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新天地を! 201
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芋羊羹美味しい……緑茶を啜ってホッコリする。
お母様もモリモリ食べて今は芋羊羹を食べてます。ご機嫌は何とかなったようです。
ついでに言うとルークもカワイコちゃん達も芋羊羹食べてます。
あ~平和~……
「あー……頭が重いよ……」
「飲み過ぎたな……」
「飲みやすいのと美味いのが……」
示し合わせた訳じゃないだろうけど、そんな事を言いながら食堂に入って来たお父様とお兄様達を見るお母様の目が据わってきました。
これはヤバイ予感!
食堂の扉を開けて入ろうとした途中でピタリと動きを止めたのは悪手ですよ。
「貴方。サッサとお入りになって」
「あっ……ああ……」
お父様もお兄様達も無言で入って来てそのまま席に着きました。
うん、私は流れ弾に当たりたくないので撤退します!
芋羊羹も食べましたしね!
カワイコちゃん達もどうやら食べ終わってるようです。
「ではお母様、私行かなければならないので先に失礼致しますわ」
ホホホ……と笑いながら席を立ちカワイコちゃん達の所に向かう。
「さ、皆行くよ~」
「あ!俺も先に失礼します。ノエル、ルチル行くぞ」
「あ……!」
「ハインリッヒ?」
お父様が何か言いかけたのをお母様、止めました。
声のトーンが低いです!
カワイコちゃん達も分かってるのか何も言わずに付いてきます。
ルークも私と一緒に脱出して来ました。
今、食堂にいるのはお母様とお父様とお兄様達だけです。(メイドとかは抜いてですよ!)
「ヤバかったな……」
食堂を出た瞬間にボソッと言うのはやめて下さい。
「言わないの」
「悪かった」
……今、私達の目の前に見えるのは初々しいバカップルなアニスとキースがニコニコしながら歩いて来る姿です。
リア充爆発しろし……
「……チッ……」
「……え?」
明らかに私の隣から舌打ちが聞こえました。
「いや、すまん……」
「気持ちは分かります」
「そうか……」
そんな私達を見てニッコニコのアニス……と穏やかに微笑むキース。
温度差あるような無いような……いや、でもさっきまでラブラブ感出てたのに……
主に対する感情とかの差かしら?
「エリーゼ様、お待たせしましたか?」
「少しだけよ」
「良かったです!じゃあ行きますか?」
「ええ」
「キース、またね♪」
……アニスったら語尾に何か付いてたわよね?テンション高いし、良い事でもあったのかしら?
「はい」
キースは口数少ないわね……
「じゃあ、また後で」
「ええ、ルークも仕事頑張ってね」
私達はエルフの集落に、ルークは討伐の報告書とか作成しなければならないのだー!なので仕事ガンバレ!なのです。
お母様もモリモリ食べて今は芋羊羹を食べてます。ご機嫌は何とかなったようです。
ついでに言うとルークもカワイコちゃん達も芋羊羹食べてます。
あ~平和~……
「あー……頭が重いよ……」
「飲み過ぎたな……」
「飲みやすいのと美味いのが……」
示し合わせた訳じゃないだろうけど、そんな事を言いながら食堂に入って来たお父様とお兄様達を見るお母様の目が据わってきました。
これはヤバイ予感!
食堂の扉を開けて入ろうとした途中でピタリと動きを止めたのは悪手ですよ。
「貴方。サッサとお入りになって」
「あっ……ああ……」
お父様もお兄様達も無言で入って来てそのまま席に着きました。
うん、私は流れ弾に当たりたくないので撤退します!
芋羊羹も食べましたしね!
カワイコちゃん達もどうやら食べ終わってるようです。
「ではお母様、私行かなければならないので先に失礼致しますわ」
ホホホ……と笑いながら席を立ちカワイコちゃん達の所に向かう。
「さ、皆行くよ~」
「あ!俺も先に失礼します。ノエル、ルチル行くぞ」
「あ……!」
「ハインリッヒ?」
お父様が何か言いかけたのをお母様、止めました。
声のトーンが低いです!
カワイコちゃん達も分かってるのか何も言わずに付いてきます。
ルークも私と一緒に脱出して来ました。
今、食堂にいるのはお母様とお父様とお兄様達だけです。(メイドとかは抜いてですよ!)
「ヤバかったな……」
食堂を出た瞬間にボソッと言うのはやめて下さい。
「言わないの」
「悪かった」
……今、私達の目の前に見えるのは初々しいバカップルなアニスとキースがニコニコしながら歩いて来る姿です。
リア充爆発しろし……
「……チッ……」
「……え?」
明らかに私の隣から舌打ちが聞こえました。
「いや、すまん……」
「気持ちは分かります」
「そうか……」
そんな私達を見てニッコニコのアニス……と穏やかに微笑むキース。
温度差あるような無いような……いや、でもさっきまでラブラブ感出てたのに……
主に対する感情とかの差かしら?
「エリーゼ様、お待たせしましたか?」
「少しだけよ」
「良かったです!じゃあ行きますか?」
「ええ」
「キース、またね♪」
……アニスったら語尾に何か付いてたわよね?テンション高いし、良い事でもあったのかしら?
「はい」
キースは口数少ないわね……
「じゃあ、また後で」
「ええ、ルークも仕事頑張ってね」
私達はエルフの集落に、ルークは討伐の報告書とか作成しなければならないのだー!なので仕事ガンバレ!なのです。
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