婚約破棄されまして・裏

竹本 芳生

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旅立ちの日 前夜  百合注意!耐性無い方は飛ばして下さい!

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一仕事終えて、使用人棟に帰る。
ディバン家として与えられた、広々とした部屋は居間・主寝室・副寝室・簡易キッチン・浴室・トイレで構成されている。
この広々とした部屋は、上級使用人であり婚姻した夫婦に与えられる部屋だ。
先輩であるエミリの一家と私の一家、後はソニア達夫婦の部屋だ。
今晩はレイはキャスバル様の所に泊まりで、帰っては来ない。
のんびり1人で酒でも、やるか………
子供達が寝てからだけど。
シュバルツバルト家は使用人の子供達を集めて、一切合切の面倒を見てくれる。
朝食から夕食まで、その後家族が迎えに来るまで預かってくれる。
大変、助かる。
お陰で何一つ心配せずに仕事が出来る。
しかも面倒を見てくれる人物は高度な技術や知識を持つ、乳母や乳母見習いが複数人。
性格も良くて、子供達も大好きなようだ。
子供達が集まってる部屋に入ると、娘達がやって来る。

「セイラ、フラウ。待たせちゃった?」

「かあさまー!おかえりなさーい!へいきー!」
「さーい!きー!」

「あら、そう。今日もありがとうございました。」

飛び込んで来た娘達を両腕で受け止め、皆さんにお辞儀して部屋へと向かう。

部屋はほんのりと温かく、ホッと一息つく。

「ご飯は食べた?」

「たー!」
「お腹いっぱい、いただきました!」

「そう、じゃあ……寝るだけかな?お休みなさい。で良い?」

コクコクと2人とも頷く。
子供部屋と化した副寝室に連れて行くと、眠たかったのか2人とも着ている服を脱ぎモゾモゾとベッドに潜り込む。
フワフワとした羊毛を残した皮をつなぎ合わせた敷布と、タップリの羊毛が詰められたフカフカの掛け布団はどんなに寒くても温かい。
ベッドの真ん中でチョコンと頭だけ出して、寝入る娘達の幸せそうな顔に私も幸せな気持ちになる。

「おやすみ、愛してるわ。セイラ、フラウ。」

ソッと呟き、副寝室から静かに出て扉を音を立てずに閉める。
居間に行き、戸棚からワインを出す。

「うーん、生ぬるいかぁ……」

キッチンに行き、ワインクーラーとグラスを持ってくる。
氷、出せない訳じゃないのよね。
ただ面倒だって言うだけで。
ザラザラと魔法で氷をワインクーラーの中に出す。
ガシャッとワインを突っ込んで、再度キッチンに行く。
うーん………何があったかなぁ?
荷造りしちゃったから、あんまり無いのよね。
おっ!クルミと干し肉発見!
皿に乗せて、居間のソファセットのテーブルに置く。
広い居間にはソファセットと食事をするためのテーブルセットがあるが、ゆっくり飲みたいから今日はソファだな。

「明日には、おさらばかぁ………シュバルツバルト領は初めてだなぁ………」

ちょっとだけ冷えたワインを取り出す。
キュッキュッとワインのコルク栓を抜いて……
トプトプとグラスに注ぎ、ワインをワインクーラーにガシャッと戻す。

「うん、そんなに生温くない。」

干し肉をかじり、ワインをチビチビやる。

ーコンコンコンー

控え目なノック、ソニアが来た。
来ると思っていた。

「シンシア、来ちゃった。………ワイン………私も飲みたい。」

「グラス持っておいで。」

勝手知ったるなのだ、ソニアはキッチンに消えたと思ったらグラスを持って現れた。
デカイ3人がけのソファに座る私の隣に、ポスンと着席するとピタッと体を寄せてきた。
ソニアのワイングラスにトプトプと注ぐと、ソニアは直ぐさま持ってコクコクと飲んでいく。
小さな頃から、一緒に居た。
小さな妹のように私に付いてきていたソニアを私は気に入って、連れて歩いて気が付いたら一番仲の良い仲間になっていた。
そのままワインを飲み干すソニアを見て、変わらないな……と思う。
ワインを飲み干したソニアは、ちょっとだけ頬が染まって可愛い。

「シンシア、どうした?」

あー、可愛いなぁ………
クイッとソニアの顎を軽く上げて、チュと口付ける。

「やだ、もっと。」

不満顔で、おねだりする所も可愛い。

「んっ……ん………っはあっ………ん……」

深い口付けも、私からよりもソニア自身がもっとと言わんばかりに貪ってくる。
身を乗り出して、一生懸命な所とか可愛くて仕方ない。
でも、ワイン飲みたいんだよね。
グイッとソニアの体を押して、力尽くで離す。
あーあ、ぶーたれちゃって……

「ワイン、飲みたいの。」

クルミをガサッと指3本で摘まんで、口の中に放り込み噛み砕く。
手酌でグラスに並々と注ぎ、ワインでクルミを流し込む。
少し残ったワインをソニアのグラスに注いでから、干し肉を齧る。

「飲んじゃいな。」

「ん。」

グラスを持つ前に干し肉を掴み取り、ガジガジと噛んでいく。
ソニアは顔立ちが幼く、成人した今でも少女のようだ。
そんなソニアが干し肉を齧っている姿は、小動物のようで可愛らしい。
口いっぱいに干し肉を収めて、ほっぺたがパンパンとか子供のようで笑っちゃうんだが許して貰ってる。
コッコッとワインを飲む……どうしよう………滅茶苦茶可愛い。
プハーっと大きく息を吐き、空になったグラスをテーブルに置く。

「そのままで良いから、寝室行こう。」

誘えば嬉しそうに笑う。
待ってたのバレバレ(笑)

「嬉しい。ひとり寝は寂しい。」

立ち上がり、ソニアに手を差し伸べる。
私の手を掴み、ニコニコしながら立つ。
そのまま手を繋いだまま寝室に行く。
手を離し、寝室の隅にある私の棚に行き女性用の張り型と蜜水を取り出す。
必需品だ、この二品は大事な道具だ。

「シンシア、早く!」

既に真っ裸でベッドの上で待っていた。

「早いなー。」

スタスタと早足で近づき、ポスと張り型をベッドに置き蜜水をベッドサイドの小さなチェストに置く。
ササッとドレスを脱いで枕元に簡単に畳んで置いておく、ソニアのドレスの上に(笑)

「ねぇ、早くしよ。」

「そんなに?珍しいね。」

「明日から旅だから……」

「あー、大所帯だから長旅になるね。」

「うん。だから。」

ドッとソニアの体を押し倒す。
慣れ親しんだ行為だ、大きく足を開いてあっさりと私を受け止める。
両手でソニアの可愛らしい胸を揉みし抱く。

「あんっ…あんっ……」

可愛い声で啼く。

「可愛いなぁ……苛めたくなっちゃう。」

本心が洩れる………けど。

「うん。苛めて。」

ソニアは自分の欲望に素直だ。
蜜水を手に取り、ソニアの胸や秘所に塗していく。
その度に小さな喘ぎ声を漏らす。
あー可愛い!フェリシア様と違って、手に収まる位の膨らみの胸も顔も声も可愛い!

「ね、私も良くなりたいからちょっと早いけど入れるね。」

張り型にも蜜水を垂らして、メリメリと自分の中に入れる。
女性用の張り型の良い所は両方に逸物に似せたものが付いている事だ。

「ンッ………ふぅ………全部、入った。入れるね。」

「うん。来てぇ。」

自ら指で秘所をパックリと開いて待ち構える。

「いやらしいなぁ………」

張り型の先端をヒタリと当て、腰をグッと押し進める。

「あぁぁん!来たぁ!」

嬉しそうな声出しちゃって………
でも、これからなんだよねぇ。
張り型の中央は球形になっていて、魔石が埋め込まれてる。
この魔石に魔力を注ぐと、逸物に似せた張り型がウネウネとくねる。
全部埋め込んで、私とソニアの秘所が近づいているのを確認し魔石に魔力を流す。

「あっあっあっ……シンシアァ……気持ち良いぃ……」

「はっはっ……私も良い。でも、もっと気持ち良くなろ?」

私は両手をソニアの両脇について、腰を前後に激しく動かす。
くねり続ける張り型がソニアの中を出たり入ったりする。

「あぁぁん!いつもより凄い!ねっねっ……ギュッてしてぇ!」

ソニアは気持ち良いと抱きしめて貰いたがる。
私は体を倒しソニアを抱きしめる……腰は止めない。
ソニアの奥に当たる度、私の奥にも当たって気持ち良い。
…………ソニアもかなり良いのか、腰が円を描くように動き出した。

「あぁ………良い……良いよ、ソニア………」

得意気な顔でチュッと口付けて。

「私も良い!もぅ、飛んじゃう!」

「一緒に飛ぼう。」

私はソニアの唇を深く貪った。
互いの荒い息づかいと秘所からビチャビチャと濡れた音と互いに貪り合う口付けの音で頭がいっぱいになる。

どれ位、没頭してたのか分からない。
ビクーンとソニアの体が強張った。
それに併せて、私の中の何かが飛んだ。

「んあぁぁぁぁぁ!!」

「ンフゥッ!!」

あられもない声を上げて、ソニアと私は飛んだ。
私は魔石から魔力を抜いてから、張り型を抜いた。
私から抜き、ソニアから抜いた……ソニアはこの順番で抜かれる方が良いらしく、一度逆にしたらぶーたれた。
すっかり自由の身になった張り型をポイっと離れた場所に置き、ソニアと抱き締め合う。
この時間もソニアお気に入りだ。

「ねぇ……シンシア、聞いて良い?」

あれ?いつもは話し掛けて来ないのに、珍しい。

「どうしたの?」

チラリとソニアの顔を見れば、真剣だ。

「ねぇ……シンシアは私にするみたいにレイにしたことある?」

「?……張り型で可愛がった事があるかって事?」

コクリと頭が前に倒れた。

「あるわよ。そうしないと、あの人その気にならないもの。それがどうしたの?」

抱き締め合ってるのに、更にギュウッとしがみついて来た。

「私もフレイを可愛がってるけど、あんまり良くないみたいなの……私、下手なのかな?」

え?そんなバカな……私も同じ訓練を受けていて、ソニアはそれなりに上手い方なのに?
あまりの事に、抱き締めた手を離しガバリと体を起こした。

「バカな………私とソニアの何が違うと言うのだ?」

技術は、ほぼ同じくらい……

「分からない。使う張り型も同じだし、何が悪いのか分からない。」

………使う張り型も同じ?
さっきまで酷使していた張り型を手に取る。

「ソニア……張り型の形が同じ?それとも大きさが?」

張り型を指差し、聞いてみる。

「形も大きさも同じ。何で?」

あー………なる程………

「分かった……気がする。」

私はベッドから降りて、棚に近付く。
棚から、普段レイを可愛がる時に使う張り型を取り出す。

「シンシア………何その………大きさ………」

まず、太い。
そして、少し長い。
はっきり言うと凶悪な大きさだ。
初めて受け入れた時は、その大きさにちょっと飛びそうになったのは今では良い思い出だ。
その大きな張り型を持って、ベッドに上がる。

「うん。レイはこれだと飛ぶ。しかもキャスバル様を求めて啼く。」

ソニアは大きく目を見開いて、その凶悪な張り型を凝視した。

「シュバルツバルト家の側近を狙う若い男は、時間を掛けて尻穴を受け入れ易くするために解したりひろげたりするそうだ。」

「うそ…………」

驚くのも無理ない、私だって驚いた。
こんな大きなモノを、あの小さな尻穴に入れるとか拷問染みてると思ったが。
慣れたら、凄い気持ち良くて困った。
無論だからといって、普段ソニアと使ってるのが良くないかと言えばそうでもない。
それはそれだし、これはこれなのだ。

「本当。もし、シュバルツバルトの血筋がこの大きさなら……こっちだと、物足りないかも………」

ゴクッと喉がなる音が聞こえた。
ソニア?

「分かった。私も里に大きいの頼んでおく。トール様も大きいのかな…………?」

「もし、トール様も大きいなら……旦那様もか………」

ゾクッと背中に快感が走った。
あんなに大きいので、滅茶苦茶に可愛がられたら例え訓練された身でも快感に酔いしれてしまう………
旦那様が大きい?もし、大きいなら……フェリシア様は………
いや、考えてはいけない………

「ねぇ………こんなに大きいので、可愛がられたらヘンになっちゃうよね?」

もぅ!ソニア………

「考えないようにしてたのに!」

まじまじと見つめたまま……

「フェリシア様も凄いけど、アレクさんもレイもフレイも凄いよね………全然、そんな感じじゃないもの。」

なる程……

「確かにね。平常心だよね……こんなので可愛がられた翌日、普通の顔して仕事するとか……私には出来ないかも。」

「私も。」

ハァ……とため息を2人でしてしまった。

「寝よう。」

「うん、ソニア……なんか……気分しなくなっちゃったね。」

「うん。お休み。」

「お休み。」

私達はソッと抱き締め合い、そのまま眠りについた。
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