19 / 41
九章 ワタル五日目
支配 ②
しおりを挟む
カナエさんが挨拶をして、今日も学校での一日が終わる。
来週から、元気にまた遊ぼうとクウに約束しておいてから、俺はツバサのもとに向かう。
「ツバサ。お願いがあるんだけど」
「うん?」
「今日、ツバサの家に行ってもいいかな?」
「えっ、……ええと。……うん、いいけど」
そう答えたときの、ツバサの頬が明らかに赤らんでいたので、俺は慌てて、
「あー、……まあ、変な意味でじゃなくてだな。カエデさんに、俺から話をしてみたいってのがあってさ」
「あ、……ああ、うん」
合点がいったのか、彼女は一つ頷いて、
「話せるような感じじゃないかもしれないけど……そうだね。ワタルくんからも、聞いてみてもいいかもしれないね」
「無理なら、それはそれでいいんだ。俺だって、話すのが嫌なことくらいはあるし。そういう話を強引に聞くわけにもいかないからな」
もし聞けなければ、そのときは他に方法を見つけるまでだ。どこかにヒントくらいは転がっているだろう。
タロウの思いに応えるためにも、俺はそれを見つけ出し、辿っていかなくてはいけないのだ。
学校を出て左に曲がり、いつもツバサと合流する丁字路で、もう一度左に曲がる。あとは真っ直ぐ進めばすぐ、ツバサの家が、庭が見えてくる。
何度も遊びに来ている家だとは言っても、女の子の家だと意識すると、やはりどんな場面であっても、多少は胸が高鳴ってしまうようだった。
玄関の開き戸をガラガラと開け、ツバサが先に中へ入る。ただいま、という声の後に、俺が続き、
「……おじゃまします」
奥にまでは届かないだろうが、とりあえずそう呟いた。
「……お母さん、あんまり歩けないから、和室で休んでると思う。行こっか」
「あ、ああ」
やや上ずった声で返事をし、俺はツバサの後ろについて進んだ。
和室への扉を開くと、ちゃぶ台の向こう側で座っているカエデさんがいた。以前会ってからどれくらいになるだろうか。家からほとんど出ることのないカエデさんとは、冗談でなく、二年くらいは会っていなかったような気がする。その頃のカエデさんと今のカエデさんを比べると、やはり病弱さが増しているように感じられた。
「こんにちは、カエデさん。お久しぶりです」
「……ワタルくんね。久しぶりだわ」
カエデさんの笑みはとても弱々しく、声も少ししわがれている。話を続けてもいいのかと、気にしてしまうほどだった。
しかし、聞くだけは聞いておきたい。そのためにここに来ているのだから。
「ごめんね、お母さん。ワタルくんが来てくれたのは、昨日のことがあったからなの。私、昨日ウチの仕事について聞いたよね。それは、ワタルくんが知りたいって言ったからなんだ」
「……そうなの」
「話しにくいことだというのは聞きました。その上で、押しかけてきたのは申し訳ないです。でも……知りたい理由ができてしまった。知らないままで、この村で過ごし続けるのは嫌だと、思ってしまったんですよ。……ウチの仕事のことを、知ったせいで」
「……ええ。いつか、来ると思ってたの」
カエデさんは、ポツリとこぼす。
「いつか赤井家の仕事が受け継がれるときに、また、こんな日がくるんだろうとは……」
「……お母さん?」
様子がおかしいことをすぐに感じ取り、ツバサは母の顔を覗き込む。けれど、カエデさんは彼女の声も動きも気にせずに、
「……地の檻のことを、聞いたの?」
「……いえ、見ました。この目で直接。詳しいことはまだ何も知らない。ただ、それがそこにあるということを知っただけです」
俺はそこで一度、言葉を切り、
「だから……知りたくなったんです」
カエデさんの淀んだ瞳を見つめながら、そう告げた。
「……聞かないでと言えば、それでワタルくんは帰ってくれるのかしら? 良いことなんて一つもない、あの場所のことを。聞かずに帰ってくれる……?」
言いながら、カエデさんは顔を伏せるように俯く。見えなくなったその表情は、きっと悲しみか、苦しみの表情なのだろうと思えた。
「……やっぱり、嫌なことですよね」
自然と、俺は苦笑している。
「いいんです。カエデさんから必ず聞き出そうとまでは、思ってなかったんで。どこかで知ることができればいいと、そんな風に思ってるんで」
他のどこで知ることができるのかは、さっぱり分からないけれど。
「だから――」
「……私は、謝ることしかできないのよ……」
俺の言葉を遮るように言った、カエデさんの一言に、俺はドキリとする。
「……謝る?」
隣を見ると、ツバサも呆気にとられたような顔で、
「どういうことなのかな、お母さん……」
「それが……地の家の仕事……憎まれるしかない仕事だった……」
また、ツバサの声を無視して、カエデさんは続けた。
「……あの人がいなくなって、……残された私には到底担えるはずがない仕事だったのよ……」
カエデさんの言葉は、だんだんと独白めいてくる。
それを、俺とツバサは、不安げに見つめることしかできない。
「……ごめんね……ワタルくん……」
絞り出すような声で、俺にそう謝ると、カエデさんは突然咳き込み始めた。
「お、お母さん!」
苦しそうなカエデさんのそばに寄り、ツバサは背中を優しく擦った。
そんな介抱を受けながら、なおもカエデさんは謝り続ける。
「……ごめんなさい、……あの日……あんな、ことになるはずじゃ……」
「どういうことなんです……カエデさん」
カエデさんは、体を震わせる。
そして。
「……私が……私が、あの人を殺してしまったのよ……!」
カエデさんは叫ぶようにそう言って、ツバサの腕の中から崩れ落ちた。
*
ツバサの部屋に引っ込んだ俺たちは、ただじっと、黙り込んだままでしばらく過ごした。
カエデさんはあれから、苦しそうに胸を押さえて倒れこんでしまったので、もう話は聞けそうになかった。ツバサが布団を敷き、カエデさんを寝かせて、二人でこちらに引っ込んだという経緯だ。
「……ごめんな。やっぱり、聞きに来るんじゃなかったんだな。ツバサにも話してくれなかったこと、なんだもんな……」
「……ううん、それはいいんだけど」
ツバサは緩々と首を横に振ると、
「むしろ、私よりワタルくんにこそ関係のありそうなことを、言おうとしてたよね……」
そう。カエデさんは恐らく、俺の母さんのことを言おうとしていた。
それも、あまりにも衝撃的なことを。
「あの人っていうのは、俺の母さんのこと……だよな……」
「……わかんない、けど……」
「どういうことなんだろう。あの人を殺したって。カエデさんが、そんなことを言うなんて……」
言葉通りに受け取っていいのか。そこから既に、判断できなかった。
「何かの、間違いなんじゃないかな。記憶も、ちょっと抜け落ちてるみたいだからさ……」
「記憶?」
うん、とツバサは頷き、
「記憶障害が出始めてるみたいで。……結構忘れっぽくなってるんだ、色々」
「そう、なのか……」
どうなんだろう。それが何らかの間違いに繋がっているのだろうか。
殺したというのは、何かのマチガイなのだろうか。
「でも……」
その言葉を言わしめた理由というのは、彼女の頭の中にあるはずなのだから。
それは、一体何なのかと、気になった。
何故だろう。何故、カエデさんは俺の母さんを殺したと思い込んでいるのだろう。何か、心当たりがないかと、俺は記憶を辿ってみる。
母さんが死んだのは、病気のせいだ。少なくとも、俺はそう聞いているし、村でもそう認識されている。
だから、病死なのは間違いないと思うのだけど。
……病死と真白家を繋ぐ何か。そんなものがあるのだとしたら。
……何だろう。奇妙なことに、比較的最近その何かを耳にしたような気がして……。
「……あ……」
突然、あのときのクウの言葉が、脳裡をよぎった。
――隔離者。
隔離者は、どうなるって言ってたんだっけ……?
確か。
確か……。
真白家と、連携する。
真白家によって……隔離される?
たった一つだけ、全てが説明できる可能性が、俺の頭に浮かぶ。けれど、まさか。
「それが……」
――それが、答えだと、いうのか。
来週から、元気にまた遊ぼうとクウに約束しておいてから、俺はツバサのもとに向かう。
「ツバサ。お願いがあるんだけど」
「うん?」
「今日、ツバサの家に行ってもいいかな?」
「えっ、……ええと。……うん、いいけど」
そう答えたときの、ツバサの頬が明らかに赤らんでいたので、俺は慌てて、
「あー、……まあ、変な意味でじゃなくてだな。カエデさんに、俺から話をしてみたいってのがあってさ」
「あ、……ああ、うん」
合点がいったのか、彼女は一つ頷いて、
「話せるような感じじゃないかもしれないけど……そうだね。ワタルくんからも、聞いてみてもいいかもしれないね」
「無理なら、それはそれでいいんだ。俺だって、話すのが嫌なことくらいはあるし。そういう話を強引に聞くわけにもいかないからな」
もし聞けなければ、そのときは他に方法を見つけるまでだ。どこかにヒントくらいは転がっているだろう。
タロウの思いに応えるためにも、俺はそれを見つけ出し、辿っていかなくてはいけないのだ。
学校を出て左に曲がり、いつもツバサと合流する丁字路で、もう一度左に曲がる。あとは真っ直ぐ進めばすぐ、ツバサの家が、庭が見えてくる。
何度も遊びに来ている家だとは言っても、女の子の家だと意識すると、やはりどんな場面であっても、多少は胸が高鳴ってしまうようだった。
玄関の開き戸をガラガラと開け、ツバサが先に中へ入る。ただいま、という声の後に、俺が続き、
「……おじゃまします」
奥にまでは届かないだろうが、とりあえずそう呟いた。
「……お母さん、あんまり歩けないから、和室で休んでると思う。行こっか」
「あ、ああ」
やや上ずった声で返事をし、俺はツバサの後ろについて進んだ。
和室への扉を開くと、ちゃぶ台の向こう側で座っているカエデさんがいた。以前会ってからどれくらいになるだろうか。家からほとんど出ることのないカエデさんとは、冗談でなく、二年くらいは会っていなかったような気がする。その頃のカエデさんと今のカエデさんを比べると、やはり病弱さが増しているように感じられた。
「こんにちは、カエデさん。お久しぶりです」
「……ワタルくんね。久しぶりだわ」
カエデさんの笑みはとても弱々しく、声も少ししわがれている。話を続けてもいいのかと、気にしてしまうほどだった。
しかし、聞くだけは聞いておきたい。そのためにここに来ているのだから。
「ごめんね、お母さん。ワタルくんが来てくれたのは、昨日のことがあったからなの。私、昨日ウチの仕事について聞いたよね。それは、ワタルくんが知りたいって言ったからなんだ」
「……そうなの」
「話しにくいことだというのは聞きました。その上で、押しかけてきたのは申し訳ないです。でも……知りたい理由ができてしまった。知らないままで、この村で過ごし続けるのは嫌だと、思ってしまったんですよ。……ウチの仕事のことを、知ったせいで」
「……ええ。いつか、来ると思ってたの」
カエデさんは、ポツリとこぼす。
「いつか赤井家の仕事が受け継がれるときに、また、こんな日がくるんだろうとは……」
「……お母さん?」
様子がおかしいことをすぐに感じ取り、ツバサは母の顔を覗き込む。けれど、カエデさんは彼女の声も動きも気にせずに、
「……地の檻のことを、聞いたの?」
「……いえ、見ました。この目で直接。詳しいことはまだ何も知らない。ただ、それがそこにあるということを知っただけです」
俺はそこで一度、言葉を切り、
「だから……知りたくなったんです」
カエデさんの淀んだ瞳を見つめながら、そう告げた。
「……聞かないでと言えば、それでワタルくんは帰ってくれるのかしら? 良いことなんて一つもない、あの場所のことを。聞かずに帰ってくれる……?」
言いながら、カエデさんは顔を伏せるように俯く。見えなくなったその表情は、きっと悲しみか、苦しみの表情なのだろうと思えた。
「……やっぱり、嫌なことですよね」
自然と、俺は苦笑している。
「いいんです。カエデさんから必ず聞き出そうとまでは、思ってなかったんで。どこかで知ることができればいいと、そんな風に思ってるんで」
他のどこで知ることができるのかは、さっぱり分からないけれど。
「だから――」
「……私は、謝ることしかできないのよ……」
俺の言葉を遮るように言った、カエデさんの一言に、俺はドキリとする。
「……謝る?」
隣を見ると、ツバサも呆気にとられたような顔で、
「どういうことなのかな、お母さん……」
「それが……地の家の仕事……憎まれるしかない仕事だった……」
また、ツバサの声を無視して、カエデさんは続けた。
「……あの人がいなくなって、……残された私には到底担えるはずがない仕事だったのよ……」
カエデさんの言葉は、だんだんと独白めいてくる。
それを、俺とツバサは、不安げに見つめることしかできない。
「……ごめんね……ワタルくん……」
絞り出すような声で、俺にそう謝ると、カエデさんは突然咳き込み始めた。
「お、お母さん!」
苦しそうなカエデさんのそばに寄り、ツバサは背中を優しく擦った。
そんな介抱を受けながら、なおもカエデさんは謝り続ける。
「……ごめんなさい、……あの日……あんな、ことになるはずじゃ……」
「どういうことなんです……カエデさん」
カエデさんは、体を震わせる。
そして。
「……私が……私が、あの人を殺してしまったのよ……!」
カエデさんは叫ぶようにそう言って、ツバサの腕の中から崩れ落ちた。
*
ツバサの部屋に引っ込んだ俺たちは、ただじっと、黙り込んだままでしばらく過ごした。
カエデさんはあれから、苦しそうに胸を押さえて倒れこんでしまったので、もう話は聞けそうになかった。ツバサが布団を敷き、カエデさんを寝かせて、二人でこちらに引っ込んだという経緯だ。
「……ごめんな。やっぱり、聞きに来るんじゃなかったんだな。ツバサにも話してくれなかったこと、なんだもんな……」
「……ううん、それはいいんだけど」
ツバサは緩々と首を横に振ると、
「むしろ、私よりワタルくんにこそ関係のありそうなことを、言おうとしてたよね……」
そう。カエデさんは恐らく、俺の母さんのことを言おうとしていた。
それも、あまりにも衝撃的なことを。
「あの人っていうのは、俺の母さんのこと……だよな……」
「……わかんない、けど……」
「どういうことなんだろう。あの人を殺したって。カエデさんが、そんなことを言うなんて……」
言葉通りに受け取っていいのか。そこから既に、判断できなかった。
「何かの、間違いなんじゃないかな。記憶も、ちょっと抜け落ちてるみたいだからさ……」
「記憶?」
うん、とツバサは頷き、
「記憶障害が出始めてるみたいで。……結構忘れっぽくなってるんだ、色々」
「そう、なのか……」
どうなんだろう。それが何らかの間違いに繋がっているのだろうか。
殺したというのは、何かのマチガイなのだろうか。
「でも……」
その言葉を言わしめた理由というのは、彼女の頭の中にあるはずなのだから。
それは、一体何なのかと、気になった。
何故だろう。何故、カエデさんは俺の母さんを殺したと思い込んでいるのだろう。何か、心当たりがないかと、俺は記憶を辿ってみる。
母さんが死んだのは、病気のせいだ。少なくとも、俺はそう聞いているし、村でもそう認識されている。
だから、病死なのは間違いないと思うのだけど。
……病死と真白家を繋ぐ何か。そんなものがあるのだとしたら。
……何だろう。奇妙なことに、比較的最近その何かを耳にしたような気がして……。
「……あ……」
突然、あのときのクウの言葉が、脳裡をよぎった。
――隔離者。
隔離者は、どうなるって言ってたんだっけ……?
確か。
確か……。
真白家と、連携する。
真白家によって……隔離される?
たった一つだけ、全てが説明できる可能性が、俺の頭に浮かぶ。けれど、まさか。
「それが……」
――それが、答えだと、いうのか。
0
あなたにおすすめの小説
僕《わたし》は誰でしょう
紫音みけ🐾新刊2月中旬発売!
青春
※第7回ライト文芸大賞にて奨励賞を受賞しました。応援してくださった皆様、ありがとうございました。
【あらすじ】
交通事故の後遺症で記憶喪失になってしまった女子高生・比良坂すずは、自分が女であることに違和感を抱く。
「自分はもともと男ではなかったか?」
事故後から男性寄りの思考になり、周囲とのギャップに悩む彼女は、次第に身に覚えのないはずの記憶を思い出し始める。まるで別人のものとしか思えないその記憶は、一体どこから来たのだろうか。
見知らぬ思い出をめぐる青春SF。
※表紙イラスト=ミカスケ様
【完結】冷酷伯爵ディートリヒは、去った妻を取り戻せない
くろねこ
恋愛
名門伯爵家に政略結婚で嫁いだ、正妻エレノア・リーヴェルト。夫である伯爵ディートリヒ・フォン・アイゼンヴァルトは、
軍務と義務を最優先し、彼女に関心を向けることはなかった。
言葉も、視線も、愛情も与えられない日々。それでも伯爵夫人として尽くし続けたエレノアは、ある一言をきっかけに、静かに伯爵家を去る決意をする。
――そして初めて、夫は気づく。
自分がどれほど多くのものを、彼女から与えられていたのかを。
一方、エレノアは新たな地でその才覚と人柄を評価され、
「必要とされる存在」として歩き始めていた。
去った妻を想い、今さら後悔する冷酷伯爵。前を向いて生きる正妻令嬢。
これは、失ってから愛に気づいた男と、
二度と戻らないかもしれない夫婦の物語。
――今さら、遅いのです。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
むっつり金持ち高校生、巨乳美少女たちに囲まれて学園ハーレム
ピコサイクス
青春
顔は普通、性格も地味。
けれど実は金持ちな高校一年生――俺、朝倉健斗。
学校では埋もれキャラのはずなのに、なぜか周りは巨乳美女ばかり!?
大学生の家庭教師、年上メイド、同級生ギャルに清楚系美少女……。
真面目な御曹司を演じつつ、内心はむっつりスケベ。
春の雨はあたたかいー家出JKがオッサンの嫁になって女子大生になるまでのお話
登夢
恋愛
春の雨の夜に出会った訳あり家出JKと真面目な独身サラリーマンの1年間の同居生活を綴ったラブストーリーです。私は家出JKで春の雨の日の夜に駅前にいたところオッサンに拾われて家に連れ帰ってもらった。家出の訳を聞いたオッサンは、自分と同じに境遇に同情して私を同居させてくれた。同居の代わりに私は家事を引き受けることにしたが、真面目なオッサンは私を抱こうとしなかった。18歳になったときオッサンにプロポーズされる。
結婚相手は、初恋相手~一途な恋の手ほどき~
馬村 はくあ
ライト文芸
「久しぶりだね、ちとせちゃん」
入社した会社の社長に
息子と結婚するように言われて
「ま、なぶくん……」
指示された家で出迎えてくれたのは
ずっとずっと好きだった初恋相手だった。
◌⑅◌┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈◌⑅◌
ちょっぴり照れ屋な新人保険師
鈴野 ちとせ -Chitose Suzuno-
×
俺様なイケメン副社長
遊佐 学 -Manabu Yusa-
◌⑅◌┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈◌⑅◌
「これからよろくね、ちとせ」
ずっと人生を諦めてたちとせにとって
これは好きな人と幸せになれる
大大大チャンス到来!
「結婚したい人ができたら、いつでも離婚してあげるから」
この先には幸せな未来しかないと思っていたのに。
「感謝してるよ、ちとせのおかげで俺の将来も安泰だ」
自分の立場しか考えてなくて
いつだってそこに愛はないんだと
覚悟して臨んだ結婚生活
「お前の頭にあいつがいるのが、ムカつく」
「あいつと仲良くするのはやめろ」
「違わねぇんだよ。俺のことだけ見てろよ」
好きじゃないって言うくせに
いつだって、強引で、惑わせてくる。
「かわいい、ちとせ」
溺れる日はすぐそこかもしれない
◌⑅◌┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈◌⑅◌
俺様なイケメン副社長と
そんな彼がずっとすきなウブな女の子
愛が本物になる日は……
やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。
毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。
そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。
彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。
「これでやっと安心して退場できる」
これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。
目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。
「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」
その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。
「あなた……Ωになっていますよ」
「へ?」
そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て――
オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。
ヤクザに医官はおりません
ユーリ(佐伯瑠璃)
ライト文芸
彼は私の知らない組織の人間でした
会社の飲み会の隣の席のグループが怪しい。
シャバだの、残弾なしだの、会話が物騒すぎる。刈り上げ、角刈り、丸刈り、眉毛シャキーン。
無駄にムキムキした体に、堅い言葉遣い。
反社会組織の集まりか!
ヤ◯ザに見初められたら逃げられない?
勘違いから始まる異文化交流のお話です。
※もちろんフィクションです。
小説家になろう、カクヨムに投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる