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物語のはじまり
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脱衣所のドアに何度もガンガン体当たりして、鍵を壊そうとしている音がする。中学に上がったばかりだった自分は、脱衣所の中で為す術もなく震えている。
助けてくれるひとはいない。助けてくれるひとは、どこにもいない。
母親に、家の脱衣所の鍵を掛けてはいけないと、前から言われていた。
『だって、家族を疑っているみたいでしょ?』
母親はそう言っていた。でも今晩は、母親が用事で遅くなる。それなのに、義父が風呂に入れと珍しくしつこく言ってくるので、しょうがなく入ったけれど、怖くて鍵を掛けてしまった。それが義父の逆鱗に触れたのだ。
『てめえ、なんで鍵かけてんだよ!!ふざけんなよ!!開けろっつってんだよ!!』
さゆは冷たくなった身体をなんとか拭き、震えが止まらない手で服を着た。その間もドアは何度も体当たりされ、簡易な鍵は吹き飛びそうになっている。
『女のくせになんだよ!!死ねよ!!』
さゆは小さな窓が開かないか必死に試した。無理だ。開いたとしてもここは二階だ。飛び降りたら死ぬかもしれない。
(死んでもいい)
もう、死んでもいいなと、十二のさゆは切実に思った。死んだほうが、きっとましだ。
その時。
ガッと言う音がして、ドアの鍵が弾け飛んだ。
さゆには絶望の濃い黒が見えそうな気がした。
『いやあ、いやっ、いやだ、助けて!助けて!お父さん、助けて!!』
『こんな時だけお父さんとか言ってんじゃねえよ』
さゆの腕をきつく掴んで外へ引きずり出しながら、義父が『やっと女の身体になったな』と焼酎臭い息を吐き出しながら言った。さゆは全身がガクガクと震え続けている。小さく悲鳴を漏らすさゆを、義父はズルズルと敷いたままの布団へ引き摺っていった。
『いやあ・・・』
ビリビリと音を立ててパジャマが破かれた。ゴツゴツした手がさゆの小さな胸をガッと掴んで揉んだ。
『いたい・・・いたい・・・』
『何言ってんだよ。そんなんじゃ、ヤル時の痛みに耐えられねえぞ』
さゆはこれから始まる地獄への恐怖に泣き出す。義父はそんなさゆを嘲笑っていた。義父はさゆを片手で押さえつけたまま、ズボンを脱いだ。汚い性器が見えて、さゆは顔を覆った。口を吸われて、汚い唾を吐き出す。
『俺が折角女にしてやるんだからよお』
義父がさゆの両脚を強く持って、強引に脚を開かせる。さゆの泣き声が大きくなる。
『どうれ』
『ぎゃあ、いたい!いたい!!やめて!!やめて!!嫌だ!!助けて!!』
小さな膣に、無理矢理義父が性器を押し込んでくる。全く入らないのに舌打ちをして、思いっきり何度も腰を打ち付けて来る。さゆはあまりの激痛に泣き喚いた。今まで感じた事の無い、内臓が切り裂かれる様な痛みだった。
『すぐ気持ちよくなるんだから、我慢しろよ』
さゆはずっと全身が震えて、痛みと過呼吸で目の前が白い。それでも耐えられない痛みに、シーツを掴んで叫び続けた。死んでしまうと思うような痛みだった。義父はそんなさゆに構わず、饐えた匂いの充満した部屋で、血の溢れて出てくるさゆの脚の間で息を荒くして、腰を振り続けた。グッ、グッという性器の感触が、動く度に痛く、気持ち悪かった。
『いたい・・・いたいよ・・・だれか・・・だれかたすけて・・・』
義父は布団を血塗れにしながらさゆの腰を突き、『なんだあ、入るじゃねえか』と満足そうに呟き、低い呻き声を洩らした後、性器を抜いた。
『ほら、アイツが帰って来る前に、風呂に入れよ』
さゆは腹の激痛の中で、ここに自分はいないような、もう感情や感覚を全て喪ってしまったような、現実感の無い心でボウッとしていた。
『ほら、早くしろよ!グズだな!』
義父は平手でさゆの頬を叩いた。さゆは慌てて立ち上がろうとしたけれど、頭がクラクラして、腹から畳に血を点々と滴らせながら、壁に掴まって何とか立ち上がった。
義父は、それを見てまた嘲笑った。
アパートの床で丸まっていたさゆは、気持ち悪さに眼を覚ました。汗でぐっしょりと身体が濡れていた。タキと別れてから、この頃良く見る夢だ。ずっと、心の奥底に閉まって「無かった事」にしていた、義父による性的暴行。
(でも本当は、私、半分以上気付いていたよ)
自分はもう、ずっと記憶も混沌として、色んな昔の事をまともに思い出せないけれど。あの義父と何年も暮して、暴行を受けなかったわけがない、とは気付いていた。子供の頃のさゆは、かみさまの絵を良く描いていた。でも、義父に暴行を受けた辺りから、かみさまや天使も全く描かなくなった自分を思い出した。
(なんで今、思い出したんだろうな)
もっと前なら良かったのに。そうしたら、もっと、タキとも上手く距離を置けたのに。
さゆはまた、さびしさが溢れて来て、涙を洗い流す為にシャワーを浴びた。もう日が昇っている。石鹸で洗ってもまだ身体が汚いような気がしていたけれど、今日は銀座の画廊と百貨店に行かなくてはならない。午前八時。黒いパンツと黄色い長袖シャツを着て、家を出た。化粧は面倒になって止めてしまった。
街はようやく、人手が少し増えて来た。新宿駅構内を歩きながら、そこにかつてのタキと自分が佇んでいるような気がして、さゆは眼を細めた。ひとりで駅を歩くと、タキと歩く時と違い、舌打ちやぶつかりを見知らぬ男性からしょっちゅうされる。前はずっとこうだったなと、さゆは苦い気持ちで思い出した。
画廊も百貨店も、短縮営業を始める予定だそうだ。マスク工場も、引っ越す旨を伝えたら、多摩にある工場を紹介してくれた。youtubeも市からの助成金が出ていて、数百円で配信スペースを貸してくれる場所を、市役所に行くと教えてくれた。タキに昔借りた太宰治の短編集と鍵も返し、本も返して貰った。
ひとりで、これまでと同じく、ずっとひとりで暮していけそうな予感はしていた。
(ああ、さびしいなあ)
それでも、部屋に1人でいる時は、絵に夢中になれても。雑踏の中にいると、こんなに沢山のひとが世の中にはいるのに、なんで私はひとりなんだろうと、とてつもなくさびしく、たまらなくなった。
タキからはたまにLINEが来ていたが、怖くて読んでいない。
絵だけでは抑えきれないさびしさや絶望に、押し潰されそうだった。
(わたし)
打ち合わせの帰り、新宿駅近くの新刊書店の中に入って、久々に文芸売り場に足を運ぶ。
(わたし、どうしよう)
その時。ふっと、さゆの眼を引いたのは、ある文芸誌の新人賞の、平積みされている単行本だった。
(あ、この出版社)
董同社。昔銀座の画廊で編集者にあった事がある。名前はなんだっただろう。その受賞作を思わず買って帰り、電車の中で読みながら、さゆはぼんやりと湧き上がって来る想いを感じていた。
家に帰ると早速、名刺入れを開く。
(そうだ、楠木さんだ)
名刺を見つめて、小説を書こうと思った。まとまった量の小説なんて、もう何年も書いていないけれど。タキと自分の物語は、絵じゃなくて、小説でないと、もう消化出来ない。絵も、とてつもなく大事だけれど、今の自分のさびしさに名前を付けて整理するには小説の方が適任な気がしていた。自分の為に、フィクションとして、物語を書きたかった。
(原稿が出来たら、メールしてみよう)
さゆはうがいと手洗いを済ませると、プロットを紙に書き始めた。
助けてくれるひとはいない。助けてくれるひとは、どこにもいない。
母親に、家の脱衣所の鍵を掛けてはいけないと、前から言われていた。
『だって、家族を疑っているみたいでしょ?』
母親はそう言っていた。でも今晩は、母親が用事で遅くなる。それなのに、義父が風呂に入れと珍しくしつこく言ってくるので、しょうがなく入ったけれど、怖くて鍵を掛けてしまった。それが義父の逆鱗に触れたのだ。
『てめえ、なんで鍵かけてんだよ!!ふざけんなよ!!開けろっつってんだよ!!』
さゆは冷たくなった身体をなんとか拭き、震えが止まらない手で服を着た。その間もドアは何度も体当たりされ、簡易な鍵は吹き飛びそうになっている。
『女のくせになんだよ!!死ねよ!!』
さゆは小さな窓が開かないか必死に試した。無理だ。開いたとしてもここは二階だ。飛び降りたら死ぬかもしれない。
(死んでもいい)
もう、死んでもいいなと、十二のさゆは切実に思った。死んだほうが、きっとましだ。
その時。
ガッと言う音がして、ドアの鍵が弾け飛んだ。
さゆには絶望の濃い黒が見えそうな気がした。
『いやあ、いやっ、いやだ、助けて!助けて!お父さん、助けて!!』
『こんな時だけお父さんとか言ってんじゃねえよ』
さゆの腕をきつく掴んで外へ引きずり出しながら、義父が『やっと女の身体になったな』と焼酎臭い息を吐き出しながら言った。さゆは全身がガクガクと震え続けている。小さく悲鳴を漏らすさゆを、義父はズルズルと敷いたままの布団へ引き摺っていった。
『いやあ・・・』
ビリビリと音を立ててパジャマが破かれた。ゴツゴツした手がさゆの小さな胸をガッと掴んで揉んだ。
『いたい・・・いたい・・・』
『何言ってんだよ。そんなんじゃ、ヤル時の痛みに耐えられねえぞ』
さゆはこれから始まる地獄への恐怖に泣き出す。義父はそんなさゆを嘲笑っていた。義父はさゆを片手で押さえつけたまま、ズボンを脱いだ。汚い性器が見えて、さゆは顔を覆った。口を吸われて、汚い唾を吐き出す。
『俺が折角女にしてやるんだからよお』
義父がさゆの両脚を強く持って、強引に脚を開かせる。さゆの泣き声が大きくなる。
『どうれ』
『ぎゃあ、いたい!いたい!!やめて!!やめて!!嫌だ!!助けて!!』
小さな膣に、無理矢理義父が性器を押し込んでくる。全く入らないのに舌打ちをして、思いっきり何度も腰を打ち付けて来る。さゆはあまりの激痛に泣き喚いた。今まで感じた事の無い、内臓が切り裂かれる様な痛みだった。
『すぐ気持ちよくなるんだから、我慢しろよ』
さゆはずっと全身が震えて、痛みと過呼吸で目の前が白い。それでも耐えられない痛みに、シーツを掴んで叫び続けた。死んでしまうと思うような痛みだった。義父はそんなさゆに構わず、饐えた匂いの充満した部屋で、血の溢れて出てくるさゆの脚の間で息を荒くして、腰を振り続けた。グッ、グッという性器の感触が、動く度に痛く、気持ち悪かった。
『いたい・・・いたいよ・・・だれか・・・だれかたすけて・・・』
義父は布団を血塗れにしながらさゆの腰を突き、『なんだあ、入るじゃねえか』と満足そうに呟き、低い呻き声を洩らした後、性器を抜いた。
『ほら、アイツが帰って来る前に、風呂に入れよ』
さゆは腹の激痛の中で、ここに自分はいないような、もう感情や感覚を全て喪ってしまったような、現実感の無い心でボウッとしていた。
『ほら、早くしろよ!グズだな!』
義父は平手でさゆの頬を叩いた。さゆは慌てて立ち上がろうとしたけれど、頭がクラクラして、腹から畳に血を点々と滴らせながら、壁に掴まって何とか立ち上がった。
義父は、それを見てまた嘲笑った。
アパートの床で丸まっていたさゆは、気持ち悪さに眼を覚ました。汗でぐっしょりと身体が濡れていた。タキと別れてから、この頃良く見る夢だ。ずっと、心の奥底に閉まって「無かった事」にしていた、義父による性的暴行。
(でも本当は、私、半分以上気付いていたよ)
自分はもう、ずっと記憶も混沌として、色んな昔の事をまともに思い出せないけれど。あの義父と何年も暮して、暴行を受けなかったわけがない、とは気付いていた。子供の頃のさゆは、かみさまの絵を良く描いていた。でも、義父に暴行を受けた辺りから、かみさまや天使も全く描かなくなった自分を思い出した。
(なんで今、思い出したんだろうな)
もっと前なら良かったのに。そうしたら、もっと、タキとも上手く距離を置けたのに。
さゆはまた、さびしさが溢れて来て、涙を洗い流す為にシャワーを浴びた。もう日が昇っている。石鹸で洗ってもまだ身体が汚いような気がしていたけれど、今日は銀座の画廊と百貨店に行かなくてはならない。午前八時。黒いパンツと黄色い長袖シャツを着て、家を出た。化粧は面倒になって止めてしまった。
街はようやく、人手が少し増えて来た。新宿駅構内を歩きながら、そこにかつてのタキと自分が佇んでいるような気がして、さゆは眼を細めた。ひとりで駅を歩くと、タキと歩く時と違い、舌打ちやぶつかりを見知らぬ男性からしょっちゅうされる。前はずっとこうだったなと、さゆは苦い気持ちで思い出した。
画廊も百貨店も、短縮営業を始める予定だそうだ。マスク工場も、引っ越す旨を伝えたら、多摩にある工場を紹介してくれた。youtubeも市からの助成金が出ていて、数百円で配信スペースを貸してくれる場所を、市役所に行くと教えてくれた。タキに昔借りた太宰治の短編集と鍵も返し、本も返して貰った。
ひとりで、これまでと同じく、ずっとひとりで暮していけそうな予感はしていた。
(ああ、さびしいなあ)
それでも、部屋に1人でいる時は、絵に夢中になれても。雑踏の中にいると、こんなに沢山のひとが世の中にはいるのに、なんで私はひとりなんだろうと、とてつもなくさびしく、たまらなくなった。
タキからはたまにLINEが来ていたが、怖くて読んでいない。
絵だけでは抑えきれないさびしさや絶望に、押し潰されそうだった。
(わたし)
打ち合わせの帰り、新宿駅近くの新刊書店の中に入って、久々に文芸売り場に足を運ぶ。
(わたし、どうしよう)
その時。ふっと、さゆの眼を引いたのは、ある文芸誌の新人賞の、平積みされている単行本だった。
(あ、この出版社)
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家に帰ると早速、名刺入れを開く。
(そうだ、楠木さんだ)
名刺を見つめて、小説を書こうと思った。まとまった量の小説なんて、もう何年も書いていないけれど。タキと自分の物語は、絵じゃなくて、小説でないと、もう消化出来ない。絵も、とてつもなく大事だけれど、今の自分のさびしさに名前を付けて整理するには小説の方が適任な気がしていた。自分の為に、フィクションとして、物語を書きたかった。
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