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新天地を! 20
「もう良いかな?」
「トールお兄様。ええ、渡せる分だけ渡しましたわ。ってちょっと待って下さい!皆頑張って下さったんでビールを渡しておきますから!」
サッと走って空いてるテーブルに瓶ビールをガシャガシャと出していく。ついでに瓶ごと冷やして飲んでね!と伝えておく。
三番隊がこのままここで野営をするなら私達はそろそろここを出ないと暗くなってしまうから大急ぎです。
……トールお兄様と二人で魔物除けがある境界線へと近付く。そのすぐ脇には道がある。言ってみればここ開拓村と領都を繋ぐ道的な……実際には違うのだけど、この道の先には集落という集落がなくて違う街へと行く迂回路的な存在の道で殆ど使われてはいない。
大街道を使った方が集落もあるし、道自体が良いからそっちを使う人ばかりなのよね。
フレイとアニスが馬達を連れて待っていた。いつの間に……とも思ったけど、肉出すだけでも結構な時間が掛かるから仕方ないわよね。別に側で待たれても困るし。
カワイコちゃん達も一緒に待っててくれて、帰る準備万端です。
「じゃあ、帰りましょう」
「だな」
私とトールお兄様の声でそれぞれ乗って動き出す。
***
夕日の中、領主館へと着いて待ち構えていた厩番に馬を渡す。
「トールお兄様、私すぐに厨房に行ってきます!今日は焼き鳥食べたいんで!」
「ああ!」
何か言われたかも知れないけど、ダッシュで外から回って厨房の外扉を連打する。
「何ですか?」
出て来た若い料理人が私の姿を認めて驚く。
「料理長は?今夜の食事とか作り出してる?」
「えっ……いえ……」
しどろもどろですね。
「おい!どうした!おっ!どうなさった」
「今夜の食事の支度始めちゃった?」
慌てて出て来た料理長が若い料理人とすぐに変わってくれました。
「いや、まだだが」
「じゃあ、今夜は焼き鳥にしましょう!外で!川魚も沢山あるし、ね!」
焼き鳥パーリーしたい!思い切り焼き鳥食べてビール飲むんだ!
「また、何で……」
「鳥系の大型討伐したから、鳥肉沢山あるの!ついでに川で熊系大型も討伐したんだけど、雷落としたら魚がプカプカしたから食べようと思って。ダメ?皆も食べれる位沢山あるの」
ハァ~って料理長が溜息つきました。
「勿論良いに決まってますよ。中に入って鳥肉出して下さい。どんだけ出したって良いですよ、あればあっただけ食えますからね」
ニヤッと笑った料理長が厨房内へとエスコートしてくれる。
ふふ……楽しみだなぁ焼き鳥パーリー。
「トールお兄様。ええ、渡せる分だけ渡しましたわ。ってちょっと待って下さい!皆頑張って下さったんでビールを渡しておきますから!」
サッと走って空いてるテーブルに瓶ビールをガシャガシャと出していく。ついでに瓶ごと冷やして飲んでね!と伝えておく。
三番隊がこのままここで野営をするなら私達はそろそろここを出ないと暗くなってしまうから大急ぎです。
……トールお兄様と二人で魔物除けがある境界線へと近付く。そのすぐ脇には道がある。言ってみればここ開拓村と領都を繋ぐ道的な……実際には違うのだけど、この道の先には集落という集落がなくて違う街へと行く迂回路的な存在の道で殆ど使われてはいない。
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フレイとアニスが馬達を連れて待っていた。いつの間に……とも思ったけど、肉出すだけでも結構な時間が掛かるから仕方ないわよね。別に側で待たれても困るし。
カワイコちゃん達も一緒に待っててくれて、帰る準備万端です。
「じゃあ、帰りましょう」
「だな」
私とトールお兄様の声でそれぞれ乗って動き出す。
***
夕日の中、領主館へと着いて待ち構えていた厩番に馬を渡す。
「トールお兄様、私すぐに厨房に行ってきます!今日は焼き鳥食べたいんで!」
「ああ!」
何か言われたかも知れないけど、ダッシュで外から回って厨房の外扉を連打する。
「何ですか?」
出て来た若い料理人が私の姿を認めて驚く。
「料理長は?今夜の食事とか作り出してる?」
「えっ……いえ……」
しどろもどろですね。
「おい!どうした!おっ!どうなさった」
「今夜の食事の支度始めちゃった?」
慌てて出て来た料理長が若い料理人とすぐに変わってくれました。
「いや、まだだが」
「じゃあ、今夜は焼き鳥にしましょう!外で!川魚も沢山あるし、ね!」
焼き鳥パーリーしたい!思い切り焼き鳥食べてビール飲むんだ!
「また、何で……」
「鳥系の大型討伐したから、鳥肉沢山あるの!ついでに川で熊系大型も討伐したんだけど、雷落としたら魚がプカプカしたから食べようと思って。ダメ?皆も食べれる位沢山あるの」
ハァ~って料理長が溜息つきました。
「勿論良いに決まってますよ。中に入って鳥肉出して下さい。どんだけ出したって良いですよ、あればあっただけ食えますからね」
ニヤッと笑った料理長が厨房内へとエスコートしてくれる。
ふふ……楽しみだなぁ焼き鳥パーリー。
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