15 / 24
第二章 王女と海神の英雄
1
しおりを挟む
ロラン!!
青年はそう声をかけられてうしろを振り返った。
そこにあった顔が懐かしく、また愛おしい誰かのものだと、彼は声だけで理解していたからだ。
「マーシャ。
神官様がそんな大声をあげてはならないよ?」
「でも、ロラン。
こんなにあなたの顔を間近に見れるときなんて、滅多にないのよ?」
「マーシャ‥‥‥」
すまないな。
そう続けると、ロランと呼ばれた彼は、挨拶代わりにしては深い抱擁を彼女に授けた。
神官? いや女神官といったほうがいいだろう。
天井が深い海溝の底にあるこの神殿の中で、陽光は差し込まないはずなのに明るく昼間のように建物の中を照らし出している。
「マーシャ、人に見られてしまうよ?」
「いいのよ、どうせ、おばあさんと呼ばれるのが嫌いな、御姉様ばかりだから」
「マーシャ、それは聞こえるとあまり宜しくないな?」
ロランは抱き着いて離れない女神官を軽々と抱き上げると、軽やかにその辺りを舞ってみた。
その様は恋人同士がじゃれあっているように、普段会えない者同士が語り合うように周囲からは見えて仕方ないのだが、ロランはどの視線も知らん顔を貫いていた。
ここは、海神エストを奉じるラズ王朝の海底に位置する大神殿。
マーシャはその中でも高位の女神官でり、自分は数世紀ぶりに選ばれたエストの英雄。
彼の神の神具である、三叉の槍を扱う身でもある。
誰にも、仮に相手が大神官であっても、二人のこの幸せな瞬間を邪魔させる気はなかった。
「まって、ロラン!?
それはだめ――」
「え、なんだ?」
強く振り回し過ぎたか?
子供の頃に親にされたような、あやすようにしかしていないんだが‥‥‥?
マーシャの様子にロランはそう不安を覚えて慌てて回転を止めると、彼女は真っ青な顔で床にすわりこんでしまう。
「すまない‥‥‥マーシャ。
君がこうなるなんて僕は知らなくて。
ほんとうに済まない‥‥‥」
「いい、いいの‥‥‥。
少し待てば落ち着くから、お願い。まって‥‥‥」
マーシャが苦しそうに顔をゆがめているのを見て、ロランは回復魔法をかけようとする。
だが、女神官はそれをかたくなに拒否していた。
「なぜだ、マーシャ?
こんな初歩的な魔法で君が困ることなど‥‥‥?
「はあ‥‥‥っ。
いいの、もう――大丈夫」
マーシャは一呼吸おいて落ち着いて頂戴と、心配するロランに語り始めた。
これは病気じゃなくて、感覚の問題なの、と。
「ロラン、高山や海底にいくとき。
この神殿に来るときもそうだったと思うけど。
気圧‥‥‥わかる?
地上とここでは私たちが生きている空気の質が違うの。
だから上から下にくると苦しくなるでしょ?」
「ああ、それは知っている。
だがあの程度、抱いて舞っただけで君が吐きそうになるのはあきらかに何かがおかしい。
異常だ。
そうだろ、マーシャ?」
「あのね、ロラン。
私は地上でもこうなの。
急な運動や、どうしようもなく驚くと感覚がおかしくなるの。
これは試練だと思っているわ。
魔法で治せるかもしれない。それがどこかの感覚の欠損ならね?」
「つまりー‥‥‥君は生まれつきその感覚だからそれが正常だ、と?
だが、手足が無い者に新たに生やすこともできるじゃないか?
君の酔い癖だって――」
もう、とマーシャは口を尖らせる。
ロランが自分のことをまるで酒乱のように言ったからだ。
「酷い人ね!?
私はお酒程度では酔いません!
でも‥‥‥忘れていない? あなたは海神様の英雄。
その膂力も、感覚も、例えばその一歩にかかる力の強さだって常人を軽く凌駕しているのよ?」
「つまり、さっきのは全部‥‥‥僕が悪い、と?」
ショックを受けた顔をする英雄はまるで子供のようだ。
母親から叱られて行き場をなくした、そんな子供みたい。マーシャは笑いながら、違うわよ、と返事をする。
「あなた、治癒魔法なんて誰かにかけたことがあるの?」
「‥‥‥え??
あ、いや。
そう言われれば‥‥‥」
「ない、が正しいでしょ?
十三年前のあの魔王リクト一行を襲撃したとき以来、大した戦闘には携わってないはずよ?
そんな人が治癒魔法なんてかけたらどうなると思う?」
「いや、どう‥‥‥なる?
僕の力は確かに膨大な魔力だから――やりすぎるかもしれない?」
「そうね、ロラン。偉大なる海神エスト様の英雄。
あなたは帝国の勇者ユリウス様と双肩をなす人類の至宝よ。
私なんかに力を使ってはだめ。
ね?」
「うん‥‥‥」
英雄と勇者。
そのどちらに選ばれても成長が止まり、偉大なる神力を得ることになる。
ユリウスは二十一で、ロランは十六歳でその栄光の存在に選ばれた。
彼の心は‥‥‥それから幼いままのようにも思えるようで、マーシャは少しそこに不安を感じていた。
「それにしてもあなたは若いまま。
私なんて、もう三十前のおばさんよ、ロラン?」
「だが、僕の大事な女性には変わりないよ‥‥‥マーシャ。
それは本当だ」
そう‥‥‥?
マーシャは言葉にできない疑問をそっと口にしていた。
私は老いて行き、あなたは変わらないまま。
いつかはそっと去っていくのではなくて?
「ええ、ありがとう、ロラン。
今夜はどうなさるの?
すぐに戻るということはないのでしょう?」
「ああ、大丈夫だよ。
マーシャ。
僕は今週いっぱい、とはいってもあと三日だが。
エスト様より直々に、この神殿にいるようにと勅命を頂いている。
いや、神託。
そう言うべきかな」
「週内?
だって、あなた普段は数か月単位で王国とこの神殿を行き来していたのに‥‥‥??」
そうは言っても、王国へと続く神殿の入り口はたった数キロ西に行けばラズ王国の王都へと帰還できる。
人知を超えた能力を持つロランにとって、それは散歩にでるていどの距離でしかなかった。
「なにか下知があるらしい。
僕にはそれに質問できるほどの権限はないから、ね。
言われたままに海神の敵を討つ。
それが、僕の役割だ」
「そう。
私にはエスト様は何もおっしゃらないけれど、まあ、女神官に下されるのは海運の向き不向き等ですから。
そうですね‥‥‥あなたが」
「僕が、何か?」
ふふっ、と微笑みマーシャはなんでもないですよ、と首を振る。
あの時は互いに同じだ年齢、同じ外見だったのに。
十三年の月日は私だけに老いの死神を舞いこませる。
辛いなあ、それがいつまでも若いロランに対するマーシャの印象だった。
そして彼は今夜も求めるのだ。
今更若くない、この身体を。
あの若いとき、まだ英雄になる前に慰みあった恋人同士のように。
「では、ロラン様。
今宵は私の寝所に参られるまでに、なるべく――」
「ああ、いや。
そんな気はまるでないよ、僕は――」
バツが悪そうにロランは、二人を遠巻きに見ている女神官の数人から、同じような視線を受けていることに気づき顔を伏せていた。
まだ若く、少女かと見間違われるほどに美少年だった彼はそのままで生きている。
この外界との接点の薄い海底の神殿で生涯を過ごす女たちにとって、憧れであり、許されるならば良き関係を持ちたい。
そう願うのも、マーシャには理解出来なくはなかった。
「年増が独り占めしては若いものたちも悔しがりますし、恨みに思われても困りますから。
なるべく、お早く」
「うん‥‥‥」
本当は他の女の残り香を残して来たら、その喉笛を噛みついて裂いてやりたいくらい。
マーシャは蒼い尾と緑の髪、黒眼に‥‥‥その頭部に蒼いふさふさの耳を持つ蒼狼族出身の神官だったから人間の多いこの神殿では肩身が狭い。
ただ、黙ってかつての恋人を待つだけが彼女に許された、唯一の贅沢だった。
青年はそう声をかけられてうしろを振り返った。
そこにあった顔が懐かしく、また愛おしい誰かのものだと、彼は声だけで理解していたからだ。
「マーシャ。
神官様がそんな大声をあげてはならないよ?」
「でも、ロラン。
こんなにあなたの顔を間近に見れるときなんて、滅多にないのよ?」
「マーシャ‥‥‥」
すまないな。
そう続けると、ロランと呼ばれた彼は、挨拶代わりにしては深い抱擁を彼女に授けた。
神官? いや女神官といったほうがいいだろう。
天井が深い海溝の底にあるこの神殿の中で、陽光は差し込まないはずなのに明るく昼間のように建物の中を照らし出している。
「マーシャ、人に見られてしまうよ?」
「いいのよ、どうせ、おばあさんと呼ばれるのが嫌いな、御姉様ばかりだから」
「マーシャ、それは聞こえるとあまり宜しくないな?」
ロランは抱き着いて離れない女神官を軽々と抱き上げると、軽やかにその辺りを舞ってみた。
その様は恋人同士がじゃれあっているように、普段会えない者同士が語り合うように周囲からは見えて仕方ないのだが、ロランはどの視線も知らん顔を貫いていた。
ここは、海神エストを奉じるラズ王朝の海底に位置する大神殿。
マーシャはその中でも高位の女神官でり、自分は数世紀ぶりに選ばれたエストの英雄。
彼の神の神具である、三叉の槍を扱う身でもある。
誰にも、仮に相手が大神官であっても、二人のこの幸せな瞬間を邪魔させる気はなかった。
「まって、ロラン!?
それはだめ――」
「え、なんだ?」
強く振り回し過ぎたか?
子供の頃に親にされたような、あやすようにしかしていないんだが‥‥‥?
マーシャの様子にロランはそう不安を覚えて慌てて回転を止めると、彼女は真っ青な顔で床にすわりこんでしまう。
「すまない‥‥‥マーシャ。
君がこうなるなんて僕は知らなくて。
ほんとうに済まない‥‥‥」
「いい、いいの‥‥‥。
少し待てば落ち着くから、お願い。まって‥‥‥」
マーシャが苦しそうに顔をゆがめているのを見て、ロランは回復魔法をかけようとする。
だが、女神官はそれをかたくなに拒否していた。
「なぜだ、マーシャ?
こんな初歩的な魔法で君が困ることなど‥‥‥?
「はあ‥‥‥っ。
いいの、もう――大丈夫」
マーシャは一呼吸おいて落ち着いて頂戴と、心配するロランに語り始めた。
これは病気じゃなくて、感覚の問題なの、と。
「ロラン、高山や海底にいくとき。
この神殿に来るときもそうだったと思うけど。
気圧‥‥‥わかる?
地上とここでは私たちが生きている空気の質が違うの。
だから上から下にくると苦しくなるでしょ?」
「ああ、それは知っている。
だがあの程度、抱いて舞っただけで君が吐きそうになるのはあきらかに何かがおかしい。
異常だ。
そうだろ、マーシャ?」
「あのね、ロラン。
私は地上でもこうなの。
急な運動や、どうしようもなく驚くと感覚がおかしくなるの。
これは試練だと思っているわ。
魔法で治せるかもしれない。それがどこかの感覚の欠損ならね?」
「つまりー‥‥‥君は生まれつきその感覚だからそれが正常だ、と?
だが、手足が無い者に新たに生やすこともできるじゃないか?
君の酔い癖だって――」
もう、とマーシャは口を尖らせる。
ロランが自分のことをまるで酒乱のように言ったからだ。
「酷い人ね!?
私はお酒程度では酔いません!
でも‥‥‥忘れていない? あなたは海神様の英雄。
その膂力も、感覚も、例えばその一歩にかかる力の強さだって常人を軽く凌駕しているのよ?」
「つまり、さっきのは全部‥‥‥僕が悪い、と?」
ショックを受けた顔をする英雄はまるで子供のようだ。
母親から叱られて行き場をなくした、そんな子供みたい。マーシャは笑いながら、違うわよ、と返事をする。
「あなた、治癒魔法なんて誰かにかけたことがあるの?」
「‥‥‥え??
あ、いや。
そう言われれば‥‥‥」
「ない、が正しいでしょ?
十三年前のあの魔王リクト一行を襲撃したとき以来、大した戦闘には携わってないはずよ?
そんな人が治癒魔法なんてかけたらどうなると思う?」
「いや、どう‥‥‥なる?
僕の力は確かに膨大な魔力だから――やりすぎるかもしれない?」
「そうね、ロラン。偉大なる海神エスト様の英雄。
あなたは帝国の勇者ユリウス様と双肩をなす人類の至宝よ。
私なんかに力を使ってはだめ。
ね?」
「うん‥‥‥」
英雄と勇者。
そのどちらに選ばれても成長が止まり、偉大なる神力を得ることになる。
ユリウスは二十一で、ロランは十六歳でその栄光の存在に選ばれた。
彼の心は‥‥‥それから幼いままのようにも思えるようで、マーシャは少しそこに不安を感じていた。
「それにしてもあなたは若いまま。
私なんて、もう三十前のおばさんよ、ロラン?」
「だが、僕の大事な女性には変わりないよ‥‥‥マーシャ。
それは本当だ」
そう‥‥‥?
マーシャは言葉にできない疑問をそっと口にしていた。
私は老いて行き、あなたは変わらないまま。
いつかはそっと去っていくのではなくて?
「ええ、ありがとう、ロラン。
今夜はどうなさるの?
すぐに戻るということはないのでしょう?」
「ああ、大丈夫だよ。
マーシャ。
僕は今週いっぱい、とはいってもあと三日だが。
エスト様より直々に、この神殿にいるようにと勅命を頂いている。
いや、神託。
そう言うべきかな」
「週内?
だって、あなた普段は数か月単位で王国とこの神殿を行き来していたのに‥‥‥??」
そうは言っても、王国へと続く神殿の入り口はたった数キロ西に行けばラズ王国の王都へと帰還できる。
人知を超えた能力を持つロランにとって、それは散歩にでるていどの距離でしかなかった。
「なにか下知があるらしい。
僕にはそれに質問できるほどの権限はないから、ね。
言われたままに海神の敵を討つ。
それが、僕の役割だ」
「そう。
私にはエスト様は何もおっしゃらないけれど、まあ、女神官に下されるのは海運の向き不向き等ですから。
そうですね‥‥‥あなたが」
「僕が、何か?」
ふふっ、と微笑みマーシャはなんでもないですよ、と首を振る。
あの時は互いに同じだ年齢、同じ外見だったのに。
十三年の月日は私だけに老いの死神を舞いこませる。
辛いなあ、それがいつまでも若いロランに対するマーシャの印象だった。
そして彼は今夜も求めるのだ。
今更若くない、この身体を。
あの若いとき、まだ英雄になる前に慰みあった恋人同士のように。
「では、ロラン様。
今宵は私の寝所に参られるまでに、なるべく――」
「ああ、いや。
そんな気はまるでないよ、僕は――」
バツが悪そうにロランは、二人を遠巻きに見ている女神官の数人から、同じような視線を受けていることに気づき顔を伏せていた。
まだ若く、少女かと見間違われるほどに美少年だった彼はそのままで生きている。
この外界との接点の薄い海底の神殿で生涯を過ごす女たちにとって、憧れであり、許されるならば良き関係を持ちたい。
そう願うのも、マーシャには理解出来なくはなかった。
「年増が独り占めしては若いものたちも悔しがりますし、恨みに思われても困りますから。
なるべく、お早く」
「うん‥‥‥」
本当は他の女の残り香を残して来たら、その喉笛を噛みついて裂いてやりたいくらい。
マーシャは蒼い尾と緑の髪、黒眼に‥‥‥その頭部に蒼いふさふさの耳を持つ蒼狼族出身の神官だったから人間の多いこの神殿では肩身が狭い。
ただ、黙ってかつての恋人を待つだけが彼女に許された、唯一の贅沢だった。
0
あなたにおすすめの小説
主人公の恋敵として夫に処刑される王妃として転生した私は夫になる男との結婚を阻止します
白雪の雫
ファンタジー
突然ですが質問です。
あなたは【真実の愛】を信じますか?
そう聞かれたら私は『いいえ!』『No!』と答える。
だって・・・そうでしょ?
ジュリアーノ王太子の(名目上の)父親である若かりし頃の陛下曰く「私と彼女は真実の愛で結ばれている」という何が何だか訳の分からない理屈で、婚約者だった大臣の姫ではなく平民の女を妃にしたのよ!?
それだけではない。
何と平民から王妃になった女は庭師と不倫して不義の子を儲け、その不義の子ことジュリアーノは陛下が側室にも成れない身分の低い女が産んだ息子のユーリアを後宮に入れて妃のように扱っているのよーーーっ!!!
私とジュリアーノの結婚は王太子の後見になって欲しいと陛下から土下座をされてまで請われたもの。
それなのに・・・ジュリアーノは私を後宮の片隅に追いやりユーリアと毎晩「アッー!」をしている。
しかも!
ジュリアーノはユーリアと「アッー!」をするにしてもベルフィーネという存在が邪魔という理由だけで、正式な王太子妃である私を車裂きの刑にしやがるのよ!!!
マジかーーーっ!!!
前世は腐女子であるが会社では働く女性向けの商品開発に携わっていた私は【夢色の恋人達】というBLゲームの、悪役と位置づけられている王太子妃のベルフィーネに転生していたのよーーーっ!!!
思い付きで書いたので、ガバガバ設定+矛盾がある+ご都合主義。
世界観、建築物や衣装等は古代ギリシャ・ローマ神話、古代バビロニアをベースにしたファンタジー、ベルフィーネの一人称は『私』と書いて『わたくし』です。
異世界に転生したので幸せに暮らします、多分
かのこkanoko
ファンタジー
物心ついたら、異世界に転生していた事を思い出した。
前世の分も幸せに暮らします!
平成30年3月26日完結しました。
番外編、書くかもです。
5月9日、番外編追加しました。
小説家になろう様でも公開してます。
エブリスタ様でも公開してます。
【完結】乙女ゲーム開始前に消える病弱モブ令嬢に転生しました
佐倉穂波
恋愛
転生したルイシャは、自分が若くして死んでしまう乙女ゲームのモブ令嬢で事を知る。
確かに、まともに起き上がることすら困難なこの体は、いつ死んでもおかしくない状態だった。
(そんな……死にたくないっ!)
乙女ゲームの記憶が正しければ、あと数年で死んでしまうルイシャは、「生きる」ために努力することにした。
2023.9.3 投稿分の改稿終了。
2023.9.4 表紙を作ってみました。
2023.9.15 完結。
2023.9.23 後日談を投稿しました。
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
【本編完結】転生令嬢は自覚なしに無双する
ベル
ファンタジー
ふと目を開けると、私は7歳くらいの女の子の姿になっていた。
きらびやかな装飾が施された部屋に、ふかふかのベット。忠実な使用人に溺愛する両親と兄。
私は戸惑いながら鏡に映る顔に驚愕することになる。
この顔って、マルスティア伯爵令嬢の幼少期じゃない?
私さっきまで確か映画館にいたはずなんだけど、どうして見ていた映画の中の脇役になってしまっているの?!
映画化された漫画の物語の中に転生してしまった女の子が、実はとてつもない魔力を隠し持った裏ボスキャラであることを自覚しないまま、どんどん怪物を倒して無双していくお話。
設定はゆるいです
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
王太子妃専属侍女の結婚事情
蒼あかり
恋愛
伯爵家の令嬢シンシアは、ラドフォード王国 王太子妃の専属侍女だ。
未だ婚約者のいない彼女のために、王太子と王太子妃の命で見合いをすることに。
相手は王太子の側近セドリック。
ところが、幼い見た目とは裏腹に令嬢らしからぬはっきりとした物言いのキツイ性格のシンシアは、それが元でお見合いをこじらせてしまうことに。
そんな二人の行く末は......。
☆恋愛色は薄めです。
☆完結、予約投稿済み。
新年一作目は頑張ってハッピーエンドにしてみました。
ふたりの喧嘩のような言い合いを楽しんでいただければと思います。
そこまで激しくはないですが、そういうのが苦手な方はご遠慮ください。
よろしくお願いいたします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる