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誰?
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自宅に戻る前にせっかくだから街をぶらぶら。
カリンにケーキでもお土産しよう。
珍しく屋店が目についた…。
わぁ~可愛いこれ…
「気になるのあったか?」
ニコッ
ん?この人も綺麗な人ね。
「あ、はい。このピアスがとても可愛いなと思って」
オパールかしら…?7色にまざってて綺麗…
形はハート型
「この石に目が行くのは珍しい」ニコッ
「え、そうですか?とても綺麗なのに…」
「貴女には綺麗な石にみえるのか」
なんか、不思議なことをいう人だな~この人……。
「え、はい…」
「ならプレゼントする、お代はいらない」
「え!?そんな…いいんですか?」
「いいんだ、受け取ってくれ」
「あ…ありがとうございます」
包装されて受け取る。
「ティア~次どこ行く?」
「ん?んーカリンにお土産買いたいからカフェに行く」
「「はーい」」
「あの、やっぱりお代……」
え!?もういない……
いつの間に???
「あの……お嬢様、先程から誰と話していたんです?」
「え、屋店の店主さんと話していたでしょ?ほらこれを貰ったの」
「誰もいませんし……屋店なんてありませんけど……」
え!?
本当!!!!!!店もない!!
なんで!!!!!
私………誰と話していたの?
ぞわっとした…。
パッ
「あ、エヴァンどうしたの?」
すごい…厳しい表情ね……
チラッと包まれている先程の荷物を見る。
「それを私に寄越して下さい」
「え!?」
「それは…ガブリエルがふざけて貴女に渡した物です…女神様に回収するように頼まれたので回収します」
「……なら渡すわ…綺麗だったけど、はい」
慎重に受け取るエヴァンジェル
「それ…危険な物なの?ピアスだけど…」
「危険というか……そうですね、今のティアナには必要無いものです。父上も怒っていました…」
「ラファエロも?」
「はい…あと…本当はラファエルです…」苦笑
「え!?そうなの!?」
「創世神様も間違えるので…父上が怒っていて…」苦笑
「では、これは回収しますのでまた!あ!もし…ケーキ買うなら…私も食べたいです…」
あら、珍しい
「分かった、エヴァンの分も買ってかえるね」ニコッ
「ありがとうございます!」
ぱあぁぁぁっと笑顔になり
回収して天界に戻った。
あれは…ガブリエル様だったのね…。
悪ふざけだったのかしら…。
さっ、ケーキ!
お店に行くといつもより沢山並んでいた。
なぜかケーキの前にプレートで
ローゼリア様用とホールケーキの前に何個かプレートが立てられてる……苦笑
嬉しいけど、来なかったらどうするのかしら……。
「いらっしゃいませ!!ローゼリア様!!」
「ふふ、このプレートが立ててくれているケーキを全て買うわ」
ぱあぁぁぁっと笑顔になる店主
「ありがとうございます!!」
沢山の従業員達がせっせと
箱に詰めていく。
それをマジックバックにせっせと入れていく。
「いつも…その…気になっていたのですが…そちらのかばんは一体………」
店主さんがじぃぃぃと…鞄を見つめる。
そうよね~気になるわよね……
うーーーん。
「ふふ、これは私が作った魔法の鞄なのよ、近いうちにこれより少しだけ容量が少ない鞄をティアナ商店で売るわ」ニコッ
うん、そうしよう…とっさに決めた…。
「!?是非買います!!」
「時間も止まるから鮮度も落ちないし、温かい物は温かいままよ」ニコッ
「最高です!!!!!」
「ふふ、楽しみにしていてね」
こうして…屋敷一個分の容量の
女性用ポシェットタイプと男性用斜めがけのバックが数日後に数量限定販売で売り出された。
もちろんお祖父様には承諾済み。
女性用50個
男性用50個
結構高めの設定価格だったのに……二時間で完売って…。
すごいわね…。
その頃……
天界……
「女神様、持ち帰りましたよ…」
「全く!!ガブちゃんったら余計なことをして!!怪しまれなかった?」
「かなり怪しまれましたよ…」
「そうよね~でも身につける前でセーフだったわよね!」
「本当ですよ!!!あれをつけると本来の姿に変化するし…大人の姿になって戻れなくなるんですから……」
「せっかく地上で楽しんでいるのに可哀想よね」
「はい」
「あ~あ!せっかく好意で届けたのに」
「あ!!!ガブちゃん!!何が好意よ!!!」
「えー、だって女神様だって早く娘と住みたいでしょ?」
「それとこれは別よ!!!それにまだ導いた婚約者全員揃っていないし!」
「ふーん」
「ふーんって!!セーフだったから良かったものの!!」
「エヴァンジェルは相変わらず口煩いなぁ、そんなんじゃ姫に嫌われるぞ」クスクス
「大きなお世話だ!!」
「ガブリエル…エヴァンジェルをからかうなよ…」
「あ、ラファエル兄上」
「え?ラファエロでしょ?」
「「「ラファエルですよ!」」」
「まぁ…間違えててごめんなさいね」クスクス
「で、ガブリエル…お前も姫の導きだろ?…どうするんだ?」
「えーーーーーー!!ガブリエル叔父上もなんですか!!でも神配は私ですし守護はシュウですよ!!サニカルもいるし…」
「どうって、何が?」
「何がって……お互い惹かれておるんだろ?」
「そうだね、会いたいし側にいたいけど」
「なら…婚約したらどうだ?」
「そうだね~近いうちに会いに行くよ」
「叔父上も…婚約者か……」
「なにか不満なのかな?甥っ子のエヴァンジェルくん?」ニコッ
「いえ……叔父上は3大天使なのに…私が神配で気まずいだけです……」
「変わってあげてもいいよ?」
ニコッ
「ぜっーーたい、かわりません!!!!!その為に社畜並みに働いているんですからね!!」
「あー、社畜むり…俺は別にヒラの夫でいいわ」クスクス
「叔父上…………そう言えばルシファー叔父上も…天命を終える前にこちらに戻ってきますよ。姫の魔法で天使に戻るので」
「おおおお、ルシファー戻るのか!!!それは楽しみだな!!4大天使戻れるんじゃないか」
「そうね~」クスクス
「色々と楽しみだな。とりあえずそのうち姫の前に顔を出すわ」
「ええ…余計なことを言わないでくださいよ」ギロッ
「おお、こわい!!分かってるよ!!」
パッ
「逃げ足の早いやつだ…」
「父上、私ケーキを食べに地上に帰りますね」
「いいな……羨ましい」
「えーーー!!ケーキずるーい」
「…………お土産あったら持ってきますよ…」
「「ありがとう!!エヴァンジェル」」
はぁ……疲れる。
パッ
「あ、エヴァンお帰り~ケーキ食べる?」
「お、エヴァンじゃん!ティアナのおごりケーキ食べようぜ」
「その…女神様とラファエル父上の分も…頂いてもいいですか?」
「ならこのホールケーキを1つお土産にして箱にいれてあげる」
「ありがとうございます」
「はい、これはエヴァンのケーキ、珈琲も置いておくね」
「んー、美味しいです!!」
「美味しいのよね、ここのカフェのケーキ」
「ねぇ、さっきの不思議な人はエヴァンの知り合いなの?」
「ああ……叔父上なんです…3大天使の……そのうちティアナに会いに来るはずです…」
「私に??なんで??」
「あーーー分かった、俺」
「え!?イオが分かったの?」
「私も分かりました」
「え!?セドも!?」
「俺も」
「スオウも!!なに!!」
婚約者一同に……じぃぃぃと…見られる……。なんなの?ねぇ……
「その人のことをどう思いました?」
「え??綺麗でイケメンだなって」
「そういう時どうなります?」
は??
もしかして……
「導きだというの??」
みんな頷く………。えーーー
「はい、正解です…近日中に会いに来るはずです」
「えーーー、天使3人目~」
「嫌なのですか?」
「別に嫌じゃないけど、どうせならモフれる婚約者がいい」
もふもふ希望…
「ん?ああ!!天使も変化できるのですよ?見せましょうか?」
「え!?」
ポン
「ほら、どうです?」
うっそぉーーー!!!
ペガサス??????
「ペガサスに変化できるんですよ」
「でも……ペガサスだともふれない……」
ポン
元に戻る
「確かに……」
「でも綺麗だったね!!今度背中にのってもいい?」
「はい!!」
もふもふ~求む!!
カリンにケーキでもお土産しよう。
珍しく屋店が目についた…。
わぁ~可愛いこれ…
「気になるのあったか?」
ニコッ
ん?この人も綺麗な人ね。
「あ、はい。このピアスがとても可愛いなと思って」
オパールかしら…?7色にまざってて綺麗…
形はハート型
「この石に目が行くのは珍しい」ニコッ
「え、そうですか?とても綺麗なのに…」
「貴女には綺麗な石にみえるのか」
なんか、不思議なことをいう人だな~この人……。
「え、はい…」
「ならプレゼントする、お代はいらない」
「え!?そんな…いいんですか?」
「いいんだ、受け取ってくれ」
「あ…ありがとうございます」
包装されて受け取る。
「ティア~次どこ行く?」
「ん?んーカリンにお土産買いたいからカフェに行く」
「「はーい」」
「あの、やっぱりお代……」
え!?もういない……
いつの間に???
「あの……お嬢様、先程から誰と話していたんです?」
「え、屋店の店主さんと話していたでしょ?ほらこれを貰ったの」
「誰もいませんし……屋店なんてありませんけど……」
え!?
本当!!!!!!店もない!!
なんで!!!!!
私………誰と話していたの?
ぞわっとした…。
パッ
「あ、エヴァンどうしたの?」
すごい…厳しい表情ね……
チラッと包まれている先程の荷物を見る。
「それを私に寄越して下さい」
「え!?」
「それは…ガブリエルがふざけて貴女に渡した物です…女神様に回収するように頼まれたので回収します」
「……なら渡すわ…綺麗だったけど、はい」
慎重に受け取るエヴァンジェル
「それ…危険な物なの?ピアスだけど…」
「危険というか……そうですね、今のティアナには必要無いものです。父上も怒っていました…」
「ラファエロも?」
「はい…あと…本当はラファエルです…」苦笑
「え!?そうなの!?」
「創世神様も間違えるので…父上が怒っていて…」苦笑
「では、これは回収しますのでまた!あ!もし…ケーキ買うなら…私も食べたいです…」
あら、珍しい
「分かった、エヴァンの分も買ってかえるね」ニコッ
「ありがとうございます!」
ぱあぁぁぁっと笑顔になり
回収して天界に戻った。
あれは…ガブリエル様だったのね…。
悪ふざけだったのかしら…。
さっ、ケーキ!
お店に行くといつもより沢山並んでいた。
なぜかケーキの前にプレートで
ローゼリア様用とホールケーキの前に何個かプレートが立てられてる……苦笑
嬉しいけど、来なかったらどうするのかしら……。
「いらっしゃいませ!!ローゼリア様!!」
「ふふ、このプレートが立ててくれているケーキを全て買うわ」
ぱあぁぁぁっと笑顔になる店主
「ありがとうございます!!」
沢山の従業員達がせっせと
箱に詰めていく。
それをマジックバックにせっせと入れていく。
「いつも…その…気になっていたのですが…そちらのかばんは一体………」
店主さんがじぃぃぃと…鞄を見つめる。
そうよね~気になるわよね……
うーーーん。
「ふふ、これは私が作った魔法の鞄なのよ、近いうちにこれより少しだけ容量が少ない鞄をティアナ商店で売るわ」ニコッ
うん、そうしよう…とっさに決めた…。
「!?是非買います!!」
「時間も止まるから鮮度も落ちないし、温かい物は温かいままよ」ニコッ
「最高です!!!!!」
「ふふ、楽しみにしていてね」
こうして…屋敷一個分の容量の
女性用ポシェットタイプと男性用斜めがけのバックが数日後に数量限定販売で売り出された。
もちろんお祖父様には承諾済み。
女性用50個
男性用50個
結構高めの設定価格だったのに……二時間で完売って…。
すごいわね…。
その頃……
天界……
「女神様、持ち帰りましたよ…」
「全く!!ガブちゃんったら余計なことをして!!怪しまれなかった?」
「かなり怪しまれましたよ…」
「そうよね~でも身につける前でセーフだったわよね!」
「本当ですよ!!!あれをつけると本来の姿に変化するし…大人の姿になって戻れなくなるんですから……」
「せっかく地上で楽しんでいるのに可哀想よね」
「はい」
「あ~あ!せっかく好意で届けたのに」
「あ!!!ガブちゃん!!何が好意よ!!!」
「えー、だって女神様だって早く娘と住みたいでしょ?」
「それとこれは別よ!!!それにまだ導いた婚約者全員揃っていないし!」
「ふーん」
「ふーんって!!セーフだったから良かったものの!!」
「エヴァンジェルは相変わらず口煩いなぁ、そんなんじゃ姫に嫌われるぞ」クスクス
「大きなお世話だ!!」
「ガブリエル…エヴァンジェルをからかうなよ…」
「あ、ラファエル兄上」
「え?ラファエロでしょ?」
「「「ラファエルですよ!」」」
「まぁ…間違えててごめんなさいね」クスクス
「で、ガブリエル…お前も姫の導きだろ?…どうするんだ?」
「えーーーーーー!!ガブリエル叔父上もなんですか!!でも神配は私ですし守護はシュウですよ!!サニカルもいるし…」
「どうって、何が?」
「何がって……お互い惹かれておるんだろ?」
「そうだね、会いたいし側にいたいけど」
「なら…婚約したらどうだ?」
「そうだね~近いうちに会いに行くよ」
「叔父上も…婚約者か……」
「なにか不満なのかな?甥っ子のエヴァンジェルくん?」ニコッ
「いえ……叔父上は3大天使なのに…私が神配で気まずいだけです……」
「変わってあげてもいいよ?」
ニコッ
「ぜっーーたい、かわりません!!!!!その為に社畜並みに働いているんですからね!!」
「あー、社畜むり…俺は別にヒラの夫でいいわ」クスクス
「叔父上…………そう言えばルシファー叔父上も…天命を終える前にこちらに戻ってきますよ。姫の魔法で天使に戻るので」
「おおおお、ルシファー戻るのか!!!それは楽しみだな!!4大天使戻れるんじゃないか」
「そうね~」クスクス
「色々と楽しみだな。とりあえずそのうち姫の前に顔を出すわ」
「ええ…余計なことを言わないでくださいよ」ギロッ
「おお、こわい!!分かってるよ!!」
パッ
「逃げ足の早いやつだ…」
「父上、私ケーキを食べに地上に帰りますね」
「いいな……羨ましい」
「えーーー!!ケーキずるーい」
「…………お土産あったら持ってきますよ…」
「「ありがとう!!エヴァンジェル」」
はぁ……疲れる。
パッ
「あ、エヴァンお帰り~ケーキ食べる?」
「お、エヴァンじゃん!ティアナのおごりケーキ食べようぜ」
「その…女神様とラファエル父上の分も…頂いてもいいですか?」
「ならこのホールケーキを1つお土産にして箱にいれてあげる」
「ありがとうございます」
「はい、これはエヴァンのケーキ、珈琲も置いておくね」
「んー、美味しいです!!」
「美味しいのよね、ここのカフェのケーキ」
「ねぇ、さっきの不思議な人はエヴァンの知り合いなの?」
「ああ……叔父上なんです…3大天使の……そのうちティアナに会いに来るはずです…」
「私に??なんで??」
「あーーー分かった、俺」
「え!?イオが分かったの?」
「私も分かりました」
「え!?セドも!?」
「俺も」
「スオウも!!なに!!」
婚約者一同に……じぃぃぃと…見られる……。なんなの?ねぇ……
「その人のことをどう思いました?」
「え??綺麗でイケメンだなって」
「そういう時どうなります?」
は??
もしかして……
「導きだというの??」
みんな頷く………。えーーー
「はい、正解です…近日中に会いに来るはずです」
「えーーー、天使3人目~」
「嫌なのですか?」
「別に嫌じゃないけど、どうせならモフれる婚約者がいい」
もふもふ希望…
「ん?ああ!!天使も変化できるのですよ?見せましょうか?」
「え!?」
ポン
「ほら、どうです?」
うっそぉーーー!!!
ペガサス??????
「ペガサスに変化できるんですよ」
「でも……ペガサスだともふれない……」
ポン
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「確かに……」
「でも綺麗だったね!!今度背中にのってもいい?」
「はい!!」
もふもふ~求む!!
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