転生幼女の愛され公爵令嬢

meimei

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パーティー

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バタバタ バタバタ

「ティアナ!!!」

「アクアー!念話ありがとう、心細かったから嬉しかったよ」


「我にはあれしか出来なかったからな……」


婚約者メンバーも全員勢ぞろいして……かなり賑やかだ。
隣にはイオ、セド、スオウがいる。女神様から離れていても大丈夫なようにしてもらってたみたいだけどやっぱり少し弱ったんだって。


「では、ティアナの帰還パーティーを初める、こうして無事に帰ってきてくれて…本当に嬉しい。12歳になったティアナをこれからも皆宜しく頼む」


皆が拍手をして頷く


そうなのよね……私12歳になってたのよ。しかも夏………せっかく冬支度してたのに!!!!!
鍋も食べられなかったし………少しタリックスが恨めしい…………。とはいえまぁ一年あっという間だものね。


「あと3年で成人だな」
イオ

「あと3年ですね」
セド

「3年だな」
スオウ


「そうだね~いつの間にか12歳になってたもんね」


「ティア、お誕生日パーティーしなきゃよね」


「カリン、そうだな!!」


「ねぇ、今もう夏休みなんだよね?」


「そうだけど、二年生だから夏休み中に旅行があるよ」


「旅行!?」


「うん、長期旅行~船に乗って無人島に行くんだって」


長期旅行!?無人島!!!!



「なにそれ!!めちゃくちゃ楽しそう」


「うん!!良かったティアが間に合って!!」


「本当だよ~そんな楽しい行事は絶対行きたい!!!」


「ティアは俺たちと同じ班だぞいつも通り」


「うん!!」


「今回は俺も同行するから」



「ステファンも来れるの!!」



「うん、無人島だから一応護りを固めるためにね」


なるほど……無人島だから閉鎖的だものね。


「そんな不安な顔しなくてもあの島は危険じゃないぞ」


「タリックス知ってるの??」


「一応…大地の神だからな」


「いや、そういうことじゃなくて今の話でどこの島なのか分かったの?っていう意味よ」

まったく……ネガティブね。


「ああ、あの島には毎年子供達が来ているから知ってる」

なるほど~


「それにあの島は緑の精霊王の管轄だな」


「グリーラスナの管轄なのね~」


「ああ、そうだ」


「あの島はなかなか過ごしやすいし我も行こうかな」


「アクアも?」


「ああ、あそこには上手い酒があるんだ」

無人島にお酒??????
どういうこと????


アクアのお酒発言に………イオやパン、シュウがアクアを囲んで話しだした。どんだけお酒が好きなのよ………。


「そう言えばシュウE.Fの授業は大丈夫だった?」

いっきに…シュウの顔がげんなりする。


「お前さあのクラスの授業どうやって教えてた?」


「ん?普通に……」


「ティアナが教えていた所は驚くくらい完璧なのに……俺が教えた所は恐ろしいくらいに覚えないし出来ないんだけど」


あーーーー。それは教え方が私と違うのよね。

「長期旅行の前に補習はあるの?」


「ある…明日から一週間だ…」


「ならそれは私が受け持つわ」


「!?いいのか!!」


「ええ、もちろん」


「良かった……ティアナありがとう」

明日からまたがんばるわよ!
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