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本編
Ⅷ
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ルノワールが起きてしまった。マリアネルがうるさくするからだ。まったく。
....しかし、かわいい。頭撫でたい。
「ルノ兄、おはよう。」
「...ん。」
「マリアネルが来てくれたよ。」
「....ま、りあ、ねる、じょ、。」
「ええ、お久しぶりです。ルノ様。」
「る、の、?」
「ええ、許してくださっていましたから。今まで呼んでいなかっただけですが。///」
「...はわ、...え、れん。まり、あ、ねるじょうが、て、れて、。」
「む、マリアネルばかり。俺は?」
「...?、えれ、んも、かわ、いい、ね。」
頑張って腕を伸ばして撫でようとしてくれてるが、腕に力が入らないようで、上がらないし届かない。素のルノ兄は、ありえないくらいの幼さが、チラつくどころか溢れ出していて、ひたすらかわいい。
「...う、これは、恥ずい。///...ちょっとマリアネル、マリアネル?」
「....かっっ、かわいいですわ!!!!」
「...かわ、?」
「ええ!ええ!とっても素敵!!ルノ様、婚約破棄の件ですが、破棄も何も書類にも手を付けていませんので、ご安心ください!そして、わたくしとともにこのツンデレ気味なエレンを娶ってくださいな!!そしてそして!!わたくしとエレンにルノ様を愛させてくださいませ!!」(ノンブレス)
「...あい、?な、に?」
「...え、ちょ。待ってよ。なんで俺のことも言っちゃうの。ねえ////」
「...は、わ。えれん、も、てれて、
―――ん?...えれ、んも、めと、る?」
「ええ!このツンデレエレンは、物心付いた頃からルノ様が大好きでアピールしていらして、わたくし、あまつさえ国王陛下夫妻にまで気付かれていらっしゃるのに、ルノ様が気付いてくれないものだから、拗らせて、わたくしにルノ様の可愛いところや愛おしいところ、かっこいいところをひたすら語ってきてたんですのよ!!なのに、このツンデレエレンったら、いざルノ様の前になると、嬉しくて顔が歪んでしまうといい、しかめっ面でルノ様と顔を合わせるものですから、気付かれなくて当然ですわ!!まったく、焦れったいたらありませんわ!!」(ノンブレス)
「...わ、///...なん、か、はず、かしい、。///」
「「っかわいい(ですわっ)!!!!!」」
「あ、ルノ様、わたくしのことは、ぜひマリアと!!今ならば呼んでくれるのでしょう!!」
「え、あ、うん。ま、りあ、じょう。」
「嬢はいりませんわ!!ぜひ!ぜひマリアと!!!!」
「...あぅ、ま、りあ。」
「ヴッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ(心臓を抑える)」
「ま、まり、あ。」
「――――――――――――エレン。」
「なに?」
「死にますわ。」
「かわいいだろ。」
「これは、.....かわいいですわっ!!!!!」
「....まり、あ。」
「はい!何でしょう!!ルノ様がおっしゃることならすべてを聞き取り、すべてを実行いたしますわ!!」
「...こえ、が、お、きい、かな。」
「...!!これは、失礼いたしましたわ。お話してくださって、わたくしも心が昂っているようです。」
「あぇ、ど、ゆ、こと。」
「...マリアネルも、お、俺も、ルノ兄と話せて嬉しいんだよ。///」
「....そ、。」
「んん、それで、ルノ様。」
「なぁ、に?」
「ん"ん"、わたくしたち二人を娶ってくださりますか?」
「あ、でも、ぼくは、はい、ちゃく。」
「されてないよ。」
「...え。」
「その話は、国民にも貴族たちも知らない。知ってるのは父上と義母上と俺、それからマリアネルだけだよ。だから、その話はなかったことにしたんだ。」
「な、で。」
「マリアネルが、ルノ兄が想いを寄せている女性なんていない。と。なんなら、等しく他人行儀でそんな影すらない。と。父上に進言して、婚約破棄も余興としてしまいましょう。と。」
「...ま、りあ。」
「あら、わたくしこの世界のお話は知りませんが、他の似たお話は読んだことありますわ。」
「...あ、う、そ。」
「...頑張りましたわね。ルノ。ルノが頑張ったから、シナリオはもう変わった。もう、ボクたちは自由なんだ。」
「....マリアネルも、記憶者だったのか。」
「...そう。ボクは前世だと男だったんだけどねぇ。今生では、公爵令嬢ときた。性別の違いからわりと戸惑ったけど、慣れだよねぇ。...まあ、それ以外にも大変だったけど(ボソッ」
「....まりあ、。」
「よく頑張りました。ルノ。」
....しかし、かわいい。頭撫でたい。
「ルノ兄、おはよう。」
「...ん。」
「マリアネルが来てくれたよ。」
「....ま、りあ、ねる、じょ、。」
「ええ、お久しぶりです。ルノ様。」
「る、の、?」
「ええ、許してくださっていましたから。今まで呼んでいなかっただけですが。///」
「...はわ、...え、れん。まり、あ、ねるじょうが、て、れて、。」
「む、マリアネルばかり。俺は?」
「...?、えれ、んも、かわ、いい、ね。」
頑張って腕を伸ばして撫でようとしてくれてるが、腕に力が入らないようで、上がらないし届かない。素のルノ兄は、ありえないくらいの幼さが、チラつくどころか溢れ出していて、ひたすらかわいい。
「...う、これは、恥ずい。///...ちょっとマリアネル、マリアネル?」
「....かっっ、かわいいですわ!!!!」
「...かわ、?」
「ええ!ええ!とっても素敵!!ルノ様、婚約破棄の件ですが、破棄も何も書類にも手を付けていませんので、ご安心ください!そして、わたくしとともにこのツンデレ気味なエレンを娶ってくださいな!!そしてそして!!わたくしとエレンにルノ様を愛させてくださいませ!!」(ノンブレス)
「...あい、?な、に?」
「...え、ちょ。待ってよ。なんで俺のことも言っちゃうの。ねえ////」
「...は、わ。えれん、も、てれて、
―――ん?...えれ、んも、めと、る?」
「ええ!このツンデレエレンは、物心付いた頃からルノ様が大好きでアピールしていらして、わたくし、あまつさえ国王陛下夫妻にまで気付かれていらっしゃるのに、ルノ様が気付いてくれないものだから、拗らせて、わたくしにルノ様の可愛いところや愛おしいところ、かっこいいところをひたすら語ってきてたんですのよ!!なのに、このツンデレエレンったら、いざルノ様の前になると、嬉しくて顔が歪んでしまうといい、しかめっ面でルノ様と顔を合わせるものですから、気付かれなくて当然ですわ!!まったく、焦れったいたらありませんわ!!」(ノンブレス)
「...わ、///...なん、か、はず、かしい、。///」
「「っかわいい(ですわっ)!!!!!」」
「あ、ルノ様、わたくしのことは、ぜひマリアと!!今ならば呼んでくれるのでしょう!!」
「え、あ、うん。ま、りあ、じょう。」
「嬢はいりませんわ!!ぜひ!ぜひマリアと!!!!」
「...あぅ、ま、りあ。」
「ヴッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ(心臓を抑える)」
「ま、まり、あ。」
「――――――――――――エレン。」
「なに?」
「死にますわ。」
「かわいいだろ。」
「これは、.....かわいいですわっ!!!!!」
「....まり、あ。」
「はい!何でしょう!!ルノ様がおっしゃることならすべてを聞き取り、すべてを実行いたしますわ!!」
「...こえ、が、お、きい、かな。」
「...!!これは、失礼いたしましたわ。お話してくださって、わたくしも心が昂っているようです。」
「あぇ、ど、ゆ、こと。」
「...マリアネルも、お、俺も、ルノ兄と話せて嬉しいんだよ。///」
「....そ、。」
「んん、それで、ルノ様。」
「なぁ、に?」
「ん"ん"、わたくしたち二人を娶ってくださりますか?」
「あ、でも、ぼくは、はい、ちゃく。」
「されてないよ。」
「...え。」
「その話は、国民にも貴族たちも知らない。知ってるのは父上と義母上と俺、それからマリアネルだけだよ。だから、その話はなかったことにしたんだ。」
「な、で。」
「マリアネルが、ルノ兄が想いを寄せている女性なんていない。と。なんなら、等しく他人行儀でそんな影すらない。と。父上に進言して、婚約破棄も余興としてしまいましょう。と。」
「...ま、りあ。」
「あら、わたくしこの世界のお話は知りませんが、他の似たお話は読んだことありますわ。」
「...あ、う、そ。」
「...頑張りましたわね。ルノ。ルノが頑張ったから、シナリオはもう変わった。もう、ボクたちは自由なんだ。」
「....マリアネルも、記憶者だったのか。」
「...そう。ボクは前世だと男だったんだけどねぇ。今生では、公爵令嬢ときた。性別の違いからわりと戸惑ったけど、慣れだよねぇ。...まあ、それ以外にも大変だったけど(ボソッ」
「....まりあ、。」
「よく頑張りました。ルノ。」
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