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——今、店にいるんだけど。まどか、今日は来ないの?
画面に浮かんだのは、それだけだった。
たった一行。
それなのに、胸の奥で何かが弾けたみたいに、心臓が大きく跳ねる。
息を吸うのを忘れていたことに気づいて、はっとする。
「……まどかさん?」
向かいの男が、不思議そうにこちらを見ている。
グラスを持つ手が、わずかに止まっていた。
「あ、あの……すみません」
声が少し上ずった。
考える前に体が動いていて、財布を開き、千円札を2枚引き抜く。
カウンターに置くとき、指先がかすかに震えた。
「急用ができて……帰ります!」
説明にもならない言葉を残して、バッグとコートをひったくるように抱え込む。
スツールから立ち上がり、そのまま出口へ向かった。
「え、ちょっと——」
背後で何か言われた気がしたけれど、振り返らなかった。
今は、聞いてはいけない。
(……今行けば、会える)
扉を押し開けると、夜の冷たい空気が一気に流れ込んできた。
ほとんど反射で、手を上げる。
すぐに止まったタクシーに、滑り込むように乗り込んだ。
「目黒まで、お願いします」
声が、自分でも驚くほどはっきりしていた。
普段なら、この距離をタクシーなんて絶対に使わない。
でも今は、電車を待つ数分さえ、耐えられなかった。
(蓮……)
スマホを握りしめる。
胸の奥が、じんと熱い。
(会いたい……)
早く、早く、と無言で急かしながら、
私は窓の外に流れていく銀座の光を、ただ見つめ続けていた。
雑居ビルの下でタクシーを止めてもらい、ビルの階段を駆け上がる。
——店のドアの前に蓮がいた。
「蓮——!」
「まどか!」
気がついたら蓮の胸に飛び込んでいた。
自然にお互いの唇が重なる
「っつ……」
「んんっ……」
舌が絡み合いお互いの息を奪うように吸いあった。
「まどかっ…まどかっ…」
「蓮っ蓮っ……!」
蓮は私の手を引き5階に連れて行った。
そこはテナントが入っておらず物置代わりになっていて、段ボールが積まれていた。
——もう家まで待てない——
お互いの気持ちが手に取るようにわかった。
段ボールに身を隠すようにして私は膝をついた。
蓮がベルトを外しデニムと一緒にボクサーパンツを脱ぐ。
ペニスはお腹につきそうなくらい屹立していた。
私はそれを迷わず口に含んで吸い上げた。
「あっ……ん……」
女の子みたいな声を出して身悶える蓮。
口の中にしょっぱいような味が広がり思わず亀頭を吸った。
「はあっ……だめ……まどかの中に入れたい……」
蓮は口からペニスを引き抜くと私に後ろを向かせた。
床に手をつき犬のような体勢になる。
ショーツが脱がされお尻がヒヤリとする。
「まどか……会いたかった……!」
そういうと蓮はズブリと私を貫いた。
「あんっ……!」
声が出てしまい慌てて口を押さえる。
「はあっ…はあっ……」
「んんっ……」
リズミカルな動きに快感がまたたく間に広がる
待ち焦がれていた感覚。
ずっと、この1週間この感覚を夢見ていた。
「ああっ……まどか気持ちいいよ……」
「あっ……んっ……蓮……私もっ……」
声が出そうになるのを必死で吐息で誤魔化す。
結婚なんてしなくていい。
現実なんていらない。
この瞬間の快感さえあれば……
「くっ……まどか……出そう……」
「出して、蓮の。お腹にいっぱい……っ」
お腹なかで熱いものが弾け、繋ぎ目から入りきらなかった分が垂れてくる。
あまりの快楽に私たちはそのまましばらく呆然としていた。
画面に浮かんだのは、それだけだった。
たった一行。
それなのに、胸の奥で何かが弾けたみたいに、心臓が大きく跳ねる。
息を吸うのを忘れていたことに気づいて、はっとする。
「……まどかさん?」
向かいの男が、不思議そうにこちらを見ている。
グラスを持つ手が、わずかに止まっていた。
「あ、あの……すみません」
声が少し上ずった。
考える前に体が動いていて、財布を開き、千円札を2枚引き抜く。
カウンターに置くとき、指先がかすかに震えた。
「急用ができて……帰ります!」
説明にもならない言葉を残して、バッグとコートをひったくるように抱え込む。
スツールから立ち上がり、そのまま出口へ向かった。
「え、ちょっと——」
背後で何か言われた気がしたけれど、振り返らなかった。
今は、聞いてはいけない。
(……今行けば、会える)
扉を押し開けると、夜の冷たい空気が一気に流れ込んできた。
ほとんど反射で、手を上げる。
すぐに止まったタクシーに、滑り込むように乗り込んだ。
「目黒まで、お願いします」
声が、自分でも驚くほどはっきりしていた。
普段なら、この距離をタクシーなんて絶対に使わない。
でも今は、電車を待つ数分さえ、耐えられなかった。
(蓮……)
スマホを握りしめる。
胸の奥が、じんと熱い。
(会いたい……)
早く、早く、と無言で急かしながら、
私は窓の外に流れていく銀座の光を、ただ見つめ続けていた。
雑居ビルの下でタクシーを止めてもらい、ビルの階段を駆け上がる。
——店のドアの前に蓮がいた。
「蓮——!」
「まどか!」
気がついたら蓮の胸に飛び込んでいた。
自然にお互いの唇が重なる
「っつ……」
「んんっ……」
舌が絡み合いお互いの息を奪うように吸いあった。
「まどかっ…まどかっ…」
「蓮っ蓮っ……!」
蓮は私の手を引き5階に連れて行った。
そこはテナントが入っておらず物置代わりになっていて、段ボールが積まれていた。
——もう家まで待てない——
お互いの気持ちが手に取るようにわかった。
段ボールに身を隠すようにして私は膝をついた。
蓮がベルトを外しデニムと一緒にボクサーパンツを脱ぐ。
ペニスはお腹につきそうなくらい屹立していた。
私はそれを迷わず口に含んで吸い上げた。
「あっ……ん……」
女の子みたいな声を出して身悶える蓮。
口の中にしょっぱいような味が広がり思わず亀頭を吸った。
「はあっ……だめ……まどかの中に入れたい……」
蓮は口からペニスを引き抜くと私に後ろを向かせた。
床に手をつき犬のような体勢になる。
ショーツが脱がされお尻がヒヤリとする。
「まどか……会いたかった……!」
そういうと蓮はズブリと私を貫いた。
「あんっ……!」
声が出てしまい慌てて口を押さえる。
「はあっ…はあっ……」
「んんっ……」
リズミカルな動きに快感がまたたく間に広がる
待ち焦がれていた感覚。
ずっと、この1週間この感覚を夢見ていた。
「ああっ……まどか気持ちいいよ……」
「あっ……んっ……蓮……私もっ……」
声が出そうになるのを必死で吐息で誤魔化す。
結婚なんてしなくていい。
現実なんていらない。
この瞬間の快感さえあれば……
「くっ……まどか……出そう……」
「出して、蓮の。お腹にいっぱい……っ」
お腹なかで熱いものが弾け、繋ぎ目から入りきらなかった分が垂れてくる。
あまりの快楽に私たちはそのまましばらく呆然としていた。
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