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第二部【三神院幻想 ―Dawn comes to the girl―】
二十三話 夢幻の晦冥(記憶世界)
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「――あの日、ヨウノお姉ちゃんに間違われたツキノお姉ちゃんは、黒木に刺された。そして、手術の甲斐もなく……死んでしまったんだ」
声は、遠くから聞こえてくるようだった。
「ツキノお姉ちゃんは、もう現世には戻れない。もうツキノお姉ちゃんは、魂だけの存在になってしまってるから……」
アキノの声。
鏡の前に立ち尽くす私に、彼女は躊躇いがちに語り続けていた。
「最初から、真実を話すべきか迷ったんだ。だけど真実を話したら、ツキノお姉ちゃんはそのショックで消えてしまうんじゃないかと思ったの。もしも消えてしまったら……救えるかもしれない命まで、救えなくなる。三人で幸せに。遠い昔、私はそんなことを願ったけれど……それができなくなったのならせめて、一人だけでも幸せを掴める方が良いんじゃないかって」
つまり、全ては私が目覚めるためでなく。
私と同じように黒木圭に刺されたヨウノお姉ちゃんが、目覚めるため。
「ヨウノお姉ちゃんのため――か。死ななかったのは、私じゃなかった」
「……ツキノお姉ちゃん、それはね」
「私はもう、この魂を捧げておしまいなんだ。後は消えるだけ、ただそれだけの存在」
「ツキノお姉ちゃん……」
「私は……!」
もう何も聞きたくないと、私はアキノの言葉を遮る。
そして、考えることを放棄して、闇雲に走り始めた。
「お姉ちゃん!」
背後からアキノが呼び止めたけれど、もうそんなものを聞き入れるつもりもなく。
「……ごめんね……」
弱々しい呟きも全て無視して、階段を駆け下りていった。
私がここで頑張っても、もうミオくんには会えない。
私がこの魂を回復させても……それはヨウノお姉ちゃんを助けることにしかならない。
私の旅は、私のためのものでなく。
だとすれば、この旅にどんな意味が?
景色も見ずに、私は走る。
やがて世界は、どんどんと闇に沈んでいった。
――こっちへおいでよ。
アキノのものではない。
冷たい声が凛と響いた。
階段は終わり、世界はすっかり闇に落ちている。
左右の壁も、床も、いつの間にか無くなった空間の中で。
私は眼前に、黒い影が漂っていることに気付いた。
――こっちへおいでよ。
それがいいのかもしれない。
記憶を取り戻す努力を続けて、最後には結局全て無くなってしまうというなら。
このまますぐに消えてしまう方が、幾分マシだろう。
死が避け得ない――いや、そもそも既に死んでいるというなら。
いくら頑張ったところで、結果は変わらないのだ。
影が嗤う。
ゆっくりと、手を差し伸べてくる。
ぼんやりとする意識の中で。
私は苦痛からの解放を求めて、そっと、手を伸ばし――。
――ツキノ。お誕生日おめでとう。
後ろから、別の声がした。
それはとても温かい……懐かしい人の声。
「お姉ちゃん……?」
遠い昔の、幸せな思い出。
それが心の奥底から浮かんできて、私を呼んでいるようだった。
前方には黒い影。変わらずに佇んでいる。
後方には何もなく。ただ、声だけが聞こえていた。
私は、伸ばそうとしていた手を下げて、踵を返す。
懐かしい人たちをもう一度だけでも目にしたくって。
――ありがとう、ツキノお姉ちゃん。私、ガマンする。
ぽつりと。晦冥に光が差した。
スポットライトを想起させるその光が落ちたところには、小さな子供の姿が。
あれは、アキノ。
そして、私だ。
幼い私たちのところへ行こうと、私は歩いていく。
黒い影から離れていく。
そうして歩く中で、再び光が闇の中に落ちて。
また、新しい思い出が浮かび上がる。
――三人で、幸せになろうね。
姉妹で遊んだ空き地。
仲良く手を繋いで歩いた道。
幸福な幼年期。
いつまでも、変わらないと信じていた時代。
――君がいるから、姉妹は仲良くやれてるんだろうね。
マスミさんがいる。
ヨウノお姉ちゃんと付き合い始めたばかりのころ、私のことをそう評してくれた。
ちょっぴり近づきにくかった人だけど、そんな風に話してくれたことで。
私は自分に自信が持てたし、真ん中の子としてこれからもしっかりやっていきたいと思えた。
――僕はね。君のそんなところが、その……好き、なんだよ。
ああ、そして。
大切な人がいる。
私を大切に思ってくれる、ミオくんがいる。
互いに引っ込み思案だったけれど、だからこそ色々なことを共感できて。
知らないことは教え合いながら、二人で世界を広げていった。
私が私らしくあろうと思えた人。
大好きなミオくん。
――私は。
誰かの役に立ててきたのかな。
関わってきた人たちを、幸せにできていたのかな。
もしも、今までがそうなら。
今からもまだ、やれることがある。
たとえ私を待つ未来が分かっていたって。
誰かの未来を変えられるのなら、諦めるなんてらしくないよね。
三人で幸せに、か。
あの日の誓いは果たせなくなったけれど。
そう、せめて残された一人だけでも。
幸せになってもらいたい。
だから、戻ろう――。
*
「……お姉ちゃん!」
気付けば私は、闇の中から抜け出て。
長い階段の一番下までやって来ていた。
声に反応して後ろを振り向くと。
ちょうどアキノが私のところへ飛び込んでくるところだった。
「うわっと」
軽い体だ。この世界の案内人としてここに存在しているのだから、当然のことか。
魂だけの軽さ。それが今の彼女なのだろう。
「お姉ちゃん……良かった……」
「……帰ってきちゃった。やっぱり、私はこういう生き方でなくちゃって」
「……ありがとう、ツキノお姉ちゃん……」
アキノを抱き締め、優しく頭を撫でながら、耳元でそっと呟く。
「最後まで、私らしくいるよ。誰かの幸せがそこにあるのなら」
それが私の在り方だと、そんな風に思う。
…………
……
声は、遠くから聞こえてくるようだった。
「ツキノお姉ちゃんは、もう現世には戻れない。もうツキノお姉ちゃんは、魂だけの存在になってしまってるから……」
アキノの声。
鏡の前に立ち尽くす私に、彼女は躊躇いがちに語り続けていた。
「最初から、真実を話すべきか迷ったんだ。だけど真実を話したら、ツキノお姉ちゃんはそのショックで消えてしまうんじゃないかと思ったの。もしも消えてしまったら……救えるかもしれない命まで、救えなくなる。三人で幸せに。遠い昔、私はそんなことを願ったけれど……それができなくなったのならせめて、一人だけでも幸せを掴める方が良いんじゃないかって」
つまり、全ては私が目覚めるためでなく。
私と同じように黒木圭に刺されたヨウノお姉ちゃんが、目覚めるため。
「ヨウノお姉ちゃんのため――か。死ななかったのは、私じゃなかった」
「……ツキノお姉ちゃん、それはね」
「私はもう、この魂を捧げておしまいなんだ。後は消えるだけ、ただそれだけの存在」
「ツキノお姉ちゃん……」
「私は……!」
もう何も聞きたくないと、私はアキノの言葉を遮る。
そして、考えることを放棄して、闇雲に走り始めた。
「お姉ちゃん!」
背後からアキノが呼び止めたけれど、もうそんなものを聞き入れるつもりもなく。
「……ごめんね……」
弱々しい呟きも全て無視して、階段を駆け下りていった。
私がここで頑張っても、もうミオくんには会えない。
私がこの魂を回復させても……それはヨウノお姉ちゃんを助けることにしかならない。
私の旅は、私のためのものでなく。
だとすれば、この旅にどんな意味が?
景色も見ずに、私は走る。
やがて世界は、どんどんと闇に沈んでいった。
――こっちへおいでよ。
アキノのものではない。
冷たい声が凛と響いた。
階段は終わり、世界はすっかり闇に落ちている。
左右の壁も、床も、いつの間にか無くなった空間の中で。
私は眼前に、黒い影が漂っていることに気付いた。
――こっちへおいでよ。
それがいいのかもしれない。
記憶を取り戻す努力を続けて、最後には結局全て無くなってしまうというなら。
このまますぐに消えてしまう方が、幾分マシだろう。
死が避け得ない――いや、そもそも既に死んでいるというなら。
いくら頑張ったところで、結果は変わらないのだ。
影が嗤う。
ゆっくりと、手を差し伸べてくる。
ぼんやりとする意識の中で。
私は苦痛からの解放を求めて、そっと、手を伸ばし――。
――ツキノ。お誕生日おめでとう。
後ろから、別の声がした。
それはとても温かい……懐かしい人の声。
「お姉ちゃん……?」
遠い昔の、幸せな思い出。
それが心の奥底から浮かんできて、私を呼んでいるようだった。
前方には黒い影。変わらずに佇んでいる。
後方には何もなく。ただ、声だけが聞こえていた。
私は、伸ばそうとしていた手を下げて、踵を返す。
懐かしい人たちをもう一度だけでも目にしたくって。
――ありがとう、ツキノお姉ちゃん。私、ガマンする。
ぽつりと。晦冥に光が差した。
スポットライトを想起させるその光が落ちたところには、小さな子供の姿が。
あれは、アキノ。
そして、私だ。
幼い私たちのところへ行こうと、私は歩いていく。
黒い影から離れていく。
そうして歩く中で、再び光が闇の中に落ちて。
また、新しい思い出が浮かび上がる。
――三人で、幸せになろうね。
姉妹で遊んだ空き地。
仲良く手を繋いで歩いた道。
幸福な幼年期。
いつまでも、変わらないと信じていた時代。
――君がいるから、姉妹は仲良くやれてるんだろうね。
マスミさんがいる。
ヨウノお姉ちゃんと付き合い始めたばかりのころ、私のことをそう評してくれた。
ちょっぴり近づきにくかった人だけど、そんな風に話してくれたことで。
私は自分に自信が持てたし、真ん中の子としてこれからもしっかりやっていきたいと思えた。
――僕はね。君のそんなところが、その……好き、なんだよ。
ああ、そして。
大切な人がいる。
私を大切に思ってくれる、ミオくんがいる。
互いに引っ込み思案だったけれど、だからこそ色々なことを共感できて。
知らないことは教え合いながら、二人で世界を広げていった。
私が私らしくあろうと思えた人。
大好きなミオくん。
――私は。
誰かの役に立ててきたのかな。
関わってきた人たちを、幸せにできていたのかな。
もしも、今までがそうなら。
今からもまだ、やれることがある。
たとえ私を待つ未来が分かっていたって。
誰かの未来を変えられるのなら、諦めるなんてらしくないよね。
三人で幸せに、か。
あの日の誓いは果たせなくなったけれど。
そう、せめて残された一人だけでも。
幸せになってもらいたい。
だから、戻ろう――。
*
「……お姉ちゃん!」
気付けば私は、闇の中から抜け出て。
長い階段の一番下までやって来ていた。
声に反応して後ろを振り向くと。
ちょうどアキノが私のところへ飛び込んでくるところだった。
「うわっと」
軽い体だ。この世界の案内人としてここに存在しているのだから、当然のことか。
魂だけの軽さ。それが今の彼女なのだろう。
「お姉ちゃん……良かった……」
「……帰ってきちゃった。やっぱり、私はこういう生き方でなくちゃって」
「……ありがとう、ツキノお姉ちゃん……」
アキノを抱き締め、優しく頭を撫でながら、耳元でそっと呟く。
「最後まで、私らしくいるよ。誰かの幸せがそこにあるのなら」
それが私の在り方だと、そんな風に思う。
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