天才小児外科医から溺愛されちゃいました

鳴宮鶉子

文字の大きさ
16 / 46

後期研修医スタート 1

しおりを挟む
小児科専攻医として入局後2年間は日本小児科学会が定めた小児科医到達目標のレベル Aを取得するために小児科領域の科をローテイトする事になっていて、重度の多種多様な疾患を持つ子供の治療にあたる事になる。

循環器の疾患だと心室中隔欠損・心房中隔欠損。
消化器系の疾患だと十二指腸閉鎖・食道閉鎖。
代謝・内分泌系の疾患だと糖尿病、高脂血症、甲状腺疾患。
眼科系の疾患だと斜視・白内障。
耳鼻科の疾患だと難聴・滲出性中耳炎。
整形・骨格系の疾患だと低身長・偏平足。
血液系の疾患だと白血病・鉄欠乏性貧血。
神経系の疾患だとてんかん、発達障害。
泌尿器系の疾患だと停留精巣、尿道下裂。

数多くの症例の診察と治療に携わる。
外科的治療に関して、緊急帝王切開からの緊急手術や緊急が要する患者さんに関しては瀬戸先生が執刀するも、基本的には小児外科各科の医師が患者さんの手術を担当していた。
他の小児外科医もレベルが高く、難易度の高い手術を成功させ、患者さんを辛さから解放していて、後期研修をこの病院に決めてよかったと思う。

先天性疾患の子供の命を救いたい。
そのためにどの科の医師になればいいのかわからない。
瀬戸先生は日本で医師免許を取得したわけではなく、ハーバードで取得し、その後、海外で実績を積んで小児科に関する内科的知識と外科的治療と技術を身につけた。
新生児科の主任部長という肩書きでピッチヒッター的な立場で手術を請け負っている。

瀬戸先生は雲の上の存在。
気にかけて下さってる感じはあるけれど、結婚適齢期の女医や女性看護師達全員が彼のファンだから彼女達を敵に回したくないから近づく事はできない。

親同士は親友かも知れないけれど、私と瀬戸先生は無関係。

安達病院には時々顔を出してる。
涼真先生からは頻繁にLINEが送られてきて、理由をつけて断っているけど毎回だと失礼になるから1ヶ月に1~2回、救命救急センターでの夜間医のバイトの前に安達病院に顔を出した。


****

「心愛ちゃん、会いにきてくれないから来たよ!!」

3月の終わり。
レポート作成が忙しく夜間医の仕事も休んでいて、涼真先生からのLINEに対してスタンプしか送ってなかった。
2週間ぐらいそんな対応していたからか、涼真先生が仕事終わりの時間帯に大阪母子医療センターにやってきてしまった。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

橘若頭と怖がり姫

真木
恋愛
八歳の希乃は、母を救うために極道・橘家の門を叩き、「大人になったら自分のすべてを差し出す」と約束する。 その言葉を受け取った橘家の若頭・司は、希乃を保護し、慈しみ、外界から遠ざけて育ててきた。 高校生になった希乃は、虚弱体質で寝込んでばかり。思いつめて、今まで養ってもらったお金を返そうと夜の街に向かうが、そこに司が現れて……。

ハイスペックでヤバい同期

衣更月
恋愛
イケメン御曹司が子会社に入社してきた。

腹黒外科医に唆された件~恋人(仮)のはずが迫られています~

有木珠乃
恋愛
両親を亡くし、二人だけの姉妹になった一ノ瀬栞と琴美。 ある日、栞は轢き逃げ事故に遭い、姉の琴美が務める病院に入院することになる。 そこで初めて知る、琴美の婚約者の存在。 彼らの逢引きを確保するために利用される栞と外科医の岡。 「二人で自由にならないか?」を囁かれて……。

『身長185cmの私が異世界転移したら、「ちっちゃくて可愛い」って言われました!? 〜女神ルミエール様の気まぐれ〜』

透子(とおるこ)
恋愛
身長185cmの女子大生・三浦ヨウコ。 「ちっちゃくて可愛い女の子に、私もなってみたい……」 そんな密かな願望を抱えながら、今日もバイト帰りにクタクタになっていた――はずが! 突然現れたテンションMAXの女神ルミエールに「今度はこの子に決〜めた☆」と宣言され、理由もなく異世界に強制転移!? 気づけば、森の中で虫に囲まれ、何もわからずパニック状態! けれど、そこは“3メートル超えの巨人たち”が暮らす世界で―― 「なんて可憐な子なんだ……!」 ……え、私が“ちっちゃくて可愛い”枠!? これは、背が高すぎて自信が持てなかった女子大生が、異世界でまさかのモテ無双(?)!? ちょっと変わった視点で描く、逆転系・異世界ラブコメ、ここに開幕☆

腹黒上司が実は激甘だった件について。

あさの紅茶
恋愛
私の上司、坪内さん。 彼はヤバいです。 サラサラヘアに甘いマスクで笑った顔はまさに王子様。 まわりからキャーキャー言われてるけど、仕事中の彼は腹黒悪魔だよ。 本当に厳しいんだから。 ことごとく女子を振って泣かせてきたくせに、ここにきて何故か私のことを好きだと言う。 マジで? 意味不明なんだけど。 めっちゃ意地悪なのに、かいま見える優しさにいつしか胸がぎゅっとなってしまうようになった。 素直に甘えたいとさえ思った。 だけど、私はその想いに応えられないよ。 どうしたらいいかわからない…。 ********** この作品は、他のサイトにも掲載しています。

【完結】退職を伝えたら、無愛想な上司に囲われました〜逃げられると思ったのが間違いでした〜

来栖れいな
恋愛
逃げたかったのは、 疲れきった日々と、叶うはずのない憧れ――のはずだった。 無愛想で冷静な上司・東條崇雅。 その背中に、ただ静かに憧れを抱きながら、 仕事の重圧と、自分の想いの行き場に限界を感じて、私は退職を申し出た。 けれど―― そこから、彼の態度は変わり始めた。 苦手な仕事から外され、 負担を減らされ、 静かに、けれど確実に囲い込まれていく私。 「辞めるのは認めない」 そんな言葉すらないのに、 無言の圧力と、不器用な優しさが、私を縛りつけていく。 これは愛? それともただの執着? じれじれと、甘く、不器用に。 二人の距離は、静かに、でも確かに近づいていく――。 無愛想な上司に、心ごと囲い込まれる、じれじれ溺愛・執着オフィスラブ。 ※この物語はフィクションです。 登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。

会社のイケメン先輩がなぜか夜な夜な私のアパートにやって来る件について(※付き合っていません)

久留茶
恋愛
地味で陰キャでぽっちゃり体型の小森菜乃(24)は、会社の飲み会で女子一番人気のイケメン社員・五十嵐大和(26)を、ひょんなことから自分のアパートに泊めることに。 しかし五十嵐は表の顔とは別に、腹黒でひと癖もふた癖もある男だった。 「お前は俺の恋愛対象外。ヤル気も全く起きない安全地帯」 ――酷い言葉に、菜乃は呆然。二度と関わるまいと決める。 なのに、それを境に彼は夜な夜な菜乃のもとへ現れるようになり……? 溺愛×性格に難ありの執着男子 × 冴えない自分から変身する健気ヒロイン。 王道と刺激が詰まったオフィスラブコメディ! *全28話完結 *辛口で過激な発言あり。苦手な方はご注意ください。 *他誌にも掲載中です。

甘い束縛

はるきりょう
恋愛
今日こそは言う。そう心に決め、伊達優菜は拳を握りしめた。私には時間がないのだと。もう、気づけば、歳は27を数えるほどになっていた。人並みに結婚し、子どもを産みたい。それを思えば、「若い」なんて言葉はもうすぐ使えなくなる。このあたりが潮時だった。 ※小説家なろうサイト様にも載せています。

処理中です...