イケメン社長からの猛烈求愛

鳴宮鶉子

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これ以上は一緒にいない方がいい

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「……美玲、また、ドラマの脚本書いてくれる?」

荒々しく胸を揉みしだかれ、立ち上がった実を摘まれ、指の間に挟まれ、しごかれる。
左の耳に舌を這わせられ、ぴちゃぴちゃと音を立てながらそんな言葉を囁かれたら、また、引き受けてしまう。
頼翔の舌の感触に思考を奪われ、官能的な感覚に支配され、拒絶したいのに、できない。

昂る身体は頼翔を求め、制御できない。

「ーーやってくれるよな?」

「や、あ、あぁっ!」

張り詰めた胸の先端に歯を立てられ、腰が跳ね上がる。指だけで十分な快感を感じてたから、それだけでイッてしまった。

「……ここ全く触ってないのにイクって、どんだけ感じやすいんだっ、」

「っ、あ、やっ、あああ……!」

足の付け根に指を這わせ、密に濡れた花弁の中に指を沈める。
ヒクついている蜜部に指を根本まで挿入され、出し入れされ、粘着質な水音と乱れた呼吸が室内が鳴り響く。
指を飲み込んだ隘路が窄まり、2本の指を離すまいとひくひくと蠢く。

敏感な芽も指の腹で擦られ、視界が薄くなり、意識が飛びそうになる。

「……美玲、引き受けてくれるよね?」

猛った欲望の塊を熱をもった蜜部に擦りつける。
挿れて欲しくて、首を縦に何度も振る私。

蜜崫に一気に突き入れられ、視界がぐらりと揺らいだ。
腰を抽挿されるたびに、蜜がじゅぶっと飛び散り、雄の昂りを締めつける。
快楽の沼に堕とされ、熱が蔓延り《はびこり》全身総毛立つ中、最奥を熱塊でぐっと貫かれ、私は気を失った。


****

「あらっ、美玲ちゃん、いらっしゃい!!」

このまま頼翔さんといたら、天沢美音として仕事させられる気がし、札幌にいる姉の所に私は逃げた。

平日の昼間はデイトレードするために家に引きこもりノートパソコンの画面と睨めっこしてる。
上場の合間に、小説や脚本を別のノートパソコンで執筆していて外出は滅多にせず、買い物はネットスーパーやインターネットショッピングを利用してる。
同棲生活も半年になり、頼翔さんは私が出て行く事はないと油断し、見張りをつけなくなった。
IT起業の社長だから、家の中に盗聴器や盗撮カメラを仕掛けて常に監視しているかもしれない。

思い立ったら吉日で、クレジットカードと通帳と銀行印だけ持って家から飛び出した私。
迷子捜索用のマイクロチップがつけられてる可能性があるから最低限の物だけを身につける。

衣類も毎日洗濯機で回して洗ってるからついてるはずはなく、スニーカーは底についてる危険性があるから東京駅ビルで購入して履き替えた。
銀行で500万円おろし、高速バスに乗って羽田空港までいき、1番早い飛行機に搭乗し千歳空港へ向かった。
事前に連絡を入れてなかったけど、1年半ぶりに訪れた私を姉が温かく迎え入れてくれたから嬉しかった。

「……探偵使って、美玲の事を捜索してるかもしれないね。天沢美音の美玲を見つけ出したぐらいだし」

「ーーう……ん。別れたいけど、言いくるめられそうで言えなくて、行方をくらませて自然消滅にしたい」


私物のノートパソコンやタブレットなどの私物は、携帯は一人暮らしをしていた賃貸マンションに置いてきた。
月8万円かかるけど、そのまま契約して残していて良かったと思ってる。
しばらく全国を転々とし、頼翔さんの結婚がニュースで流れたら東京に戻ろう。
新しいノートパソコンとスマホとタブレットを購入すれば、仕事はどこでもできる。
2、3年ぐらい遊んで暮らしても大丈夫な蓄えはある。

「うちを突き止めて逢いにきたら、私から美玲と別れるよう話そうか?」

姉からのありがたい一言。
だけど、頼翔さんと逢うのが怖い。

姉から脚本家としての活動とシンガーソングライターとしての復帰について、心配された。

「……芸能界は長くいるもんじゃないからね。私も両親に反対されたのにアイドルになって、歳とって若い子に人気とられて引退したからね。裏サイトで叩かれたり、住所の特定や私のふりして色んな所に嫌がらせをして訴訟問題にされたりとか、精神的苦痛が凄まじかった」

私と姉は、12歳の歳の差がある。
姉がのぎさか娘を引退した時、私は13歳だった。
アイドルとして活躍をしていた姉の辛さを見てきたから、私は動画サイト内でのみ活動をしてた。

「しばらくはうちでゆっくりしたらいいよ。で、うちの子達に勉強を教えて」

弁護士をしてる男性と結婚した姉には12歳と10歳の息子がいる。
温かい家族に囲まれ、姉はアイドルをしている時よりも、幸せそうだ。

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