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「はあっ……はあっ……すごい……締まる……」
「もうダメっっ!!イってるっっ!イってるのにまたきちゃう……!」
あの後何回交わって、何回イかせて何回イかされただろうか。
もう回数もわからない。
時間も身体の境界線も曖昧になってきた。
身体もベッドも汗と互いの体液でベトベトだ。
「やんっ……気持ちいいのまたきちゃう……!」
「イっていいよ!俺も出るっ……!」
お互いが全ての性欲を吐き出し終わった時にはもうとっくに夜が明けていた。
もう身体を起こす力も残っていなくて、私はそのまま蓮の腕の中に身を預ける。
意識はふわふわと浮いているのに、身体だけがずっしり重い。
動かそうとすると、心地よい疲れが全身に広がった。
「まどか……眠い?」
すぐそばで、低い声がする。
「うん……」
掠れた返事に、自分でも笑いそうになる。
「じゃあ、眠ってていいよ。まだ時間あるから」
そう言って、蓮はそっと額に唇を触れさせた。
優しくて、静かな仕草。
「まどかが良すぎて……止まらなかった……こんなの初めてだ……」
その言葉を合図にするみたいに、重くなった瞼が自然と閉じていく。
熱の名残を抱えたまま、私はゆっくり眠りに引き込まれていった。
温かな腕の中で、もう一度目を開けた。
カーテン越しの光がやけに明るくて、思わず時計を見る。
――昼だ。
「おはよ」
すぐ耳元で声がして、ぎゅっと抱き寄せられた。
「蓮……起きてたの?」
「さっきから。ね、まどか、腹減らない?」
そう言って、蓮はスマホの画面を私の目の前に差し出してくる。
「Uber頼もうと思ってさ。どれがいい?」
画面には、いかにもお洒落なカフェのメニュー。
「じゃあ……アボカドのサンドイッチと、コーヒーのセットかな」
「オッケー。俺は同じので、ベーコンのやつ」
指先で迷いなく操作する蓮。
その様子があまりにも自然で、胸の奥がくすぐったくなる。
(……恋人同士みたい)
そんな錯覚が、ふっと頭をよぎった。
「シャワー、浴びる?」
「うん……」
自分でも驚くほど、素直な声が出た。
脱衣所へ向かうと、蓮がクローゼットから服とタオルを取り出して渡してくる。
「着替え。俺のだけど」
Tシャツとスウェット。
蓮の匂いが、ほんのり残っている。
「ありがとう」
シャワーを浴びると、身体に残っていた重だるさが少しずつ溶けていく。
熱いお湯が背中を流れるたび、現実に引き戻されていく感覚。
(……もう、夢は終わり)
鏡の中の自分に、そっと言い聞かせた。
着替えていると、インターホンが鳴った。
「届いたよ。食べよ」
リビングで蓮がサンドイッチとコーヒーの包みを手渡してくれる。
包みを開くと、ふわっと焼きたてのパンの香りが広がった。
吸い寄せられるようにソファの隣に座る
「いただきます」
隣で、蓮が豪快にベーコンサンドにかぶりつく。
無邪気で、少年みたいで――
昨夜までの姿とのギャップに、思わず見入ってしまう。
(……ほんと、不思議な人)
そう思いながら、私はアボカドサンドにそっと口をつけた。
ふと、蓮がじっとこちらを見ているのに気づいた。
「……なに?」
「鼻、ソースついてる」
「えっ?」
慌てて指で拭うと、その様子がおかしかったのか、蓮が小さく喉を鳴らして笑った。
「可愛いよね。年上なのに」
「……ちょっと。大人をからかわないで」
そう言って、私は思わず視線を逸らす。
目が合ったままだと――この先を、期待してしまいそうだったから。
「からかってないよ」
蓮はそう言って、真っ直ぐに私を見る。
「可愛いよ、まどかは」
そのまま距離が縮まり、軽く唇が触れた。
次の瞬間、Tシャツの裾から体温のある手が忍び込んでくる。
「……ちょっ……」
思わず声が漏れる。
「あんなにしたのに……」
「まだ時間あるよ」
囁く声は、甘くて、ずるい。
「仕事まで。……もう一回だけ」
その一言で、胸の奥が静かに揺れた。
「もうダメっっ!!イってるっっ!イってるのにまたきちゃう……!」
あの後何回交わって、何回イかせて何回イかされただろうか。
もう回数もわからない。
時間も身体の境界線も曖昧になってきた。
身体もベッドも汗と互いの体液でベトベトだ。
「やんっ……気持ちいいのまたきちゃう……!」
「イっていいよ!俺も出るっ……!」
お互いが全ての性欲を吐き出し終わった時にはもうとっくに夜が明けていた。
もう身体を起こす力も残っていなくて、私はそのまま蓮の腕の中に身を預ける。
意識はふわふわと浮いているのに、身体だけがずっしり重い。
動かそうとすると、心地よい疲れが全身に広がった。
「まどか……眠い?」
すぐそばで、低い声がする。
「うん……」
掠れた返事に、自分でも笑いそうになる。
「じゃあ、眠ってていいよ。まだ時間あるから」
そう言って、蓮はそっと額に唇を触れさせた。
優しくて、静かな仕草。
「まどかが良すぎて……止まらなかった……こんなの初めてだ……」
その言葉を合図にするみたいに、重くなった瞼が自然と閉じていく。
熱の名残を抱えたまま、私はゆっくり眠りに引き込まれていった。
温かな腕の中で、もう一度目を開けた。
カーテン越しの光がやけに明るくて、思わず時計を見る。
――昼だ。
「おはよ」
すぐ耳元で声がして、ぎゅっと抱き寄せられた。
「蓮……起きてたの?」
「さっきから。ね、まどか、腹減らない?」
そう言って、蓮はスマホの画面を私の目の前に差し出してくる。
「Uber頼もうと思ってさ。どれがいい?」
画面には、いかにもお洒落なカフェのメニュー。
「じゃあ……アボカドのサンドイッチと、コーヒーのセットかな」
「オッケー。俺は同じので、ベーコンのやつ」
指先で迷いなく操作する蓮。
その様子があまりにも自然で、胸の奥がくすぐったくなる。
(……恋人同士みたい)
そんな錯覚が、ふっと頭をよぎった。
「シャワー、浴びる?」
「うん……」
自分でも驚くほど、素直な声が出た。
脱衣所へ向かうと、蓮がクローゼットから服とタオルを取り出して渡してくる。
「着替え。俺のだけど」
Tシャツとスウェット。
蓮の匂いが、ほんのり残っている。
「ありがとう」
シャワーを浴びると、身体に残っていた重だるさが少しずつ溶けていく。
熱いお湯が背中を流れるたび、現実に引き戻されていく感覚。
(……もう、夢は終わり)
鏡の中の自分に、そっと言い聞かせた。
着替えていると、インターホンが鳴った。
「届いたよ。食べよ」
リビングで蓮がサンドイッチとコーヒーの包みを手渡してくれる。
包みを開くと、ふわっと焼きたてのパンの香りが広がった。
吸い寄せられるようにソファの隣に座る
「いただきます」
隣で、蓮が豪快にベーコンサンドにかぶりつく。
無邪気で、少年みたいで――
昨夜までの姿とのギャップに、思わず見入ってしまう。
(……ほんと、不思議な人)
そう思いながら、私はアボカドサンドにそっと口をつけた。
ふと、蓮がじっとこちらを見ているのに気づいた。
「……なに?」
「鼻、ソースついてる」
「えっ?」
慌てて指で拭うと、その様子がおかしかったのか、蓮が小さく喉を鳴らして笑った。
「可愛いよね。年上なのに」
「……ちょっと。大人をからかわないで」
そう言って、私は思わず視線を逸らす。
目が合ったままだと――この先を、期待してしまいそうだったから。
「からかってないよ」
蓮はそう言って、真っ直ぐに私を見る。
「可愛いよ、まどかは」
そのまま距離が縮まり、軽く唇が触れた。
次の瞬間、Tシャツの裾から体温のある手が忍び込んでくる。
「……ちょっ……」
思わず声が漏れる。
「あんなにしたのに……」
「まだ時間あるよ」
囁く声は、甘くて、ずるい。
「仕事まで。……もう一回だけ」
その一言で、胸の奥が静かに揺れた。
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