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お父様に
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なぜか剣と盾はシルバルがガッチリ片手に持ちカシウスに持たせる気はなさそうだ。
僕の剣と盾なんだけどなぁ……と思いながらなぜか釈然としない気持ちのままカイサルの執務室に辿り着いた。
「旦那様、カシウス様のご報告に参りました」
シルバル
「入ってくれ」
カイサル
お父様が書類を見ながら返事をしている。忙しそう~
「ん?なんだその……とてつもない雰囲気の剣と盾は………」
カイサル
パタパタ パタパタ
「お父様!!僕が僕用に作ったんです!!格好いいでしょー!!!!」
カシウス
目を見開くカシウスに少し苦笑いを浮かべて頷くシルバル。
「少し見てもいいかい?カシウス」
カイサル
「うんうん!!でも返してね?」
カシウス
「もちろん」ニコッ
カイサル
シルバルから剣と盾を受け取り……多分鑑定しているであろう…カイサルは一瞬フリーズしていた。
「お父様??プルプルしてどうしたの??」
カシウス
「こ、こ、こ、この国宝みたいな…剣はカシウスが作ったのか?」
カイサル
国宝????
「国宝だなんて大げさですよ!!僕しか入れない聖域でオリハルコンとミスリルが沢山採れるので見た目重視ですが作ってみました~格好いいでしょ!」
カシウス
カシウスが執務室の机に両手を添えてピョンピョンジャンプしている。
「見た目重視って………付与魔法が凄すぎるんだが……。強さも相当だぞこれ…。」
カイサル
「……………」
シルバル
「えーーー、ねっ、お父様もういいでしょ!!返して下さい!!」
カシウス
「え!!!!ちょっ……二、三日貸してくれないかな?カシウス…」
カイサル
ええええーー!冒険用に作ったのに!!!
むむむむぅ。頬を膨らませるカシウス
「頼む!!!!騎士団長に見せたいし……なっ?」
カイサル
「えーー。いいですよ……一応予備に作った剣もあるし。ちゃんと返して下さいね」
カシウス
「もちろん!!!予備の剣!!それも気になるが…」チラッ
カイサル
「だーーめーーですよ!!!」ギロッ
カシウス
「分った………」カイサル
少しがっかりと肩を落とすカイサル。
お父様って本当武器オタクなんだよね。
この執務室にも色んな盾とか剣が壁に飾られてるし。
お父様の執務室を後にしてお母様の部屋を目指す。
「あら、カシウスどうしたの?」
シルビア
「かぁーさま!!!!」
カシウス
パタパタと駆け寄る愛息子をぎゅっと受け止める
「かぁさまにはこれを作ったんです」
カシウス
「カシウスが何か私に作ってくれたの?」
シルビア
「えへへ、じゃーん!!!」
カシウス
カシウスがマジックバックから取り出したのはカシウスが作ったミスリルの薔薇のブローチだ。真ん中にはルビーの宝石がはめ込まれそのまわりにも小さな魔石が散りばめられている。
もちろん防御結界と魔法反転の付与付きだ。
「まぁ!!!!!!とっても素敵なブローチ!!!!これをカシウスが作ってくれたの?」
シルビア
「うん、かぁ様に似合うかなって思って。えへへ」
カシウス
まじまじとブローチを見るシルビアは
付与魔法の凄さに実は背中に冷や汗が
流れていた。
この……ブローチ国宝並なんだけど……。
うちのコ天才すぎる!!!!
「あ、お父様とリュート父上にもカフスを作ったのに渡すの忘れてた」
カシウス
「あら、ふふ。また食事の時に渡してあげたらどうかしら。リュートのはお父様から渡して貰いましょうね」
シルビア
「うん!」
カシウス
僕の剣と盾なんだけどなぁ……と思いながらなぜか釈然としない気持ちのままカイサルの執務室に辿り着いた。
「旦那様、カシウス様のご報告に参りました」
シルバル
「入ってくれ」
カイサル
お父様が書類を見ながら返事をしている。忙しそう~
「ん?なんだその……とてつもない雰囲気の剣と盾は………」
カイサル
パタパタ パタパタ
「お父様!!僕が僕用に作ったんです!!格好いいでしょー!!!!」
カシウス
目を見開くカシウスに少し苦笑いを浮かべて頷くシルバル。
「少し見てもいいかい?カシウス」
カイサル
「うんうん!!でも返してね?」
カシウス
「もちろん」ニコッ
カイサル
シルバルから剣と盾を受け取り……多分鑑定しているであろう…カイサルは一瞬フリーズしていた。
「お父様??プルプルしてどうしたの??」
カシウス
「こ、こ、こ、この国宝みたいな…剣はカシウスが作ったのか?」
カイサル
国宝????
「国宝だなんて大げさですよ!!僕しか入れない聖域でオリハルコンとミスリルが沢山採れるので見た目重視ですが作ってみました~格好いいでしょ!」
カシウス
カシウスが執務室の机に両手を添えてピョンピョンジャンプしている。
「見た目重視って………付与魔法が凄すぎるんだが……。強さも相当だぞこれ…。」
カイサル
「……………」
シルバル
「えーーー、ねっ、お父様もういいでしょ!!返して下さい!!」
カシウス
「え!!!!ちょっ……二、三日貸してくれないかな?カシウス…」
カイサル
ええええーー!冒険用に作ったのに!!!
むむむむぅ。頬を膨らませるカシウス
「頼む!!!!騎士団長に見せたいし……なっ?」
カイサル
「えーー。いいですよ……一応予備に作った剣もあるし。ちゃんと返して下さいね」
カシウス
「もちろん!!!予備の剣!!それも気になるが…」チラッ
カイサル
「だーーめーーですよ!!!」ギロッ
カシウス
「分った………」カイサル
少しがっかりと肩を落とすカイサル。
お父様って本当武器オタクなんだよね。
この執務室にも色んな盾とか剣が壁に飾られてるし。
お父様の執務室を後にしてお母様の部屋を目指す。
「あら、カシウスどうしたの?」
シルビア
「かぁーさま!!!!」
カシウス
パタパタと駆け寄る愛息子をぎゅっと受け止める
「かぁさまにはこれを作ったんです」
カシウス
「カシウスが何か私に作ってくれたの?」
シルビア
「えへへ、じゃーん!!!」
カシウス
カシウスがマジックバックから取り出したのはカシウスが作ったミスリルの薔薇のブローチだ。真ん中にはルビーの宝石がはめ込まれそのまわりにも小さな魔石が散りばめられている。
もちろん防御結界と魔法反転の付与付きだ。
「まぁ!!!!!!とっても素敵なブローチ!!!!これをカシウスが作ってくれたの?」
シルビア
「うん、かぁ様に似合うかなって思って。えへへ」
カシウス
まじまじとブローチを見るシルビアは
付与魔法の凄さに実は背中に冷や汗が
流れていた。
この……ブローチ国宝並なんだけど……。
うちのコ天才すぎる!!!!
「あ、お父様とリュート父上にもカフスを作ったのに渡すの忘れてた」
カシウス
「あら、ふふ。また食事の時に渡してあげたらどうかしら。リュートのはお父様から渡して貰いましょうね」
シルビア
「うん!」
カシウス
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