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新天地を! 32
お母様にも淹れるのは良いけど、出来れば新しい茶葉の物を飲んで貰いたいのよね。
新しい急須を出して新しい茶葉で淹れようっと、その方が私の気分的に楽。
収納リストから新しい急須を出して緑茶を淹れる。パッと見お母様以外は侍女トリオとお父様とアレクの六人、全く同じ手順です。
「どうぞ、緑茶ですわ。熱いので気を付けて下さい」
と言っても紅茶と違って緑茶の方が温いんですけどね。でも、熱いのには変わらないので。
ドキドキしながら緑茶に口をつけるお母様を見る。いつもと変わらないお顔で口をつけたかと思ったら、ふ……と優しい笑顔になって二口、三口と飲み進める。
良かった……お母様のお口に合った様で。
お父様も最初は思案顔だったのに、すぐに穏やかなお顔で飲み干された。
「とても美味しかったわ。そうね、確かに善哉に合いそうなお茶ね」
お母様は朗らかにそう告げると侍女トリオを見て、お茶を飲み干したのを確認するとコンロへと向かって行った。
お母様のスイーツタイムがスタートするんだな……そう思いました。
でもお母様の後ろ姿を幸せそうに見ているお父様……とアレク……はエミリですね。
お母様は侍女トリオとまるで女学生のようにキャッキャしながら栗善哉食べてます。
「楽しそうですね」
不意に聞こえたレイの声にドキリとする。
レイもフレイも侍女トリオを見てます。
「うむ、フェリシアは侍女が増えてから時折ああやってはしゃいでる。ずっと女主人として采配をふるっているが、それでは疲れ果ててしまう。たまにはしゃいで気分転換でもしないとな……それにしても楽しそうだ」
お父様はお母様を愛してる。だからこそ心配もするし、労りもする。
お母様もお父様の事を愛してるから心配する……たまに怒ったりもするけど。
「あんな風に笑ってるのを見るのは初めてかも……」
フレイよ……なんてこったい。ソニアはチミの奥さんじゃろ?無邪気な笑顔の奥さん見た事無いとか残念過ぎだよ!
てか、ソニアもソニアだよ!いっつもどんな顔で夫婦生活送ってるの!気になるじゃないの!
「なんだ、フレイもか?」
「ああ。あんまり一緒の時間が無いからな……」
「あー……まあ、そうだな……」
何、その含みまくった会話!気になる!気になるのですよ!
ん?なんでキャスバルお兄様とトールお兄様はあさっての方向に顔向けてるんですか?………………ああ、ソウデスヨネー。
思い当たる節ありますもんねー……
新しい急須を出して新しい茶葉で淹れようっと、その方が私の気分的に楽。
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「どうぞ、緑茶ですわ。熱いので気を付けて下さい」
と言っても紅茶と違って緑茶の方が温いんですけどね。でも、熱いのには変わらないので。
ドキドキしながら緑茶に口をつけるお母様を見る。いつもと変わらないお顔で口をつけたかと思ったら、ふ……と優しい笑顔になって二口、三口と飲み進める。
良かった……お母様のお口に合った様で。
お父様も最初は思案顔だったのに、すぐに穏やかなお顔で飲み干された。
「とても美味しかったわ。そうね、確かに善哉に合いそうなお茶ね」
お母様は朗らかにそう告げると侍女トリオを見て、お茶を飲み干したのを確認するとコンロへと向かって行った。
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でもお母様の後ろ姿を幸せそうに見ているお父様……とアレク……はエミリですね。
お母様は侍女トリオとまるで女学生のようにキャッキャしながら栗善哉食べてます。
「楽しそうですね」
不意に聞こえたレイの声にドキリとする。
レイもフレイも侍女トリオを見てます。
「うむ、フェリシアは侍女が増えてから時折ああやってはしゃいでる。ずっと女主人として采配をふるっているが、それでは疲れ果ててしまう。たまにはしゃいで気分転換でもしないとな……それにしても楽しそうだ」
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「ああ。あんまり一緒の時間が無いからな……」
「あー……まあ、そうだな……」
何、その含みまくった会話!気になる!気になるのですよ!
ん?なんでキャスバルお兄様とトールお兄様はあさっての方向に顔向けてるんですか?………………ああ、ソウデスヨネー。
思い当たる節ありますもんねー……
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