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街に足を踏み入れると、その豊かさがより一層明らかになった。巨大な街路樹の根元には、カフェや雑貨店が軒を連ねている。木の幹をくり抜いて作られた店もあれば、幹に寄り添うように建てられた建物もある。どの店も木漏れ日に照らされ、緑陰の中で営業していた。
「いらっしゃいませ!」
木の幹の中にある果物店から、ナリアの女性が声をかけてきた。
「旅の方ですね。疲れを癒すフルーツはいかがですか?」
店の前には色とりどりの果物が並んでいる。見たことのない紫色の実や、宝石のように輝く赤い果実もあった。
「どれも美味しそうですね」
田中が感心しながら眺めた。その横でユリナスは何か考えているようだった。
隣の建物は宿屋のようだった。「森陰亭」という看板が木の幹に彫り込まれており、入口の扉も美しい木彫りの装飾が施されている。中からは談笑する声と美味しそうな料理の匂いが漂ってきた。
「あちらは居酒屋のようですね」
佐藤が指差した先には、巨大な街路樹の枝の間に設けられたテラス席があり、ナリアの人々が楽しそうに食事をしている。
「『枝上の宴』という店です」
ユリナスが教えてくれた。
「ナリアでは有名な居酒屋ですよ。木の上で飲むお酒は格別だそうです」
確かに、テラス席で食事をしているナリアの人々の表情は皆幸せそうだった。子供たちは街路樹の間を走り回って遊んでおり、老人たちは木陰のベンチで将棋のようなゲームに興じている。
「本当に豊かな街ですね」
クロストロフが感慨深げに呟いた。
「この街を見ている限り、戦争の影響は全く感じませんね」
田中も同意して頷いた。しかし、果物店の女性に話しかけてみると、意外な話が聞けた。
「旅の方々はこの先へ?」
女性が心配そうな表情を浮かべた。
「この先の街タリアから向こうは、行かないほうがいいですよ。見知らぬ兵が街道を通行止めにしているという噂です」
「通行止めに?」
佐藤が眉をひそめた。
「ええ。だから皇都に物資が運べなくて、レフュランからの荷物はここで止まってしまって。ご覧の通り、一時的に物が溢れているんですよ」
確かに、店頭には通常よりも多くの商品が並んでいるように見える。
「ただ」
女性が困った表情を浮かべた。
「ナリア産の果物や肉類が入りにくくなってきて、それは困っているんですよ。うちは果物屋なのに、ナリアの果物が手に入らないなんて」
一行は顔を見合わせた。事態は思った以上に深刻なようだ。
「今晩はこの街で一泊して、情報を集めましょう」
クロストロフが提案した。
「明日はタリアを目指すとして、必要な物資も買い出しておいた方がいいですね」
宿屋「森陰亭」に部屋を取った一行は、夕食後に今後の計画について話し合った。
「これから先は危険もあるかもしれません」
田中が慎重な口調で言った。
「久世さん、瀬崎さん」
特殊部隊の二人が姿勢を正した。
「あなた達には商人の格好をしてもらって、クロストロフさんとヨルンヘルムさんと一緒に先行してもらいただきたいのですが」
「了解しました」
久世が頷いた。
「ただし」
佐藤が付け加えた。
「近代兵器や無線の使用は控えてください。地球人がこの戦争に関与している可能性もあります。余計な誤解を招かないよう、武器はこの世界の一般的なナイフや刀だけの所持に限りますが、大丈夫でしょうか」
「わかりました」
瀬崎も同意した。
「心配ありません。不自然な装備はないほうがいいと私も思います。それと、我々もこの国の商人ともずいぶん交流してきましたから、地方の商人として振る舞えば、仕草程度ならなんとか誤魔化せるでしょう」
翌朝、久世と瀬崎は街で購入したレフュランの装飾品を入れた背負子を背負い、商人らしい身なりに変装した。クロストロフとヨルンヘルムも護衛役として、目立たない装備に改めた。
「では、先に行きます」
久世が他の一行に告げた。
「気をつけて」
サミアが心配そうに見送った。
四人は他の一行より十分ほど早く街を出た。朝靄の中、街路樹が作る木陰の道を進んでいく。特に問題なく街道を進み、夕方遅くになってタリアの街が見えてきた。
しかし、街の様子が明らかにおかしかった。
「活気がありませんね」
久世が小声で呟いた。
街中は静まり返り、人々は足早に行き交うだけだった。そして、あちこちでこれみよがしに武器を持った者がうろついている。
「あれは……」
ヨルンヘルムが目を細めた。
武装した者たちの多くは、明らかに地球の軍隊らしい装備をつけていた。しかし、それ以上に目を引いたのは、夕方であるにもかかわらずはっきりとわかるほど肌が青白く、大きなサングラスのようなものを身につけているもの達の存在だった。
「プロネス族……初めて目にしますが、多分そうです」
クロストロフが驚きの声を上げた。
遅れて到着したユリナスたちも、同じ光景を目にして言葉を失った。
「プロネスはここからかなり離れた場所が主な居住地のはずです」
ユリナスが眉をひそめた。
「やはり、ずいぶん侵攻してきているようですね」
久世と瀬崎は、武装した者たちの服装を注意深く観察していた。
「田中さん、佐藤さん」
久世が小声で報告した。
「あの服装、一部はC国の人民解放軍のものに見えます。そして一部は自衛隊の装備に似ています」
「確認してみましょう」
久世と瀬崎はさりげなく武装した者たちに近づいた。商人として道を尋ねるふりをして、装備を観察する。
戻ってきた二人の表情は険しかった。
「明らかに生地が違います。お粗末な作りです」
瀬崎が報告した。
「階級章の付け方も全然違います。本物の軍隊とは思えません」
「それに」
久世が付け加えた。
「どう見ても日本人やC国人の顔つきではありません。中東系のような気がします」
「レフュラン語で話しかけてみたんですが」
クロストロフが続けた。
「応えず、怪訝な顔で追い返されました。少なくともレフュラン語は話せないようです」
「レフュランに近いこの街で、レフュラン語が話せない人はほとんどいないはずです」
ユリナスが分析した。
「やはり、地球から来た者たちかもしれませんね」
一行はタリアで宿を取り、部屋に集まって今後の計画を話し合った。
「状況は予想以上に複雑です」
田中が額に手を当てた。
「地球から来た勢力が、この世界の紛争に関与している可能性が高い」
「それも、複数の勢力が絡んでいる」
佐藤が地図を広げながら言った。
「プロネス族、そして地球からの勢力。一体誰が何のために」
サミアが不安そうな表情を浮かべた。
「港湾都市ラングームがどうなっているか心配です」
「ラングーム?確かサミアさんがおられた町ですね」
山本が尋ねた。
「ナリア最大の港湾都市です」
サミアが説明した。
「もしラングームが封鎖されていたら、ナリアの海上貿易は完全に止まってしまいます。そうなれば、この国の経済は壊滅的な打撃を受けます」
「明日、さらに情報を集めましょう」
クロストロフが提案した。
「そして、慎重に次の行動を決めましょう。今は軽率な行動は避けるべきです」
一行は頷いた。窓の外では、武装した者たちが松明の明かりの中をうろついている。美しいナリアの森の街が、徐々に戦火に巻き込まれていく様子が、痛いほど伝わってきた。
「いらっしゃいませ!」
木の幹の中にある果物店から、ナリアの女性が声をかけてきた。
「旅の方ですね。疲れを癒すフルーツはいかがですか?」
店の前には色とりどりの果物が並んでいる。見たことのない紫色の実や、宝石のように輝く赤い果実もあった。
「どれも美味しそうですね」
田中が感心しながら眺めた。その横でユリナスは何か考えているようだった。
隣の建物は宿屋のようだった。「森陰亭」という看板が木の幹に彫り込まれており、入口の扉も美しい木彫りの装飾が施されている。中からは談笑する声と美味しそうな料理の匂いが漂ってきた。
「あちらは居酒屋のようですね」
佐藤が指差した先には、巨大な街路樹の枝の間に設けられたテラス席があり、ナリアの人々が楽しそうに食事をしている。
「『枝上の宴』という店です」
ユリナスが教えてくれた。
「ナリアでは有名な居酒屋ですよ。木の上で飲むお酒は格別だそうです」
確かに、テラス席で食事をしているナリアの人々の表情は皆幸せそうだった。子供たちは街路樹の間を走り回って遊んでおり、老人たちは木陰のベンチで将棋のようなゲームに興じている。
「本当に豊かな街ですね」
クロストロフが感慨深げに呟いた。
「この街を見ている限り、戦争の影響は全く感じませんね」
田中も同意して頷いた。しかし、果物店の女性に話しかけてみると、意外な話が聞けた。
「旅の方々はこの先へ?」
女性が心配そうな表情を浮かべた。
「この先の街タリアから向こうは、行かないほうがいいですよ。見知らぬ兵が街道を通行止めにしているという噂です」
「通行止めに?」
佐藤が眉をひそめた。
「ええ。だから皇都に物資が運べなくて、レフュランからの荷物はここで止まってしまって。ご覧の通り、一時的に物が溢れているんですよ」
確かに、店頭には通常よりも多くの商品が並んでいるように見える。
「ただ」
女性が困った表情を浮かべた。
「ナリア産の果物や肉類が入りにくくなってきて、それは困っているんですよ。うちは果物屋なのに、ナリアの果物が手に入らないなんて」
一行は顔を見合わせた。事態は思った以上に深刻なようだ。
「今晩はこの街で一泊して、情報を集めましょう」
クロストロフが提案した。
「明日はタリアを目指すとして、必要な物資も買い出しておいた方がいいですね」
宿屋「森陰亭」に部屋を取った一行は、夕食後に今後の計画について話し合った。
「これから先は危険もあるかもしれません」
田中が慎重な口調で言った。
「久世さん、瀬崎さん」
特殊部隊の二人が姿勢を正した。
「あなた達には商人の格好をしてもらって、クロストロフさんとヨルンヘルムさんと一緒に先行してもらいただきたいのですが」
「了解しました」
久世が頷いた。
「ただし」
佐藤が付け加えた。
「近代兵器や無線の使用は控えてください。地球人がこの戦争に関与している可能性もあります。余計な誤解を招かないよう、武器はこの世界の一般的なナイフや刀だけの所持に限りますが、大丈夫でしょうか」
「わかりました」
瀬崎も同意した。
「心配ありません。不自然な装備はないほうがいいと私も思います。それと、我々もこの国の商人ともずいぶん交流してきましたから、地方の商人として振る舞えば、仕草程度ならなんとか誤魔化せるでしょう」
翌朝、久世と瀬崎は街で購入したレフュランの装飾品を入れた背負子を背負い、商人らしい身なりに変装した。クロストロフとヨルンヘルムも護衛役として、目立たない装備に改めた。
「では、先に行きます」
久世が他の一行に告げた。
「気をつけて」
サミアが心配そうに見送った。
四人は他の一行より十分ほど早く街を出た。朝靄の中、街路樹が作る木陰の道を進んでいく。特に問題なく街道を進み、夕方遅くになってタリアの街が見えてきた。
しかし、街の様子が明らかにおかしかった。
「活気がありませんね」
久世が小声で呟いた。
街中は静まり返り、人々は足早に行き交うだけだった。そして、あちこちでこれみよがしに武器を持った者がうろついている。
「あれは……」
ヨルンヘルムが目を細めた。
武装した者たちの多くは、明らかに地球の軍隊らしい装備をつけていた。しかし、それ以上に目を引いたのは、夕方であるにもかかわらずはっきりとわかるほど肌が青白く、大きなサングラスのようなものを身につけているもの達の存在だった。
「プロネス族……初めて目にしますが、多分そうです」
クロストロフが驚きの声を上げた。
遅れて到着したユリナスたちも、同じ光景を目にして言葉を失った。
「プロネスはここからかなり離れた場所が主な居住地のはずです」
ユリナスが眉をひそめた。
「やはり、ずいぶん侵攻してきているようですね」
久世と瀬崎は、武装した者たちの服装を注意深く観察していた。
「田中さん、佐藤さん」
久世が小声で報告した。
「あの服装、一部はC国の人民解放軍のものに見えます。そして一部は自衛隊の装備に似ています」
「確認してみましょう」
久世と瀬崎はさりげなく武装した者たちに近づいた。商人として道を尋ねるふりをして、装備を観察する。
戻ってきた二人の表情は険しかった。
「明らかに生地が違います。お粗末な作りです」
瀬崎が報告した。
「階級章の付け方も全然違います。本物の軍隊とは思えません」
「それに」
久世が付け加えた。
「どう見ても日本人やC国人の顔つきではありません。中東系のような気がします」
「レフュラン語で話しかけてみたんですが」
クロストロフが続けた。
「応えず、怪訝な顔で追い返されました。少なくともレフュラン語は話せないようです」
「レフュランに近いこの街で、レフュラン語が話せない人はほとんどいないはずです」
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一行はタリアで宿を取り、部屋に集まって今後の計画を話し合った。
「状況は予想以上に複雑です」
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「それも、複数の勢力が絡んでいる」
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「もしラングームが封鎖されていたら、ナリアの海上貿易は完全に止まってしまいます。そうなれば、この国の経済は壊滅的な打撃を受けます」
「明日、さらに情報を集めましょう」
クロストロフが提案した。
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