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側近選び 18 (キース) BL注意!
「キースにしようと思う」
冗談かと思った。
出戻りで既に男を知ってる体で、背も高いし顔立ちだって冷たいと散々言われた。
「そうか、キースは前に一度主を持っていたが構わないか?」
「書類に書いてあったし構わない。必要なのは実力と努力だ、前に主がいたとしてもそれだけで撥ねるのは勿体ない」
こちらでは手垢が付いてると外される事もあるのに、帝国人は違うのだろうか?
「勿体ない……か」
「ええ、実力もあって経験もある。領主隊で経験があるなら大型討伐の経験もあるだろう?キース」
「はい……」
本気なんだ……本気で俺を欲しがってる?
「ではキースを今夜連れて行くんだな」
領主様の声に頷くルーク様。
確かに支度はした、もし万が一にも選ばれるかも知れないとどこかで思ってた。
でも本当に選ばれた。
ビクリと体が竦む……他の三人からの視線が突き刺さる。
それもそうか……帝国の皇子様でいずれは姫様の夫で領主隊の隊長になる。
僅かだけど話せた事は嬉しかった。
それを思い出に新しい主を探そうと思った。
時折見せる笑顔も嬉しかった。
俺だけじゃなくてイワンにもマリクにもルーカスにも優しく微笑んでた。
「ええ。キース、部屋でゆっくり話し合おうか」
「はい」
話し合う……そうか、出戻りの俺は有能だから選んだのか。
この汚れた体を抱く訳じゃないのか……それでも良い。
側においてくれるなら、何処までも仕えれるなら。
立ち上がったルーク様について行く為に立ち上がり一歩を踏み出す。
そこで初めて気が付いた……膝に上手く力が入らない……緊張していた?それとも喜びで?
「緊張してるのか?」
そう声をかけられて手が伸ばされる。
迷いは無かった。
手を取りルーク様の側へと歩み寄る。
視線は背中に突き刺さってるけど気にならない。
俺が選ばれたなら俺は必死に食らい付くだけだ。
「はい。でも嬉しいです」
「じゃあ行こうか」
上手く舌が回らない。
一つ頷いて歩き出したルーク様について歩く。
戻らない戻りたくない。
扉が開けられ部屋を後にした。
ルーク様に手を引かれ連れて行かれるままに歩き続ける。
「ここが今の俺の部屋だ」
「は……い」
部屋の中には誰一人いなかった。
既に人払いされていた。
そのまま手を引かれ扉が開けられた。その先にあったのは寝台と見覚えのある小さな壺が置かれた小机。
話し合うんじゃないのか?
俺は疑問だらけのままルーク様の寝室へと連れ込まれた。
冗談かと思った。
出戻りで既に男を知ってる体で、背も高いし顔立ちだって冷たいと散々言われた。
「そうか、キースは前に一度主を持っていたが構わないか?」
「書類に書いてあったし構わない。必要なのは実力と努力だ、前に主がいたとしてもそれだけで撥ねるのは勿体ない」
こちらでは手垢が付いてると外される事もあるのに、帝国人は違うのだろうか?
「勿体ない……か」
「ええ、実力もあって経験もある。領主隊で経験があるなら大型討伐の経験もあるだろう?キース」
「はい……」
本気なんだ……本気で俺を欲しがってる?
「ではキースを今夜連れて行くんだな」
領主様の声に頷くルーク様。
確かに支度はした、もし万が一にも選ばれるかも知れないとどこかで思ってた。
でも本当に選ばれた。
ビクリと体が竦む……他の三人からの視線が突き刺さる。
それもそうか……帝国の皇子様でいずれは姫様の夫で領主隊の隊長になる。
僅かだけど話せた事は嬉しかった。
それを思い出に新しい主を探そうと思った。
時折見せる笑顔も嬉しかった。
俺だけじゃなくてイワンにもマリクにもルーカスにも優しく微笑んでた。
「ええ。キース、部屋でゆっくり話し合おうか」
「はい」
話し合う……そうか、出戻りの俺は有能だから選んだのか。
この汚れた体を抱く訳じゃないのか……それでも良い。
側においてくれるなら、何処までも仕えれるなら。
立ち上がったルーク様について行く為に立ち上がり一歩を踏み出す。
そこで初めて気が付いた……膝に上手く力が入らない……緊張していた?それとも喜びで?
「緊張してるのか?」
そう声をかけられて手が伸ばされる。
迷いは無かった。
手を取りルーク様の側へと歩み寄る。
視線は背中に突き刺さってるけど気にならない。
俺が選ばれたなら俺は必死に食らい付くだけだ。
「はい。でも嬉しいです」
「じゃあ行こうか」
上手く舌が回らない。
一つ頷いて歩き出したルーク様について歩く。
戻らない戻りたくない。
扉が開けられ部屋を後にした。
ルーク様に手を引かれ連れて行かれるままに歩き続ける。
「ここが今の俺の部屋だ」
「は……い」
部屋の中には誰一人いなかった。
既に人払いされていた。
そのまま手を引かれ扉が開けられた。その先にあったのは寝台と見覚えのある小さな壺が置かれた小机。
話し合うんじゃないのか?
俺は疑問だらけのままルーク様の寝室へと連れ込まれた。
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