ腕を抑えた。

「嫌あああああっっ!! 嫌あああああっっ!! 誰かっっっ!! 助けてええっっ!!」

「うっせえな……。おいブルー、タオルよこせ。口を詰める」

「ええ? こういう時はパンツじゃ無えの?」

「ばっか。あんなちっけえので口なんざ塞げるかよ」

「……おお、それもそうか。ほい」

「嫌っ! いやあむごぉっ!! おああああっ! おあああああっ!!」

「おお、大分変わるなぁ」

「よし、んじゃおっぱじめるか。俺が満足するまで、ってことで良いよな?」

「ああ良いぜ」「ええー!?」

「ブルーよぉ。お前見せしめン時、まるで役に立たなかったじゃねえか。何かしたか?」

「あー……いやー……?」

「対する俺は傷だらけだ。どうせ終わりゃあお前の好きにできるんだから待ってろよ」

「うーぃ」

「ったく……。んじゃあ、待たせたなぁ?」

「むああああああっ!!」

ジュノーが首をぶんぶん振りながら拒否を示すが、ピアスは全く意に介さない。服をブラごと一気にまくり上げた。

「むぎぁあああああっっ!!」

「うっひょー! でっけー!!」

「うるせえなぁ……」

同級生のむき出しになったデカい乳房に、ブルーが興奮の雄叫びを上げる。真横に居るレッドは迷惑そうに顔をしかめた。そしてピアスは

「これがあのクソメガネの女の胸か」

と、乳房を掴み……

ギュウウウウウッッ!

「ムギャアアアアッ!!」

握り潰した。

「おいおい。傷跡つけんじゃねえよ。萎えんだろうが」

「はっ、お優しいこったな」

「メガネなんざまた蹴りゃあ良いだろうが。どうせ身動き取れ無えんだ」

「………………」

「それにもっと良い事を用意してっからよ。今はただ楽しむ方に集中しろよ」

「……分かったよ」

ピアスは渋々レッドの言う事を聞いた。なんとなくではあるが、ピアスはレッドが苦手であった。頼りになるのは確かなのだが、どこか一歩二歩引いた所に居るような、そんな男だったのだ。

「ああ、でも……なぁジュノーちゃん」

「………………」

突然声を掛けられ、真っ赤な涙目のジュノーがレッドに視線を送る。

「暴れるようならさー。乳首……切っちゃう?」

「………………」

ジュノーの目が一杯に開かれた。他の二人も押し黙ってしまう。

「ここにー、ハサミがー、あるんだなー? ……切り落としちゃおっか? 乳首」

チャキン、チャキンと音を鳴らしながらハサミを乳首へと近付けていくレッド。

「むああっ! むああああっ!!」

ジュノーがぶんぶん首を振って拒否を示す。

「じゃあ、暴れないでねー。思わずあちこち切り落としちゃいたくなるからさー」

完全に青褪めた顔でジュノーがブンブン首を縦に振る。

「お前……」「ド鬼畜だよな、レッドって」

「えー? っつか、とっとと犯っちまおうぜ?」

レッドに促され、ピアスは当初の目的を思い出す。そうだ、復讐でもあるが犯るのが第一目標で良いんだ、と。そもそもド鬼畜のレッドが何か考えてるらしいし、今はただ愉しめばいい。そう思い直す。
気を取り直したピアスはジュノーの胸にむしゃぶりついた。

「むっあああっ!!」(嫌っやあああっ)

ジュノーは反射的に嫌がりはしたが、先程のように暴れることはなくなった。その視線はピアスとレッドの間を彷徨っている。やがて胸を弄るのに飽きたピアスは、ジュノーのズボンを下ろすべく立ち上がり、ジュノーのズボンへと手を掛けた。何をされるか理解してしまったジュノーが

「むあっ!」

一瞬身じろぎするが、すぐに

「じゅのーちゃーん?」

「(びくっ!)」

レッドの声に萎縮するのだった。

「むああ……」

暴れられる心配がないと判断したピアスは、一気にズボンと下着を引き下ろしたのだった。

「むあああっ!」

自分の性器に注がれる3人の視線。穴が空きそうなほど熱心に見られている。

「足広げさせないの?」

レッドの言葉にジュノーが首を振っていやいやをする。……が、

「俺が腕を担当するからさ、二人で脚を広げちゃえばいいよ」

「むあああああっっ!! むあぅっ!!」

レッドはブルーの担当していた方の腕も、さっと膝の下に組み敷いてしまった。ジュノーの表情は苦悶に満ちている。ブルーは一瞬痛そうだなぁ、とは思ったものの、同級生の性器を押し広げるという誘惑には勝てず、さっさと足の方へと移動していった。ジュノーは暴れこそしなかったものの、広げようとする力には抵抗しようと力を込めている。そこで二人は膝を折った状態にして、それぞれ膝を持ち、体重をかけてゆっくりと割り広げていった。

「むあああああっっ!!」

十分に開かれた所で、レッドにも見えるように配慮したのか、二人が性器の土手の部分をつまみ、それぞれの方へと開いていった。

「おー、ジュノーちゃん、随分綺麗なマ○コしてるねー。……もしかしてさー。メガネ君とヤってねえの?」

「「!?」」

言葉に反応したのは声を掛けられたジュノーと、目を見開いてジュノーの様子を見たピアスだった。そのジュノーの表情から、レッドの問いかけの裏付けが取れたと、ニタァリ、と口角を上げたのだった。一方のブルーは、同級生の性器に視線が釘付けだった……。

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