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夜会
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「ルル嬢このタルト美味しいよ」
カシウス
「本当ですね!!ん~美味しい」
ルルナニア
ダンスを踊り今は二人で飲食スペースで食事を楽しんでいた。
和気あいあいと食事をしていると
いつの間にか2人の周りは同じ物を取り分けチラチラ見ながら食べているまだ独身の人達
皆……婚活苦労しているんだわ……
それか政略じゃない出会いを求めているかどちらかね……っと心の中で
呟くルルナニア。
あぁ……私もこの貴公子様に嫁ぎたい……。どこの貴族の方なのかしら。
食事を楽しんでいるといきなりファンファーレがなり、隣国の王族達やお偉い様達がぞろぞろと階段からおりてきた。
え!!!!あれって………お父様と
お母様………と父上!?ゲッ!!!
皆が盛大に拍手をするなかカシウスは逃げる事しか頭にない。
「陛下………あの銀髪」ボソッ
カイシス
「ん?なぬ!?銀髪だがあれは…」
リュート陛下
「あらまぁ……陛下と同じ」ボソッ
シルビア
遠目から見ても目立つカシウス……。
色が違うだけで…リュートにそっくりな青年が楽しそうに令嬢と食事をしている。
「目の色と髪色……身長か。でもあれはカシウスだよな?」
リュート陛下
「ええ……あの困ったときに髪の毛に触る癖はカシウスだわ」
シルビア
「なるほど……しかしどうやって…」
リュート陛下
3人は直ぐ様カシウスに気が付いたが当の本人は気が付かれたとは微塵も思ってなく……
「あちゃーー、まさかここだったのかー」
カシウス
「ユニ様?どうかなさったの?」
ルルナニア
「ごめん、ルルちゃん、今日は楽しかったよ!!ちょっと急用が……出来たから帰るね!」
カシウス
カシウスは急いで出口に向かおうとするが、何が何だか分からないルルナニアはカシウスを追いかける。
それに、ルル嬢呼びだったのがルルちゃんに変化していたのがルルナニアには最高に嬉しかったのだ。
ガシッ
「ぐっ………な、なっ」
カシウス
「えっ!?」
ルルナニア
「どこに行くのかな?うちの大切な息子は」ニコッ
カイシス
「まぁ、カシウス、今頃屋敷は大騒ぎでしょうね~」
シルビア
「おい、カシーこれどうやったんだ?」
リュート
御三方………お揃いで…。というか陛下ここにいて良いのですか?
「あの……ユニ様?」
ルルナニア
「「「ユニ???」」」
「あーーー。もう………ごめんルルちゃん。俺の本当の名前は……カシウスと言うんだ」
カシウス
「カシウス様……?」
ルルナニア
ルルナニアはカシウスの服の裾をぎゅっと握りしめたままカシウスの瞳を見つめる。
「あらまぁ!?素敵なお嬢様ね」
シルビア
「カシウス、いつの間にまた…」
カイシス
「なるほど~これで3人目か」
リュート陛下
「ちょっと!!!皆してなに……大体俺の実年齢をルルちゃんは知らないし」
カシウス
「あら、カシウスの実年齢の姿でもきっと大丈夫よ」
シルビア
コクコク頷く3人。ルルナニアだけが理解出来ていない。
「それに、もしこのまま元の姿に戻って元の生活になったらきっとルルナニアちゃんは……ねぇ」
シルビア
このカシウスに惚れていたらもう他の男には目もいかないだろうなぁと
それはシルビア、カイシス、リュート3人揃って思う事だった。
「しかし、その銀髪似合うな、俺も銀髪にしてみるかな」
リュート
「まだ髪色カエールの薬は沢山ありますよ」
カシウス
「「「なんだその薬は」」」
あっ……しまった。
結局……今日は3人に連行され…3人と同じ宿に泊まることになった。
ルルナニアには後日ウロコニア公爵家にてお茶会を開くことになったとシルビアが話していたっけ。
なんだかんだ墓穴をほり、全て素直に洗いざらい話したカシウス。
もう……隠し事はしません…はい
カシウス
「本当ですね!!ん~美味しい」
ルルナニア
ダンスを踊り今は二人で飲食スペースで食事を楽しんでいた。
和気あいあいと食事をしていると
いつの間にか2人の周りは同じ物を取り分けチラチラ見ながら食べているまだ独身の人達
皆……婚活苦労しているんだわ……
それか政略じゃない出会いを求めているかどちらかね……っと心の中で
呟くルルナニア。
あぁ……私もこの貴公子様に嫁ぎたい……。どこの貴族の方なのかしら。
食事を楽しんでいるといきなりファンファーレがなり、隣国の王族達やお偉い様達がぞろぞろと階段からおりてきた。
え!!!!あれって………お父様と
お母様………と父上!?ゲッ!!!
皆が盛大に拍手をするなかカシウスは逃げる事しか頭にない。
「陛下………あの銀髪」ボソッ
カイシス
「ん?なぬ!?銀髪だがあれは…」
リュート陛下
「あらまぁ……陛下と同じ」ボソッ
シルビア
遠目から見ても目立つカシウス……。
色が違うだけで…リュートにそっくりな青年が楽しそうに令嬢と食事をしている。
「目の色と髪色……身長か。でもあれはカシウスだよな?」
リュート陛下
「ええ……あの困ったときに髪の毛に触る癖はカシウスだわ」
シルビア
「なるほど……しかしどうやって…」
リュート陛下
3人は直ぐ様カシウスに気が付いたが当の本人は気が付かれたとは微塵も思ってなく……
「あちゃーー、まさかここだったのかー」
カシウス
「ユニ様?どうかなさったの?」
ルルナニア
「ごめん、ルルちゃん、今日は楽しかったよ!!ちょっと急用が……出来たから帰るね!」
カシウス
カシウスは急いで出口に向かおうとするが、何が何だか分からないルルナニアはカシウスを追いかける。
それに、ルル嬢呼びだったのがルルちゃんに変化していたのがルルナニアには最高に嬉しかったのだ。
ガシッ
「ぐっ………な、なっ」
カシウス
「えっ!?」
ルルナニア
「どこに行くのかな?うちの大切な息子は」ニコッ
カイシス
「まぁ、カシウス、今頃屋敷は大騒ぎでしょうね~」
シルビア
「おい、カシーこれどうやったんだ?」
リュート
御三方………お揃いで…。というか陛下ここにいて良いのですか?
「あの……ユニ様?」
ルルナニア
「「「ユニ???」」」
「あーーー。もう………ごめんルルちゃん。俺の本当の名前は……カシウスと言うんだ」
カシウス
「カシウス様……?」
ルルナニア
ルルナニアはカシウスの服の裾をぎゅっと握りしめたままカシウスの瞳を見つめる。
「あらまぁ!?素敵なお嬢様ね」
シルビア
「カシウス、いつの間にまた…」
カイシス
「なるほど~これで3人目か」
リュート陛下
「ちょっと!!!皆してなに……大体俺の実年齢をルルちゃんは知らないし」
カシウス
「あら、カシウスの実年齢の姿でもきっと大丈夫よ」
シルビア
コクコク頷く3人。ルルナニアだけが理解出来ていない。
「それに、もしこのまま元の姿に戻って元の生活になったらきっとルルナニアちゃんは……ねぇ」
シルビア
このカシウスに惚れていたらもう他の男には目もいかないだろうなぁと
それはシルビア、カイシス、リュート3人揃って思う事だった。
「しかし、その銀髪似合うな、俺も銀髪にしてみるかな」
リュート
「まだ髪色カエールの薬は沢山ありますよ」
カシウス
「「「なんだその薬は」」」
あっ……しまった。
結局……今日は3人に連行され…3人と同じ宿に泊まることになった。
ルルナニアには後日ウロコニア公爵家にてお茶会を開くことになったとシルビアが話していたっけ。
なんだかんだ墓穴をほり、全て素直に洗いざらい話したカシウス。
もう……隠し事はしません…はい
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