転生幼女の愛され公爵令嬢

meimei

文字の大きさ
上 下
262 / 621

あ〜あ

しおりを挟む
「私はティアと出掛けたいし出掛けるの大好きだし、ティアと世界中まわりたい!!!!」

「うん!!!!私もカリンと世界中まわりたい!!!」

キャッキャ キャッキャ


うん…お嬢様が少し浮上して良かった。と顔には出さないけど
安心したサイフォンだった。

あの……3人どうするんだろうか……。悪いけど俺にはフォロー出来ない。お嬢様と喧嘩するわけにはいかない。護衛だから……

でも……シュウは担任なんだよなぁ。頑張れシュウ……。


男メンバー放置でさっさと
教室に到着するティアナとカリン。


「あ、ティア!!」
パタパタとメルストが来る


「メルストSおめでとー」


「ありがとう!!パルブァルもだよ!!」


「パルブァルもおめでとう」ニコッ


「ありがとう!!!!」

メルスト、パルブァル、ラミレスとカリン、ティアナで楽しそうに話しているのを……少し離れた距離で見つめるイオとパン…

シュウは…教卓から。


「コホン 新学期がスタートした…皆気を引き締めて取り組むように。あと明日からはテストが二日間続き、その後は野営実習になる。体調管理をしっかりな」

一同返事をする。もちろんティアナもね。あれはあれ、これはこれなのである!

「今日はこれで解散、各自寮に戻るなり野営の準備をするなり、テスト勉強するなり自由になる…解散!!」



「カリン、寮にいこ」

「うん!!」

テスト勉強しなきゃね。

シュウ、イオ、パンを横切り
振り返ることもなくスタスタと
二人で寮に向う様子を見たメルスト、パルブァル、ラミレスは
二人の姿がみえなくなってから
シュウ、イオ、パンにどうしたのか詰め寄った。


「え!?そんな事をいってしまったんですか!!!」

あちゃ~と言う顔のメルスト


「それじゃ…出かけたくないのに付き合って出掛けてるって聞こえますね……」
ラミレス…


「出掛けるの嫌なの??」

素朴な疑問のパルブァル


「いや、出掛けるのは好きだし、むしろ一緒に世界中まわりたい……」


「俺も…」


「私もです……」


「だよね?なのになんでそんな言い方しちゃったの??」
パルブァル

「完璧誤解されてると思う」

ラミレス


「早めに謝ったほうがいいよ?」

メルスト


「「「だよね……」」」

でも……取り付く暇なさそうな雰囲気だったんだよなぁ。相当キレてる雰囲気だし。野営同じ班になれないかもなぁ。。。。


「でもさ、イオとパンがティアナ達と喧嘩中ならさ」
メルスト

「野営実習の班ティアと組めそうだよ!!」
ラミレス


「確かに!!!」

メルスト

なんだか三人が和気あいあいと盛り上がりだした。おい、ちょっと待て………それは困る!!!


「それは困る!!!!!」


「「「!?」」」


「絶対謝っていつも通り同じ班になる!!!」

イオが燃えている………


「分かりました……謝る努力をします」


「ほら、また…言い方!!」

「努力つけるとさ、本当に悪いと思ってなさそうに聞こえるよ」


「そうそう、心から謝らないと」


「そ、そうなんですね……気をつけます!!」


「「「うんうん」」」


「三人が頼もしいな……」


「言い方に関してはかなり厳しくセド先生に教わりましたからね」


「そうそう、言い回しとか相手に伝わり方とか」


「相手の気持ちになって話すとかね」


あーーーーなるほど。セドなら
完璧だろうな~紳士だもんなぁ………。と3人同じ事を思うのだった。


「俺達もセドに教わるか……」

「確かに確実ですよね…」


「だな……言えてる」

深めのため息をこぼし……寮に戻る足取りは重そうだ。



「カリン昼オムライスでいい?」

「オムライス最高!!」

どうやら男メンバーは食堂にいったみたいね。良かった良かった!!

「はい、カリン」

「ありがとう!!」

二人前だとめちゃくちゃ楽ね。

今回のは作り置きだけど!!

「んー、美味しい~」

「オムライス美味しいよね~!!」

二人であっという間にぺろっと平らげてデザートのプリン!

「カラメル最高」

「私カラメルより上がすき」

「上も美味しいよね」

「美味しい!!」

さて、お昼も終わるし何をしようかな~。

野営の用意はしたもんね~!!

うーーーーん。


「街に野営用のパンの買いだめでもしに行く?」

「街!?いいね、行きたい~私もパン買う」

「なら行こ」

「お嬢様私も行きます」

「はーい!!」

パッ

うん、パン屋の前に到着!


いつ来てもここのパン屋さんは
品揃えいいし、全てが天然酵母でふわっふわで美味しいの!!

まず、食パン一斤でしょ~!
あとは、チーズパン、フランスパン、くるみパン、あと、うちとコラボってるアンパン!!!
あんこがティアナ商店のもので
アンパンもティアナ商店の登録商品なんだけど、委託してるの!ふふふ。

「カリンも食パン一斤買うの!?」


「うん!!!非常食ね!!念のために」

なるほど非常食ね、そういう用意は大切ね!!

「偉いね~!」


「え!?そぉ??」
カリンがキョトン顔をしている。

ふふ、備えあれば憂いなしよね!!
しおりを挟む
1 / 5

この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!

獣人の恋人とイチャついた翌朝の話

BL / 完結 24h.ポイント:1,398pt お気に入り:32

鬼は内、福も内

BL / 完結 24h.ポイント:527pt お気に入り:39

私の初恋の人に屈辱と絶望を与えたのは、大好きなお姉様でした

恋愛 / 連載中 24h.ポイント:6,396pt お気に入り:104

処理中です...