2 / 5
タツネの夢 改稿版
しおりを挟む
改稿版を連続投稿しました。お気をつけください。3話は、20時に投稿されます
改稿箇所はあとがきに記載されています
----------------------------------------------------
俺は、キリカ・タカノの二人からプロポーズされたが、今はとてもそんな気持ちになれない。余りにも情報が多すぎる。
「そう言えば、その子供の名前はなんて言うんだ?」
俺は、疲れてぐっすり寝ている様子の子供をみてそういった。黒髪だが、肌が異様に白い気がする。タカノに似ているのかもな。
「桐瑠(トウル)君だよ。タツネ君が来る前までは、始めての空港ではしゃいでたんだけど、疲れちゃったみたいだね」
そういって、キリカはトウルに微笑みかけている。それは俺の知らないキリカだ。母親になるとこんな顔をする様になるのか。なんでその子が、俺の子供じゃないんだと、胸がざわつく。
そう、キリカはすでにタカノとの子供がいるんだ。その状態で俺と結婚するのは果たして正しい事なのか? 世の中には再婚した時に連れ子がいる夫婦だっているんだ。そういう事もあるだろうが、今ここで判断するのは性急すぎる。それに話しを聞く限り、タカノはキリカに対して愛情はなさそうだが、子供の面倒は見ると言ってる。だが、1歳にも満たない子供を実の親から離すのは正しい事なのか?
タカノに対しては、俺が怒って殴り飛ばすか、俺の事なんかいいからお前らが結婚すべきだ。と求婚を突っぱねる事も出来る。それで二人が無理をして籍だけ入れましたが、直接的には何もしてませんでした。では意味がない。
なのでタカノに対してどういった感情を向ければいいか分からない。
俺が会社を止めてイタリアに行く事にした時に、キリカを置いて行くと、こんな事になるかもしれないと言う予感は有った。だってコイツは誰もの目を引くイケメンで、行動力があり。今はすごい金持ちなんだ。結婚しようとすれば相手なんていくらでもいる。俺とキリカは恋人同士だったが、たまにキリカがタカノを見て、妙に熱い視線を送っている事があった。その後、俺にも熱い視線を送ってくるんだが・・・そんなキリカの行動をみて、俺はタカノに対して劣等感を抱いていた。俺はコイツの側でずっと二番手で良いのかってな。勿論、社会的にはコイツの二番手でも成功者なんだ。それで満足しない方がおかしい。でも俺はそんな劣等感を抱きながら行きていくのが嫌だった。
そんな時、キリカから改めて夢に挑戦したらどうかと言われたんだ。
『また夢を追うなら今だよ。会社はタカノと私がなんとかするから!』
俺は元々、イタリアンレストランをやりたかったんだ。中学の荒れてた時に喧嘩でボロボロにされて、ゴミ捨て場で呻いていた時に、偶々店から出てきたオーナーに手当してもらった。オーナーも元々ヤンチャしてたらしく、色々武勇伝を聞かせてもらったんだが、その時に出して貰った海鮮パスタがあまりにも旨くてびっくりしたのを覚えている。家で食べるパスタとは全く違っていた。話しを聞くと本場のイタリアンは地元の食材、海鮮をどう美味しく食べるかに力を入れているらしい。俺は海沿いの街に住んでいたが全くしらなかった。そんな話しを聞くことで料理に興味を持ったんだ。
最初は、親父もお袋も俺が、料理に興味を持ったのを喜んでくれたが、料理の仕事をしたいと言った所、反対された。
「お前は、この前までヤンチャしていたが、成績は良いんだ。まずは大学に行き経済学や経理、簿記を学びなさい。それがきっと将来の為になる」
親父は俺の将来的を考えて、そう言ってくれた。実際にそうした所、たしかに経理、簿記を知っていた方が会社やお店の経営はしやすい。それはタカノの会社を手伝った時にも分かった。親父の言ってる事は正しかったんだ。だからこのままタカノの側で仕事をしていても良いんじゃないかと言う葛藤もあった。
でも、キリカに背中を押されて、タカノに相談した時も寂しそうな顔はしていたが賛成してくれたので、俺は改めて夢を追う事にしたんだ。
それが修行を終えて戻ってきたらこんな事になるだなんてな・・・・。
あまりにも想像の範疇を超えていた。ちょっと笑えてくる。
「タツネ君どうしたの? 黙り込んだと思ったら笑いだして?」
「あぁ、いや、ちょっと走馬灯を見ていた気がする」
「え!?!? 死にそうなの??? 大丈夫? 病院いく?」
「そうじゃないよ。昔の事を思い出してたんだ。料理人になる夢と今までの事をさ」
「そうだよね。そのためにイタリアに言ってたんだもんね」
「あぁ、そこはちゃんとやれた。これから実際に店で作るレシピやお店の場所の探す事をしたいと思ってる。幸いタカノとキリカが会社を上場させてくれたんだ。俺の持ち株を売るなりすれば、開店資金には事足りる筈だ」
「タツ君、それなんだが。ボクからは株を売却するのはオススメ出来ないね」
「どういう事だ?」
「今水面下である企業とのM&Aを進めていてね。それが上手く行けば株価が上がる筈なんだ。だから今はオススメ出来ない」
「おい。それ外で言っていいのかよ? インサイダーとかなんとかじゃないのか?」
「まぁ、君は会社を辞めたとは言え、いつでも戻れる様に相談役としての席は残してるんだ。君が他に言わなければ構わないだろう」
「そうか・・・言わない様にするよ。それじゃどうやって資金を集めたらいいんだ? 政府の補助金とかもあるとは思うが。今の俺はそんなに貯金はないぞ。イタリア修行に行った事でかなり使っちまった。試食を作るのだって金がかかるし、店には本格的なピザ窯も作りたい」
「方法としては2つあるね。持ち株を担保として、銀行から借り入れをするか。ボクからの融資を受ける事だ。他ならぬタツ君の為だ。利子は要らないよ」
コイツがなんでそこまでしてくれるのかが分からないが・・・俺たちにしたことへの罪滅ぼしのつもりなのか?
「受けるかどうかは今は返答しかねるな。一度調べさせてくれ」
「ああ、ボクはどっちでもいいよ。頼ってくれると嬉しいけれどね」
そう華が咲くような笑顔で微笑み掛けてくれる。それは一枚の絵画のようで・・・・・・だからそうじゃない!コイツは元男だ!しかもキリカを寝取ったんだ。忘れるんじゃない!
「それでこれからどうするのタツネ君? 私としては、昔の様にタツネ君の料理を食べたいんだけど・・・・」
「あぁ、俺を修行に送り出してくれたキリカには、試食をしてもらいたいが・・・流石に今の状況で、3年前の様にキリカと同棲をする気持ちにはなれない。住む場所を探しながらだと動きも取れないから、一旦実家に帰るよ。料理についてはその後にしてくれ」
「それなんだけど。ボクから提案がある。きっとタツ君も気に入ってくれる筈だ」
そう言って、俺の親友だった元男はまた俺を驚かせる事を言いだした。
つづく
--------------------------
キャラ設定を変更しました。内容はプロローグのあとがきにて確認ください。
それに従いこの話しでは主人公の独白を大幅に変更しています。
初手で子供を出す事で、流れが自然になった気がします!
変更内容はプロローグのあとがきに記載しています
--------------------------
この物語を救いたい!
続きが気になると言う方は
お気に入り登録 をお願い致します。
改稿箇所はあとがきに記載されています
----------------------------------------------------
俺は、キリカ・タカノの二人からプロポーズされたが、今はとてもそんな気持ちになれない。余りにも情報が多すぎる。
「そう言えば、その子供の名前はなんて言うんだ?」
俺は、疲れてぐっすり寝ている様子の子供をみてそういった。黒髪だが、肌が異様に白い気がする。タカノに似ているのかもな。
「桐瑠(トウル)君だよ。タツネ君が来る前までは、始めての空港ではしゃいでたんだけど、疲れちゃったみたいだね」
そういって、キリカはトウルに微笑みかけている。それは俺の知らないキリカだ。母親になるとこんな顔をする様になるのか。なんでその子が、俺の子供じゃないんだと、胸がざわつく。
そう、キリカはすでにタカノとの子供がいるんだ。その状態で俺と結婚するのは果たして正しい事なのか? 世の中には再婚した時に連れ子がいる夫婦だっているんだ。そういう事もあるだろうが、今ここで判断するのは性急すぎる。それに話しを聞く限り、タカノはキリカに対して愛情はなさそうだが、子供の面倒は見ると言ってる。だが、1歳にも満たない子供を実の親から離すのは正しい事なのか?
タカノに対しては、俺が怒って殴り飛ばすか、俺の事なんかいいからお前らが結婚すべきだ。と求婚を突っぱねる事も出来る。それで二人が無理をして籍だけ入れましたが、直接的には何もしてませんでした。では意味がない。
なのでタカノに対してどういった感情を向ければいいか分からない。
俺が会社を止めてイタリアに行く事にした時に、キリカを置いて行くと、こんな事になるかもしれないと言う予感は有った。だってコイツは誰もの目を引くイケメンで、行動力があり。今はすごい金持ちなんだ。結婚しようとすれば相手なんていくらでもいる。俺とキリカは恋人同士だったが、たまにキリカがタカノを見て、妙に熱い視線を送っている事があった。その後、俺にも熱い視線を送ってくるんだが・・・そんなキリカの行動をみて、俺はタカノに対して劣等感を抱いていた。俺はコイツの側でずっと二番手で良いのかってな。勿論、社会的にはコイツの二番手でも成功者なんだ。それで満足しない方がおかしい。でも俺はそんな劣等感を抱きながら行きていくのが嫌だった。
そんな時、キリカから改めて夢に挑戦したらどうかと言われたんだ。
『また夢を追うなら今だよ。会社はタカノと私がなんとかするから!』
俺は元々、イタリアンレストランをやりたかったんだ。中学の荒れてた時に喧嘩でボロボロにされて、ゴミ捨て場で呻いていた時に、偶々店から出てきたオーナーに手当してもらった。オーナーも元々ヤンチャしてたらしく、色々武勇伝を聞かせてもらったんだが、その時に出して貰った海鮮パスタがあまりにも旨くてびっくりしたのを覚えている。家で食べるパスタとは全く違っていた。話しを聞くと本場のイタリアンは地元の食材、海鮮をどう美味しく食べるかに力を入れているらしい。俺は海沿いの街に住んでいたが全くしらなかった。そんな話しを聞くことで料理に興味を持ったんだ。
最初は、親父もお袋も俺が、料理に興味を持ったのを喜んでくれたが、料理の仕事をしたいと言った所、反対された。
「お前は、この前までヤンチャしていたが、成績は良いんだ。まずは大学に行き経済学や経理、簿記を学びなさい。それがきっと将来の為になる」
親父は俺の将来的を考えて、そう言ってくれた。実際にそうした所、たしかに経理、簿記を知っていた方が会社やお店の経営はしやすい。それはタカノの会社を手伝った時にも分かった。親父の言ってる事は正しかったんだ。だからこのままタカノの側で仕事をしていても良いんじゃないかと言う葛藤もあった。
でも、キリカに背中を押されて、タカノに相談した時も寂しそうな顔はしていたが賛成してくれたので、俺は改めて夢を追う事にしたんだ。
それが修行を終えて戻ってきたらこんな事になるだなんてな・・・・。
あまりにも想像の範疇を超えていた。ちょっと笑えてくる。
「タツネ君どうしたの? 黙り込んだと思ったら笑いだして?」
「あぁ、いや、ちょっと走馬灯を見ていた気がする」
「え!?!? 死にそうなの??? 大丈夫? 病院いく?」
「そうじゃないよ。昔の事を思い出してたんだ。料理人になる夢と今までの事をさ」
「そうだよね。そのためにイタリアに言ってたんだもんね」
「あぁ、そこはちゃんとやれた。これから実際に店で作るレシピやお店の場所の探す事をしたいと思ってる。幸いタカノとキリカが会社を上場させてくれたんだ。俺の持ち株を売るなりすれば、開店資金には事足りる筈だ」
「タツ君、それなんだが。ボクからは株を売却するのはオススメ出来ないね」
「どういう事だ?」
「今水面下である企業とのM&Aを進めていてね。それが上手く行けば株価が上がる筈なんだ。だから今はオススメ出来ない」
「おい。それ外で言っていいのかよ? インサイダーとかなんとかじゃないのか?」
「まぁ、君は会社を辞めたとは言え、いつでも戻れる様に相談役としての席は残してるんだ。君が他に言わなければ構わないだろう」
「そうか・・・言わない様にするよ。それじゃどうやって資金を集めたらいいんだ? 政府の補助金とかもあるとは思うが。今の俺はそんなに貯金はないぞ。イタリア修行に行った事でかなり使っちまった。試食を作るのだって金がかかるし、店には本格的なピザ窯も作りたい」
「方法としては2つあるね。持ち株を担保として、銀行から借り入れをするか。ボクからの融資を受ける事だ。他ならぬタツ君の為だ。利子は要らないよ」
コイツがなんでそこまでしてくれるのかが分からないが・・・俺たちにしたことへの罪滅ぼしのつもりなのか?
「受けるかどうかは今は返答しかねるな。一度調べさせてくれ」
「ああ、ボクはどっちでもいいよ。頼ってくれると嬉しいけれどね」
そう華が咲くような笑顔で微笑み掛けてくれる。それは一枚の絵画のようで・・・・・・だからそうじゃない!コイツは元男だ!しかもキリカを寝取ったんだ。忘れるんじゃない!
「それでこれからどうするのタツネ君? 私としては、昔の様にタツネ君の料理を食べたいんだけど・・・・」
「あぁ、俺を修行に送り出してくれたキリカには、試食をしてもらいたいが・・・流石に今の状況で、3年前の様にキリカと同棲をする気持ちにはなれない。住む場所を探しながらだと動きも取れないから、一旦実家に帰るよ。料理についてはその後にしてくれ」
「それなんだけど。ボクから提案がある。きっとタツ君も気に入ってくれる筈だ」
そう言って、俺の親友だった元男はまた俺を驚かせる事を言いだした。
つづく
--------------------------
キャラ設定を変更しました。内容はプロローグのあとがきにて確認ください。
それに従いこの話しでは主人公の独白を大幅に変更しています。
初手で子供を出す事で、流れが自然になった気がします!
変更内容はプロローグのあとがきに記載しています
--------------------------
この物語を救いたい!
続きが気になると言う方は
お気に入り登録 をお願い致します。
0
あなたにおすすめの小説
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
愛する殿下の為に身を引いたのに…なぜかヤンデレ化した殿下に囚われてしまいました
Karamimi
恋愛
公爵令嬢のレティシアは、愛する婚約者で王太子のリアムとの結婚を約1年後に控え、毎日幸せな生活を送っていた。
そんな幸せ絶頂の中、両親が馬車の事故で命を落としてしまう。大好きな両親を失い、悲しみに暮れるレティシアを心配したリアムによって、王宮で生活する事になる。
相変わらず自分を大切にしてくれるリアムによって、少しずつ元気を取り戻していくレティシア。そんな中、たまたま王宮で貴族たちが話をしているのを聞いてしまう。その内容と言うのが、そもそもリアムはレティシアの父からの結婚の申し出を断る事が出来ず、仕方なくレティシアと婚約したという事。
トンプソン公爵がいなくなった今、本来婚約する予定だったガルシア侯爵家の、ミランダとの婚約を考えていると言う事。でも心優しいリアムは、その事をレティシアに言い出せずに悩んでいると言う、レティシアにとって衝撃的な内容だった。
あまりのショックに、フラフラと歩くレティシアの目に飛び込んできたのは、楽しそうにお茶をする、リアムとミランダの姿だった。ミランダの髪を優しく撫でるリアムを見た瞬間、先ほど貴族が話していた事が本当だったと理解する。
ずっと自分を支えてくれたリアム。大好きなリアムの為、身を引く事を決意。それと同時に、国を出る準備を始めるレティシア。
そして1ヶ月後、大好きなリアムの為、自ら王宮を後にしたレティシアだったが…
追記:ヒーローが物凄く気持ち悪いです。
今更ですが、閲覧の際はご注意ください。
久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…
しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。
高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。
数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。
そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…
俺を振ったはずの腐れ縁幼馴染が、俺に告白してきました。
true177
恋愛
一年前、伊藤 健介(いとう けんすけ)は幼馴染の多田 悠奈(ただ ゆうな)に振られた。それも、心無い手紙を下駄箱に入れられて。
それ以来悠奈を避けるようになっていた健介だが、二年生に進級した春になって悠奈がいきなり告白を仕掛けてきた。
これはハニートラップか、一年前の出来事を忘れてしまっているのか……。ともかく、健介は断った。
日常が一変したのは、それからである。やたらと悠奈が絡んでくるようになったのだ。
彼女の狙いは、いったい何なのだろうか……。
※小説家になろう、ハーメルンにも同一作品を投稿しています。
※内部進行完結済みです。毎日連載です。
大好きな幼なじみが超イケメンの彼女になったので諦めたって話
家紋武範
青春
大好きな幼なじみの奈都(なつ)。
高校に入ったら告白してラブラブカップルになる予定だったのに、超イケメンのサッカー部の柊斗(シュート)の彼女になっちまった。
全く勝ち目がないこの恋。
潔く諦めることにした。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる