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第55話「夏休みについて(21)」
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バーベキューを終えた俺たちは、使用した鉄板やトングを調理場のキッチンシンクでしっかりと洗い、管理棟へ返却した。
管理棟からキャンプサイトに戻る頃にはもう、空はほとんど藍色に覆われ、静寂に満ちた空間に鈴の音のような虫の声だけが響く。
気温もぐっと下がり、生温い風が俺の肌をそっと撫でる。
完全に陽が沈めば、ホームページで見たような星空を見ることが出来るかもしれない。
遠くの空に残る茜色を眺めながら、そんなことを考えていると、朝霧が口を開いた。
「夕食も食べ終えたことだしさ、そろそろシャワー浴びてこない?」
「そうだなー。シャワールーム混むと悪いしね。……じゃあ、俺たちはテントで待ってるから莉緒と榊原さん、先にシャワー浴びてきていいよ」
レディーファーストの精神で秀一が朝霧たちに順番を譲る。
バカっぽく見えて、こういう気遣いがしっかり出来るんだから大したもんだ。
俺も秀一の言葉を押すように口を開く。
「そうだな。男性用より女性用シャワールームの方が混雑しそうだしな。先に入った方がいい」
すると、そう言う俺たちの提案に榊原が答える。
「羽島君、榎本君、ありがとう。それじゃあ、お言葉に甘えて……行きましょうか、莉緒さん」
「そだね!それじゃあ2人とも、テントの見張りよろしくねー」
そう言って2人は、テントから着替えを取り出すとシャワールームの方へ向かって歩いていった。
***
女性陣2名がいなくなり、2人きりになった俺たちは朝霧と榊原が戻ってくるまでの間、秀一持参のトランプでゲームに興じることにした。
2人ババ抜きや神経衰弱、そして秀一考案のオリジナルゲームなど、やってみるとそれなりに楽しい。
狭苦しいテントの中で胡座をかきながら、真剣にトランプに取り組む男子高校生2名。
その光景は地味すぎて見るにも耐えないものだが、プレイしている俺たちは、修学旅行の夜のような謎テンションで結構盛り上がることができた。
トランプを始めて20分が経過したところで、秀一が「何かを賭けて勝負しよう」と持ちかけてきた。
たしかに、ただ単にゲームをするよりは何かを賭けて勝負した方が盛り上がると思い、俺は秀一の提案に乗った。
お互い、何を賭けるか悩んだ結果、無難にシャワー後の飲み物と言うことで決定した。
ババ抜き、神経衰弱、オリジナルゲームの3試合行い、先に2勝した方が勝ち。
不正行為は発覚した時点で強制敗北。
と、いうルールで行ったのだが、結果は2勝1敗で俺の勝ちとなった。
決着がついた後、秀一が駄々をこねながらリベンジマッチを申し込んできたところで、ちょうど朝霧と榊原がシャワールームから帰ってきた。
「榎本、羽島、留守番ありがとねー!次は私達がテント見張っておくから、シャワールーム行ってきていいよ」
テントの中でトランプに興じていた俺たちを覗き込みながら言う朝霧は、髪がまだ完全に乾ききっておらず、ほんのりと頬が桜色に上気している。
その隣では、朝霧と同じく乾ききっていない長い髪を夜風に靡かせながら榊原が佇んでいる。
「おっ! おかえりー。……さてと、それじゃあ俺たちもシャワー浴びてくるか。リベンジはまた後でだな!」
「わかったよ。……それじゃあ、ちょっと行ってくる。朝霧、榊原、少しの間見張り頼んだ」
そう言って俺たちは着替えを持ってテントを出ると、朝霧・榊原と入れ替わるようにしてシャワールームへ向かった。
テントを出て朝霧と榊原の横を通った時、2人から微かにシャンプーの甘い香りがして、鼓動が一瞬早くなったのを感じた。
不自然に深呼吸を繰り返しているあたり、秀一もその香りに気づいたのだろう。
俺は前を歩くそんな秀一の後ろ姿を見ながら、呆れるように口元に笑みを浮かべた。
***
そうして俺たちはテントのあるキャンプサイトから100Mほど歩き、シャワールームへと到着した。
シャワールームは予想していたよりも空いていて、俺たちは順番を待たずに個室に入ることができた。
「悠。さっさとシャワー浴びて戻ろうぜー」
「そうだな。2人をあまり長く待たせるのも良くない」
そう言って俺たちは服を脱いで個室のシャワールームへと入った。
ちょうどいい水圧と温度のシャワーで体を温め、俺は先に頭を洗う。
ボトルのノズルを押して掌にシャンプーを出すと、榊原たちから漂ってきたのと同じ匂いがした。
どうやらこのシャンプーは榊原たちが使っていたものと同じものらしい。
俺は甘く、優しい香りのするそのシャンプーで、汗で汚れた髪と頭皮をしっかりと洗う。
その後、ボディーソープで同じように汗で汚れた体を入念に洗い、シャワーで泡を流すと、生まれ変わったかのように清々しい気分になった。
最後に軽く顔を洗い、俺は個室を出た。
すると、俺が個室を出るのとほぼ同じタイミングで、隣の個室に入っていた秀一も出てきた。
「おっ、悠。なぁなぁ!あのシャンプーめちゃくちゃいい匂いしたな!」
「だな。完全に女性向けのシャンプーだと思うが、いい香りがするのに文句はない」
部活で鍛えられた胸筋を露わにしていう秀一は少し恥ずかしそうに笑ってみせた。
そうして俺たちはバスタオルで体を拭き、服に着替えると、シャワールーム入口に設置されているドライヤーで髪を乾かし、シャワールームを後にした。
外に出ると、シャワーで温められた体に優しく夜風が当たって心地いい。
空は完全に藍色に覆われ、キャンプ場を白く輝く三日月がぼんやりと照らしている。
遠くからは沢山の虫が綺麗な音色を奏でる声が聴こえ、辺りからは心が安らぐような夜の匂いが漂って来る。
テントへ戻る前に、俺はシャワールームの前に設置されている自動販売機で秀一に冷たいドリンクを奢って貰った。
秀一も自分で飲み物を購入し、俺の隣に並んでペットボトルを傾ける。
ボーッと辺りを眺めていると、暗闇の中にひっそりと佇む自動販売機の人工的な明かりに誘われて、沢山の虫がやって来るのが見えた。
昔、どうして虫は光に寄ってくるのか気になって調べたことがある。
どうやら虫は、月明かりと勘違いをして自動販売機やコンビニの明かりに寄っていくのだそうだ。
虫には長距離移動で道に迷わないように、月に向かって一定の角度で進むという習性がある。
月は人工的に作られた明かりを除けば、自然界にあるものの中で、最も夜に明るく輝く。
しかし、文明が進んだことにより、月を超える輝きを放つものが多く存在するようになった。
その結果、虫たちは月の光よりも人工的に作り出された光の方に誘き寄せられるようになったというわけだ。
本当なら虫たちも人工的な光より、自然の中で輝く月の光に照らされいたいだろうに……
俺はそんなことを思いながら、空に浮かぶ三日月を見上げる。
月の光には大昔から不思議な力が宿っていると信じられてきた。
満月の夜に人間の姿から狼に変身する狼男だったり、月の世界から来たと言われるかぐや姫だったり、古くからこのような伝説が言い伝えられて来た。
そんな神秘的な月に初めて降り立ったことで有名なあの宇宙飛行士は、月面に着陸した時、一体何を思ったのだろう。
近いようで遥か遠くに存在するその月は、太古の昔からこの星の生物を静かに優しく見守ってくれていると思うと、俺はなんだが少し嬉しく思う。
宇宙飛行士が何を思ったかは分からないが、少なくとも月の方は、ただ見守るだけだったはずの星から遥々人間という種族が来たことを喜ばしく思ったのではないだろうか。
俺はそんなことを考えながら、隣で同じように月を眺める秀一に声を掛け、朝霧と榊原が待つテントに向かって歩き出した——。
管理棟からキャンプサイトに戻る頃にはもう、空はほとんど藍色に覆われ、静寂に満ちた空間に鈴の音のような虫の声だけが響く。
気温もぐっと下がり、生温い風が俺の肌をそっと撫でる。
完全に陽が沈めば、ホームページで見たような星空を見ることが出来るかもしれない。
遠くの空に残る茜色を眺めながら、そんなことを考えていると、朝霧が口を開いた。
「夕食も食べ終えたことだしさ、そろそろシャワー浴びてこない?」
「そうだなー。シャワールーム混むと悪いしね。……じゃあ、俺たちはテントで待ってるから莉緒と榊原さん、先にシャワー浴びてきていいよ」
レディーファーストの精神で秀一が朝霧たちに順番を譲る。
バカっぽく見えて、こういう気遣いがしっかり出来るんだから大したもんだ。
俺も秀一の言葉を押すように口を開く。
「そうだな。男性用より女性用シャワールームの方が混雑しそうだしな。先に入った方がいい」
すると、そう言う俺たちの提案に榊原が答える。
「羽島君、榎本君、ありがとう。それじゃあ、お言葉に甘えて……行きましょうか、莉緒さん」
「そだね!それじゃあ2人とも、テントの見張りよろしくねー」
そう言って2人は、テントから着替えを取り出すとシャワールームの方へ向かって歩いていった。
***
女性陣2名がいなくなり、2人きりになった俺たちは朝霧と榊原が戻ってくるまでの間、秀一持参のトランプでゲームに興じることにした。
2人ババ抜きや神経衰弱、そして秀一考案のオリジナルゲームなど、やってみるとそれなりに楽しい。
狭苦しいテントの中で胡座をかきながら、真剣にトランプに取り組む男子高校生2名。
その光景は地味すぎて見るにも耐えないものだが、プレイしている俺たちは、修学旅行の夜のような謎テンションで結構盛り上がることができた。
トランプを始めて20分が経過したところで、秀一が「何かを賭けて勝負しよう」と持ちかけてきた。
たしかに、ただ単にゲームをするよりは何かを賭けて勝負した方が盛り上がると思い、俺は秀一の提案に乗った。
お互い、何を賭けるか悩んだ結果、無難にシャワー後の飲み物と言うことで決定した。
ババ抜き、神経衰弱、オリジナルゲームの3試合行い、先に2勝した方が勝ち。
不正行為は発覚した時点で強制敗北。
と、いうルールで行ったのだが、結果は2勝1敗で俺の勝ちとなった。
決着がついた後、秀一が駄々をこねながらリベンジマッチを申し込んできたところで、ちょうど朝霧と榊原がシャワールームから帰ってきた。
「榎本、羽島、留守番ありがとねー!次は私達がテント見張っておくから、シャワールーム行ってきていいよ」
テントの中でトランプに興じていた俺たちを覗き込みながら言う朝霧は、髪がまだ完全に乾ききっておらず、ほんのりと頬が桜色に上気している。
その隣では、朝霧と同じく乾ききっていない長い髪を夜風に靡かせながら榊原が佇んでいる。
「おっ! おかえりー。……さてと、それじゃあ俺たちもシャワー浴びてくるか。リベンジはまた後でだな!」
「わかったよ。……それじゃあ、ちょっと行ってくる。朝霧、榊原、少しの間見張り頼んだ」
そう言って俺たちは着替えを持ってテントを出ると、朝霧・榊原と入れ替わるようにしてシャワールームへ向かった。
テントを出て朝霧と榊原の横を通った時、2人から微かにシャンプーの甘い香りがして、鼓動が一瞬早くなったのを感じた。
不自然に深呼吸を繰り返しているあたり、秀一もその香りに気づいたのだろう。
俺は前を歩くそんな秀一の後ろ姿を見ながら、呆れるように口元に笑みを浮かべた。
***
そうして俺たちはテントのあるキャンプサイトから100Mほど歩き、シャワールームへと到着した。
シャワールームは予想していたよりも空いていて、俺たちは順番を待たずに個室に入ることができた。
「悠。さっさとシャワー浴びて戻ろうぜー」
「そうだな。2人をあまり長く待たせるのも良くない」
そう言って俺たちは服を脱いで個室のシャワールームへと入った。
ちょうどいい水圧と温度のシャワーで体を温め、俺は先に頭を洗う。
ボトルのノズルを押して掌にシャンプーを出すと、榊原たちから漂ってきたのと同じ匂いがした。
どうやらこのシャンプーは榊原たちが使っていたものと同じものらしい。
俺は甘く、優しい香りのするそのシャンプーで、汗で汚れた髪と頭皮をしっかりと洗う。
その後、ボディーソープで同じように汗で汚れた体を入念に洗い、シャワーで泡を流すと、生まれ変わったかのように清々しい気分になった。
最後に軽く顔を洗い、俺は個室を出た。
すると、俺が個室を出るのとほぼ同じタイミングで、隣の個室に入っていた秀一も出てきた。
「おっ、悠。なぁなぁ!あのシャンプーめちゃくちゃいい匂いしたな!」
「だな。完全に女性向けのシャンプーだと思うが、いい香りがするのに文句はない」
部活で鍛えられた胸筋を露わにしていう秀一は少し恥ずかしそうに笑ってみせた。
そうして俺たちはバスタオルで体を拭き、服に着替えると、シャワールーム入口に設置されているドライヤーで髪を乾かし、シャワールームを後にした。
外に出ると、シャワーで温められた体に優しく夜風が当たって心地いい。
空は完全に藍色に覆われ、キャンプ場を白く輝く三日月がぼんやりと照らしている。
遠くからは沢山の虫が綺麗な音色を奏でる声が聴こえ、辺りからは心が安らぐような夜の匂いが漂って来る。
テントへ戻る前に、俺はシャワールームの前に設置されている自動販売機で秀一に冷たいドリンクを奢って貰った。
秀一も自分で飲み物を購入し、俺の隣に並んでペットボトルを傾ける。
ボーッと辺りを眺めていると、暗闇の中にひっそりと佇む自動販売機の人工的な明かりに誘われて、沢山の虫がやって来るのが見えた。
昔、どうして虫は光に寄ってくるのか気になって調べたことがある。
どうやら虫は、月明かりと勘違いをして自動販売機やコンビニの明かりに寄っていくのだそうだ。
虫には長距離移動で道に迷わないように、月に向かって一定の角度で進むという習性がある。
月は人工的に作られた明かりを除けば、自然界にあるものの中で、最も夜に明るく輝く。
しかし、文明が進んだことにより、月を超える輝きを放つものが多く存在するようになった。
その結果、虫たちは月の光よりも人工的に作り出された光の方に誘き寄せられるようになったというわけだ。
本当なら虫たちも人工的な光より、自然の中で輝く月の光に照らされいたいだろうに……
俺はそんなことを思いながら、空に浮かぶ三日月を見上げる。
月の光には大昔から不思議な力が宿っていると信じられてきた。
満月の夜に人間の姿から狼に変身する狼男だったり、月の世界から来たと言われるかぐや姫だったり、古くからこのような伝説が言い伝えられて来た。
そんな神秘的な月に初めて降り立ったことで有名なあの宇宙飛行士は、月面に着陸した時、一体何を思ったのだろう。
近いようで遥か遠くに存在するその月は、太古の昔からこの星の生物を静かに優しく見守ってくれていると思うと、俺はなんだが少し嬉しく思う。
宇宙飛行士が何を思ったかは分からないが、少なくとも月の方は、ただ見守るだけだったはずの星から遥々人間という種族が来たことを喜ばしく思ったのではないだろうか。
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