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第2話 五歳児が設計図を描く日
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1. 幼子の皮を被った技術屋
「マーサ、お願いがあるんだぉ」
俺は前世の三十路近い魂を限界まで圧縮し、キラキラとした期待の眼差しを侍女のマーサに向けた。
「あらあら、アルヴィン様。そんなに可愛くおねだりされては、何でも聞いて差し上げたくなりますわ。何をお望みですか?」
よし、チョロい。……失礼、マーサの慈愛の心に感謝だ。
「あのね、僕、お絵描きがしたいの。でも、普通の紙じゃなくて、自分で作った特別なものに描いてみたいんだ。ボロボロになったお洋服とか、いらなくなった木の枠とか、もらえないかな?」
「まあ、古着と木枠ですか? そんなもので宜しければ、いくらでも用意いたしますが……。アルヴィン様は本当にお変わりになっていますね。普通のお子様は、ピカピカのおもちゃを欲しがるものですのに」
マーサは不思議そうにしながらも、数時間後には大量の「ゴミ」……いや、「原材料」を俺の部屋に運び込んでくれた。
(ふふふ……。これでパルプが作れる。ゴミから文明が生まれるんだよ、マーサ!)
俺は内心で不敵に笑いながら、幼児特有のたどたどしい手つきで、古布をハサミで切り刻み始めた。
2. 世界初(?)のボロ布ペーパー
工程はシンプルだが、体力のない幼児には過酷だ。
まず、古布を灰汁(アルカリ)で煮込んで繊維を解きやすくする。
次に、それをひたすら叩いて、ドロドロの繊維状にする。
「叩解(こうかい)」と呼ばれるこの作業、前世なら機械が一瞬でやってくれるが、今は俺の小さな拳と、マーサから借りた肉叩き用の槌が頼りだ。
「ドンドン、楽しいぉ! マーサもやる?」 「あらあら、元気ですこと。お手伝いしましょうか?」
マーサに手伝わせつつ(これが一番効率がいい)、俺はデンプン糊を混ぜた水槽の中に、細かく砕いた繊維を流し込んだ。
そこに、木枠に絹の布を張った「特製漉き枠」を沈める。
(いいか、アルヴィン。ここで均一に繊維をすくい上げるんだ。これに失敗すれば、書き心地最悪の『デコボコ紙』になっちまう……!)
全神経を集中させ、俺は枠を水平に引き上げた。
水が抜け、枠の上に薄い繊維の層が残る。
これを天日で乾燥させること数時間。
そこには、灰色がかってはいるが、確かに「ペンを受け入れる滑らかさ」を持った最初の一枚が誕生していた。
(……勝った。この滑らかさ、羊皮紙(お肌に悪いやつ)とは比較にならんぞ!)
3. お絵描き、あるいは「大量破壊」の設計
俺は自作の紙を広げ、煤を固めて作った「特製鉛筆」を手に取った。
さあ、記憶が鮮明なうちに、脳内のWikiをダウンロードする時間だ。
最初に描くのは、やはりこれだ。
中世の物理学を暴力で塗り替える、最強の投石機——『トレビュシェット(対重式投石機)』。
(カウンターウェイトの重量比は一対百。投射腕の支点位置は黄金比に従う。そしてスリングのリリース角度は……)
[ 重力加速度 = 9.8 ] [ 位置エネルギー = mgh ]
俺の脳内では、現代物理学の数式が火花を散らしている。
だが、紙の上に現れるのは、一見すると「長い棒が付いた、変な形の大きな積み木」だ。
俺はわざと、周囲に花の絵や、下手っぴな太陽を書き添えた。
カモフラージュは完璧だ。
しかし、その構造自体は本物だ。
どの部分にどれだけの負荷がかかるか。
どの程度の太さのボルトで接合すべきか。
それらを材料力学の知識で最適化した、完成された殺戮兵器の設計図。
その時、背後の扉が開いた。
4. 家族の訪問、そして「完璧な誤解」
「アルヴィン、励んでいるようだな」
重厚な声。振り返ると、そこには我が父、グスタフ王が立っていた。
傍らには、第一王子エドヴァルトと、第二王子フリードリヒも同行している。
「あ、お父様! お兄様たち!」 俺は「お絵描きに夢中な幼児」を完璧に演じ、鉛筆を置いた。
父王グスタフ。
彼は心優しい人だが、大国の圧力に胃を痛めている、少し頼りない王だ。
「ほう、それはお前が作ったという『紙』か。なるほど、羊皮紙よりは柔らかいが……何とも不思議な手触りだな」
「うん! お洋服をトントンして作ったんだよ!」
「はっ、相変わらずくだらぬことに精を出しているな、アルヴィン」
鼻で笑ったのは、第一王子エドヴァルトだ。
鎧をガチャつかせ、いかにも「武力こそすべて」という顔をしている。
「そんな泥遊びのような真似で何が生まれる。男なら剣を持て。お前が描いているその『妙な棒の家』で、帝国(ノルドヴェルン)の騎士が倒せるのか?」
(倒せるんだな、これが。お前の自慢の騎士団を、三〇〇メートル先から巨大な岩でプチッと潰せるぞ、これ)
俺は内心で毒づいたが、口からは別の言葉が出た。
「これね、悪い人をポーンって飛ばす魔法のお城なの! お兄様、すごいでしょう?」
「魔法、か。……ふん、おめでたい奴だ。父上、このような軟弱な弟に構う時間はございません。国境の演習について協議を」
「ああ、そうだな……」
グスタフ王は俺の図面をちらりと見たが、すぐに興味を失ったようだ。彼には、これが複雑な計算に基づいた兵器だとは微塵も思えないらしい。
一方、第二王子のフリードリヒが、俺の隣で図面を熱心に見つめていた。
彼は芸術に傾倒しており、政治や軍事からは距離を置いている現実逃避気味の兄だ。
「……アルヴィン。この線の引き方、実に独創的だ。この複雑な構造……まるで、世界の醜さから逃れるための理想郷(ユートピア)を構築しているかのようだね。君の感性は、僕に近いのかもしれない」
(いや、全然近くないわ。これ、超現実的な『殺戮マシーン』だからね)
「お兄様、お絵描き楽しいぉ!」
「ああ、描きなさい。現実の泥沼に足を取られる前に、その空想の世界を広げるんだ」
フリードリヒは悲劇の主人公のような顔で俺の肩を叩き、王たちと共に去っていった。
(……よし。完璧だ)
俺は扉が閉まるのを確認し、深く息を吐いた。
父王は俺を「無害な学者肌」と見なし、第一王子は「役立たずの軟弱者」と切り捨て、第二王子は「現実逃避の仲間」だと勘違いしている。
さらに、王位を狙う有力貴族たちも、俺のような「お絵描き王子」を警戒するはずがない。
(完全にマークが外れた。これで、俺の『魔改造計画』を止める奴はいなくなったわけだ)
俺は再び鉛筆を取り、トレビュシェットの図面の隅に、小さく数式を書き足した。
「いつか、その『泥沼の現実』を、このおもちゃで吹き飛ばしてやるからな……」
五歳の王子の口元に、大人の邪悪な笑みが浮かんだ。 ニート生活を守るための要塞化は、まだ始まったばかりだ。
あとがき
第2話をお読みいただき、ありがとうございます!
王子アルヴィンの「お絵描き」作戦、大成功ですね。 「魔法のお城」と言い張るだけで、まさか最新鋭の物理兵器の設計図がスルーされるとは……。中世の人々の脳筋っぷり(失礼)には感謝しかありません。
父王の無力さ、長男の脳筋、次男のメンヘラ……じゃなかった、芸術家肌。この家族、アルヴィンがいないと本当に詰んでる気がしますが、本人は「自分が快適に過ごしたいだけ」なので、あえて教えないのが彼らしいところです。
それにしても、ボロ布から紙を作る五歳児。冷静に考えると相当ホラーですが、「可愛いから許す」で済ませてくれるマーサさんは、この国の真の聖女かもしれません。
次回予告
「描きまくるぞー!」と意気込むアルヴィンですが、またしても問題が発生。 羽ペン、インク切れ、そして手が汚れる! 「あーっ、もう! 使いにくいんだよこの原始的な道具は!」
オタク王子の怒りが、ついに筆記具の概念を書き換える。 「インク壺? んなもん持ち歩けるか! 魔法の杖(万年筆)を再発明してやる!」
そして、アルヴィンの運命を変える「運命の足音」が近づいてきます。 ついに登場、最強の秘書・セーラ!
次回、第3話「万年筆という魔法」。 お楽しみに! 王子の開発(わがまま)が、いよいよ止まらなくなるぜ!
「マーサ、お願いがあるんだぉ」
俺は前世の三十路近い魂を限界まで圧縮し、キラキラとした期待の眼差しを侍女のマーサに向けた。
「あらあら、アルヴィン様。そんなに可愛くおねだりされては、何でも聞いて差し上げたくなりますわ。何をお望みですか?」
よし、チョロい。……失礼、マーサの慈愛の心に感謝だ。
「あのね、僕、お絵描きがしたいの。でも、普通の紙じゃなくて、自分で作った特別なものに描いてみたいんだ。ボロボロになったお洋服とか、いらなくなった木の枠とか、もらえないかな?」
「まあ、古着と木枠ですか? そんなもので宜しければ、いくらでも用意いたしますが……。アルヴィン様は本当にお変わりになっていますね。普通のお子様は、ピカピカのおもちゃを欲しがるものですのに」
マーサは不思議そうにしながらも、数時間後には大量の「ゴミ」……いや、「原材料」を俺の部屋に運び込んでくれた。
(ふふふ……。これでパルプが作れる。ゴミから文明が生まれるんだよ、マーサ!)
俺は内心で不敵に笑いながら、幼児特有のたどたどしい手つきで、古布をハサミで切り刻み始めた。
2. 世界初(?)のボロ布ペーパー
工程はシンプルだが、体力のない幼児には過酷だ。
まず、古布を灰汁(アルカリ)で煮込んで繊維を解きやすくする。
次に、それをひたすら叩いて、ドロドロの繊維状にする。
「叩解(こうかい)」と呼ばれるこの作業、前世なら機械が一瞬でやってくれるが、今は俺の小さな拳と、マーサから借りた肉叩き用の槌が頼りだ。
「ドンドン、楽しいぉ! マーサもやる?」 「あらあら、元気ですこと。お手伝いしましょうか?」
マーサに手伝わせつつ(これが一番効率がいい)、俺はデンプン糊を混ぜた水槽の中に、細かく砕いた繊維を流し込んだ。
そこに、木枠に絹の布を張った「特製漉き枠」を沈める。
(いいか、アルヴィン。ここで均一に繊維をすくい上げるんだ。これに失敗すれば、書き心地最悪の『デコボコ紙』になっちまう……!)
全神経を集中させ、俺は枠を水平に引き上げた。
水が抜け、枠の上に薄い繊維の層が残る。
これを天日で乾燥させること数時間。
そこには、灰色がかってはいるが、確かに「ペンを受け入れる滑らかさ」を持った最初の一枚が誕生していた。
(……勝った。この滑らかさ、羊皮紙(お肌に悪いやつ)とは比較にならんぞ!)
3. お絵描き、あるいは「大量破壊」の設計
俺は自作の紙を広げ、煤を固めて作った「特製鉛筆」を手に取った。
さあ、記憶が鮮明なうちに、脳内のWikiをダウンロードする時間だ。
最初に描くのは、やはりこれだ。
中世の物理学を暴力で塗り替える、最強の投石機——『トレビュシェット(対重式投石機)』。
(カウンターウェイトの重量比は一対百。投射腕の支点位置は黄金比に従う。そしてスリングのリリース角度は……)
[ 重力加速度 = 9.8 ] [ 位置エネルギー = mgh ]
俺の脳内では、現代物理学の数式が火花を散らしている。
だが、紙の上に現れるのは、一見すると「長い棒が付いた、変な形の大きな積み木」だ。
俺はわざと、周囲に花の絵や、下手っぴな太陽を書き添えた。
カモフラージュは完璧だ。
しかし、その構造自体は本物だ。
どの部分にどれだけの負荷がかかるか。
どの程度の太さのボルトで接合すべきか。
それらを材料力学の知識で最適化した、完成された殺戮兵器の設計図。
その時、背後の扉が開いた。
4. 家族の訪問、そして「完璧な誤解」
「アルヴィン、励んでいるようだな」
重厚な声。振り返ると、そこには我が父、グスタフ王が立っていた。
傍らには、第一王子エドヴァルトと、第二王子フリードリヒも同行している。
「あ、お父様! お兄様たち!」 俺は「お絵描きに夢中な幼児」を完璧に演じ、鉛筆を置いた。
父王グスタフ。
彼は心優しい人だが、大国の圧力に胃を痛めている、少し頼りない王だ。
「ほう、それはお前が作ったという『紙』か。なるほど、羊皮紙よりは柔らかいが……何とも不思議な手触りだな」
「うん! お洋服をトントンして作ったんだよ!」
「はっ、相変わらずくだらぬことに精を出しているな、アルヴィン」
鼻で笑ったのは、第一王子エドヴァルトだ。
鎧をガチャつかせ、いかにも「武力こそすべて」という顔をしている。
「そんな泥遊びのような真似で何が生まれる。男なら剣を持て。お前が描いているその『妙な棒の家』で、帝国(ノルドヴェルン)の騎士が倒せるのか?」
(倒せるんだな、これが。お前の自慢の騎士団を、三〇〇メートル先から巨大な岩でプチッと潰せるぞ、これ)
俺は内心で毒づいたが、口からは別の言葉が出た。
「これね、悪い人をポーンって飛ばす魔法のお城なの! お兄様、すごいでしょう?」
「魔法、か。……ふん、おめでたい奴だ。父上、このような軟弱な弟に構う時間はございません。国境の演習について協議を」
「ああ、そうだな……」
グスタフ王は俺の図面をちらりと見たが、すぐに興味を失ったようだ。彼には、これが複雑な計算に基づいた兵器だとは微塵も思えないらしい。
一方、第二王子のフリードリヒが、俺の隣で図面を熱心に見つめていた。
彼は芸術に傾倒しており、政治や軍事からは距離を置いている現実逃避気味の兄だ。
「……アルヴィン。この線の引き方、実に独創的だ。この複雑な構造……まるで、世界の醜さから逃れるための理想郷(ユートピア)を構築しているかのようだね。君の感性は、僕に近いのかもしれない」
(いや、全然近くないわ。これ、超現実的な『殺戮マシーン』だからね)
「お兄様、お絵描き楽しいぉ!」
「ああ、描きなさい。現実の泥沼に足を取られる前に、その空想の世界を広げるんだ」
フリードリヒは悲劇の主人公のような顔で俺の肩を叩き、王たちと共に去っていった。
(……よし。完璧だ)
俺は扉が閉まるのを確認し、深く息を吐いた。
父王は俺を「無害な学者肌」と見なし、第一王子は「役立たずの軟弱者」と切り捨て、第二王子は「現実逃避の仲間」だと勘違いしている。
さらに、王位を狙う有力貴族たちも、俺のような「お絵描き王子」を警戒するはずがない。
(完全にマークが外れた。これで、俺の『魔改造計画』を止める奴はいなくなったわけだ)
俺は再び鉛筆を取り、トレビュシェットの図面の隅に、小さく数式を書き足した。
「いつか、その『泥沼の現実』を、このおもちゃで吹き飛ばしてやるからな……」
五歳の王子の口元に、大人の邪悪な笑みが浮かんだ。 ニート生活を守るための要塞化は、まだ始まったばかりだ。
あとがき
第2話をお読みいただき、ありがとうございます!
王子アルヴィンの「お絵描き」作戦、大成功ですね。 「魔法のお城」と言い張るだけで、まさか最新鋭の物理兵器の設計図がスルーされるとは……。中世の人々の脳筋っぷり(失礼)には感謝しかありません。
父王の無力さ、長男の脳筋、次男のメンヘラ……じゃなかった、芸術家肌。この家族、アルヴィンがいないと本当に詰んでる気がしますが、本人は「自分が快適に過ごしたいだけ」なので、あえて教えないのが彼らしいところです。
それにしても、ボロ布から紙を作る五歳児。冷静に考えると相当ホラーですが、「可愛いから許す」で済ませてくれるマーサさんは、この国の真の聖女かもしれません。
次回予告
「描きまくるぞー!」と意気込むアルヴィンですが、またしても問題が発生。 羽ペン、インク切れ、そして手が汚れる! 「あーっ、もう! 使いにくいんだよこの原始的な道具は!」
オタク王子の怒りが、ついに筆記具の概念を書き換える。 「インク壺? んなもん持ち歩けるか! 魔法の杖(万年筆)を再発明してやる!」
そして、アルヴィンの運命を変える「運命の足音」が近づいてきます。 ついに登場、最強の秘書・セーラ!
次回、第3話「万年筆という魔法」。 お楽しみに! 王子の開発(わがまま)が、いよいよ止まらなくなるぜ!
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