転生姫様からの転生は魔術師家系の公爵家

meimei

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元夫

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「あ!!やっとみつけた!!フローラ」

ん?こんな時に……


「リヨン、声が大きいのよ!!」


「ん?そいつ奴隷か???お前……今生は奴隷買わないと言ってなかったか?」
リヨン


「あのね、この人は前世の夫なのよ!!」


「………は?」
リヨン


「あの……ララ様…。この方は」
シエル


「あー、この国の王子なんだけど、私の婚約者で…前世の夫」


「「は!?」」

リヨンもシエルも目を見開く


「お前は誰?」


「私は……シエル」


「シエルか!?今生もエルフなのか~」

へぇ~という目でシエルを上から下までみるリヨン。


「あの……リヨン様は?」
シエル


「あーー、俺はラフォン」


「ラフォン!?今生は王子なのですね!!!羨ましい……なんで私は奴隷だったのでしょうか」
シエル


「あーー」
リヨン


私が神様にお願いしたメンバーはわりといい生まれで生まれてきたが……お願いしてないメンバーは孤児だったり、奴隷だったりだ。なんだか申し訳ないなぁ……。


「まっ!これから楽しい事が沢山あるよ!!とりあえず他の前世の夫メンバーにも会わせるからいこっ」


「え!?」
シエル


「驚くよな~けどわりと沢山いるんだなこれが」苦笑

コクコク頷くフローラ



「そうなんですか……」


「ちなみに誰に一番会いたい?」
リヨン


少し考えるシエル


「ソレナルですかね……」


「そりゃ、フローラの兄だな」


「お兄様ね」



「兄!?」


「ちなみにソレナルもフローラの婚約者だぞ。ちなみに俺の甥だな」苦笑


「一番会いたくないのはミリアですね……」
シエル


「「ミリア……」」



「?」



「ミリアはもう多分……会うことはないと思うぞ」
リヨン

「だね~残念だけど…」
フローラ

「?」
シエル


そんなことを話しながら……
シエルに必要な物をリヨンにも
手伝って貰いながら買い物してから帰宅した。もちろんそのままリヨンも来たのである。



「ただいま」


「フローラ、どこにいってたんだ?」


「シエル、「コレ」が私の兄1号」
フローラが指差すとその指差す方に振り向くシエル。


「おい……人を指差すな!!まったく本当そういう所はかわんない」


「ソレナルですか?」
シエル


「おい……このエルフは誰だ?ん?エルフ???」

じーーーっと見るソレナル


「もしかして、シエルか??」
ソレナル


「えーー!?なんで分かるの!?ソレナルすげーー」
リヨンもといラフォン


「ラフォン……うるさいぞ!!そゃエルフで多分前世の夫って見たらシエルしかいないだろ?」


「さすが~ソレナル野生の勘」
フローラ


「誰が野生だ!!!」ギロッ
ソレナル


「こわぁ~い、リヨン。今生のお兄様はこわいわぁ…。前世のお兄様達は優しかったのに」



「!?」
ソレナル


「クスクス、まぁ……前世のお兄様達と言ったら全員ララにぞっこんの夫だったからね」
ラフォン


「俺だって……優しいだろ?」
ソレナル


「ふふ、ソレナルは実は人一倍繊細で優しいんですよね」クスクス
シエル


うんうんと頷くフローラとリヨン。

かあぁぁと赤くなるソレナル


あ~なんかこの感じ懐かしい。








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