どうぞお続けになって下さい。 ~浮気者の王子を捨てて、拾った子供と旅に出ます~

リデル侯爵家長女、レティシア・デ・リデル。

アーンストート王国の王子ジェレマイア・ラ・アーンストートの婚約者である。
サラサラの金髪に透き通る様な碧眼を持つ、絵本の中の登場人物の様な見目麗しい王子。

素晴らしい見目には、素晴らしい魂が宿る…訳ではないらしい。

レティシアが9歳、ジェレマイア王子が17歳の時に二人は婚約が成立する。

幼い婚約者に、王子の欲望はぶつけられない。
昂ぶる性欲の処理は…当然他の女になった。
数々の令嬢を食い散らかし、その令嬢達は、その後の愛妾候補。

アーンストート王国の王子としては完璧な男。
政務も外交も素晴らしい手腕でこなし、その存在感を内外に示してきた。

公務では完璧でも、女にはだらしない王子様。
どれだけの花々を渡り歩いているのか、次から次へと浮名を流した。

レティシアの淡い憧れは幻と消え、残ったものは責任感だけ。
こんな人と婚姻などしたくない…でも、王妃教育を頑張った日々を無駄にしたくない。
葛藤しながら日々を過ごしていた頃………

とうとう私の妹とまで浮気した王子様。

幼い憧れはとうに消え、愛など芽生えるはずもない。
妹に替わって貰おうと決意するも、
自分の価値を知る王家が手放す筈もないだろうと諦めようと……
しなかった。

前世の記憶を思い出した私は、諦めるのを止めこの国から逃亡する事にした。

これからは、この転生人生を、自分らしく愉しく謳歌する!
そう決めて着々と準備を進めた。

妹と王子様の浮気現場を確認すると、証拠をバッチリ録って逃げ出した!

“ジェレマイア王子と妹は愛し合っています。私は身を引きます。探さないで下さい”

――――レティシアは逃げられるのか…?




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レジーナブックスで書籍化します。

書籍化タイトルは
『どうぞお続けになって下さい。~浮気者の王子を捨てて、拾った子供と旅に出ます~』
となりました!
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