転生幼女の愛され公爵令嬢

meimei

文字の大きさ
144 / 705

欲しい魔導具とシュウの真実

しおりを挟む
屋敷に戻るももう夕食の用意がされていた。
婚約者全員とカリンにパンくんお父様とお母様も一緒に食事を取り賑やかに終わった。

「ん~お腹いっぱい」

「カリンは本当よく食べるよね~」

「美味しい物を食べることが心から大好きなの!!!!」

拳を握って力説するカリン

「そんなに細いのに何処に入っているのかしらね」

「ふふ、私の胃は無限なのです!!ティアと同じ規格外な胃に加護が!!!」

「ぷーーーっ!?なにそれ!!」

「えへへ」

「あははは、駄目…お腹くるじぃ……あはは」

「お前達は…本当平和だな…」苦笑

「あら、シュウも平和でしょ?」

「ああ、そうだな」苦笑

「明日は朝早いし夜更かしせずに寝るんだぞ」
ティアナの頭を撫でる

「もう!子供扱いしないでよね!!」

「ああ」クスクス

チュッ

「なっ!?」

「おやすみ、またな」

ティアナを部屋の前まで送り、自室へと向かった。

「寝るにはまだ早いのよね~」
んー、何か魔導具を作ろうかしら

んーーー、魔導具…魔導具…

あ!電動肩揉み機にしよう!!
首から背負ってマッサージできるやつ!!あれ欲しかったのに、思いきれずに買えなかったのよね……

生前の願いを今ここに!!!

想像魔法で魔力を練り上げて、
集中!!!
ぱあぁぁと光った!!

「で、できた!!!!!試して良かったらお父様とお母様と女神様にもお作りしないと!!」

ベットの背によりかかり肩にのせて、電源オン

ういぃぃぃん、ういぃぃぃん

「くぅ~きくぅ~気持ちいい~」

バン

「な、何をしているんだ!!ティアナ」

「え??シュウ???ノックもしないでなによ」

「え!?あ……何をしているんだそれ…」

「これ?今出来立てのマッサージ魔導具」

「マッサージ!?なんだそれは…」

あーーこの世界はマッサージという概念ないのよね……

ん~気持ちいい…

シュウがじぃぃぃぃっと見ている…

もう!!
「デュプリケーション」
ぱあぁぁと光り同じものが出来た。

「………今のは?」

「複製魔法だけど、はい、ここ座って」

すごすご言われた通りティアナの隣に座る

「複製魔法??俺にも出来るかな?」
魔導具よりも新しい魔法の方が気になるみたいね…さすが…魔法学の教師

「首に下げて」

「あ?ああ…」
促されるままに首にかけた。
ティアナは電源を入れた。

ういぃぃぃぃん、ういぃぃぃぃん

「ぬおおお、なんだこれ!!めちゃくちゃ気持ちいい!!!!」

「ふふ、でしょ~説明するより使った方が早いのよ」

「うぉ~~これはいい!!貰ってもいい?」

「ええ、あげる」

「これをつけながら仕事したい…」

「ああ、あまり使いすぎると揉み返しという痛みが出ることがあるからせめて一回1時間にしたほうがいいわよ」

「わ、分かった!」

「あとね、このまま腰にマッサージ機を当てたまま次は背を壁につけてみて」

「こ、こうか!?ぬおおおお、腰が~最高~」

バン

「な、何をしているんだ!!お前達は!!」

「あら、今度は…お父様…」

「お父上…」

「ん?それは何だ?」

ティアナはため息を吐いて、
ルイに自分が座っていた場所に座るようにいい、肩にのせて、電源を入れた。

「ぬおおおお、ティアナ、これ、これは、、めちゃくちゃいい!!」

目をキラキラさせながらマッサージしている父…

「ふふ、マッサージ機というのですよ、私が魔導具作成したのです、今のうちに商品登録しちゃうので使って下さい」

「あ、ありがとう!!」

さくっと、商品登録をして、
複製魔法でルイの分とマリーナのぶん、女神様の分を作った。

「あ~極楽だった…これ執務室にあったら最高だ…」

「お父様、これを腰に当ててもう一度お座りください」

「ん?うん」

ポチ

ういぃぃぃぃん、ぐっぐっ指圧機能もある。

「ぬおおお、腰に効く~」

「ふふ、腰のマッサージにも使えますよ」

「こや、いい…ティアナお祖父様にも…渡してあげたいのだが…」

「あ…そうですね…」
もう一つ用意して、ルイの分とマリーナの分とお祖父様の分を渡した。

おいおい…ライちゃんと…リリちゃんから…も要請来そうだけど……売り出すので買ってください!!
とは言えない 苦笑

この前ドレスやら頂いたし。
とりあえず用意はした。

「シュウもそれ持って行っていいよ」

「ありがとう!!!めちゃくちゃ嬉しい」

「ふふ、良かった」

「おやすみティアナ」
チュッ

パタン

「ふう~マッサージ機一つで大騒ぎね…」

実はもう一つ作りたいのよね…

魔力を練り上げて、作っていく。
ん、出来た。
それに素足をのせて入れて

ういぃぃぃぃん ういぃぃぃぃん

「んー気持ちいい」

そう、足用マッサージ機である。
下からも左右からも加圧と指圧でマッサージしてくれる。
そして、ホット機能もつけてみた!
ホット機能は冬に使えるわよね~

これも、必要分を複製魔法で
増やしてと、明日渡してあげよう。

とりあえずお風呂に入って、寝よっと。
今日は、ラベンダーの入浴剤にしよう。この前ローズマリーの入浴剤を作ったときに作っておいたんだよね

お風呂から上がり、のんびり寝間着でお茶を飲んでいると…

パッ

「エヴァ?どうしたの??」

「女神様が、貰ってこいと…」

ん??ああ…マッサージ機かな…

「はいこれとこれ」
肩腰用と足用のマッサージ機を渡す。

「ありがとう、今日は天使達が世話になったな…」

「ん?ああ、全然大した事してないよ」

「いや…堕天使を治せるなんて…ティアナだけだと思うから…」

「創生神様は?」

「出来ないと……」

「そうなの???」

「ああ……」

「へぇ~なら役に立てて良かったわ」ニコッ

「ありがとう……あの中には私の幼なじみもいたから…」

「!?」

「とても…助かった…」

「もっと早く言えば良かったのに…次何かあったら相談してね婚約者なのだから」

「うん、分かった」

「あ、エヴァ羽って一時的にしまえる?」

「こうか?」パッと羽が消えた

「そそ、ちょっとこれを首につけてすわってみて」

ぽち

ういぃぃぃぃん ういぃぃぃぃん

「なっ、なんだこれは……気持ちいい……」

「ふふ、お仕事忙しそうだし疲れていそうだなと思ってね。腰に当ててもう一度してみて」

「うわぁ……凝りがとれる……」

「いいでしょ?はいこれとこれエヴァの分ね」

「いいのか???」

「ええ、いいのよ」ニコッ

「ありがとう……嬉しい」

「どう致しまして」

「エヴァとエヴァンと使い分けるのはなんでなんだ??」

「ああ、たんなる気分よ」クスクス

「そっか…」ハハッ

「ありがとう、では女神様に届けてくる」

「うん、いってらっしゃい」

チュッ

エヴァンジェルは顔を赤くして消えた。

もちろん足のマッサージ機もあげたわよ!

ん~今度こそ寝よう……

明日も楽しい一日だと良いな~
スースー スースー


その頃女神Side


「エヴァンジェル遅いわよ!!」

「はい、すみません。ティアナが私にもマッサージ機をくれたもので…」

「あら?良かったわね」ふふ

「はい、こちらが御所望の品です」

「ありがとう!!!!」

女神様はいそいそとマッサージ機を首も足も同時に使い出した。

「うわ~最高!!!!いいわーこれ!!浮腫もとれそうよね」

「女神様に…浮腫みなんて…あるのですか?」

「うるさいわよ…例えよ例え!」

「失礼致しました……」

「しかし、あの子のあの力は女神と創生神のハーフだからね」

「堕天使を天使に戻す力ですか?」

「ええ、そうよ。女神の力と創生神の力を両方もちあわせているからこその力ね」

「なるほど……それでなぜシュウをお選びになられたのですか?」

「あら?不服そうね…もちろん神配はラファエロの息子である貴方しかいないわよ?でもあのシュウは人間だと本人は思っているけど」

「は??どう見ても人間ですよね??魔力は少し多めですが」

「正確には半分人間なのよ」

「は!?」

「あの子はね、ルシファーの息子なの」

「はあぁぁぁ!?本当ですか!!!あのルシファー叔父のですか!?」

エヴァンジェルの顔が青ざめる

「ええ、そうよ。貴方の従兄弟ね」

「…………」

「ルシファーと人間の娘との間に出来た子なのよ、ああ、羽は創生神が封印してあるから解かないと出てこないけどね」

「ルシファー叔父は……その…」

「ルシファーは今もその娘と暮らしているわよ?堕天使だから羽は黒いし、羽は出していないからシュウの母親もシュウも元天使だとは気が付いていないわね」

女神は淡々と話していく。

「ティアナに天使に戻して貰えたらこちらに帰ってこられるのでは!?」

「それをルシファーが望んでいるとは思えないわよ?最愛の妻と幸せに暮らしているのだから…そうね…妻が先に召されるだろうけど、妻が死ぬ前に説得してティアナに天使に戻して貰って二人で天界に来るのが一番かもしれないわね」

「ローゼリア家のみではないのですか?」

「ええ、ローゼリア家のみよ、あとその伴侶たち、子、子孫もね。ただ、ルシファーの家族だから特例よ…ラファエロの弟だもの…」

「ええ……ありがとうございます女神様…」

まさか…シュウが…従兄弟だなんて…
あのルシファー叔父の子だなんて……

衝撃すぎる。

はぁ……と深いため息をついて、エヴァンジェルは屋敷の自室に戻り
夢の中に落ちるのだった。

しおりを挟む
感想 81

あなたにおすすめの小説

『身長185cmの私が異世界転移したら、「ちっちゃくて可愛い」って言われました!? 〜女神ルミエール様の気まぐれ〜』

透子(とおるこ)
恋愛
身長185cmの女子大生・三浦ヨウコ。 「ちっちゃくて可愛い女の子に、私もなってみたい……」 そんな密かな願望を抱えながら、今日もバイト帰りにクタクタになっていた――はずが! 突然現れたテンションMAXの女神ルミエールに「今度はこの子に決〜めた☆」と宣言され、理由もなく異世界に強制転移!? 気づけば、森の中で虫に囲まれ、何もわからずパニック状態! けれど、そこは“3メートル超えの巨人たち”が暮らす世界で―― 「なんて可憐な子なんだ……!」 ……え、私が“ちっちゃくて可愛い”枠!? これは、背が高すぎて自信が持てなかった女子大生が、異世界でまさかのモテ無双(?)!? ちょっと変わった視点で描く、逆転系・異世界ラブコメ、ここに開幕☆

旦那様が多すぎて困っています!? 〜逆ハーレム異世界ラブコメ〜

ことりとりとん
恋愛
男女比8:1の逆ハーレム異世界に転移してしまった女子大生・大森泉 転移早々旦那さんが6人もできて、しかも魔力無限チートがあると教えられて!? のんびりまったり暮らしたいのにいつの間にか国を救うハメになりました…… イケメン山盛りの逆ハーレムです 前半はラブラブまったりの予定。後半で主人公が頑張ります 小説家になろう、カクヨムに転載しています

まだ20歳の未亡人なので、この後は好きに生きてもいいですか?

せいめ
恋愛
 政略結婚で愛することもなかった旦那様が魔物討伐中の事故で亡くなったのが1年前。  喪が明け、子供がいない私はこの家を出て行くことに決めました。  そんな時でした。高額報酬の良い仕事があると声を掛けて頂いたのです。  その仕事内容とは高貴な身分の方の閨指導のようでした。非常に悩みましたが、家を出るのにお金が必要な私は、その仕事を受けることに決めたのです。  閨指導って、そんなに何度も会う必要ないですよね?しかも、指導が必要には見えませんでしたが…。  でも、高額な報酬なので文句は言いませんわ。  家を出る資金を得た私は、今度こそ自由に好きなことをして生きていきたいと考えて旅立つことに決めました。  その後、新しい生活を楽しんでいる私の所に現れたのは……。    まずは亡くなったはずの旦那様との話から。      ご都合主義です。  設定は緩いです。  誤字脱字申し訳ありません。  主人公の名前を途中から間違えていました。  アメリアです。すみません。    

獣人の世界に落ちたら最底辺の弱者で、生きるの大変だけど保護者がイケオジで最強っぽい。

真麻一花
恋愛
私は十歳の時、獣が支配する世界へと落ちてきた。 狼の群れに襲われたところに現れたのは、一頭の巨大な狼。そのとき私は、殺されるのを覚悟した。 私を拾ったのは、獣人らしくないのに町を支配する最強の獣人だった。 なんとか生きてる。 でも、この世界で、私は最低辺の弱者。

【完結】異世界に転移しましたら、四人の夫に溺愛されることになりました(笑)

かのん
恋愛
 気が付けば、喧騒など全く聞こえない、鳥のさえずりが穏やかに聞こえる森にいました。  わぁ、こんな静かなところ初めて~なんて、のんびりしていたら、目の前に麗しの美形達が現れて・・・  これは、女性が少ない世界に転移した二十九歳独身女性が、あれよあれよという間に精霊の愛し子として囲われ、いつのまにか四人の男性と結婚し、あれよあれよという間に溺愛される物語。 あっさりめのお話です。それでもよろしければどうぞ! 本日だけ、二話更新。毎日朝10時に更新します。 完結しておりますので、安心してお読みください。

転生貧乏令嬢メイドは見なかった!

seo
恋愛
 血筋だけ特殊なファニー・イエッセル・クリスタラーは、名前や身元を偽りメイド業に勤しんでいた。何もないただ広いだけの領地はそれだけでお金がかかり、古い屋敷も修繕費がいくらあっても足りない。  いつものようにお茶会の給仕に携わった彼女は、令息たちの会話に耳を疑う。ある女性を誰が口説き落とせるかの賭けをしていた。その対象は彼女だった。絶対こいつらに関わらない。そんな決意は虚しく、親しくなれるように手筈を整えろと脅され断りきれなかった。抵抗はしたものの身分の壁は高く、メイドとしても令嬢としても賭けの舞台に上がることに。  これは前世の記憶を持つ貧乏な令嬢が、見なかったことにしたかったのに巻き込まれ、自分の存在を見なかったことにしない人たちと出会った物語。 #逆ハー風なところあり #他サイトさまでも掲載しています(作者名2文字違いもあり)

騎士団長様、クビだけは勘弁してくださいっ!

楠ノ木雫
恋愛
 朝目が覚めたら、自分の隣に知らない男が寝ていた。  テレシアは、男爵令嬢でありつつも騎士団員の道を選び日々精進していた。 「お前との婚約は破棄だ」  ある日王城で開かれたガーデンパーティーの警備中婚約者に婚約破棄を言い出された。テレシアは承諾したが、それを目撃していた先輩方が見かねて城下町に連れていきお酒を奢った。そのせいでテレシアはべろんべろんに酔っ払い、次の日ベッドに一糸まとわぬ姿の自分と知らない男性が横たわっていた。朝の鍛錬の時間が迫っていたため眠っていた男性を放置して鍛錬場に向かったのだが、ちらりと見えた男性の服の一枚。それ、もしかして超エリート騎士団である近衛騎士団の制服では……!? ※他の投稿サイトにも掲載しています。 ※この作品は短編を新たに作り直しました。設定などが変わっている部分があります。(旧題:無慈悲な悪魔の騎士団長に迫られて困ってます!〜下っ端騎士団員(男爵令嬢)クビの危機!〜)

お母様が国王陛下に見染められて再婚することになったら、美麗だけど残念な義兄の王太子殿下に婚姻を迫られました!

奏音 美都
恋愛
 まだ夜の冷気が残る早朝、焼かれたパンを店に並べていると、いつもは慌ただしく動き回っている母さんが、私の後ろに立っていた。 「エリー、実は……国王陛下に見染められて、婚姻を交わすことになったんだけど、貴女も王宮に入ってくれるかしら?」  国王陛下に見染められて……って。国王陛下が母さんを好きになって、求婚したってこと!? え、で……私も王宮にって、王室の一員になれってこと!?  国王陛下に挨拶に伺うと、そこには美しい顔立ちの王太子殿下がいた。 「エリー、どうか僕と結婚してくれ! 君こそ、僕の妻に相応しい!」  え……私、貴方の妹になるんですけど?  どこから突っ込んでいいのか分かんない。

処理中です...