転生幼女の愛され公爵令嬢

天使達の呟き

なんだかんだ…さつまいもタルトをワンホール３人で食べきれば満腹になるわけで……

「食べすぎた……来るしぃ」

「右に同じく」


「左に同じく」苦笑

満腹のまま、カリンとサイフォンはそれぞれのツリーハウスに戻っていった。このツリーハウスは完璧強固な結界をはってあるからめちゃくちゃ安全なのよ！！心配ご無用


「ベリーちゃん、マロン、リンちゃんお風呂行ってくるね～」

「「キュッキュッ」」

「ぴゅーい」


「あ、寝ててもいいよ」

みんなそれぞれ頷くような仕草をしてくれた。

今日は温泉ではなく、カモミールの入浴剤にしたの……気持ちが落ち着かなくて。
なんか……ざわざわするのね。

チャポン


「明日はエヴァンとガブちゃんとサニカルも来るのかしら？」

チャポン


「また、学園を休む事になるのかなぁ……E、Fの授業あるのになぁ～困ったなぁもう」

チャポン


「天使にも浄化魔法使えたらいいのにぃ～と言ってもしょうがないか」

ざばぁぁ


「ホットストーム」

さっさと乾かして寝間着に着替えてお水をコップ一杯飲みベットに入る。

なんで私にだけ浄化魔法が使えるのかしら？
まさか聖女とか？？？？？？
でもそんな存在この世界になさそうなのよね。そもそも女が少ないし…………まっ…神の愛し子だからというのが正解だろうなぁ～。考えてもしょうがないし寝よっと。おやすみなさい！



そりゃ……自分が女神と創世神の
娘だなんて夢にも思わないだろうな。まぁ…まわりは薄々気がついてるけどね……。もちろんシュウは知っている。正直どのタイミングでティアナに話すか決めかねているんだ……。創世神様や女神様からは俺に一任されているのだけど……一任と聞けば
任されててとてもいい響きに聞こえるかもしれないけれど、はっきり言ったら丸投げだからね！！！休みないし……ティアナとゆっくり出来ないし！！！！
ティアナの言う通りこれじゃ社畜だよ！！！！！そして…一向に会議が終わらない。なんで創世神様も女神様ですら原因が
特定できないんだ！！！！

あーーー、頭痛が………だれか頭痛薬をくれ。ついでに胃薬も……

エヴァンの悩みは続くのだった。


あーー！！！この会議いつ終わるわけ！？
同じ事の重巡巡りじゃん！！！
創世神様しっかりしてくれよ！！ほら…女神様が苛立ってきた。

あーーー、ティアナと出かけたいなぁ……

ガブ



ねぇ、俺ここに居る意味ある？
そりゃ俺もティアの婚約者だけどさ、話してるの創世神様と女神様と4大天使だけじゃん。
俺が何か話そうとすると親父から凄い圧を感じるし……あ、親父はミカエルね？

あ～必要ないならティアとアイスでも食べたいよ。
俺まだミルクアイス食べれてないんだよね。
エヴァンみたいに社畜になる気さらさらないしさ～そもそも神配とかまったく興味なし！！
ティアと普通の夫婦になれたら最高！！
あーー屋敷に帰りたい………。

サニカル



翌朝


「ふぁぁぁ、なんか夢にエヴァン達が出てきたなぁ……」

天使達がげっそりしてたのよね。おにぎり追加で大量に作っておこう。あと天使用ポーションも……。

さて、身支度しようかな！