婚約破棄されまして・裏

竹本 芳生

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チビナビちゃんは寂しい

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八丈島では最近ある一部のチビナビちゃん達がションボリしている。
原因はただ一つ。
好きなマスターのテイムしたフワフワのモフモフちゃん達が島に来ないからです。
まるでペットロ……ゴホン、成分が枯渇してきたのです。

「寂しいですー……」

「会いたいですー……」

「お喋りしたいですー……」

中々重症のようです。

「……マスターばっかりズルイですー!」

「画像は見えるけどつまらないですー!」

「もっと、可愛い姿見たいですー!」

「「「ソレですー!!」」」

チビナビちゃん達はフンフンと小声で相談してます。

「決まったですー!」

「マスターの記憶にあったおやつ作戦ですー!」

「チュー〇はムリでも塊ならイケるですー!」

「「「そうですー!!」」」

万歳しながらピョンピョンと跳びはねて喜びを全身で表します。
可愛いですね。

〈チビナビ達は余程気に入ってるのですね……〉

ナビさんは何だか生暖かい気持ちでチビナビ達わ見ています。

「でも、どうするですー?」

「んー……フードのチビナビちゃん達にお願いするですかー?」

「そうですー!頼むですー!」

ワラワラとフードショップに行き、斯く斯く云云説明します。
それは必死です。
とりあえず鳥ササミでお願いしました。
本当はトゥナとかカツオとかで作りたいのです。
でも、それには海のチビナビちゃん達に協力をお願いするしかありません。それに今日の漁はお終いなのでお願い出来ませんでした。
チビナビちゃん達は皆仲間です。
だからお願いはすぐに叶います。
だって皆、それぞれにお願いするからです。

こうしてマスター・エリーゼの収納にタマとトラジのおやつがこっそり、じゃんじゃん増えていくのです。

ついでに言うと、ピカ太郎達の為に唐辛子をこっそり色々作ってみたり。
リコの為にジャーキーや燻製肉を作ってみたり。
ヒナの為に色んなリンゴを作ってみたりしてます。
皆、テイムメンバーが大好きです。
後、こっそり飼い葉も作られ収納にゴッリゴリに送られてますがエリーゼはどうやら気が付いてないようです。
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