17 / 24
第二章 王女と海神の英雄
3
しおりを挟む
「ふうん‥‥‥」
それが私のその場に立ったときの、最初に発した一言でした。
しかし、帝国皇帝だの大神官だのが出張っているのに、なぜかその場には妙な雰囲気。
そう、場違いといいますか。
はっきり言えば、なにしに来たんじゃい、さっさと帰れやコラ! 、とまあ口汚く言えばそんな感じのものがありありと見て取れる始末。
蒼炎の勇者様なんて、その腰にした聖剣? それとも神剣?
それに手をやってこちらに失礼がないようにはしているけど、警戒は解かないよとの意思がその表情と態度に出まくってますねー。
やはり、闇の精霊王。
その聖女ともなれば‥‥‥魔族側と思われているのでしょうか?
それとも――????
「これは闇の精霊王様の御意思により降誕なされた方とは思えないほどに‥‥‥」
「なんですか?
醜い様を御想像頂いておりましたでしょうか?
大神官様?」
「はっ!?
いえいえ、とんでもございません。
ただ‥‥‥」
なんですかねえ、いきなり近づいて来てこの言いざま。
いえね、そりゃ分かるんですよ?
私、祭壇のうえに降臨したものですから、この帝国の最高位である皇帝陛下を見下ろしている形ですから、そりゃ不敬この上ないわけですよ。
しかし、この祭壇。
まともな階段がない‥‥‥、と思ったら後ろにありました。
「あ、そうですよね。
しばし、お待ちくださいませ‥‥‥陛下。
どうか、不遜なこのレイナめをお許し願いたく――っ」
あ、しまった。
長い衣装なんですよ、この暗黒神ゲフェト様の衣装は。
ロングスカートにチャイナドレスのゆったり版を着たような感じ。これはコケるっ。
案の定、狼さんの用意してくれた衣装は私の身長にあわせて丈も長く、おまけにハイヒールのようなブーツ姿のうえに忘れていたことが一つ。
私、手足が伸びてるんですよ。狼さんには感謝なのですが、しかし、慣れないともどかしい。
つまり、台から床へと続く階段の途中でスッ転んでそのまま情けないことに手近の柱に激突ですねー‥‥‥。
そして、痛がるのは私ではなく――
「おおおっ!?」
「なんだ!?
天井がきしんでおるぞ!?
地震か!?」
なんて大勢の声? あれ、そんなに待機している人いましたっけ?
その方々に心ですいませんと謝罪しながら、私は服の誇りを払いさっそうと立ち上がります。
どうやら、台座の陰に隠れて見えなかった模様。
まあ、見えてなきゃオッケーです。
さて改めて見下ろすというのも変ですが、祭壇から更にしたまでまだ十数段、階段があるのですよ。
どれだけ贅を凝らしたんだ、この神殿って思いながらふと振り返ると、後ろには見たことも無い神像が一体。
ギリシャのゼウス神像もこんな感じだったんでしょうか?
高さ十数メートルはあろうかというような、勇壮なこの真っ白な石ので出来た神像は‥‥‥ゲフェト様ではないですね。ええ、違います。
それに、ゲフェト様を奉る場合、真ん中奥に聖者様、右に太陽神、左に暗黒神のワンセットなので――。
「大神ダーシェ様‥‥‥?」
そう呟くと、この神殿意外に声が響きます。
ざわっとした一同のざわめきと共に、あの大神官様が上に上がって来ようと階段に足をかけられたのを見て、私はつい言ってしまいました。
「あの‥‥‥闇の精霊王様の神殿はいずこに‥‥‥?」
「はっ?
いえ、そのなんと言われますか。
このダーシェ神の神殿に、闇の精霊王ゲフェト様の聖女様が降臨なさるとそう、神託がありましたので‥‥‥」
「はい?
はあ、なるほど。
すると、あなたは我がゲフェト様の大神官ではなく、ダーシェ神様の大神官様?」
「なっ、なぜそれを!?」
「いえ、なぜと言われましても‥‥‥。
その程度の見識、主より賜っておりますので、はい。
では、私がこの場で出迎え頂いた真の理由となりますと?」
そう言いながら、いつの間にか集まっていた色とりどりの神官衣に身を包んだ、統一された鎧姿の騎士団がそこにはありました。
若い男性から、中年の女性まで人種もさまざま、亜人もいれば、エルフもいる。
人間も、もちろん。
ふむ、なるほど。
チラっと視線が合った勇者様には、どうも侮蔑の眼差しが強いご様子。
「はっ、それはですな。
我が帝国では各精霊王様から下賜されました精霊を宿した騎士を精鋭として常備しておりまして――」
と大神官様の一言。
あ、やっぱりそうなんですね。
「そうですか、かしこまりました。
陛下、この度は帝国の一翼を末端にても担うようにとの我が主からの命に従い、馳せ参じました。
いかようにも下知を頂きたく、帝国の剣となり、陛下の御前に立ちふさがる敵に向かいこの身を投げうち不遜な輩を討ち滅ぼす所存でございます。
皆皆様にも、我が身のこれより先の浅慮などあると思われますが、どうか御指導賜りたく。
よろしくお願い申し上げます」
あらら。
我ながらすらすらとこんなまともな常套句、どこで覚えたんでしょうか?
前の御主人様に隠れて読んでいた、webノベルの知識が身を助けることもあるのかもしれません。
ここは元日本人らしく、階段をささっとすばやく駆け下りて、(半分ほどで勢いよく転びそうになりましたが、そこはなぜか誰かのフォロー? によって立て直し)、皇帝陛下と同列の座につくと、土下座覚悟で膝をついて御挨拶です。
ええ、素晴らしきは我がプライドの無さというか、奴隷根性万歳というべきか。
そのあまりもの私の演技が功を奏したのか、プライド全投して平伏したのが御気に入られたのか。
皇帝陛下、見えてないはずなんですけどなんとなく、ワナワナとされている様子が伝わってきます。
さて、これは吉と出るか、凶とでるか‥‥‥?
「ふんっ、下賤な闇の精霊風情が陛下に取り入りおって‥‥‥」
あれ?
はい?
その声、小さいけど私には良く聞こえますよ、そこの精霊騎士団の一員さん。
でもなんでこんなに耳が良くなったように‥‥‥はて?
なんだか、お尻の方で動く感触が一つ。
なんだこれ?
そう思い、そっと触ること、撫でること数秒。
動きますよ、これ。
なんだか、わさわさ? いえいえ、モフモフしてますよ、これ――――???
固まる私の脳裏にあったのは――狼さんの耳と尾、のそれでした。
あの駄おおかみ!?
やってくれやがりました!!
まさか、亜人というか獣人は魔族との理解の深いこの世界で、これから魔族退治に行こうかとしている帝国のそのど真ん中に自身の姿に似せた獣人を聖女として、己の代行として送り込みやがったのです!!
そりゃあ、あんな蔑んだ目で見られるわけですよ、はい。
納得です。
覚えておきなさい、駄おおかみさん。
戻ったら、頂いた根棒で倒れるまでお仕置きして差し上げますから‥‥‥。
とまあ、そんな険悪な雰囲気といじめを受けそうな世界の狭間で私は顔を上げる訳にもいかず、一人で床にひれ伏していたのですが。
「良い。
よく馳せ参じて下さった、闇の精霊騎士よ。いや、闇の聖女よ。
その力は精霊騎士などと同様であろうが‥‥‥まあ、よい」
なんですか、そのまあ、良いって。
なんか最初から戦力外通告受けてません私!?
はあ、なんで聖女じゃないんだよ。そんな陛下のぼやきすらもこの獣耳には聞こえてきますけどね!!
まあ、いいですよ。
憧れのモフモフ美少女に転生出来たんですから。
ここは勇者様にいじめられながら、しばらくはのんびりとケモナーライフを楽しむことしましょう。
「ほら、あんた。
いつまで伏せてるのさ、もう皇帝陛下も勇者様も大神官様も退出されたから。
いいんだよ、頭上げてもさ?」
「へ?
あ、それは気付かずに‥‥‥申し訳ありません」
「いいよ、そんな謝らなくって。
同じ獣人同士、仲良くやろうじゃないか?」
そう声をかけてくださったのは、あの勇者よりも真紅に燃えるような毛皮をしたヒョウのようなだまの入った柄の毛皮をした‥‥‥少女?
その割にはどこかやさぐれているというか、なんでしょう?
そうだ、あれですよあれ。
ヤンキーっぽい感じの女性。
「よろしくお願いいたします。
闇の精霊王様の配下、レイナ・ウテメと申します」
「レイナ?
この辺りでは聞かない名前だね。
あたしはシァイア。
炎豹族、炎の精霊の力を使う精霊騎士だよ」
「シァイア様?」
「様は余計だってば。
仲間を紹介するよ。
あの水色のが水の精霊騎士、ラパード。
グレイエルフ族の女の子。
それと、風の精霊騎士、ラファン。
ハイエルフの女」
あ、ちょっとシァイアさんとラファンさん。仲が悪そうです。
炎に風なら仲がいいはずなんだけど、と知識を掘り起こしつつ、軽く対人恐怖症を隠しながら私は彼女たちに案内を受け、精霊騎士の宿舎へと行くことになったのでした。
しかし‥‥‥精霊騎士ではなく、聖女だったはずなのですが。
はて?
どこでこうなったのでしょうか??
私は一人、宿舎の個人部屋で頭を傾げるのでした。
それが私のその場に立ったときの、最初に発した一言でした。
しかし、帝国皇帝だの大神官だのが出張っているのに、なぜかその場には妙な雰囲気。
そう、場違いといいますか。
はっきり言えば、なにしに来たんじゃい、さっさと帰れやコラ! 、とまあ口汚く言えばそんな感じのものがありありと見て取れる始末。
蒼炎の勇者様なんて、その腰にした聖剣? それとも神剣?
それに手をやってこちらに失礼がないようにはしているけど、警戒は解かないよとの意思がその表情と態度に出まくってますねー。
やはり、闇の精霊王。
その聖女ともなれば‥‥‥魔族側と思われているのでしょうか?
それとも――????
「これは闇の精霊王様の御意思により降誕なされた方とは思えないほどに‥‥‥」
「なんですか?
醜い様を御想像頂いておりましたでしょうか?
大神官様?」
「はっ!?
いえいえ、とんでもございません。
ただ‥‥‥」
なんですかねえ、いきなり近づいて来てこの言いざま。
いえね、そりゃ分かるんですよ?
私、祭壇のうえに降臨したものですから、この帝国の最高位である皇帝陛下を見下ろしている形ですから、そりゃ不敬この上ないわけですよ。
しかし、この祭壇。
まともな階段がない‥‥‥、と思ったら後ろにありました。
「あ、そうですよね。
しばし、お待ちくださいませ‥‥‥陛下。
どうか、不遜なこのレイナめをお許し願いたく――っ」
あ、しまった。
長い衣装なんですよ、この暗黒神ゲフェト様の衣装は。
ロングスカートにチャイナドレスのゆったり版を着たような感じ。これはコケるっ。
案の定、狼さんの用意してくれた衣装は私の身長にあわせて丈も長く、おまけにハイヒールのようなブーツ姿のうえに忘れていたことが一つ。
私、手足が伸びてるんですよ。狼さんには感謝なのですが、しかし、慣れないともどかしい。
つまり、台から床へと続く階段の途中でスッ転んでそのまま情けないことに手近の柱に激突ですねー‥‥‥。
そして、痛がるのは私ではなく――
「おおおっ!?」
「なんだ!?
天井がきしんでおるぞ!?
地震か!?」
なんて大勢の声? あれ、そんなに待機している人いましたっけ?
その方々に心ですいませんと謝罪しながら、私は服の誇りを払いさっそうと立ち上がります。
どうやら、台座の陰に隠れて見えなかった模様。
まあ、見えてなきゃオッケーです。
さて改めて見下ろすというのも変ですが、祭壇から更にしたまでまだ十数段、階段があるのですよ。
どれだけ贅を凝らしたんだ、この神殿って思いながらふと振り返ると、後ろには見たことも無い神像が一体。
ギリシャのゼウス神像もこんな感じだったんでしょうか?
高さ十数メートルはあろうかというような、勇壮なこの真っ白な石ので出来た神像は‥‥‥ゲフェト様ではないですね。ええ、違います。
それに、ゲフェト様を奉る場合、真ん中奥に聖者様、右に太陽神、左に暗黒神のワンセットなので――。
「大神ダーシェ様‥‥‥?」
そう呟くと、この神殿意外に声が響きます。
ざわっとした一同のざわめきと共に、あの大神官様が上に上がって来ようと階段に足をかけられたのを見て、私はつい言ってしまいました。
「あの‥‥‥闇の精霊王様の神殿はいずこに‥‥‥?」
「はっ?
いえ、そのなんと言われますか。
このダーシェ神の神殿に、闇の精霊王ゲフェト様の聖女様が降臨なさるとそう、神託がありましたので‥‥‥」
「はい?
はあ、なるほど。
すると、あなたは我がゲフェト様の大神官ではなく、ダーシェ神様の大神官様?」
「なっ、なぜそれを!?」
「いえ、なぜと言われましても‥‥‥。
その程度の見識、主より賜っておりますので、はい。
では、私がこの場で出迎え頂いた真の理由となりますと?」
そう言いながら、いつの間にか集まっていた色とりどりの神官衣に身を包んだ、統一された鎧姿の騎士団がそこにはありました。
若い男性から、中年の女性まで人種もさまざま、亜人もいれば、エルフもいる。
人間も、もちろん。
ふむ、なるほど。
チラっと視線が合った勇者様には、どうも侮蔑の眼差しが強いご様子。
「はっ、それはですな。
我が帝国では各精霊王様から下賜されました精霊を宿した騎士を精鋭として常備しておりまして――」
と大神官様の一言。
あ、やっぱりそうなんですね。
「そうですか、かしこまりました。
陛下、この度は帝国の一翼を末端にても担うようにとの我が主からの命に従い、馳せ参じました。
いかようにも下知を頂きたく、帝国の剣となり、陛下の御前に立ちふさがる敵に向かいこの身を投げうち不遜な輩を討ち滅ぼす所存でございます。
皆皆様にも、我が身のこれより先の浅慮などあると思われますが、どうか御指導賜りたく。
よろしくお願い申し上げます」
あらら。
我ながらすらすらとこんなまともな常套句、どこで覚えたんでしょうか?
前の御主人様に隠れて読んでいた、webノベルの知識が身を助けることもあるのかもしれません。
ここは元日本人らしく、階段をささっとすばやく駆け下りて、(半分ほどで勢いよく転びそうになりましたが、そこはなぜか誰かのフォロー? によって立て直し)、皇帝陛下と同列の座につくと、土下座覚悟で膝をついて御挨拶です。
ええ、素晴らしきは我がプライドの無さというか、奴隷根性万歳というべきか。
そのあまりもの私の演技が功を奏したのか、プライド全投して平伏したのが御気に入られたのか。
皇帝陛下、見えてないはずなんですけどなんとなく、ワナワナとされている様子が伝わってきます。
さて、これは吉と出るか、凶とでるか‥‥‥?
「ふんっ、下賤な闇の精霊風情が陛下に取り入りおって‥‥‥」
あれ?
はい?
その声、小さいけど私には良く聞こえますよ、そこの精霊騎士団の一員さん。
でもなんでこんなに耳が良くなったように‥‥‥はて?
なんだか、お尻の方で動く感触が一つ。
なんだこれ?
そう思い、そっと触ること、撫でること数秒。
動きますよ、これ。
なんだか、わさわさ? いえいえ、モフモフしてますよ、これ――――???
固まる私の脳裏にあったのは――狼さんの耳と尾、のそれでした。
あの駄おおかみ!?
やってくれやがりました!!
まさか、亜人というか獣人は魔族との理解の深いこの世界で、これから魔族退治に行こうかとしている帝国のそのど真ん中に自身の姿に似せた獣人を聖女として、己の代行として送り込みやがったのです!!
そりゃあ、あんな蔑んだ目で見られるわけですよ、はい。
納得です。
覚えておきなさい、駄おおかみさん。
戻ったら、頂いた根棒で倒れるまでお仕置きして差し上げますから‥‥‥。
とまあ、そんな険悪な雰囲気といじめを受けそうな世界の狭間で私は顔を上げる訳にもいかず、一人で床にひれ伏していたのですが。
「良い。
よく馳せ参じて下さった、闇の精霊騎士よ。いや、闇の聖女よ。
その力は精霊騎士などと同様であろうが‥‥‥まあ、よい」
なんですか、そのまあ、良いって。
なんか最初から戦力外通告受けてません私!?
はあ、なんで聖女じゃないんだよ。そんな陛下のぼやきすらもこの獣耳には聞こえてきますけどね!!
まあ、いいですよ。
憧れのモフモフ美少女に転生出来たんですから。
ここは勇者様にいじめられながら、しばらくはのんびりとケモナーライフを楽しむことしましょう。
「ほら、あんた。
いつまで伏せてるのさ、もう皇帝陛下も勇者様も大神官様も退出されたから。
いいんだよ、頭上げてもさ?」
「へ?
あ、それは気付かずに‥‥‥申し訳ありません」
「いいよ、そんな謝らなくって。
同じ獣人同士、仲良くやろうじゃないか?」
そう声をかけてくださったのは、あの勇者よりも真紅に燃えるような毛皮をしたヒョウのようなだまの入った柄の毛皮をした‥‥‥少女?
その割にはどこかやさぐれているというか、なんでしょう?
そうだ、あれですよあれ。
ヤンキーっぽい感じの女性。
「よろしくお願いいたします。
闇の精霊王様の配下、レイナ・ウテメと申します」
「レイナ?
この辺りでは聞かない名前だね。
あたしはシァイア。
炎豹族、炎の精霊の力を使う精霊騎士だよ」
「シァイア様?」
「様は余計だってば。
仲間を紹介するよ。
あの水色のが水の精霊騎士、ラパード。
グレイエルフ族の女の子。
それと、風の精霊騎士、ラファン。
ハイエルフの女」
あ、ちょっとシァイアさんとラファンさん。仲が悪そうです。
炎に風なら仲がいいはずなんだけど、と知識を掘り起こしつつ、軽く対人恐怖症を隠しながら私は彼女たちに案内を受け、精霊騎士の宿舎へと行くことになったのでした。
しかし‥‥‥精霊騎士ではなく、聖女だったはずなのですが。
はて?
どこでこうなったのでしょうか??
私は一人、宿舎の個人部屋で頭を傾げるのでした。
0
あなたにおすすめの小説
主人公の恋敵として夫に処刑される王妃として転生した私は夫になる男との結婚を阻止します
白雪の雫
ファンタジー
突然ですが質問です。
あなたは【真実の愛】を信じますか?
そう聞かれたら私は『いいえ!』『No!』と答える。
だって・・・そうでしょ?
ジュリアーノ王太子の(名目上の)父親である若かりし頃の陛下曰く「私と彼女は真実の愛で結ばれている」という何が何だか訳の分からない理屈で、婚約者だった大臣の姫ではなく平民の女を妃にしたのよ!?
それだけではない。
何と平民から王妃になった女は庭師と不倫して不義の子を儲け、その不義の子ことジュリアーノは陛下が側室にも成れない身分の低い女が産んだ息子のユーリアを後宮に入れて妃のように扱っているのよーーーっ!!!
私とジュリアーノの結婚は王太子の後見になって欲しいと陛下から土下座をされてまで請われたもの。
それなのに・・・ジュリアーノは私を後宮の片隅に追いやりユーリアと毎晩「アッー!」をしている。
しかも!
ジュリアーノはユーリアと「アッー!」をするにしてもベルフィーネという存在が邪魔という理由だけで、正式な王太子妃である私を車裂きの刑にしやがるのよ!!!
マジかーーーっ!!!
前世は腐女子であるが会社では働く女性向けの商品開発に携わっていた私は【夢色の恋人達】というBLゲームの、悪役と位置づけられている王太子妃のベルフィーネに転生していたのよーーーっ!!!
思い付きで書いたので、ガバガバ設定+矛盾がある+ご都合主義。
世界観、建築物や衣装等は古代ギリシャ・ローマ神話、古代バビロニアをベースにしたファンタジー、ベルフィーネの一人称は『私』と書いて『わたくし』です。
異世界に転生したので幸せに暮らします、多分
かのこkanoko
ファンタジー
物心ついたら、異世界に転生していた事を思い出した。
前世の分も幸せに暮らします!
平成30年3月26日完結しました。
番外編、書くかもです。
5月9日、番外編追加しました。
小説家になろう様でも公開してます。
エブリスタ様でも公開してます。
【完結】乙女ゲーム開始前に消える病弱モブ令嬢に転生しました
佐倉穂波
恋愛
転生したルイシャは、自分が若くして死んでしまう乙女ゲームのモブ令嬢で事を知る。
確かに、まともに起き上がることすら困難なこの体は、いつ死んでもおかしくない状態だった。
(そんな……死にたくないっ!)
乙女ゲームの記憶が正しければ、あと数年で死んでしまうルイシャは、「生きる」ために努力することにした。
2023.9.3 投稿分の改稿終了。
2023.9.4 表紙を作ってみました。
2023.9.15 完結。
2023.9.23 後日談を投稿しました。
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
【本編完結】転生令嬢は自覚なしに無双する
ベル
ファンタジー
ふと目を開けると、私は7歳くらいの女の子の姿になっていた。
きらびやかな装飾が施された部屋に、ふかふかのベット。忠実な使用人に溺愛する両親と兄。
私は戸惑いながら鏡に映る顔に驚愕することになる。
この顔って、マルスティア伯爵令嬢の幼少期じゃない?
私さっきまで確か映画館にいたはずなんだけど、どうして見ていた映画の中の脇役になってしまっているの?!
映画化された漫画の物語の中に転生してしまった女の子が、実はとてつもない魔力を隠し持った裏ボスキャラであることを自覚しないまま、どんどん怪物を倒して無双していくお話。
設定はゆるいです
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
王太子妃専属侍女の結婚事情
蒼あかり
恋愛
伯爵家の令嬢シンシアは、ラドフォード王国 王太子妃の専属侍女だ。
未だ婚約者のいない彼女のために、王太子と王太子妃の命で見合いをすることに。
相手は王太子の側近セドリック。
ところが、幼い見た目とは裏腹に令嬢らしからぬはっきりとした物言いのキツイ性格のシンシアは、それが元でお見合いをこじらせてしまうことに。
そんな二人の行く末は......。
☆恋愛色は薄めです。
☆完結、予約投稿済み。
新年一作目は頑張ってハッピーエンドにしてみました。
ふたりの喧嘩のような言い合いを楽しんでいただければと思います。
そこまで激しくはないですが、そういうのが苦手な方はご遠慮ください。
よろしくお願いいたします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる