生殺与奪のキルクレヴォ

石八

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第1章

ダンジョン攻略はそこまで甘いものではない

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 ダンジョンの扉に魔力を流し、気がついたらダンジョンの内部へ転移させられていた。

 後ろを見ると先ほど手で触れて魔力を流した扉がある。

 近くに張り紙が貼られており、帰還方法も同じで魔力を流すことで転移して外に出してくれるらしい。

 石で出来ているのかは分からないがダンジョン内は灰色で、長い通路や小部屋など様々な道があった。

 悠真は歩みを進める。
 門番から貰った短剣を納める物が無いため、めんどくさいのだが右手でぶら下げて持ち歩く。

 曲がり道を曲がろうとした瞬間、その先に何かがいるのを発見し姿を隠した。


「あれは……ゴブリンかな?」

 緑色の肌、肘から手にかけて太くなる腕、つんつるてんの頭に茶色いスカートのような衣服、そして何より片手で握っている棍棒がゴブリンだと確信した。

 相手の数は2匹。
 気づかれたくはないため試しに『火球』と唱える。

 だがやはり火種すら出ずに魔力が無くなっただけで終わる。

 そのゴブリン達の奥に上に登る階段を発見する。


 おそらく2階層への道だろう。
 つまりあのゴブリン達は避けては通れない敵なのだろう。

 正直負ける気はしない。
 今日は無理だがいづれ10階まで行くのであまり労力は使いたくないのだ。

 それに腹も減っている。
 最後に食べた、いや飲んだのは後ろポケットにしまってある瓶に入った水だ。

 水の量は3回うがいをできる程度だろう。
 なので出来るだけ節約したいものである。


 悠真が廊下の真ん中に立つと気配に気がついたのかゴブリン達がこちらを向く。

 そのまま棍棒を振り上げながら変な声を上げて走ってくる。

 悠真も剣を構えてゴブリンが攻撃の範囲内に入ってくるのを待つがゴブリンはどこで拾ったのか分からない石を投擲してきた。


「うわっ!」

 当たっても命に別状は無いだろうがやっぱり痛いものは痛いため後退する。

 だが速度は全くなく、悠真にぶつかる前に地面に落ちてコロコロと転がっていった。


 なんだ、そんなビビるほどじゃなかったな。
 棍棒は注意すべきだが投擲スピードからしてあまり早く振ってはこないだろう。

 1匹のゴブリンが投擲し、そしてもう1匹のゴブリンは悠真にヨダレをダラダラと垂らして接近してくる。

 悠真は接近してくるゴブリンに向けて剣を構えるが残り数メートルほどで動きが止まる。


『グギィィ……グギャ!!』
『ギィギギ!ギャギャ!』

 どうやら接近してきたゴブリンの後頭部に石が当たったようで小さなたんこぶが出来ていた。

 そのままゴブリン達はお互いを棍棒で殴りあう。
 しばらか見てると石を投げていた方のゴブリンが力尽きたのかその場へズシリと倒れてしまった。

 勝って1匹になったゴブリンへ足元に落ちていた石を2、3回投擲する。

 最初の1回目は当たらずに明後日の方向に飛んでいってしまったのだが2回目で背中に命中、そして3回目で後頭部のたんこぶに命中して倒れてしまった。

 先ほどの内戦で体力を消耗していたのであっさりと死んでしまったのだろう。


「……あれ、スキルが増えないな。ゴブリンはスキルを所持していないのかな?」

 いつまで経っても頭の中で『ピコーン』と音が鳴らないのでゴブリンから奪えるスキルはないのだろう。

 今回の出来事でゴブリンの生態系がなんとなく分かった気がする。

 ゴブリンは獲物を見つけたら集団で襲ってくるモンスターだ。

 しかし攻撃を受けると敵味方なく襲うようで、以外とこの性質を利用できる可能性もある。


 死骸になったゴブリンに近づく。
 ゴブリンには有用できる素材は無いらしく本当にただの邪魔もの扱いらしい。

 一応経験値も手に入るようだが雀の涙程度の量なのでどこかのゲームのスライム的な存在なのだろう。

 悠真はゴブリンたちの死体を跨ぎ、奥の階段まで向かうのであった。





 -2階層-

 相変わらず部屋の形、色は全く同じで1階とはあまり変わらない様子だった。

 しばらく進んでいると廊下の隅に両手で軽く持てそうな大きさの茶色い質素な宝箱がちょこんと置かれていた。

 もしかしたらモンスターかもしれない、そんな疑問も抱かずに悠真は宝箱へ一直線で走り寄り大胆に宝箱を開けた。

 中には緑色の液体と青色の液体が入った小瓶が1個ずつ。
 あとは赤色の形が各々歪な石が2個ほど無造作に置かれていた。


「綺麗な石だな……」

 ピンポン玉くらいの赤い石を摘んで観察する。
 有色透明だったので微かだが覗いた先が見える。

 そして石のはずなのに微かな熱を感じた。

 悠真はダンジョンについて書かれていた事を思い出し、この石が換金用の宝石だと確信した。

 ズボンの後ろポケットに緑と青の液体が入った小瓶をしまい、胸ポケットに赤い石をしまう。

 まるでホッカイロのような感じだ、低温火傷に一応気をつけておいたほうが良いかもしれない。


 空になった宝箱はいつの間にか消えてなくなっていた。

 どういう仕組みかは不明だがこれがダンジョンの性質だと自分に言い聞かせ、先へと進んで行った、







 2階層に登って30分ほど経っただろうか?
 1層層に比べて道が異常に長く入り組んでいた。

 1つおかしな所を挙げるとすればところどころゴブリンの死骸が横たわっていた。

 辺りには血が散らばっており、何かに引きずられたような血の跡が生々しく残っていた。

 近くにはゴブリンの血を踏んだのか赤い足跡が点々と残っていた。

 形からして豚か猪だろうと予測できる。


「これからは慎重に行動しなきゃな……」

 ゴブリンならまだしもゴブリンを肉塊と化す攻撃をしてくる猪なんてあまり戦いたくない。

 もしエンカウントしても逃げる、猪の背中を見つけたら別の道を通るということを念頭に置き悠真はダンジョン内を警戒しつつ歩き始めた。




「グギィィ……」

 曲がり角の先でゴブリンが味方のバラバラになった死骸を棍棒でさらにぐちゃぐちゃにして捕食活動を行っていた。

 腹が減ったら敵味方関係なく食らいつく……まるで自分では想像出来ない。

 まさに彼らこそが悪食の象徴かもしれない。


 しばらくその捕食活動が続き、自分の長い爪で歯に挟まった血肉をほじって食べていた。

 そろそろトドメを刺しに行こう。
 そう思った刹那、ゴブリンが変な声を上げて悠真の方を凝視していた。

 まさかこの距離でバレてしまったのか?
 しかしそんな予想とは斜め上を行く事が起きた。


『ブオォォォォ!!』

 反対側の道からドドドと重い走音と吠える声が聞こえてくる。

 その正体は全長2mほどの猪で、体の半分以上の長さの牙が2本口から鋭く生えていた。

 猪は悠真を見向きもせずにスルーしてゴブリンの元へ全速力で突進する。

 ゴブリンが棍棒を振り上げるが為す術もなく腹を牙で貫かれ一瞬で絶命してしまった。

 そのワンシーンを見た瞬間自然と足が動いており来た道を全速力で走っていた。


「あれは……あれはやばい!」

 あの足の速さと力強さはゴブリンの比にはならないだろう。
 正直対峙しても勝てる気がしないのだ。

 勝機がないとは思わない。
 だが今の自分の実力では攻撃を避けるどころか受けきることすらままならないだろう。

 しかしそんな悠真を嘲笑うかのように後ろから先ほど聞いたドドドという重い足音が聞こえ始め、だんだんと音が大きくなってくる。


『ブオォォォォ!!』

 やばい、あの目は明らかに自分を狙ってる。
 左右に少しズレるとそれに合わせて猪も進路を左右へずらす。

 猪までの距離は20mほど、しかしだんだんと距離が狭まってくる。


「あそこまで行けば……!」

 走っていると目の前にT字路が現れる。

 あの速さで突進してくるなら急に曲がるのはきっと無理に近い。

 悠真は全速力でT字路の真ん中まで走り、少し前オークを崖に落とした時のようにギリギリまで引きつける。


 突進する寸前で横に飛び退いて倒れ込む。

 牙が長いせいで横腹を多少持ってかれ血が滲んでくるが作戦通り、猪は脳震盪を起こしたのかその場で倒れ込みピクピクと足を痙攣させていた。


 傷ついた横腹を手で押さえながら立ち上がり剣を抜き、猪の首に思いっきり突き刺す。

 刺さった瞬間猪の足がビクッと伸び、しばらくするとぐたりと力が抜けた。

 急な戦闘が終わり力が抜けたのかその場へ尻もちをついてしまった。

 まだ生きている可能性があるので一応剣は刺しっぱだ。


そしてその直後『ピコーン』と脳内で聞き慣れた音が響く。


[NS→[加速かそく]走り続ければ走り続けるほどスピードが増していく。しかしその分スタミナ消費が激しくなる。(レベルが上がるとスピードが上がる間隔が短くなり、スタミナの消費量が減少する)ビックホーンボアからの殺奪]


 あの巨体な猪が何故こんなにも速く走れるのかと疑問を持っていたのだが解決した。

 加速というスキルのおかげでどんどん速くなっていたのか。

 このスキルはかなり便利かもしれない、だがスタミナがどれほど減るかが分からないため乱用は出来ないだろう。

 それよりもこの猪をどうしようか。
 こんなに肥えてるのだからかなり肉が詰まってるはずだが……さすがに生では食べたくはない。

 もしここで火属性魔法を使えたら火炙りにして食べれるのにな。

 試しに期待はしないが『火球』と猪に向かって魔言を唱える。

 ──やはり火球は発動せず、ただ魔力がどこかに飛んでいくだけで終わってしまった。


「やっぱりまだダメか……って! 熱っ!?」

 火球が発動したわけでもないのに胸の部分が異常に熱くなる。

 その正体は宝箱から入手した微かに熱を放っていた赤い石だった。

 悠真が『火球』と唱えた瞬間それに反応するように赤い石が活性化し、火傷をしそうになる。

 急いで胸ポケットから摘まみ出して床に放り投げる。


 赤い石はパキンと音を立てて割れ、中から白い煙がモクモクと溢れ出してくる。

 今まで着ていた服の胸ポケットの部分が少し溶けて固まってしまったため、仕方なく割れた石の上に裂いて燃えやすくする。

 何故赤い石が急に熱を発し出したのか。
 何となく気づいているのだがおそらく火属性の魔力に反応したのだろう。

 きっと火球が展開しなかったために行き場の無くなった火属性の魔力がこの赤い石に集まってきたのだろう。

 この石、換金用として扱われているがもしかしたら別称があって他に需要があるかもしれない。

 試しに『水球』と唱える。

 だが赤い石は水球に反応することなく、未だにメラメラと燃え盛り続けるだけであった。



 その後、何とか火炙りにして猪の肉に火を通すことに成功した。

 味は……ただ獣臭いだけだった。

 それもそうだろう。
 だって味付けのための調味料なんてなく、ただ肉そのものの味を味わうしかないのだから。

 だが腹は満たされたので良しとしよう。
 問題点があるとすれば魔力が枯渇しそうで目眩がすること、そして横腹から血が流れ続けていることだ。
 

「あ、そういえば……」

 悠真はとある物をポケットから取り出す。
 今は既に燃え尽きた赤い石と共に宝箱の中で眠っていた青と緑色の小瓶だ。

 色んなゲームをやってきてので勝手なイメージが出来ているのだが、緑色の液体が回復薬、青色の液体が魔力薬と見ていいだろう。

 一応体力は減っているので間違っても良いようにまずは青色の液体の入った小瓶の栓を抜き、半分ほど飲み干す。

 身体中に何かが溶け込むような感覚。
 まるで城で食べた銀色の果実を食べた時と同じだ。

 ステータスを見ると残り3しかなかった魔力が12に回復していた。

 最大値が12になっているのはあの猪を倒したからだろう。
 一応全回復したため再び栓をしてポケットにしまう。

 続いては緑色の液体だ。
 その瓶の栓も抜き、傷口に直接垂らしていく。


 最初は少し染みたのだがそんな痛みもすぐに引き、傷口がゆっくりと修復していく。

 完全に傷痕まで無くなったわけではないが血は流れなくなったし痛みも大分引いたので良しとしよう。


「さて、行きますか」

 猪の首元から剣を抜き、悠真は3階層を目指して前進し始めた。

















如月 悠真

NS→暗視眼 腕力Ⅰ 家事Ⅰ 加速Ⅰ

PS→NOSKILL

US→逆上Ⅰ

SS→殺奪
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