生殺与奪のキルクレヴォ

石八

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第2章

装備

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 悠真がさり気なくレナにセクハラ発言をし、顔を隠してしまったレナを慰めるのにかなりの時間がかかってしまった。

 今回の件で悠真は自分の言動を気を付けようと決心した。

 そう、レナはとても素直でピュアな女の子なのである。
 少し下的な単語を聞くとすぐに顔を紅潮させて伏せてしまうし、一度伏せると顔を上げるまでとても時間がかかる。

 おそらく奴隷としてそのような知識を勉強、もしくは教えこまれたかは不明だが、きっと主人に奉仕をするための必須知識なのだろう。


[すみません、少し取り乱してしまいました]

 主人を心配させてしまったことに対して反省しているのか、耳が垂れて尻尾がペタリと動かなくなっていた。

 別に気にしなくてもいいのに。
 こればかりは知識不足の自分が悪いのだから。


「ううん、それが普通の反応だよ」

 実際悠真の教室でも下品の話をしている女子たちが多いのだがあれは異常だと感じていた。

 何故わざわざ聞こえるような声で話すのか?
 何故そのような下品なことで笑えるのか?

 別に面白くないわけではないのだが授業中にもずっとバカ笑いしてるし正直邪魔なのだ。

 男子は男子で女子に下ネタを言って喜んでいるし……それに比べてレナは本当にピュアだ。

 尚更だが前いた世界の民度の低さが伺えるだろう。


 って今はそんなくだらないことを考えている暇はない。
 とりあえずレナの少しボロっちい服装を変えるために外出準備をしなくては。


「レナ、とりあえず今から色々と渡すからこのアイテム袋に詰めてそれを管理してほしい。いいかな?」

[分かりました、任せてください]

 まずはEランクのアイテム袋だ。
 レナはアイテム袋を知らないらしく、使い方を教えると目をまん丸にしていた。

 そして自分のアイテム袋から調理器具や生活必需品などを出して渡していると急にレナに止められる。


[ハルマさま、私こんなにお金はいただけません]

 ん? お金……?
 レナにお金を預けた覚えはないのだが……。

 アイテム袋の中身をゴソゴソと手探りで探し、レナは悠真に手から溢れるほどの金貨を差し出してきた。

 金貨は合計20枚あり、単純計算で20万クレ入っていたことになる。


「まさか……」

 犯人はもう目星がついている。

 ここで悠真は先ほどデッグの発言に対する違和感が解けて消えていった。

 つまりあの程度の物ではお詫びとして足りないと自己判断したデッグはアイテム袋を用意し、さらにその中に多額のお金を詰め込んだわけだ。

 だから『返却は不可』と言い、さらに念のために店をしばらく締める、そして『絶対に何があっても顔を出さない』と悠真がお金を返しに来るルートを徹底的に絶ったのだ。

 わざわざそんなことをしなくてもいいのに。


「いや、これからレナの服や装備を整えるから一応持ってて。道具とお金の管理はレナに任せるよ」

[ですが……もし私がこれを持ち逃げしたらどうするんですか?]

 持ち逃げ……か。
 そんなこと考えたことなかった。


「大丈夫だよ、レナはそんなことしないって思ってるからさ」

 実際この言葉に嘘偽りはない。
 確証を持っているわけではないが悠真にはどうもレナがそんなことをすると思えなかったのだ。

 それはイジメにあってきた悠真だからこそ分かることである。

 その一つとして、心情と目は繋がっている事だ。


 嘘をついている人は基本目を合わせようとしないし、それを知っていて目を合わせてきても瞳孔が開いたりと判断材料はとても多いのだ。

 あとは『もし私が(俺が)~~したら……』という言葉を投げかけてきた場合は基本その『~~したら』は実行されない。

 人というのは単純な生き物だ。

 嘘をつくときはいつもとは少し違った行動をとるし、それを指摘されると指摘部分を直そうと必死になってくる。

 なので人に嘘をつくときは8割はバレていると思っていた方がいい。


 例えば人に自慢をしたい時に嘘をついて話を盛る。

 その時の相手の返答が「へ~! すげぇ!」とか「まじか!」とかの場合は『こいつ嘘ついてるな、でもとりあえず褒めておこう』と言った意思の裏返しであるのだ。

 とりあえず結論を述べるとレナは絶対に持ち逃げはしない。

 どうするんですか? はあくまで確認であり、悠真の意見を聞きたいという1種のコミュニケーションでもあったのだ。


「さて、全部詰めたかな? じゃあ早速買い物に行こうか」

 悠真が立ち上がり扉へ向かうと右後ろ斜めにピッタリとくっついてくる。

 そのまま宿を出て街中へ繰り出すといつもよりも視線が多く向けられていることが分かる。

 ほとんどは物珍しい白い猫族のレナへの視線だと思うが、当の本人はそのことを気にせず悠真の後ろを着いてくるだけだった。

 着いてきてるかと後ろを見て確認する度に目を合わせて首を傾げるレナに少し悶えながらも悠真は人通りの少ない街の奥へ歩みを進める。

 その通りで歩いているのはほとんどがリーデに住む住民であり、辺りを見回すと赤茶色のレンガで出来た家の集まる住宅街であった。

 普段通っている通りでは主に観光客や冒険者向けの店が多いので服屋やアクセサリーショップなどは存在しない。

 そのためこの通りには服屋はもちろん雑貨屋や本屋、そして病院などの一般人が主に利用する施設ばかりだった。


「えーと……ここかな?」

 辿り着いたのは『ルダー』という名前の少し高級感あふれる服屋だ。


「すいません、誰かいますか?」
「はい……おや、男のお客様なんて珍しい。何かご要件でも?」

 その店の内装は女性の服や下着などを扱っていており、まさに女性専用の店だった。

 悠真はその店員に『動きやすい服』『レナに似合う服と下着』を頼むとレナは店員に店の奥に連れていかれた。


 時間がかかると店員が言っていたので、悠真は店の隣にある日陰のある階段に腰を下ろし、レナの帰りを待つことにした。





 待つこと20分。
 ぽかぽか陽気に眠気を誘われて大きなあくびをして体を伸ばしていると入口の扉が開かれる音がする。


「お客様、終わりましたよ!」

 店員の声が聞こえたので後ろを振り返るとそこには見違えるほど可愛さを増したレナがそこに立っていた。

 白い髪の毛とは対照的な黒の髪留めで髪を留め、後ろ髪は上にあげて小さなポニーテールを作っていた。

 上には白い清潔感溢れる服、そして下は青い膝より上の丈のスカートで、少し薄めのストッキングをはいていた。


[どうでしょうか?]

 レナは恥ずかしさのせいか文字が少し乱れており、顔を赤くして足をもじもじと動かしていた。

 だが新しい服が嬉しいのか耳はピコピコと動き、尻尾も左右にゆっくりと揺れていた。


「お客様は一応冒険をすると教えてくださったのでスキルが付与されている服でコーディネートしてみました」

 服にスキルなんて付与できるのか。
 店員から説明を受け、レナの服には『物理耐性Ⅰ』と『魔法耐性Ⅰ』というスキルが付与されていることが明らかになった。


 店員に代金を支払う時に値段の高さに少し驚きつつも、悠真はきっちりと代金を支払い店をあとにした。

 やっぱり女性の服は繊細で高いらしく、それにスキルが付与されているためさらに値段が増幅したらしい。

 一応布面積は少ないものの悠真よりもいい装備をしている。

 これで冒険をして多少は攻撃をくらっても大丈夫だろう。


 その後悠真はレナに合う武器を探すためにオプロの武器屋へと赴くのであった。



─────────────────



 炎天下の中、ガハハと笑いながら冒険者と雑談をしているオプロ。

 そこにいる冒険者は武器を求めている者もいたがほとんどはオプロと話す目的で来てる人が多かった。


「ガハハ! 俺は昔『伝説の鍛治職人』って言われててな? 俺には他の街や国に弟子が合計10人以上いんだよ!」

 そんな嘘か誠か分からないオプロの自慢話を冒険者たちは『何回目だよ!』とか『見栄はんなよ!』と笑いながら聞き流していた。

 それに対してオプロはムッとしながら「本当だ! いつか連れてくるからな!」と言い、それを聞いた冒険者はさらに面白おかしく笑っていた。


 この部分だけ見るとオプロが1人可哀想に弄られてるように聞こえるが、オプロもオプロでそれを楽しんでいるのか満面の笑みだった。


[楽しそうですね]

「うん、本当にこの街が平和だって実感できるよ」

 2人で長閑な会話をしていると悠真たちに気づいたオプロが冒険者たちと話しているカウンターから離れ、いつもの営業スマイルになる。

 ──営業スマイルといってもあまり普段と変わらないのだが。


「いらっしゃい……お、この前の兄ちゃんじゃねぇか! 武器はどうだった?」

「いや~もう文句無しですね。やっぱり軽くて頑丈な黒鉄もいいですけどもっと堅い甲殻とかも切ることができる武器とかほしいですね」

 堅い甲殻はかつてリーデダンジョンで戦った増え続ける敵のキラービーである。

 新調したばかりのこの剣でもキラービーの甲殻を切った時に甲殻が少し潰れていた。

 なので切れ味がよく、そして扱い易い剣が欲しかった。


 だがまだこの剣は使えるため新調はしなくてもいいだろう。

 今回来た目的はレナの装備品であるため、今はとりあえず我慢だ。


「オプロさん、彼女はレナ。僕の新しい仲間なんだ。身体能力も高くて魔力も高いレナに扱える武器はあるかな?」

 そう言うと胸を張って『任せとけ!』と笑いながら工房の奥へ走っていく。


 しばらく待つとオプロがアイテム袋を握っており、そこから大剣や長剣、短剣や小短剣を出しまくる。

 だがそれで終わらず弓や杖、ハンマーやモーニングスターのような鈍器まで色々と用意してくれた。


「猫族は色んな武器を扱えるからな! こんなハンマーなんて簡単に持ち上げられるだろう。正直、兄ちゃんよりも力持ちだぜ」

「いやいやまさか……って重い重い!」

 オプロが軽々しくハンマーを持っていたのでそれを持とうとしたら地面に落としてしまいそうになってしまった。


 悠真は『腕力わんりょく』を発動させて頭の上まで持ち上げる。

 それをゆっくりと下ろしてスキルを解除する頃には持ち上げた肩が少し痛くなっていた。


「全部剛鉄で出来てるからな。逆に片手で持ち上げた兄ちゃんはすごい部類に入るぜ……だが、やっぱり種族の差はなかなか大きいもんよ」

 隣ではレナがハンマーを両手で持ち上げ、それを振ったり持ち上げたりと自分に合うか確認をしていた。

 それを見ていた冒険者は口を大きく開けていた。


 仕方がないといえば仕方がないのかもしれない。

 突如現れた純白の猫族の女の子が自分たちでも持つことができるか不明なハンマーを楽々と持ち上げた挙句振り回していたからだ。

 悠真も表面上はポーカーフェイスだったが内心ではとても驚いている。


[これだけ重いと動きが遅くなってしまいます。もう少し軽めの剣か遠距離武器の方が私には合います]

「ふむ、なるほどなぁ……」

 レナの文章を読んで何か考えているのか腕を組み、喉を唸らせるオプロ。

 どんな武器がレナに合うのか考えているのだろうか?


 すると何か思いついたのか目をパッと見開き、再び工房の奥へ走っていくオプロ。

 そして持ってきたのはレナの上半身分くらいの大きさのあるボウガンのような武器だった。


「これは簡単に言えば弓の一種で『ボウガン』と言う。この横にある箱のような部品があるだろ?ここに弓矢を入れて補充、そしてこの後ろにある部品を引っ張るとワイヤーが伸び、下の穴から弓矢が出てきて装填、あとは持ち手のスイッチを押せばワイヤーのセーフティが外れて弓矢が発射される武器だ。他にも──」

 オプロはそのボウガンについてとても詳しく説明してくれた。

 どうやらこの武器は最近この世界で作られた新武器らしく、持ってる者も少ない、そしてあまり出回らないという理由で滅多にお目にかかることが出来ないらしい。

 しかしオプロは商売人の身であるため、自称『伝説の鍛治職人』の目で見てその者に合った武器を取ってくる。

 そしてレナがその新型武器に合うとオプロに判断されたのだ。


「ちなみに値段は15万クレと少し高めだが……その分の価値はあるさ」

 レナはボウガンに触れ、実際に試し撃ちをしていた。

 『ヒュッ』と風を切る音が聞こえたと思えばすでに10m先にある的のド真ん中を射抜いており、レナはその爽快感と音に似合わない重々しいフォルムに見蕩れているのかただボウガンを見つめていた。


「じゃあオプロさん、これを──」

 ボウガンを購入しようとした所、となりでガチャンとボウガンを置く音が聞こえる。

 レナはボウガンをカウンターに戻しており、また別の武器を探していた。

 そしてしばらく様子を見ていると耳がピコッと立ち、気に入る武器が見つかったのかそれをこちらに運んできた。


[ハルマさま、私これがいいです]

 レナが持ってきたのは何の変哲もない、ただの白鉄で出来た2本の小刀のような小短剣だった。























如月 悠真

NS→暗視眼 腕力Ⅱ 家事Ⅰ 加速Ⅰ 判断力Ⅰ 火属性魔法Ⅰ 広角視覚Ⅰ

PS→危険察知Ⅰ 火属性耐性Ⅰ

US→逆上Ⅰ 半魔眼

SS→殺奪



レナ

NS→家事Ⅲ 房中術Ⅱ 水属性魔法Ⅰ 光属性魔法Ⅰ

PS→聴覚強化Ⅰ 忍足Ⅰ

US→NO SKILL

SS→NO SKILL
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