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愛しい、我が子
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「貴方!!いったいどうしたのです?先ほどから無言ですけど、いい加減お話になってください」
母
「あーーー、うん。ごめん、カシウスがポーションを自作したのに驚いてしまってね…」
カイサル
「………えっ?」
母
「…………」
カシウス
「どうやらうちの子は天才かもしれない」
カイサル
ハッ!
「カシウスがポーションを作ったのですか!!!」
母
「あぁ…そうだ」
父
「お母様、こちらのハンドクリームを塗ってみて下さい」
カシウス
「ハンドクリーム?どこに塗るの?」
母
「手に塗ってみて」
カシウス
シルビアは少しハンドクリームを取り
手に塗っていく。
「え!!!なにこのクリーム、ツルツルスベスベに、しかもこの前バラで切ってしまった傷も治ってるわ!!」
シルビア
「ポーション入りのクリームらしい…」
カイサル
「はい!」
カシウス
「なるほど……そこに自作ポーションが登場するのね」
シルビア
「あぁ…」
カイサル
「貴方、そのポーションをカシウスに分けてもらえばどうかしら?」
シルビア
「そうだな……カシウス少しわけて貰えるかな?」
カイサル
「いいですよ?2本でいいですか?」
カシウス
「あぁ、ありがとう」
カイサル
カイサルとシルビアはハンドクリームを分けてもらい、ポーションも2本譲って貰い部屋を後にした。
ポーション一つでそんなに騒ぐことなのかな……?
異世界の小説ではポーションってわりと
普通にあるものじゃないの???
そう、実はこの世界ポーションを作れるのは熟練した薬師だ。その薬師もかなりの修行をへてだ。
まぁ、そんな事は10歳のカシウスは知る由もない。中身は27歳だけどね!
その頃……
「カイサル……あの子は天才ね」
シルビア
「あぁ……どうやらマルスと薬草を採取してきたみたいなんだ。」
カイサル
「薬草を採取してポーションを自作出来ると言うことはあの子は薬師のスキルがあるということよね」
シルビア
「そうだね、あとハンドクリームを作れると言うことは錬金のスキルもありそうだ」
カイサル
「「………」」
シルビア、カイサル
「あの子はシルビアに似ていて本当に神からの授かりものだな…」
カイサル
同じ髪の色に瞳の色……そして顔立ちも似ている。そう……本当の親子のように。
「ええ……この前あの子と王都に買い物に行った時に色んな人にそっくりな親子ねと言われたのよ……」
シルビア
「シルビア……ナルビア妃殿下とは…」
カイサル
「………知らないわ。ナルビアとは話もしていないもの。昔からあの子とは合わないのを知っているでしょ…」
シルビア
ナルビアはシルビアの双子の妹だ。
昔からナルビアはシルビアの物を欲しがる傾向がある。ただ一つだけ譲らなかったのはカイサルという最愛の人だ。
ナルビアはカイサルに相手にされないとシルビアよりも優位に立つ為に王太子の婚約者になった。お母様に頼みこんでなんとかね……お母様が元王女だから。
王太子はシルビアとナルビアの従兄弟だ。
ナルビアの性格を知っている王太子のリュートはあえナルビアを選んでシルビアやカイサルや民にナルビアが事を企てないように牽制し目を光らせている。
リュートは昔からシルビアが好きだった…。シルビアを守る為ならとあいつは
ナルビアを引き受けてくれたんだよな……。
カイサルはリュートの事を考える
リュートはカイサルの親友だ……。
「あの子のあの面影はリュートに似ているわ」
シルビア
「…………」
カイサル
「それにあの子の目は私と同じ水色だけど王家直系の金色の粒子が瞳にあるわ」
シルビア
王家も水色の瞳だ…王家の血筋は水色だから。しかし、王家直系にのみ金色の粒子がまざる。お母様も金色の粒子があるもの…。なぜだか嫁いだり、離脱して伴侶をえて子をもうけると子には金色の粒子はあらわれない。
母
「あーーー、うん。ごめん、カシウスがポーションを自作したのに驚いてしまってね…」
カイサル
「………えっ?」
母
「…………」
カシウス
「どうやらうちの子は天才かもしれない」
カイサル
ハッ!
「カシウスがポーションを作ったのですか!!!」
母
「あぁ…そうだ」
父
「お母様、こちらのハンドクリームを塗ってみて下さい」
カシウス
「ハンドクリーム?どこに塗るの?」
母
「手に塗ってみて」
カシウス
シルビアは少しハンドクリームを取り
手に塗っていく。
「え!!!なにこのクリーム、ツルツルスベスベに、しかもこの前バラで切ってしまった傷も治ってるわ!!」
シルビア
「ポーション入りのクリームらしい…」
カイサル
「はい!」
カシウス
「なるほど……そこに自作ポーションが登場するのね」
シルビア
「あぁ…」
カイサル
「貴方、そのポーションをカシウスに分けてもらえばどうかしら?」
シルビア
「そうだな……カシウス少しわけて貰えるかな?」
カイサル
「いいですよ?2本でいいですか?」
カシウス
「あぁ、ありがとう」
カイサル
カイサルとシルビアはハンドクリームを分けてもらい、ポーションも2本譲って貰い部屋を後にした。
ポーション一つでそんなに騒ぐことなのかな……?
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普通にあるものじゃないの???
そう、実はこの世界ポーションを作れるのは熟練した薬師だ。その薬師もかなりの修行をへてだ。
まぁ、そんな事は10歳のカシウスは知る由もない。中身は27歳だけどね!
その頃……
「カイサル……あの子は天才ね」
シルビア
「あぁ……どうやらマルスと薬草を採取してきたみたいなんだ。」
カイサル
「薬草を採取してポーションを自作出来ると言うことはあの子は薬師のスキルがあるということよね」
シルビア
「そうだね、あとハンドクリームを作れると言うことは錬金のスキルもありそうだ」
カイサル
「「………」」
シルビア、カイサル
「あの子はシルビアに似ていて本当に神からの授かりものだな…」
カイサル
同じ髪の色に瞳の色……そして顔立ちも似ている。そう……本当の親子のように。
「ええ……この前あの子と王都に買い物に行った時に色んな人にそっくりな親子ねと言われたのよ……」
シルビア
「シルビア……ナルビア妃殿下とは…」
カイサル
「………知らないわ。ナルビアとは話もしていないもの。昔からあの子とは合わないのを知っているでしょ…」
シルビア
ナルビアはシルビアの双子の妹だ。
昔からナルビアはシルビアの物を欲しがる傾向がある。ただ一つだけ譲らなかったのはカイサルという最愛の人だ。
ナルビアはカイサルに相手にされないとシルビアよりも優位に立つ為に王太子の婚約者になった。お母様に頼みこんでなんとかね……お母様が元王女だから。
王太子はシルビアとナルビアの従兄弟だ。
ナルビアの性格を知っている王太子のリュートはあえナルビアを選んでシルビアやカイサルや民にナルビアが事を企てないように牽制し目を光らせている。
リュートは昔からシルビアが好きだった…。シルビアを守る為ならとあいつは
ナルビアを引き受けてくれたんだよな……。
カイサルはリュートの事を考える
リュートはカイサルの親友だ……。
「あの子のあの面影はリュートに似ているわ」
シルビア
「…………」
カイサル
「それにあの子の目は私と同じ水色だけど王家直系の金色の粒子が瞳にあるわ」
シルビア
王家も水色の瞳だ…王家の血筋は水色だから。しかし、王家直系にのみ金色の粒子がまざる。お母様も金色の粒子があるもの…。なぜだか嫁いだり、離脱して伴侶をえて子をもうけると子には金色の粒子はあらわれない。
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