婚約破棄されまして(笑)

竹本 芳生

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連載

新天地を! 19

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無事焼き鳥パーリー用のお肉をゲットしたし、良い時間だしで野営地のコンロの近くに行くとテーブルとか出されてました。

「あ!お疲れ様です隊長!姫様!」

次々とこんな言葉がかけられ、トールお兄様の真似してニコニコしながら手を振って歩く。大きなテーブルの前に立ってボウルと言うよりタライにしか見えないボウルをドカッと出して、そこに鳥肉を入れて積み上げる。

「もも肉と胸肉、どれ位の量がいいのかしら?」

「出来ればもも肉多めにお願いします!」

料理担当隊員のもも肉コールが聞こえます(笑)もも肉、ジューシーですものね!サッパリした胸肉も美味しいと思いますけど、焼き鳥ならもも肉ですよね。

「後、串要るわよね?適当でいいますかしら?」

「勿論ですっ!」

うん、食い気味に返事きた。そりゃあこんだけ人多かったらねぇ……ざっと百人越えしてるものね。

「ありがとうございます!足りなくてもそのままやいて食べるんで安心してくださっ!他にも肉が手に入りましたしね!」

「……野菜も食べなさいよ……」

「……おふくろみたいな事言われた……」

は?私がボソッと言った言葉にボソッと小声で返された?し・か・も!おふくろってオカン発言として?あ…あー……そうですよ!前世の年齢プラスしたら立派なオバちゃんですよ!何よ!自覚するとショック感じちゃうでしょう!全然だけど!(笑)
今の私まだピチピチの十八才であと半年もしない内に新妻!になって若奥さんとかになるのよ!新婚さんよ!旦那様になる男だって皇子様で攻略対象でイケメンでイケボでそりゃあもう滅茶苦茶格好いいんだから!
……全然、私ハッピーよ!

「今のは聞かなかった事にするわ。まあ、本当の事だから……無理に食べろとは言わないわ」

「はっ!」

シャキーンと直立不動で敬礼したから、ちょっと笑っちゃった。

「他にも要る部分あるかしら?」

「手羽の辺りを一羽分……出来れば……」

「良いわよ」

空いてるテーブルの所に行ってドカンドカンと大きな手羽を一羽分乗せる。こうして見ると私の収納優秀過ぎる(笑)羽の一枚も残ってません。実にキレイに取り除かれてます。雑だと羽の根元って言うのかな?小さいのが残っててイラッとするのよね。

「こうして見ると大きいわねぇ……」

「でも焼いて食べると美味しいですよ。塩だけでも」

脂ものってるしコラーゲンタップリだもの、手羽は前世から良く食べてたわ。
山ちゃ〇とか風来〇とか懐かしいわ……真似して作って貰おうかしら?でもサイズが違い過ぎるから今回は諦めよう。
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