幼馴染のスバダリな草食系理系彼氏とのLove Trial

鳴宮鶉子

文字の大きさ
3 / 6

草食系男子からプロポーズされたい

しおりを挟む
第4金曜日は合コンという飲み会の日。
わたしと颯太はカップルだけど幹事だから出席し、最後までいる。

『颯太はわたしのだからね!!』と声をかけた女の子達に釘を刺し、颯太の隣に座り颯太が他の女子に目がいかないように目を光らせる。
秘書課のお姉様はすらっと背が高く、知的オーラを漂わせてるから、その色香に惑わされて颯太が鼻の下をのばさない監視する。

156cmで41kgのわたし。
華奢だけど、頑張って育てたGカップルの2つの山に桃尻、そして56cmのくびれ。
颯太に毎日愛して貰うために、毎日入浴前にヨガと筋トレをして、スタイルを維持してる。

「辻井は新井さんみたいな最高な恋人がいていいなーー!!」

颯太の同僚と先輩が毎回そう言ってくれるからいい気になってるわたし。

颯太も183cmで細マッチョで中性的な端正な顔立ちをしていて、わたしという恋人がいてもかなりモテてる。

颯太は好意を寄せてくる女性に毅然とした態度をみて、冷たくあしらってる。

でも、それはわたしが怖いからかもしれない……。

「2次会、カラオケ?バー?ボーリング?」

「カラオケに行こう!!新井さんの歌声が聞きたい!!」

たまにはバーやボーリングにも行きたいなと思うけど、近くのカラオケチェーン店に入る。

YouTubeでの音楽鑑賞が趣味で、カラオケは得意。
南野ハナや浜坂あゆな名曲を何曲も熱唱させられる。

わたしが颯太の同僚と先輩にもてはやされて、デュエットソングを歌っても、颯太はわたしが浮気をしないと思ってるからか平然としてる。

少しは嫉妬して欲しいわたし。
合コンの帰りはいつも不機嫌になる。

この日だけはホテルに泊まって、一緒にお風呂に入ってからエッチするけど、わたしのご機嫌とりで奉仕する颯太にさらに不機嫌になる。

でも結局は颯太のテクにイカされ、オールナイトでホテルから追い出される時間まで抱き合う。

わたしと颯太の交際をわたしの友達や同期、先輩、達は羨ましがってる。

*****
「一花、辻井さんと結婚の話、まだ、出ないの?」

「まだ入社して3年目だから、結婚の話はでないねーー」

「でも、親公認で付き合ってるから時期がきたらするんだよね!?いいな!!」

京都駅前の創作イタリアンレストランで行われた中高一貫女子校の時の友人5人との女子会。

優秀なバリキャリな友人達。
オシャレでスタイルがよくて綺麗な子達だけど、仕事が忙しくて、みんなフリー。
25歳だからまだ結婚は急がなくてもいいけど、28歳までには結婚したいと言ってた。

「一花、辻井さんに対して束縛酷いし、いつも一花がリードして交際を進展させてるし、結婚も一花から迫ったら?」

束縛が酷いとか颯太がわたしの犬だと友達達は好き勝手言ってる。
確かにそうだけど、わたしは本当は颯太にリードして欲しい……。

「さすがに、プロポーズは颯太からして欲しい」

22時にお開きにし、レストランを出ると颯太が立ってスマホゲームをしながら待ってくれてる。

友人達は『ハチ公が迎えにきてる』扱いしてる。

京都駅から歩いて土橋町の高層マンションへ向かう。
中層階の28階に住んでるわたしと颯太。
手を繋いで15分、歩いて帰る。

『“すぐに結婚しないなら別れる!!”とか言ったら応じてくれるんじゃない?』

颯太がいつまでもプロポーズしてくれないなら、わたしから結婚を切り出さないといけない。

颯太はわたしとの将来について考えてくれてるんだろうか。
わたしの隣を歩く颯太の横顔を見てわたしは思った。



しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~

恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」 そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。 私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。 葵は私のことを本当はどう思ってるの? 私は葵のことをどう思ってるの? 意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。 こうなったら確かめなくちゃ! 葵の気持ちも、自分の気持ちも! だけど甘い誘惑が多すぎて―― ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。

ハイスペックでヤバい同期

衣更月
恋愛
イケメン御曹司が子会社に入社してきた。

暴君幼なじみは逃がしてくれない~囚われ愛は深く濃く

なかな悠桃
恋愛
暴君な溺愛幼なじみに振り回される女の子のお話。 ※誤字脱字はご了承くださいm(__)m

【R18】幼馴染がイケメン過ぎる

ケセラセラ
恋愛
双子の兄弟、陽介と宗介は一卵性の双子でイケメンのお隣さん一つ上。真斗もお隣さんの同級生でイケメン。 幼稚園の頃からずっと仲良しで4人で遊んでいたけど、大学生にもなり他にもお友達や彼氏が欲しいと思うようになった主人公の吉本 華。 幼馴染の関係は壊したくないのに、3人はそうは思ってないようで。 関係が変わる時、歯車が大きく動き出す。

幼馴染みのアイツとようやく○○○をした、僕と私の夏の話

水鏡こうしき
恋愛
クールなツンツン女子のあかねと真面目な眼鏡男子の亮汰は幼馴染み。 両思いにも関わらず、お互い片想いだと思い込んでいた二人が初めて互いの気持ちを知った、ある夏の日。 戸惑いながらも初めてその身を重ねた二人は夢中で何度も愛し合う。何度も、何度も、何度も── ※ムーンライトにも掲載しています

ちょっと大人な物語はこちらです

神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な短編物語集です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

【完結】退職を伝えたら、無愛想な上司に囲われました〜逃げられると思ったのが間違いでした〜

来栖れいな
恋愛
逃げたかったのは、 疲れきった日々と、叶うはずのない憧れ――のはずだった。 無愛想で冷静な上司・東條崇雅。 その背中に、ただ静かに憧れを抱きながら、 仕事の重圧と、自分の想いの行き場に限界を感じて、私は退職を申し出た。 けれど―― そこから、彼の態度は変わり始めた。 苦手な仕事から外され、 負担を減らされ、 静かに、けれど確実に囲い込まれていく私。 「辞めるのは認めない」 そんな言葉すらないのに、 無言の圧力と、不器用な優しさが、私を縛りつけていく。 これは愛? それともただの執着? じれじれと、甘く、不器用に。 二人の距離は、静かに、でも確かに近づいていく――。 無愛想な上司に、心ごと囲い込まれる、じれじれ溺愛・執着オフィスラブ。 ※この物語はフィクションです。 登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。

婚約者が巨乳好きだと知ったので、お義兄様に胸を大きくしてもらいます。

恋愛
可憐な見た目とは裏腹に、突っ走りがちな令嬢のパトリシア。婚約者のフィリップが、巨乳じゃないと女として見れない、と話しているのを聞いてしまう。 パトリシアは、小さい頃に両親を亡くし、母の弟である伯爵家で、本当の娘の様に育てられた。お世話になった家族の為にも、幸せな結婚生活を送らねばならないと、兄の様に慕っているアレックスに、あるお願いをしに行く。

処理中です...