生殺与奪のキルクレヴォ

石八

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第1章

契約書

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「お前が誰だかは知らないがやめておけ、武器も持たずにダンジョンに入ることはただの自殺行為だ」

 現在悠真はリーデの街が管理をしているというダンジョンに赴いていた。

 リーデにあるダンジョンは『リーデダンジョン』という安直な名で、この街で冒険者になるものは誰でもここに来て修行や腕試しをするという。

 このダンジョンに入るにはダンジョン前の扉に魔力を流すことで流れた魔力の持ち主をダンジョンに転移させるという仕組みと近くの看板に書いてあった。

 それを実行しようとしたところ、白い鎧を着た門番のような働きをしている男に止められてしまったのだ。


「金が欲しいのか? なら最低限街中で働いて短剣でも買うんだな。モンスターを舐めるなよ?」

別に舐めてる訳ではないのだがそう見られて当然だろう。


「なら武器とかレンタル出来ませんか?」

「できるわけないだろ! ふざけているのか!?」

 しまいには怒られてしまった。

 何故悠真がダンジョンに挑もうとしているのか、その理由は少し前に遡る。




◇  ◇




「提案があるんですよ」

 デッグはニコリと笑い悠真の前へ座ってくる。

 提案か、お金を持ってないのに提案をしてくるということは無償であの子を貰えるチャンスがあるのだろうか。

 しかし知り合いならまだしもまだ知り合って間もない人に普通そんな美味しい提案を持ちかけてくるか?

 答えは否だ、どうせ無理難題を押し付けてくるに決まっている。


「あの子、傷だらけで可哀想ですよねぇ……それに喋ることもできませんし。折角の可愛らしい笑顔が勿体なくなりますよ」

 早速人の良心につけこんできたか。
 だがデッグの意見は真っ当だ、自分の思ってることを的確に突いてくる。


「ですから優しい目をしたあなた。いや、旅人のあなたに買ってほしいのですよ。あの子は外の世界を知らないので見せてあげてほしいのですよねぇ」

「それは建前ですよね? 要求はなんですか?」

 指摘されたことに驚いたのかデッグは薄目を一瞬だけ開く。
 が、再びニコニコと営業スマイルに戻ってしまった。


「ふふふ、話の理解が早い方は嫌いではありませんよぉ。そうですね、簡潔に言うならとあるアイテムがほしいんですよぉ」

 アイテム? それは道具なのかモンスターの素材かどっちなんだ?

 デッグは自分の懐から一枚の紙を取り出して見せてくる。
 そこには黒い猿のようなモンスターの絵が描かれていた。


「こいつの名は『ドロックモンキー』と言いましてね? こいつの素材の『ドロックストーン』が欲しいんですよぉ、ほら、この胸のところに青っぽい石があるでしょ?これですよ、これ」

 絵のドロックモンキーの胸の部分を指でトントンと示してくる。

 確かにそこには少し大きめの石が埋め込まれているように存在していた。


 ここで「何に使うのか?」とは聞いてはならない。
 コレクターとして集めて飾りたいのか何らかの効果があるためだろう。


「住処はこの街の裏門近くにある『リーデダンジョン』の10階のボス的な立ち位置なんですよねぇ、1ヶ月まえに討伐されたと聞きましたが今はもう現れてるでしょう」

 現れるってどういうことだ?
 その詳しい話はデッグが差し出してきた紙に全ての書かれていた。


------------------------------------------------------------


 -ダンジョンとは-

 その1.いきなりなんの前振りも見せずに発生する『自然現象の1つ』である。

 その2.中にはモンスターが生息し、いくら倒してもボスモンスターを除いてすぐに新しく湧き出てくる。

 その3.ダンジョンの10階層ごとにボスモンスターが存在し、各々特別なアイテムや装備を落とすことがある。(ちなみにボスモンスターが再度湧くまでの時間は1週間~1ヶ月の間である)

 その4.ダンジョン内には『宝箱』が存在し、中にはアイテムを沢山入れることが出来る購入金額の高い『アイテム袋』などが入ってることもある。

 だがほとんどが換金用の宝石や装備だったりするので高望みはできない。

 その5.宝箱から手に入るアイテムや素材のランクはダンジョンランクより1つ上のランクのものまで出る。

 例えばリーデダンジョンはランクFダンジョンであり、このダンジョンではランクEのアイテム袋までしか手に入らない。
(ランクEのアイテム袋には30キロまで入れるとこができる)

 他にも知りたいことがある場合はダンジョンの扉の前にいる門番に聞くといい。


------------------------------------------------------------


「ご覧なりましたか?」

「……はい、また後でじっくりと拝見します」

 さらっと流し見して読んだので曖昧な部分があるのだがとりあえず良しとしよう。

 とりあえず疑問が生まれたので早速投げかけることにしてみた。


「これってダンジョンの10階まで隅々まで探検した場合デッグさんの依頼をこなさなくても1万クレくらい貯まりませんか?」

 そこに気づいたかという顔をして愉快に大声をあげて笑う。


「慎重に事を運ぶあなた、好きではありませんが嫌いではありませんよ……そうですねぇ。ならこの案はどうでしょうか」

 引き出しから紙とペンを取り出してサラサラと文字を書いていく。

 そして差し出されたのは契約書、あんなに早く書いていたのに達筆でとても読みやすかった。


------------------------------------------------------------


 奴隷商店長デッグによる   さまとの契約書

 この契約書に名前を記載した際、奴隷番号007の購入が決定される。

 その代わり奴隷番号007の待遇が改善される。

 1.生活環境の整った部屋が用意される
 2.栄養のある食事、暖かいお風呂が用意される
 3.左の鎖骨から左胸にかけて出来た傷の処置

                     以上

 ※注意事項

 ・この書類に名を書いた場合、ドロックストーンを納品する必要がある。

 ・10日以内にドロックストーンをデッグに納品できなかった場合契約破棄と見なし、奴隷番号007の値段が10万クレに値上がりする。

 そして『絶対に購入』しなければならない。


 なお契約破棄した場合、1ヶ月以内(30日)に10万クレを支払えない場合、借金と見なして我社から人員を送りその者にお金を渡してもらう。


 ドロックストーンの納品開始は明日。

 納品に成功した場合は初日でも最終日でも『無償』で渡す。


------------------------------------------------------------


 かなり出来た契約書だな。
 本当に一瞬で思いついたとは思えないほどの契約文である。

 この契約書のイヤラシイところはあの子の生活環境を整えるというところだ。

 言い返せば『売れないから粗末な待遇をしてきた』と言い切れる。

 これは契約しないとダメだな。
 もし10万クレになったとしてもまずはあの子の生活を変えた方がいいだろう。

 あんな汚くなくなるまで檻の中で過ごしていたら厄介な病気にかかってしまう可能性も高い。


「ペン、いいですか?」

「乗ってくれると思いましたよ。はい、どうぞ」

 デッグがペンを手渡してくれる。
 ペン先にインクをつけて悠真は契約書に文字を書いていく。

 そのペン先を名前の欄に──置かず真っ先にとある文に横線を入れて文を書き換える。

 書き換えた文は『奴隷番号007の待遇が改善される』の項目だ。


「お客様……これは一体……」

「この契約書、よく見なくても僕の利益が少ないんだよね」

 だからと言って悠真は文を大きく改変した訳では無い。
 ただ項目3の傷の『処置』に線を引いて『完治』にしただけだ。


「僕はこの街を知らないし、無一文だとデッグさんは知ってるはず。そんな中ダンジョンの10階のボスを10日以内で倒すなんて無理な話ですよ。別に10万クレくらい貯めますよ。でもその代わり傷跡が残らない程度に治療してあげてください」

 契約書に名前を書いて頭を下げる。

 怒られるのを覚悟していたのだがデッグは予想の斜め上をいき、腹を抱えて笑い出した。


「いやぁ、えーと……キサラギさまか。あなたはとても面白いお方だ! いいでしょう、契約書は絶対ですからね。私たちが力尽くで傷を完治させて見せましょう!」

 デッグは引き出しから朱印を取り出して親指を押し付け、自分の名前の上にグリグリと指印を押す。

 その紙を折りたたんで引き出しから黒い金属でできた箱を取り出して紙を入れ、鍵をして引き出しの中に戻した。

 その後握手を求めてきたので快く応えて握手を交わす。

 デッグは手をパンパンと鳴らし男を2人ほど呼び、悠真に聞こえるように仕事内容を説明し、すぐに行動させた。


「では、失礼しますね」

 一言だけ言って悠真は奴隷屋を出る。

 デッグは「ありがとうございました」とだけ言って姿を消した。



 空はもう暗くなり、街中は街灯だけで照らされているためとても暗かった。

 そのせいか正面からヨロヨロと歩いてくる男にぶつかってしまった。


「大丈夫ですか?」

 男は「あぁ」とだけ言うと丸い紫色っぽい何かを大事そうに抱えて何処かへ行ってしまった。

 その男は青色のローブを被っており、背中には黒い無数の毛のような物がビッシリとこびりついていた。

 どこか行っていたのだろうか?
 しかし悠真の疑問はそこまでで終わり、ダンジョンの詳細の書かれた紙の裏を見てリーデダンジョンへと向かった。












 そして今に至る。


「どうてもこのダンジョンに挑まなければならないんだ。だから通してください!」

 門番の腕を振り払ってダンジョンの扉にペタリと手をつける。


「待て待て待て! 分かった。予備の短剣をお前にあげるから落ち着いてくれ。いいか? もしこれで防具も着ないお前を通して帰ってこなくなったら俺の飯が不味くなるんだよ。だから慎重に頼むぞ?」

 悠真は門番から片腕ほどの大きさの短剣を受け取る。


「ありがとうございます。では、行ってきますね」

 魔力を込めると扉は白く光っていき悠真の全身を包んでいく。

 そして10秒ほど待つと悠真は扉の前から消えてダンジョンに潜り込んだのであった。






◇  ◇






「007、立って檻をでろ」

 睡眠をとろうとした時に男に呼ばれて007という名称の女の子は立ち上がる。

 何故こんな時間に呼ばれたのだろう。
 もしかしてあの時の優しい目をした人が買ってくれたのかもしれない。

 そんな期待に胸を膨らませて向かった先はS級の奴隷だけが寝泊まりできる部屋だった。


「(ここは一体……?)」

 そんな疑問を思い浮かべていたらデッグが入室してくる。


「007、何故ここに来たのか。この紙を見たら分かる」

 デッグから受け取った紙には契約書と書かれており、近くに『キサラギ ハルマ』とサインがしてあった。


「(ハルマさま……キサラギっていう苗字だったんだ)」

 優しくしてくれた人のフルネームを知ることが出来て意識しないうちに笑顔になってしまう。

 他にも購入と書いてあったのでついついニヤニヤとしてしまう。

 だがそんな笑顔もつかの間、文を読むにつれてだんだんと笑顔が悲痛な表情に変わってくる。


「007、食事はもう運んである。ハルマさまがどうしてここまでしてくれるかは分かりませんがしばらくの間ここで待ってなさい。明日から治療の者を寄越すからな」

 机を見ると鼻腔をくすぐるとても美味しそうな匂いをした料理が置かれていた。


「ではまた明日」

 それだけ言ってデッグはその部屋を出る。

 デッグはそのまま自分の寝室に向かい、日記に何かを記していた。


「キサラギさま……詰めが甘いですぞ」

 日記を閉じてデッグは柔らかいベッドに潜り込み睡眠をとった。



 デッグの言った意味はいづれ悠真が身をもって知ることになるだろう。

 そんなことも知らず、悠真はただダンジョンの中を見渡していた。

















如月 悠真

NS→暗視眼 腕力Ⅰ 家事Ⅰ

PS→NOSKILL

US→逆上Ⅰ

SS→殺奪
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